愛車を売却するときは、自分の希望に合致する買取業者と取引したいと考える人が多いでしょう。しかし、査定額や接客など、すべてに満足できる中古車買取業者を見つけるのは簡単ではありません。

そこで、当編集部では中古車売却経験のある人を対象に独自アンケートをおこない、業界大手「ガリバー」の車買取サービスの評判や口コミをくわしく調査。車の売却を検討している人はぜひ参考にしてください。

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ガリバーの基本情報とサービスの特徴

「ガリバー」は株式会社IDOM（イドム）が運営する日本最大級の中古車買取・販売チェーン。全国に約460店舗を展開し、1994年の創業から累計取引台数500万台以上の実績があります。

全国どこからでもアクセスしやすい広大な店舗ネットワークに加えて、オンラインでの無料査定や出張査定にも対応。メーカーや車種、国産車、輸入車を問わず、あらゆる中古車を取り扱っており、豊富な取引実績に基づく適正価格での買取が強みです。

さらに、大型ショッピングモール内のライフスタイル提案型店舗「HUNT」や車から降りずに査定ができる「ガリバードライブスルー査定」（※）、個人売買マッチングサービス「ガリバーフリマ」など、車の買取から販売までの幅広いニーズに応える包括的なサービスを次々と展開。常に業界をリードし続けるパイオニア的存在です。

※一部店舗でのみ提供

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ガリバーの評判は？ アンケートでわかった利用者の本音

当編集部では「ガリバー」で車を売却した経験がある20代～60代の男女にクラウドワークスを介して独自アンケートを実施。

実際の利用体験に基づいた評価や感想を調査した結果、入金スピードや利便性、スムーズな手続きに対する高い評価が寄せられた一方で、複数の利用者から営業電話の頻度、担当者の態度や知識に関する不満の声がありました。

実際の口コミを紹介します。

※アンケートは「クラウドワークス」で2024年2月に回収

買取価格が安すぎる？ 査定額に対する評価と口コミ

 

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入金が遅い？ 手続きや入金に対する評価と口コミ

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態度が悪い？ 接客に対する評価と口コミ

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【総評】 アンケートで判明したガリバーの本当の評判

アンケートを集計した結果、「ガリバー」の評価には賛否両論が混在していました。

多くの口コミでは、大手企業であることの安心感や査定から入金までの迅速な対応、店舗の立地や出張査定などの利便性を高評価。一方で、頻繁な電話営業をはじめ、担当者との連絡の取りにくさ、レスポンスの遅さなどに対する指摘も見られました。

「ガリバー」は全国に約460店舗という業界トップクラスの展開規模のため、全店舗で接客レベルを均一化するのは難しいことかもしれません。

これらを踏まえて、「ガリバー」がおすすめの人の特徴をこちらにまとめています。

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ガリバーの車買取のメリット

ここでは、利用者の口コミや評価に基づいて「ガリバー」を利用するメリットを紹介します。

愛車を最適な価格でスムーズに売却するためには、適切な業者選びが重要です。買取業者ごとに異なる特徴があるため、「ガリバー」が条件にマッチするかどうか、以下のメリット・デメリットを確認してください。

低年式車や多走行車でも売却できる可能性がある

「ガリバー」では、その店舗数と豊富な販売機会から、他社では価格がつきにくい低年式車や多走行車でも買取価格がつくことがあります。古い車や走行距離10万km以上の車の売却を考えている人は、まず「ガリバー」で無料査定をしてみましょう。

ただし、「ガリバー」の廃車取引では原則として9,800円の手数料がかかります。「ガリバー」で中古車を同時購入する場合は手数料が無料になるケースもありますが、車の処分を検討している人は、廃車の引き取りや手続き代行費用が無料の「カーネクスト」がおすすめです。

契約金は最短2営業日で入金可能

「ガリバー」を利用する大きなメリットのひとつは迅速な入金フローです。売却手続き完了後、最短2営業日で入金が完了するため、すぐに現金化したい人とっては利用の決め手となるでしょう。

アンケート結果では、半数以上の人が即日から3日以内に売却が完了したと報告しています。来店査定かつ必要な書類がすべて揃っている場合には、査定当日に車の引き渡しを完了できる可能性もあります。

