査定額や接客などすべてに満足できる中古車買取業者を見つけるのは簡単ではありませんが、利用者の評価や口コミを確認することで、希望に合った業者を見つけるのに役立つでしょう。
そこで、当編集部では中古車売却経験のある人を対象に独自アンケートを実施し、「カーネクスト」の車買取サービスの評判や口コミを調査。車の売却を検討している人はぜひ参考にしてください。
カーネクストの基本情報とサービスの特徴
「カーネクスト」は実店舗をもたない中古車買取業者です。実車査定をおこなわず、電話やオンラインによる無料査定で買取金額を提示。車両の引き取りや各種手続きもすべて無料で代行してくれます。
国産車から輸入車まで買取車種は幅広く、店舗を持たないことで削減されるコストを買取価格に還元。パーツや資源にリサイクルできる販路を有しているため、中古車としては販売できない車や廃車になるような状態の悪い車でも原則0円以上での買取を約束しています。
累計買取台数は2012年のサービス開始から45万台(※)を突破。当編集部が車買取経験者239人に対しておこなったアンケート調査においても、その利便性や手続きのスムーズさから、車買取業者のおすすめランキングで堂々の1位に選ばれています。
※2022年時点・カーネクスト調べ
会社名 | 株式会社カーネクスト/CARNEXT INC. |
代表者 | 折戸 一貴 |
所在地 | 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB 18階 |
設立 | 2008年4月 |
事業内容 | マッチングプラットフォーム事業 インターネットメディア事業 カーネクスト・Smartオークション等の運営 |
カーネクストの評判は? アンケートでわかった利用者の本音
当編集部では「カーネクスト」で車を売却した経験がある20代~60代の男女にクラウドワークスを介して独自アンケートを実施。
実際の利用体験に基づいた評価や口コミを調査した結果、実車査定不要の利便性や接客に対する高評価が寄せられた一方で、営業電話の頻度や入金スピードに関する不満の声がありました。
以下に実際の口コミを紹介します。
買取価格が安すぎる? 査定額に対する評価と口コミ
この記事のPOINT
- 約半数が査定額に満足と回答
- 査定額は低めだが状態の悪い車にも値がつく
- 買取額は原則0円以上だが0円の場合もある
査定額に対する評価:★★★★★
15年落ちで走行距離も15万kmを超えていたので廃車にしかならないと思っていたのですが、6万円で買い取ってくれました。
査定額に対する評価:★★☆☆☆
私の乗っていたデリカは車高を上げたり、さまざまなカスタムをしていたのですが、逆に乗り手を選ぶと言われ評価して貰えなかったので、カスタムカー専門店の方が高く売れたのかと思っています。
査定額に対する評価:★★★★☆
カーネクストの査定額が他社よりも高く、予想していた金額を上回っていたことが大変満足できました。手続き面でも担当者が丁寧に説明してくれ、スムーズに買取まで進めることができたと思います。
査定額に対する評価:★☆☆☆☆
他の業者は値段が付かないやオークションに出しますといった査定だったが、カーネクストだけ1万以上になったので、良くはなかったが仕方なく妥協した。
査定額に対する評価:★★★☆☆
ディーラーで引き取ってもらうと2万円くらいと言われた中古車が6万円で引き取ってもらえたので満足です。
入金が遅い? 手続きや入金に対する評価と口コミ
この記事のPOINT
- 8割以上が手続き・入金スピードに満足と回答
- 査定申込から車両引取までが迅速
- 入金までの日数がかかる場合もある
手続き・入金の早さに対する評価:★★★★☆
カーネクストを利用して満足・よかったことは、入金の早さがとてもよく資金難を解消できたことです。
手続き・入金の早さに対する評価:★★★★☆
振り込みまでの時間は数週間と聞いていたのですが、結局は1ヶ月ほどかかってしまったのが残念です。
手続き・入金の早さに対する評価:★★★★★
査定を依頼して直ぐに結果がでましたし、予想していた金額より高く売れて良かったです。また事務手続きや自動車税の返還手続きなども一括しておこなってくれたので本当に楽だった。
接客に対する評価:★★★☆☆
入金までが思っていたよりも時間がかかったので、もう少し早ければよかったのになと思った。
査定額に対する評価:★★★☆☆
廃車にかかる費用がすべて無料なので、傷が多い車や廃車当然の車をダメもとで依頼できます。0円でも良いと思って査定しましたが、少額ですが手元に残って良かったです。また、査定から買取確定、入金までのプロセスが早く、何のストレスもなかったです。
態度が悪い? 接客に対する評価と口コミ
この記事のPOINT
- 9割以上が接客態度に満足と回答
- 電話対応が丁寧で説明がわかりやすい
- 売却の催促や営業電話がある
接客に対する評価:★★★★☆
査定や売却の際、丁寧に説明してくれるなど、接客態度のよさを感じました。また、とても親切にしていただいたので個人的にはとても満足しています。
