ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す

プリウスの燃費性能を徹底解説!ライバル車とも比較してみる(2023年~現行モデル)

プリウスの燃費性能を徹底解説!ライバル車とも比較してみる(2023年~現行モデル)
プリウスの燃費性能を徹底解説!ライバル車とも比較してみる(2023年~現行モデル)

出典:トヨタ「プリウス」デザイン

今日のハイブリッド車の普及に大きく貢献した存在であるトヨタ「プリウス」。初代モデルは世界初の量産ハイブリッドカーとして1997年に登場、2023年1月に登場した現行型は5代目となります。今ではハイブリッドカーはごく一般的な存在になりましたが、現行型のプリウスは従来の優れた燃費性能に加え、デザインや走りなど新たな魅力を持つモデルとして進化しています。

ここでは、プリウスの燃費性能について詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • プリウス(プラグインハイブリッド車を除く)のWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
     駆動方式カタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
    1.8L2WD32.623.7
    E-Four30.7---
    2.0L2WD28.624.9
    E-Four26.722.8
  • ライバル車であるホンダ「シビック e:HEV」よりも低燃費を実現している
  • 新開発のハイブリッドシステムや第2世代のTNGAプラットフォームなどによって「虜になる走り」を追求している

プリウスの燃費性能の特徴

現行型のプリウスは従来型と同じ排気量の1.8Lハイブリッド車に加え、新たに2.0Lハイブリッド車、2.0Lプラグインハイブリッド車をラインナップに追加(定額カルモくんではプラグインハイブリッド車の扱いはなし)しました。

より低燃費を実現しているのは排気量の小さい1.8Lハイブリッド車ではありますが、1.8Lハイブリッドシステムを搭載するのはサブスクリプションサービス「KINTO」の専用グレード「U」もしくは専用カタログに分けられた法人向けのグレード「X」のみであり、メインとなるのは2.0Lモデルといえます。

2.0Lハイブリッドシステムはユニットの最適設計と小型・軽量・高効率化を実現し、プリウスに寄せられる期待を裏切らない低燃費と、ドライバーが運転する楽しさを感じられるリニアで安定した走りを実現しています。

1.8Lハイブリッドシステムにおいてもすべての電動モジュールを刷新し、高いレベルの低燃費を実現しています。

プリウス(プラグインハイブリッド車を除く)のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

 駆動方式カタログ燃費(km/L)
1.8L2WD32.6
E-Four30.7
2.0L2WD28.6
E-Four26.7

 

プリウスの実燃費

プリウスに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、プリウスの実燃費(2023年6月8日時点、プラグインハイブリッド車を除く)は、以下のとおりです。

 駆動方式実燃費(km/L)
1.8L2WD23.7
E-Four---
2.0L2WD24.9
E-Four22.8

 

現在使用されているWLTCモードは、従来日本で使用されてきたJC08モードよりも実燃費に近い現実的な数値が出る燃費の計測方法です。しかし、プリウスにおいてはカタログ燃費と実燃費の乖離が見られ、特に1.8Lモデル 2WD車にその傾向が大きいことがうかがえます。

プリウスとライバル車のカタログ燃費を比較

プリウスのライバル車としては、ホンダ「シビック e:HEV」が挙げられます。ここでは、プリウスとシビック e:HEVのカタログ燃費を比較してみましょう。

ホンダ「シビック e:HEV」

ホンダ「シビック e:HEV」出典:ホンダ「シビック e:HEV」トップ

ホンダの誇るグローバルモデル「シビック」。特に北米市場において高い人気を得ているモデルで、日本では現在ハッチバックモデルのみが展開されています。現行型は2021年8月に登場した11代目で、ハイブリッドモデルである「e:HEV」は2022年6月にラインナップに追加されました。

シビック e:HEVのWLTCモードカタログ燃費は、24.2km/L(2WDのみ)です。プリウスとシビック e:HEVのカタログ燃費を比較してみると、プリウスがより低燃費を実現していることがわかります。

プリウスの走行性能・乗り心地

プリウスの走行性能・乗り心地出典:トヨタ「プリウス」デザイン

現行型のプリウスは低燃費であることだけではなく、デザイン性や走りにも重点を置いています。走りにおいては「虜になる・走り」をコンセプトに、新開発のハイブリッドシステムや低重心化と大径タイヤの採用を可能にした第2世代のTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム、車両応答性やライントレース性を向上させたサスペンションによってドライバーの意のままの走りと上質な乗り心地を実現しています。

モータージャーナリスト・岡崎五朗さんの試乗記でプリウスの走行性能を詳しくチェック!

 

燃費性能に加え、走りにも磨きをかけた現行型プリウス

プリウスはハイブリッド車の先駆者としての燃費性能の良さはそのままに、今の時代にも通用するよう走りにも磨きをかけています。燃費の良さだけではなく運転する楽しさも味わえるハイブリッドカーが欲しい方には良い選択肢となるのではないでしょうか。

よくある質問

Q1:プリウスのWLTCモードカタログ燃費はどのくらい?

A:現行型プリウスのWLTCモードカタログ燃費(プラグインハイブリッド車を除く)は、1.8Lモデル2WD車が32.6km/L、E-Fourが30.7km/L、2.0Lモデル2WD車が28.6km/L、E-Fourが26.7km/Lです。

Q2:プリウスのカタログ燃費と実燃費の差は?

A:プリウスの実燃費(プラグインハイブリッド車を除く)は、1.8Lモデル2WD車が23.7km/L、2.0Lモデル2WD車が24.9km/L、E-Fourが22.8km/Lです。現時点ではプリウスのカタログ燃費と実燃費のあいだには乖離が見られます。

Q3:プリウスとライバル車の燃費を比較すると?

A:プリウスのライバル車としてはホンダ「シビック e:HEV」があります。プリウスとシビック e:HEVのカタログ燃費を比較すると、プリウスがより低燃費を実現しています。

※この記事は2023年6月時点の情報で制作しています

車種から記事を探す

注目のキーワード
LINEで無料診断してみる

©2024 Nyle Inc.