中古車買取にスピード感を求める人は、「ガリバー」での取引に満足できることが多いはずです。

圧倒的店舗数で全国どこでも利用しやすい

「ガリバー」は全国に約460店舗という業界最多クラスのネットワークがあり、アクセスのしやすさは他社と比べて圧倒的です。愛車の持ち込みや売却後の交通手段などを考えると、近隣で店舗を見つけやすい「ガリバー」は利便性が高いでしょう。

また、「ガリバー」は中古車販売もおこなっているため、売却後に中古車の購入を検討している人は価格交渉をすることも可能です。車の売却と購入を予定している人は、希望に見合う取引ができる可能性があります。

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ガリバーの車買取のデメリット

次に、「ガリバー」を利用するデメリットを紹介します。以下の点を考慮してから、「ガリバー」を利用するか検討しましょう。

営業電話の頻度が高い

アンケートによると、「ガリバー」利用者の不満でもっとも多かったのは、査定後の営業電話やダイレクトメールでした。「ガリバー」では査定後に愛車売却の催促や中古車の購入を勧められる場合があり、一部の利用者にとって不快な体験となったようです。

積極的な営業や高頻度のフォローアップは、人によっては過剰に感じられる場合があります。営業を受けたくない場合や断るのが苦手な人は、しつこい営業を一切しないと公約している「アップル」での取引を検討してみましょう。

店舗や担当者によって対応スピードが異なる

圧倒的な店舗数を誇る「ガリバー」ですが、店舗によって顧客サービスや担当者の知識にはばらつきがあるようです。

利用者の口コミでは、「ガリバー」のサービスに対して高い期待を持っていたがために、実際の接客にギャップを感じたという人や、担当者によって対応スピードに差があるとコメントした人も。

「ガリバー」は大型店舗以外では査定士が少ない場合があり、希望するスピードで対応してもらえない可能性もあります。利用する際は事前に各店舗の評判や口コミも確認しておくと安心です。

買取価格の交渉をしづらい

「ガリバー」の査定では、査定士のペースで取引が進められてしまい、価格交渉が難しかったという意見も見られました。価格交渉に自信がない人にとっては、希望額での売却が困難になり、最適な売却機会を逃す可能性も考えらます。

「ガリバー」で中古車売却を検討している人は、愛車がどのくらいの価格で取引されているのか、事前にこのページで相場を調べておきましょう。

ガリバーの車買取がおすすめな人の特徴

「ガリバー」の車買取のメリットとデメリットを踏まえて、さまざまな買取業者の中から「ガリバー」が特に適している人の特徴をまとめました。以下を参考にしてください。

状態の良くない車を売りたい人

年式が古い車や故障部位がある車など、他社では評価されないような車でも「ガリバー」では価値を見出してもらえる可能性があります。

過去の豊富な取引実績に基づく公正な査定を通じて、意外な価格がつくこともあるため、状態が良くないと諦めずに、一度「ガリバー」に相談してみることをおすすめします。

なるべく早く現金化したい人

「ガリバー」では売却手続き後、最短2営業日でのスピード入金が可能です。仕事や引っ越しなどで時間が限られている場合やすぐに現金が必要な場合には「ガリバー」を利用することが大きなメリットになるでしょう。

ただし、提出書類の確認や店舗の混雑状況によって変動することがあるため、くわしい入金日は事前に店舗や担当者に確認してください。

店舗へ出向かずに売却したい人

「ガリバー」では無料の出張査定サービスがあり、顧客が指定した場所での査定が可能です。出張査定を利用した場合も査定額が減額されることはなく、査定が完了してから金額提示まで約10分というスピード感。

また、不動車や車検切れの車など、店舗への持ち込みが難しい車でも依頼OK。出張査定後に契約をすれば、そのまま車を引き取ってもらえるため、手間なく車を売却できます。

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ガリバーと一括査定どちらがおすすめ？

 

愛車をより高く売却したい場合は一括査定サービスの利用がおすすめです。今回、当編集部がおこなったアンケート結果でも、車の売却時には平均して2～3社に相見積もりをしているケースが多いことがわかっています。

一括査定サイトは複数の買取業者から見積もりを一度に取得できるため、手間や時間をかけずに愛車の市場価格を把握しやすく、最高額を提示する業者を選ぶことが可能です。

ただし、複数の業者とのやり取りが必要になり、基本営業電話もかかってきます。この点は、一括査定サイトのデメリットでもあります。

多少の時間や手間をかけてでも最高額を求める人は一括査定サイト、信頼できる業者とじっくり取引したい人には「アップル」のような買取業者が向いているでしょう。

なお、一括査定サイトなら20社への同時査定依頼から上位3社のみとのやり取りで済む「MOTA（モータ）」、電話でなくメール連絡の希望を出せる最大手「カーセンサー」がおすすめです。