接客に対する評価:★★★★☆
担当者によって車に関する知識や経験にばらつきがあり、査定結果が出るまで不安に感じることもありました。
接客に対する評価:★★★★☆
接客態度が良く手続きの説明もわかりやすかったのが良かったです。すぐに売ることができました。
接客に対する評価:★★★★☆
速く対応したいという気持ちはわかるのですが、はじめのうち仕事の時間中に何度も電話が来たため、若干辟易しました。
接客に対する評価:★★★★☆
高くはなかったですけど車の状態からして売れただけ良かったですし、対応も丁寧で良かったです。
【総評】 アンケートで判明したカーネクストの本当の評判
アンケートを集計した結果、「カーネクスト」の評価はポジティブなものとネガティブなものが混在していることがわかりました。
カーネクストに対する肯定的な口コミで目立ったのは、「他社では価格がつかなかった車でも買取してもらえた」「接客が丁寧で対応も迅速」という意見です。特に、接客については9割以上の利用者が満足と回答しており、「カーネクスト」のサービスの質の高さがうかがえます。
しかし、入金スピードについては評価が割れています。「カーネクスト」では車の引取から原則1~2週間程度での振込をうたっていますが、中には1ヶ月以上かかったという人も。
また、頻繁な営業電話や売却を急かすような対応への不満の声も見られました。ただし、それらは「カーネクスト」に対する期待値との乖離や担当者の対応の差によるところが大きいようです。
これらを踏まえて、「カーネクスト」がおすすめの人の特徴をこちらにまとめています。
カーネクストの車買取のメリット
ここでは、利用者の口コミや評価に基づいて「カーネクスト」を利用するメリットを紹介します。
愛車を最適な価格でスムーズに売却するためには、適切な業者選びが重要です。買取業者ごとに異なる特徴があるため、「カーネクスト」が希望の条件にマッチするかどうか、以下のメリット・デメリットを確認してください。
どんな車でも0円以上の買取を保証
「カーネクスト」では事故車・故障車・水没車など、どんな状態の車でも原則として0円以上での買取を保証しています。自走が難しい車でも無料で車両を引き取りに来てくれるため、コストや手間をかけずに売却できるのは大きなメリットです。
ディーラーや一般の買取業者は再販を目的としているため、転売困難な車の買取に消極的なのに対し、「カーネクスト」では海外への輸出や部品のリサイクルを通じて状態が悪い車にも価値を見出し、買取をおこなっています。
一見では価格がつかないと思われがちな車でも、「カーネクスト」であれば売却できるチャンスがあるため、まずは無料査定で愛車の価値を確認してみましょう。
実車査定や引取時の立ち会いが不要
「カーネクスト」は実車査定をおこなわず、査定から契約、車両の引き取り日時の設定まで、すべて電話で完結します。名義変更の手続きやレッカー車の手配も「カーネクスト」がおこなってくれるため、売却にかかる労力をかなり削減することができます。
車両の引き取りは年中無休で対応しており、申し込みから1週間程度で引き取ってもらえることが多いようです。空き状況によっては休日や祝日も可能です。
また、何らかの理由で車両の引き取りに立ち会えない場合でも、立ち会い不要での引き取りについて柔軟に対応してもらえるため、まずはスケジュールを問い合わせてみましょう。
廃車手続きの代行費用が無料
「カーネクスト」では廃車手続きの代行サービスを無料で提供。廃車手続きは複雑で時間もコストもかかる作業ですが、「カーネクスト」では必要書類を提出するだけで、レッカー車の手配や廃車手続きを無料で代行してくれます。
廃車に伴う自動車税の還付手続きも「カーネクスト」が無料サポート。ただし、自動車税は毎年4月に前年度の登録車両に対して請求されるため、廃車のタイミングによっては不要な自動車税を支払わなければならない場合も。
廃車を希望する人には「カーネクスト」での取引がおすすめですが、適切なタイミングかどうか担当者に相談してみると良いでしょう。
カーネクストの車買取のデメリット
次に、「カーネクスト」を利用するときに注意したいデメリットを解説します。以下の点を考慮してから、「カーネクスト」と取引するかを検討しましょう。
電話での合意後はキャンセル料が発生する
「カーネクスト」では、成約後のキャンセルには一律3万円の違約金が発生します。「カーネクスト」は実車査定がなく、電話で提供された車両情報をもとに査定額を提示し、その金額に合意すれば買取契約が成立するシステムです。口頭での合意が正式な成約と見なされるため、慎重に判断しましょう。
成約直後のキャンセルであっても例外なく違約金が適用されるため、他の買取業者と比較・検討している場合や、売却を迷っている場合には即答しないように注意してください。
査定後に営業電話がある
アンケート結果によると「カーネクスト」の利用者の中で不満が多かった点は、査定後の電話連絡でした。電話の多くは売却の意思確認や提案、手続きの説明などですが、一部の利用者にとっては売却を急かされていると感じたり、ゆっくり検討する時間がないと感じたりするようです。
