コンパクトカーのベストセラー、日産ノートは見た目以上に広い室内や、e-POWERによる好燃費で人気の高いモデルです。その日産ノートのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じですが、パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もあります。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることはご存じでしょうか? 白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。それは中古車市場での人気が影響するからです。 他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はボディカラーをしっかりと考えて選ぶことが大事です。
今回はe-POWERという独特なパワートレインで人気を博したコンパクトカー、日産ノートの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がおすすめするカラーなどを紹介します。
日産ノートの人気カラーベスト3を発表!
日産広報部に独自取材を行い、判明したノートの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはノート(ガソリン車/e-POWER車)のカタログモデルに加えて、現在販売されているNISMOやオーテックといった特別仕様車を含んだ順位です。
2012年9月に登場した現行型ノートのボディカラーは8色でしたが、その後行われた一部改良やマイナーチェンジでボディカラーは追加や廃止が行われ、現在はモノトーンが13色、ブラックルーフのツートーン仕様が10色設定され、合計23色という豊富なカラーバリエーションを誇っています。
第1位はやはり白!「ブリリアントホワイトパール」
これほど多彩なボディカラーを用意するノートの中で人気第1位のボディカラーとなったのは「ブリリアントホワイトパール」です。このボディカラーは標準車に加えて、スポーツモデルのNISMOにも設定されています。ブリリアントホワイトパールは+38,500円の有償色ながら、抜群の人気のようです。
第2位は明るめの銀!「ブリリアントシルバー」
第2位に輝いたのは「ブリリアントシルバー」です。シルバーは白(パール)、黒と並ぶ定番色のひとつで、ノートでは堂々の第2位となりました。
第3位も銀!こちらは濃いめ「ダークメタルグレー」
第3位はこちらもシルバー系の「ダークメタルグレー」です。ブリリアントシルバーが明るい銀色なのに対して、こちらは落ち着いた雰囲気を演出する濃いシルバーとなっています。
日産ノートのカラーバリエーションを全紹介!
ブリリアントホワイトパール/ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック
人気ボディカラー1位に輝いた「ブリリアントホワイトパール」。この色は+3万8,500円の有償色です。真珠のような白はシーンを選ばずボディを艶やかに輝かせます。ブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
ブリリアントシルバー/ブリリアントシルバー×スーパーブラック
最近はシルバー系の色を濃淡2色用意するクルマが増えていますが、ノートも人気第2位となったのは明るい色の「ブリリアントシルバー」です。派手すぎず、上品に存在感を演出します。ブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
ダークメタルグレー/ダークメタルグレー×スーパーブラック
ノートの人気ボディカラー第3位の濃いシルバー「ダークメタルグレー」。スマートな色合いでアーバンライフを盛り上げてくれる色です。ブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
ガーネットレッド/ガーネットレッド×スーパーブラック
「ガーネットレッド」は+4万9,500円の有償色です。深みのある赤が落ち着いた雰囲気を演出してくれるので、大人のドライバーにピッタリです。ブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
プレミアムコロナオレンジ/プレミアムコロナオレンジ×スーパーブラック
まるで太陽のようなビビットなオレンジの「プレミアムコロナオレンジ」は+4万9,500円の有償色となっています。街を駆け抜けるだけで、みんなを元気にしてくれそうなエネルギーに満ちあふれています。ブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
サンライトイエロー/サンライトイエロー×スーパーブラック
コンパクトカーの中で密かにファンが多いのが黄色です。ノートでは日光をとじこめたような「サンライトイエロー」を+3万8,500円の有償色で設定しています。さらにブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
ギャラクシーゴールド/ギャラクシーゴールド×スーパーブラック
銀河の輝きを纏ったように上質感漂うボディカラーが「ギャラクシーゴールド」で、+3万8,500円の有償色となっています。さらにブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
オリーブグリーン/オリーブグリーン×スーパーブラック
乗るだけで、気分を爽やかにさせる落ち着いた緑が「オリーブグリーン」です。さらにブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
シャイニングブルー/シャイニングブルー×スーパーブラック
ドライバーの冒険心をくすぐるような、カリブ海のような深い青が「シャイニングブルー」です。さらにブラックアローというグレードでは+2万4,200円でブラックルーフを選べます。
ナデシコピンク
ピンクというと女性のイメージが強いでしょうが、この「ナデシコピンク」はカワイイだけではなく、落ち着きのある色なので男性にもおすすめできます。
インペリアルアンバー
甘すぎないチョコレートのような、深い琥珀色が「インペリアルアンバー」です。ノートのオーナーの個性をシックに際立たせます。+3万8,500円の有償色となっています。
スーパーブラック
定番カラーである「スーパーブラック」は、コンパクトカーとは思えないクラス感をまとうボディカラーです。人気色ランキングには入らなかったのですが、安定した人気を誇っています。
ホワイト
シンプルな「ホワイト」は清潔さを表現しています。営業用のクルマだけでなく、パーソナルユースとしてもピッタリです。
オーロラフレアブルーパール
オーテックモデルに設定されている「オーロラフレアブルーパール」はオーテックの所在地である茅ヶ崎の海をイメージした濃い青となっています。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全23色用意されている日産ノートのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーとの関連性が非常に高い「売るときに有利なカラー」。したがって人気のボディカラーナンバーワンとなった「ブリリアントホワイトパール」をはじめ、2位の「ブリリアントシルバー」、3位の「ダークメタルグレー」、そして「スーパーブラック」が当てはまります。
気取らないカラー
落ち着いた雰囲気が漂う「インペリアルアンバー」や「オリーブグリーン」はどうでしょうか。コンパクトカーながら上質感も漂います。
クールなカラー
「ギャラクシーゴールド」「ナデシコピンク」「シャイニングブルー」がおすすめです。ナデシコピンクはカワイイだけではなく、落ち着きのあるピンク色となっています。
個性的なカラー
「ガーネットレッド」「プレミアムコロナオレンジ」「サンライトイエロー」の暖色系の3色としました。ビビットな色がコンパクトカーとは思えない存在感を演出します。
23色もそろう日産ノートだからこそ、自分好みのカラーを!
激戦のコンパクトカーで人気ナンバーワンに輝いたノート。ホワイト系2色、シルバー系2色と合計23色も設定し、どの色を選ぼうかと考えただけでもわくわくしてきます。
普通は売却時の査定額が気になって、個性的なカラーは正直手を出しづらいかもしれません。しかし定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係なく自分の好きなボディカラーを選べるメリットがあります。
※記事の内容は2020年3月時点の情報で制作しています。