2019年に2代目がデビューした日産デイズ。都会的なセンスのスタイリングと日産ご自慢のプロパイロットなどの先進安全装備の充実が光ります。そんなデイズのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は2019年に登場した軽ハイトワゴンのヒットモデルの日産デイズのボディカラーについて検証していましょう。
日産デイズの人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部が日産広報部に独自取材を行い、判明したデイズの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはデイズ、デイズハイウェイスターのカタログモデルに加えた順位となっています。
多彩なボディカラーが設定されることが多い軽ハイトワゴンらしく、デイズ/デイズハイウェイスターには全17色が設定されています。そのボディカラーのうち、ホワイトパール、スパークリングレッド、アッシュブラウン、ソーダブルーのデイズハイウェイスターには2トーンカラー仕様が設定されています。この2トーンカラー仕様はルーフの色がボディカラーごとに異なる色を採用するなど拘っています。
第1位は定番の「ホワイトパール」
このボディカラーはデイズXとハイウェイスターに設定されており、+3万3000円の有償色となりますが、デイズにおいても白(パール)は安定の人気色となっています。
第2位も人気カラー「ブラック」
白(パール)に続いて定番色が上位を占めました。曲線を多用したデイズのボディにシャープな印象を加えます。
第3位もやはり「スターリングシルバー」
多彩なボディカラーを設定しているデイズですが、定番色が上位を占めるという少々肩すかしな結果となっています。
日産 デイズのカラーバリエーションを全紹介!
ホワイトパール /ホワイトパール×プレミアムサンシャインオレンジ
日産デイズのボディカラー人気ナンバー1のホワイトパールです。清潔感のある澄んだ白に、上品な光沢のパールの組み合わせが人気の秘密。性別・年齢を問わずに選ばれているカラーです。+3万3000円の有償色ですが、3コートパールのしっかりとした塗装で高級感があります。ホワイトパールはデイズXとハイウェイスターに設定されています。またデイズハイウェイスターにはルーフをプレミアムサンシャインオレンジに塗装した2トーンルーフ仕様が+6万6000円で設定されています。
ブラック
人気ナンバー2となったシンプルな定番のブラックです。パール塗装が施されているため光沢があり、「シックでカッコいい」と幅広い年齢層の男性の間で人気が高まっています。あらゆるドライブシーンで映えるカラーのため、仕事やドライブでもカッコよく乗車できます。ブラックは全グレードに設定されています。
スターリングシルバー
白黒と並んで定番カラーのスターリングシルバー。しっとりとしたメタリック塗装によりスッキリとした仕上がりになっています。シルバーはキズや汚れが目立ちにくいため、扱いやすいというメリットも人気の理由です。年齢層が高めのユーザーが多いイメージですが、乗る人を選ばない懐の深さもあります。スターリングシルバーはハイウェイスターでの取り扱いはなく、デイズSとデイズXのみとなります。
ホワイト
パールやメタリック加工がない、ソリッドタイプのホワイトです。このベーシックなホワイトは、グレードSのみの取り扱いとなります。ディズのボディと相性がよく、嫌味のないベーシックカラーでビジネス向けです。この色はデイズSのみに用意されています。
ソーダブルー/ソーダブルー×アッシュブラウン
パステルブルーのような爽やかさのソーダブルーは、パールメタリック塗装により光沢が生まれ上品な仕上がりです。シルバーに軽やかさと華やかさを足したような雰囲気で、女性にも人気があります。ソーダブルーはデイズXのみに+3万3000円の有償色として設定されています。また、ハイウェイスターには+6万6000円の有償色として、アッシュブラウンのルーフカラーを採用した2トーンルーフ仕様があります。
オーシャンブルー
オーシャンブルーは、鮮やかな青にパール塗装を施したカラーです。ソリッドではないため、濃いブルーでも軽やかさがあります。アクティブな印象もあるため、スポーツが好きな方にもピッタリです。この色はデイズXとハイウェイスターに設定されています。
ブロッサムピンク
ブロッサムピンクはその名の通り、明るくかわいい桜のようなピンク。メタリック塗装により上品な輝きを放ち、子供っぽくならずファッショナブルな大人の女性にも好まれるデザインになっています。この色はデイズXのみに設定されています。
プレミアムオリーブ
渋めのグリーンがモダンなプレミアムオリーブは、自然の風景となじみやすい色合いです。+3万3000円の有償色ですが、落ち着いたカラーで個性的。目立ちたくはないけれど他と差を付けたいという方におすすめです。この色はデイズXのみに設定されています。
プレミアムパープル
メタリックな輝きがカッコいいプレミアムパープルは、ハイウェイスター限定のボディカラーです。光の加減で黒く見えることもあり、とてもミステリアス。+3万3000円の有償色ですが、高級感のあるパール塗装が施されています。
チタニウムグレー
重厚なメタル感が特徴的なチタニウムグレーは、ハイウェイスター限定のボディカラーです。スタイリッシュなグレーにメタリック塗装もプラスされて、カッコいい仕上がりになっています。
スパークリングレッド/スーパークリングレッド×ブラック
赤ワインのような深みのある落ち着いた赤いボディカラーがスパークリングレッドです。レッドというと若々しいイメージを感じますが、このスパークリングレッドは大人のレッド、幅広い人にマッチします。モノトーンはデイズXとハイウェイスターに設定され、2トーンカラー仕様はハイウェイスターのみに5万5000円の有償色として設定されます。
プレミアムサンシャインオレンジ
プレミアムサンシャインオレンジは、落ち着きのある大人のオレンジ。控えめな明るさで派手さはなく、メタリック塗装で品のある仕上がりになっています。この色はデイズXとハイウェイスターに+3万8500円の有償色として設定されています。
アッシュブラウン/アッシュブラウン×フローズンバニラパール
同じように濃いボディカラーでも、ブラックより温かみがあるのがアッシュブラウンです。シックで落ち着いた色合い、乗る人を選ばないベーシックなカラーで、幅広い層のユーザーにマッチします。モノトーンはデイズXに+3万3000円で有償色設定され、ルーフ色がフローズンバニラパールの2トーンカラー仕様はハイウェイスターに+6万6000円の有償色として設定されます。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全17色用意されている日産デイズのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
定番のブラックです。幅広い年齢層の男性に好まれ、上質感もあるため安定的な人気を誇っています。
気取らないカラー
「アッシュブラウン」がおすすめです。落ち着いたカラーリングのブラウンは、誰もが受け入れやすく気取らずに乗ることができる安心カラーです。
クールなカラー
「プレミアムパープル」あたりはどうでしょう。深いパープルは、ミステリアスなイメージを与えます。カッコいいスタイルが好きな人にピッタリです。
個性的なカラー
「ホワイトパール×プレミアムサンシャインオレンジホワイトパール2トーン」です。ホワイトパールに鮮やかなオレンジがとても印象的で、一度見たら忘れないインパクトがあります。
街でよく見かけるデイズだからこそ、個性的なカラーを!
軽ハイトワゴンのヒットモデルであるデイズ、デイズハイウェイスター。デイズハイウェイスターには2トーンカラー仕様も用意されています。人気モデルだけに、街でよく見かけますので「ソーダブルー」「プレミアムサンシャインオレンジ」「ブロッサムピンク」といった個性的なボディカラーでアピールしたいところですが、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年4月時点の情報で制作しています。