「カーネクスト」には実店舗がないため、担当者とのやりとりは主に電話かショートメールになります。時間をかけて検討したい人や営業を受けたくない人、提案を断るのが苦手な人は、しつこい営業を一切しないと公約している「アップル」での取引を検討してみましょう。
価格交渉や車の付加価値をアピールしづらい
「カーネクスト」では実車を直接見ることなく、電話で提供された情報に基づいて査定がおこなわれます。そのため、車の細かい状態や付加価値を査定士に直接アピールし、価格交渉をおこなう機会が限られています。
「カーネクスト」に限らず、オンラインや電話での査定システムは、オークション相場や過去取引に基づいて自動的に価格を算出することが多いため、個別の交渉余地が少なくなりがちです。対面でのサービスや価格交渉を重視する人とっては「カーネクスト」では満足できない可能性もあるでしょう。
カーネクストの車買取がおすすめな人の特徴
「カーネクスト」を利用するメリットとデメリットを踏まえて、さまざまな買取業者の中から「カーネクスト」が特に適している人の特徴をまとめました。以下を参考にしてください。
廃車を希望する人
「カーネクスト」は、廃車を考えている人にとっては理想的な業者のひとつです。自分で廃車手続きをおこなう場合は、2~7万円程度の費用が発生し、手続きも煩雑になることが多いですが、「カーネクスト」が廃車手続きを一手に引き受けてくれるため、利用者は必要書類を提出するだけで済みます。
さらに、廃車手続きにかかる費用もレッカー費用もすべて無料。業者によっては対応エリアが限られているため、車の引き取りを断られてしまうケースもありますが、「カーネクスト」は日本全国(離島を除く)対応可能です。
廃車を前提に考えている場合は、「カーネクスト」に相談してみると良いでしょう。
状態の良くない車を売却したい人
年式が10年以上の車をはじめ、廃車寸前の事故車や故障車など、一般的には評価されないような車でも、原則0円以上で買取してくれる「カーネクスト」なら価格がつくチャンスがあります。
ディーラーや他社では価値が認められなかった車でも買取してもらえることが多く、たとえ「カーネクスト」での査定が0円だった場合でも、廃車手続きの費用やレッカー代を負担してくれるため、デメリットは少ないでしょう。
意外な価格がつくこともありますので、状態が良くないと諦めずに、一度「カーネクスト」の無料査定を利用してみることをおすすめします。
非対面で車を売却したい人
「カーネクスト」では電話のやり取りのみで売却手続きが完了します。車の引き取り時以外はすべて非対面で手続きが完了するため、直接の対面取引を避けたい人や限られた時間で車の売却を考えている人に最適です。
オンラインまたは電話で無料査定を申し込み、提示された買取価格に同意すれば、電話で車の引き取り日を設定します。指定の場所まで車を引き取りに来てくれるため、売却プロセスが非常にスムーズです。
また、引き取り時に立ち会えない場合でも、立ち会い不要での引き取りも相談できるため、車の持ち込みや手続きの時間がない人は「カーネクスト」を利用する価値があるでしょう。
カーネクストと一括査定どちらがおすすめ?
愛車をより高く売却したい場合は一括査定サービスの利用がおすすめです。今回当編集部がおこなったアンケート結果でも、車の売却時には平均して2~3社に相見積もりをしているケースが多いことがわかっています。
一括査定サービスは複数の買取業者から見積もりを一度に取得できるため、手間や時間をかけずに愛車の市場価格を把握しやすく、最高額を提示する業者を選ぶことが可能です。ただし、複数の業者とのやり取りが必要になり、営業電話もあります。この点は、一括査定サービスのデメリットでもあります。
多少の時間や手間をかけてでも最高額を求める人は一括査定サイト、利便性や手続きのスピード感を求める人には「カーネクスト」が向いているでしょう。
なお、一括査定サイトなら20社への同時査定依頼から上位3社のみとのやり取りで済む「MOTA(モータ)」、電話でなくメール連絡の希望を出せる最大手「カーセンサー」がおすすめです。
こちらの記事では、一括査定サイトのランキングと利用者の口コミ・不満点などを紹介しています。
カーネクストの買取申し込み方法
「カーネクスト」で車の売却を検討している人は、まず無料査定を申し込みましょう。Webまたは電話での申し込みが可能です。ここでは、Webからの申し込み方法を説明します。
まず、公式サイトの「無料査定申し込み」ページへアクセスします。メーカー・車種・年式・走行距離などの基本的な車両情報と連絡先の情報を入力して「今すぐ価格をチェック」をクリック。その後、「カーネクスト」の担当者から電話連絡があります。
「カーネクスト」では電話ですべての査定が完了します。査定後に必ず売却する必要はないため、まずは愛車の価値を知るためにも「カーネクスト」の無料査定を申し込んでみましょう。
カーネクストの車買取でよくある質問
Q1:カーネクストは契約後にキャンセルできる?