ガリバーの買取申し込み方法

「ガリバー」で車の売却を検討している人は、まず無料査定を申し込みましょう。WEBまたは電話での申し込みが可能です。ここでは、WEBからの申し込み方法を説明します。

まず、公式サイトの「無料査定申し込み」ページへアクセスします。メーカー・車種・年式・走行距離などの基本的な車両情報と連絡先の情報を入力して申し込みボタンをクリック。その後、24時間以内に「ガリバー」の担当者から電話で概算査定額の連絡があります。

また、公式サイトでは過去6ヶ月の買い取り・下取りの相場を公開しているので、おおよその査定金額を事前にシミュレーションすることもできます。査定後に必ず売却する必要はありません。まずは、愛車の価値を知るために、「ガリバー」の無料査定を申し込んでみましょう。

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ガリバーの車買取でよくある質問

Q1：ガリバーは飛び込みで買取してもらえる？

「ガリバー」では飛び込みでの買取査定も可能です。ただし、店舗の混雑状況によって待ち時間が発生する場合があります。スムーズな査定を希望する場合は、事前に電話やWEBサイトから査定予約をすることをおすすめします。

Q2：ガリバーは契約後にキャンセルできる？

「ガリバー」では、契約した車両が未入庫の場合は無償でキャンセル可能です。ただし、書面で契約解除手続きをおこなう必要があります。

車両がすでに入庫済の場合は、契約書に記載された条件によってキャンセルの可否が変わるため、契約書を確認の上、店舗に直接確認してください。

Q3：ガリバーの車買取はネットや電話だけで完結できる？

「ガリバー」はWEBサイトや電話での査定申し込みは可能ですが、最終的な買取契約には実車の査定が必要になります。

電話またはWeb査定のみで愛車を売却したい人は、実車査定不要の「カーネクスト」がおすすめです。

Q4：ガリバーは車のローンが残っていても買取してくれる？

「ガリバー」ではローンが残っている車の買取も可能です。買取価格からローンの残額を差し引いた金額が支払われます。ただし、ローン残高が買取価格を上回る場合は、その差額を顧客側が支払う必要があります。ローンの手続きや名義変更などは「ガリバー」が対応してくれます。

 

Q5：ガリバーは車検切れの車でも買取してくれる？

「ガリバー」では車検切れの車も買取しています。車検の有無は査定額に影響を与えるポイントのひとつですが、車検が切れているからといって買取が不可になることはありません。

Q6：ガリバーは輸入車でも買取してくれる？

「ガリバー」では輸入車も買取対象です。国産車だけでなく輸入車も幅広く取り扱っており、各車種の市場価値に基づいた適正な査定をおこなっています。輸入車の買取相場も公式サイトでシミュレーションすることができます。

Q7：ガリバーは契約後に売却価格が減額されることがある？

「ガリバー」では原則として契約成立後の価格減額はありません。ただし、契約後に車両の改造や修理歴、冠水歴などが発覚した場合、契約の見直しや価格の再交渉がおこなわれる可能性があります。

Q8：ガリバーは車検証がなくても取引できる？

「ガリバー」での取引には車検証が必須です。車検証を紛失した場合は、最寄りの運輸支局で再発行の手続きをおこない、その後で買取の手続きを進める必要があります。

【結論】ガリバーの車買取はおすすめ？ 高く売れる？

「ガリバー」の車買取は、全国ネットワークの利便性と売却完了から入金まで最短2営業日という迅速な取引で多くの顧客に選ばれています。

ただし、利用者の口コミにもあったように、接客の質やスピード感は店舗や担当者によって異なるため、すべての人に対して一概におすすめできるわけではありません。しかし、その店舗規模や信頼性から、「ガリバー」の無料査定を利用してみる価値は十分にあるでしょう。

少しでも高額査定を目指し、スムーズに愛車を手放したいなら、「ガリバー」以外の買取業者と比較してみることをおすすめします。買取価格だけでなく、サービスの質なども考慮して、自分の希望に合う業者を選択することが大切です。

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※この記事は2024年3月時点の情報で制作しています