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プリウス(トヨタ)のおすすめグレードを解説!燃費はグレードによって違うの?(2015年~2022年モデル後期)

プリウスのおすすめグレードを解説!燃費はグレードによって違うの?(2015年~2022年モデル後期)
プリウスのおすすめグレードを解説!燃費はグレードによって違うの?(2015年~2022年モデル後期)

出典:トヨタ「プリウス」ギャラリー

車種選びには力を入れていても、その後に待っているグレード選びにはそれほどこだわらない、という方も多いといいます。しかし車はグレードによって仕様が異なるので、グレードの特徴を把握して自分に合ったグレードを選ばないと満足のいくカーライフが遠のいてしまうことになりかねません。

ここではトヨタ「プリウス」のグレードについて、詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • プリウスのグレードは大きく分けて「E」「S」「A」「Aプレミアム」の4種類
  • エントリーグレードの「E」以外には、「ツーリングセレクション」の設定がある
  • おすすめグレードは燃費と実用性のバランスが取れた「S」

トヨタ「プリウス」のグレード構成

プリウスに用意されているパワートレインは1.8L 直立4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム1種類のみです。

グレードは大きく分けて「E」「S」「A」「Aプレミアム」の4種類
加えて、エントリーグレードの「E」以外のグレードにはスポーツグレード「ツーリングセレクション」の設定があります。

さらに、これらに加えて「S“Safety Plus II”」と、「S“ツーリングセレクション・Black Edition”」「A“ツーリングセレクション・Black Edition”」の3種類の特別仕様車がラインナップされています。

なお、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や災害の際に役立つ非常時給電システムが付いた「アクセサリーコンセント」が全車に標準搭載されています。さらに、運転に不慣れな方も安心できるように、「急アクセル時加速抑制」が販売店装着オプションとなっているほか、専用通信機DCMが「E」以外で標準装備となっているのが特徴です。

プリウスのグレードごとの特徴

ここからは、プリウスのグレードごとの特徴を見ていきましょう。

燃費を優先したエントリーグレード「E」

燃費を優先したエントリーグレード「E」「E」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

プリウスNo.1の低燃費を実現

プリウスは優れた燃費性能が自慢のモデルです。このエントリーグレード「E」はプリウスの中でも最も燃費が良く、WLTCモードで32.1km/Lの低燃費を実現しているのが一番の特徴であるといえるでしょう。また、トノカバーやシートバックポケットなどの一部の収納やスマートフォンと連携して利便性を高める8インチディスプレイオーディオなどが省かれている点、ステアリングホイールはウレタン仕様であることなどがエントリーグレードであることを感じさせる部分といえるかもしれません。

スマートキーやオートエアコン、先進安全技術も搭載

スマートエントリー&スタートシステムやオートエアコン、分割可倒式のリアシートなど、実用性にかかわる部分はエントリーグレードとはいえカバーされています。

また、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」やペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)は全車に標準装備されています。

「パーキングサポートブレーキ」は、カメラではなくソナー(超音波)によって障害物を検知するため、例えばコンビニなどの店舗の窓ガラスも検知してブレーキ制御でサポートすることができます。

さらにヘッドランプには1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが可能な「Bi-Beam LEDヘッドランプが採用」されています。
なお、「E」は2WDのみとなり、価格は259万7,000円です。

プリウスの安全性能や「Toyota Safety Sense」について詳しくはこちら

実用的な標準グレード「S」

実用的な標準グレード「S」「S」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

実用性の高さが魅力

標準グレードとなる「S」では、運転席のシート上下機能やフロントコンソールトレイ、大型コンソールボックスなどの収納が追加され、実用性が向上します。
さらに、8インチディスプレイオーディオやコネクティッドサービスを使用するための通信機であるDCM、UVカット・撥水機能付きのフロントドアグリーンガラスなど快適なドライブをサポートする機能も備わっており、日常的に使用するにはこのグレードからが現実的な選択肢になるでしょう。

4WD車の選択も可能

「E」では駆動方式は2WDのみであるのに対し、このグレードからは4WD車も設定されています。燃費も「E」には劣るとはいえ2WD車で30.8km/L、4WD車で28.3km/Lを実現しているので十分な低燃費といえるでしょう。

なお、「S」の価格は、2WDが273万1,000円、4WDが292万9,000円です。

プリウスの燃費性能について詳しくはこちら

快適装備と安全装備が充実する上級グレード「A」

快適装備と安全装備が充実する上級グレード「A」「A」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

快適なドライブを楽しむための装備が充実

上級グレードとなる「A」では、フロントドアガラスに99%紫外線をカットするスーパーUVカット機能付き・撥水機能付きの遮音性ガラスが採用されることに加え、運転席は8ウェイパワーシートになり電動ランバーサポートも装備されるなど、上級グレードらしい快適機能が充実します。

先進安全装備も追加

また、ドアミラーで確認しにくい位置の車両の接近を警告する「ブラインドスポットモニター」、スムーズな駐車をサポートする「シンプルインテリジェントパーキングアシスト(巻き込み警報機能付)」などの先進安全装備が追加され、安全性能を向上させている点も特筆すべきポイントといえるでしょう。