「カーネクスト」は契約成立前であれば無料でキャンセル可能です。しかし、契約成立後のキャンセルは一律3万円の違約金が発生します。「カーネクスト」では電話での口頭合意で契約が成立します。電話で取引合意をしたタイミングからキャンセル料の適用対象となるため、合意のタイミングには注意してください。
Q2:カーネクストは車のローンが残っていても買取してくれる?
ローンが残っている車の買取は完済を条件に買取が可能です。すでに完済している場合や、所有権が債務者当人に帰属する場合、所有権解除手続きができれば「カーネクスト」での買取が可能です。くわしくは、「カーネクスト」のQ&Aページを確認してください。
Q3:カーネクストは車検切れの車でも買取してくれる?
「カーネクスト」では車検切れの車も買取しています。車検の有無は査定額に影響を与えるポイントのひとつですが、車検が切れているからといって買取が不可になることはありません。
車検が切れている場合は、レッカー車での引き取りや仮ナンバーの取得が必要となるため、査定時に必ず申告しましょう。
Q4:カーネクストは輸入車でも買取・廃車手続きしてくれる?
「カーネクスト」では輸入車も買取対象です。国産車だけでなく輸入車も幅広く取り扱っており、各車種の市場価値に基づいた適正な査定をおこなっています。
廃車手続きは輸入車も国産車も同じプロセスで対応していますが、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」とで必要な書類が異なります。「カーネクスト」は原則0円以上で買取してくれるため、廃車の前に無料査定を依頼してみると良いでしょう。
Q5:カーネクストは契約後に売却価格が減額されることがある?
「カーネクスト」では原則として契約成立後の価格減額はありません。ただし、査定時に動いていた車が引取時には動かなくなっているなど、大きな変化は減額対象になります。また、未申告の車両の改造や修理歴などが発覚した場合、契約の見直しや価格の再交渉がおこなわれる可能性もあります。
Q6:カーネクストは車検証がなくても取引できる?
通常、車検証を紛失した場合には運輸支局にて車検証の再発行手続きをする必要があります。ただし、車検証なくても買取手続きを進めることができる場合もあるため、再発行手続き前に「カーネクスト」に問い合わせることをおすすめします。
なお、一切走行せず廃車にするのであれば、「カーネクスト」に依頼することで車検証の再発行手続きをせずに廃車することが可能です。
【結論】カーネクストの車買取はおすすめ? 高く売れる?
「カーネクスト」の車買取は、実車査定不要・どんな車でも原則0円以上という独自のサービスで利用者から高評価を得ています。また、査定から手続きまでを対応する専門スタッフの優れた顧客対応も利用者の満足度が高いポイントです。
「カーネクスト」では、廃車寸前の車であってもコストをかけずに売却できるため、ディーラーや他社では価格がつかないような車を手放したい人にとっては非常に魅力的な選択肢でしょう。ただし、状態が良好な車や人気車種の場合、査定額が期待に満たないこともあり得ます。
また、利用者の評価・口コミにもあったように、対応の迅速さや入金までのスピードはケースバイケースであるため、すぐに現金化したい人は売却完了から入金まで最短2営業日の「ガリバー」なども検討してください。
少しでも高額査定を目指す場合は、一括査定サイトの利用もおすすめです。他社の査定額と比較してから、自分に合う車買取業者を見極めてください。
車買取おすすめランキング | 車買取業者のランキングページを見る |
カーネクスト | カーネクストの評判記事を見る |
アップル | アップルの評判記事を見る |
オートバックス | オートバックスの評判記事を見る |
ガリバー | ガリバーの評判記事を見る |
ラビット | ラビットの評判記事を見る |
ビッグモーター | ビッグモーターの評判記事を見る |
ユーポス | ユーポスの評判記事を見る |
ティーバイティーガレージ | ティーバイティーガレージの評判記事を見る |
カーセブン | カーセブンの評判記事を見る |
ネクステージ | ネクステージの評判記事を見る |
※この記事は2024年3月時点の情報で制作しています