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ジムニーのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2018年~現行モデル)

ジムニーのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2018年~現行モデル)
ジムニーのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2018年~現行モデル)

出典:スズキ「ジムニー」

スズキ「ジムニー」は高いオフロード性能が自慢のモデルです。山間部や積雪地帯などに住む方はもちろん、キャンプなどのアウトドアレジャーを積極的に楽しみたい方にも人気があり指名買いも多い車種ではありますが、グレードを選ぶ際には実際にジムニーを使用するシーンを想定し、自身に必要な装備を搭載したグレードを選ぶことが大切です。

ここでは、ジムニーのグレード別装備について詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • 走行性能はグレードによる差はない
  • 2トーンルーフが選べるのは最上級グレードの「XC」のみ
  • ジムニーのおすすめグレードは「XL」

スズキ「ジムニー」のグレード構成

ジムニーのグレードは「XG」「XL」「XC」の3種類であり、グレード数はそれほど多くないので比較的選びやすいといえるでしょう。駆動方式は4WDのみであり、トランスミッションは全グレードで5MTと4ATから選択が可能です。

なお、ジムニーの内装と安全性能については、別記事で詳しくご紹介しています。

ジムニーの内装について、詳しくはこちら

ジムニーの安全性能について、詳しくはこちら

ジムニーのグレードごとの特徴

ここからは、ジムニーのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードXGXLXC
エンジン660cc直列3気筒ターボエンジン
駆動方式4WD
トランスミッション5MT/4AT
燃費
(km/L、WLTCモード)
5MT:16.6
4AT:14.3
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,725
最小回転半径(m)4.8

エントリーグレードの「XG」

エントリーグレードの「XG」出典:スズキ「ジムニー」価格・グレード

〈グレード「XG」の車両本体価格〉

駆動方式4WD
トランスミッション5MT4AT
価格165万4,400円175万3,400円

「XG」は、利便性を高める装備や今時の快適装備はほぼ期待できません。エアコンはマニュアルエアコンで、キーシステムはリモコンキーの操作が必要な電波式キーレスエントリー、ドアミラーは手動です。リアシートにはヘッドレストもありません。 できるだけ装備を省き、価格を抑えたエントリーグレードといえるでしょう。

ただし、ジムニーはグレードによって走行性能に差はなく、この「XG」であってもジムニーならではの頼もしい走破性は確保されています。 また、左右どちらかの片輪が空転した際に空転する車輪だけにブレーキを作動し、もう片輪の駆動力を確保して高い脱出性能を実現する「ブレーキLSDトラクションコントロール」や、勾配の大きい坂道を下る際にブレーキを自動制御する「ヒルディセントコントロール」なども備わっています。

ジムニーの走りが何よりも重要であり、ほかの装備にはこだわりがないという方や、できるだけ価格を抑えてジムニーに乗りたい方には良い選択肢になるかもしれません。 なお、選択できるボディカラーはブラック系とホワイト系、シルバー系、グリーン系のモノトーン4色のみとなっています。

快適装備が充実する「XL」

快適装備が充実する「XL」出典:スズキ「ジムニー」価格・グレード

〈グレード「XL」の車両本体価格〉

駆動方式4WD
トランスミッション5MT4AT
価格178万900円187万9,900円

ワンランク上のグレード「XL」では、ボディカラーの選択肢がモノトーン8色に拡大され「キネティックイエロー」「ブリスクブルーメタリック」などのあざやかなカラーも選択できます。画像の「キネティックイエロー」は、悪天候時も目立つことを追求したカラーで、現行型から採用された新色です。

また、「XL」では快適装備が充実するのが大きな特徴です。ドアミラーはヒーテッドドアミラーにグレードアップし、電動格納式になります。 キーシステムは近年主流になりつつある、キーを携帯していればキー操作なしでドアの解錠・施錠やエンジンの始動ができる「キーレスプッシュスタートシステム」です。

さらにフルオートエアコンや運転席・助手席のシートヒーター、リアシートヘッドレスト、左右独立リアシートリクライニング機構も搭載されています。

2トーンルーフが選択できる最上級グレード「XC」

2トーンルーフが選択できる最上級グレード「XC」出典:スズキ「ジムニー」価格・グレード

〈グレード「XC」の車両本体価格〉

駆動方式4WD
トランスミッション5MT4AT
価格190万3,000円200万2,000円

最上級グレード「XC」では、モノトーン8色に加え、2トーンルーフ4色、計12色のボディカラーの選択肢が用意されています。

2トーンルーフにしたい場合、グレードの選択肢はこの「XC」一択となるでしょう。なお、ほかのグレードがスチールホイールであるのに対し、「XC」にはアルミホイールが標準装備されるため、足回りの存在感も増しています。

さらに、点灯した瞬間に最大光量に達し高い夜間視認性を確保するとともに、省電力で実燃費向上にも貢献するLEDヘッドランプが標準装備されます。ヘッドランプウォッシャーもあるため、跳ね上げた泥水や雪なども洗い流し、悪路走行時や悪天候時の前方視界確保をサポートしてくれるのもうれしいポイントといえるのではないでしょうか。

 

ジムニーのおすすめは「XL」

中間グレードの「XL」と最上級グレードの「XC」は快適さや利便性を高める装備にはそれほど大きな差がありません。
2トーンルーフやアルミホイールなど、エクステリアに特にこだわりがないのであれば価格と装備のバランスが良い「XL」がおすすめです。

ジムニーの悪路走破性もさることながら、ツール感あふれるスタイリングに魅力を感じているのであれば2トーンルーフが選べる最上位グレードも良いかもしれません。

よくある質問

Q1:ジムニーのグレード構成は?

A:ジムニーのグレードは「XG」「XL」「XC」の3種類です。なお、ジムニーはグレードによる走行性能の差はありません。駆動方式は4WDのみであり、トランスミッションは全グレードで5MTと4ATから選択できます。

Q2:ジムニーのグレードごとの特徴は?

A:「XG」は、利便性や快適性を高める装備を省き、買いやすい価格を実現したエントリーグレードです。「XL」になるとフルオートエアコンや「キーレスプッシュスタートシステム」、電動格納式リモコンドアミラーなど今時の一般的な快適装備が搭載されます。「XC」は2トーンルーフが選択でき、アルミホイールが備わるほか、LEDヘッドランプが標準装備になる最上位グレードです。

Q3:ジムニーのおすすめグレードは?

A:装備と価格のバランスが良い「XL」が、コストパフォーマンスが高くおすすめです。

※この記事は2024年4月2日時点の情報で制作しています

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