なお、「A」の価格は2WDが300万4,000円、4WDが320万2,000円となります。

上質さを感じさせる最上級グレード「Aプレミアム」

上質さを感じさせる最上級グレード「Aプレミアム」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

本革シートが標準装備に

最上級グレードとなる「Aプレミアム」は、本革シートが標準装備になるほか、ステアリングホイールにも本革があしらわれ上質な雰囲気を感じさせるインテリアが特徴です。

上質さを感じさせる最上級グレード「Aプレミアム」2出典:トヨタ「プリウス」スペック・装備比較

フロントシートは快適温熱シートになり、さらにベンチレーション機能も搭載され季節を問わず快適なドライブが楽しめる仕様になっています。

なお、「Aプレミアム」の価格は、2WDが333万1,000円、4WDが352万9,000円です。

プリウスの内装について、詳しくはこちら

「E」以外のグレードに設定される「ツーリングセレクション」

「E」以外のグレードに設定される「ツーリングセレクション」1「ツーリングセレクション」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

エントリーグレードの「E」以外に設定される「ツーリングセレクション」は、専用のブラック塗装のリアバンパーや専用の17インチのアルミホイール、LEDアクセサリーランプを装着し、迫力のあるスタイリングが魅力のスポーツグレードです。

また、「S」や「A」には、通常装備されない快適温熱シートが追加されている点にも注目。さらに「ツーリングセレクション」では2トーンのボディカラーが選択できるため、ルックスにこだわる方には魅力的な選択肢となるでしょう。

「A”ツーリングセレクション”」の価格は、2WDが317万1,000円、4WDが336万9,000円、「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」は2WDが344万2,000円、4WDは364万円です。
また、「S”ツーリングセレクション”」は2WDが290万2,000円、4WDが310万円です。

特別仕様車「S“Safety Plus II”」

特別仕様車「S“Safety Plus Ⅱ”」「S“Safety Plus II”」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

2020年7月に追加された「S“Safety Plus II”」は、「S」をベースにして先進安全技術を追加し、安全性能を高めた特別仕様車です。

ベースモデルの「S」では通常搭載されない安全な車線変更をサポートする「ブラインドスポットモニター」や車両後方からの接近車両を検知して安全確認をサポートする「リヤクロストラフィックアラート」、さらにLEDフォグランプや自動防眩インナーミラーなどが特別装備として搭載されます。

「S“Safety Plus II“」の価格は、2WDが281万4,000円、4WDが301万2,000円です。

ブラックの内外装が魅力的な「Black Edition」

ブラックの内外装が魅力的な「Black Edition」出典:トヨタ「プリウス」価格・グレード

「S“ツーリングセレクション”」「A“ツーリングセレクション”」に設定のある「Black Edition」は、オートレベリングBi-Beam LEDヘッドランプのブラック加飾、ブラック塗装樹脂加飾パーツ付きの17インチアルミホイールなど、効果的にブラックをあしらってクールでスタイリッシュな装いを実現した特別仕様車です。

インテリアにもダークメッキ調加飾などを使用し、洗練された雰囲気に仕上げています。

この「Black Edition」の運転席や助手席にも、「ツーリングセレクション」同様に快適温熱シートが装備されています。気温の低い季節も快適に運転を楽しむことができるでしょう。

「A“ツーリングセレクション・Black Edition“」の価格は、2WDが321万6,000円、4WDは341万4,000円です。また、「S“ツーリングセレクション・Black Edition“」は2WDが294万7,000円、4WDは314万5,000円となります。

カーリースならプリウスの上級グレードも夢じゃない

プリウスに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースでは現金で支払わなければなりません。

また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。

車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。

しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのプリウスを手にすることが可能になります。

カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ

カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。
月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます

リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利という概念もありません。

プリウスのおすすめグレードは「S」

プリウスを選ぶ方が車に求めていることはやはり「低燃費」が一番なのではないでしょうか。しかしプリウスの中で最も燃費の良い「E」は省かれている装備も多くマイカーとしては物足りなさを感じるかもしれません。実用性と燃費のバランスを考慮するのであれば、実用性が高い「S」グレードがおすすめです。

上質な走りを求める方やルックスに少し変化をつけたい方は「S“ツーリングセレクション”」や「S“ツーリングセレクション・Black Edition”」もいいでしょう。

グレード選びはカーライフの満足度を左右するので、じっくりと吟味して自分に合ったグレードを選んでください。

よくある質問

Q1:プリウスのグレード構成は?

A:プリウスのグレードは「E」「S」「A」「Aプレミアム」の4種類に大きく分けられます。これに加え、エントリーグレードの「E」を除き、スポーツグレードといえる「ツーリングセレクション」の設定があります。さらに、「S“Safety Plus II”」「S“ツーリングセレクション・Black Edition”」「A“ツーリングセレクション・Black Edition”」の3種類の特別仕様車もあります。

Q2:プリウスのグレードごとの特徴は?

A:「E」は燃費性能を追求したグレードで、プリウスの中で最も低燃費を実現しています。「S」になるとディスプレイオーディオやDCMと呼ばれる通信機を搭載し、コネクティッド機能などが使用できます。「A」は快適装備・安全装備ともに充実するのが特徴。「Aプレミアム」は本革シートを採用し、上質なインテリアが魅力のグレードです。

Q3:プリウスのおすすめグレードは?

A:装備と価格のバランスが良く、実用性も高い「S」がプリウスのおすすめグレードといえるでしょう。ルックスにこだわりがある方には「S“ツーリングセレクション”」や「S“ツーリングセレクション・Black Edition”」も選択肢に入ってくるかもしれません。

※この記事は2022年12月時点の情報で制作しています

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