プリウスをベースとして誕生したコンパクトSUV、トヨタC-HR。発売されるやいなや大人気となり、一時期は長い納車待ちの列ができました。昨年10月に初のマイナーチェンジを行い、再び注目を集めるC-HR、そのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じですが、パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もあります。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることはご存じでしょうか? 白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。それは中古車市場での人気が影響するからです。 他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はボディカラーをしっかりと考えて選ぶことが大事です。
今回はコンパクトSUVとして人気を集めるトヨタC-HRの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がおすすめするカラーなどを紹介します。
トヨタC-HRの人気カラーベスト3を発表!
トヨタ広報部に独自取材を行い、判明したC-HRの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはC-HR(ガソリン車/ハイブリッド車)のカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。
2016年12月に販売開始したC-HRは新開発色の「メタルストリームメタリック」「ラディアントグリーンメタリック」の2色を含む全8色のボディカラーが用意されました。そして2017年8月にオプションとして全ボディカラーにブラックもしくはホワイトのルーフ、ピラー、ドアミラー、リアスポイラーを組み合わせたツートーンカラーボディを設定しました。2019年10月に初のマイナーチェンジを行い、「エモーショナルレッドII」「オレンジメタリック」「オキサイドブロンズメタリック」を追加する一方、「ラディアントグリーンメタリック」「センシュアルレッドマイカ」「ダークブラウンマイカメタリック」を廃止、結果としてモノトーンは全8色のままです。また、引き続き全色にツートーンカラーが設定され、C-HRのボディカラーは全16色となっています。
第1位は定番の白!「ホワイトパールクリスタルシャイン」
多彩なカラーバリエーションを誇るC-HRで人気第1位のボディカラーとなったのはホワイトパールクリスタルシャインです。このボディカラーは+3万3,000円の有償色となりますが、コンパクトSUVのC-HRでも人気の高さは別格です。
第2位も定番の黒!「ブラックマイカ」
続く第2位に輝いたのは「ブラックマイカ」です。これまた定番人気カラーの黒系のカラーです。
第3位も見事に定番の銀!「メタルストリームメタリック」
(CAP)メタルストリームメタリック×ブラックのツートーンカラー(+3万3,000円)
そして、第3位も定番カラーと言える「メタルストリームメタリック」となりました。上位に入った3色のボディカラーはスポーティモデルのGRを含む全グレードで選べます。
意外にも定番の白と黒と銀が表彰台
オリジナリティ豊かで前衛的な外観を持つC-HRですが、ボディカラーの上位は定番カラーの白と黒と銀だったのは少々意外な結果でした。
※順位はガソリン車、ハイブリッド車を合算したものです。
C-HRのカラーバリエーションを全紹介!
ホワイトパールクリスタルシャイン/ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラック
C-HRの人気ボディカラー1位に輝いた「ホワイトパールクリスタルシャイン」。全グレードにオプション設定されており、+3万3,000円の有償色となっています。そして+5万5,000円でブラックルーフのツートーンカラー仕様に変更できます。
メタルストリームメタリック/メタルストリームメタリック×ブラック
C-HRの人気ボディカラー第3位となった「メタルストリームメタリック」です。C-HRがデビューする際に、新開発された深みのあるシルバーです。全グレードで選ぶことができ、+3万3,000円のオプションとして、ツートーンカラー仕様も選べます。
ブラックマイカ/ブラックマイカ×メタルストリームメタリック
C-HRの人気ボディカラー第2位となったのが「ブラックマイカ」です。フォーマルスーツのような漆黒な色が特徴です。モノトーンのブラックマイカは全グレードで選べますが、+3万3,000円でオプション設定されるツートーンカラー仕様はGRスポーツでは選べません。
エモーショナルレッドII/エモーショナルレッドII×ブラック
2019年10月のマイナーチェンジの際に「エモーショナルレッドII」は追加されました。鮮やかな赤が特徴で、+5万5,000円の有償色です。さらに+7万7,000円でブラックルーフのツートーンカラー仕様も選ぶことができます。
オレンジメタリック/オレンジメタリック×ブラック
「オレンジメタリック」も2019年10月のマイナーチェンジで追加されたボディカラーで、+3万3,000円でツートーンカラー仕様が選べます。しかしGRスポーツはモノトーンそしてツートーンどちらも選ぶことができません。ジャイアンツファンにおすすめです(?)
イエロー/イエロー×ブラック
ソリッドな黄色で、街を彩るとともに存在感が抜群。全グレードで選ぶことができます。+3万3,000円でブラックルーフのツートーンカラー仕様も選べます。こちらはもちろんタイガースファンにおすすめです。
オキサイドブロンズメタリック/オキサイドブロンズメタリック×メタルストリームメタリック
2019年10月のマイナーチェンジで追加された「オキサイドブロンズメタリック」はGRスポーツを除く全グレードで選べます。金属感を強調したクールなボディカラーで、+3万3,000円でツートーンカラー仕様も選ぶことができます。
ネビュラブルーメタリック/ネビュラブルーメタリック×ブラック
深い青で落ち着いた雰囲気が漂うのが「ネビュラブルーメタリック」です。全グレードで選ぶことが可能で、+3万3,000円でブラックルーフのツートーンカラー仕様も選べます。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全16色用意されているC-HRのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒は外せませんので、C-HRでも人気のボディカラーナンバー1となった「ホワイトパールクリスタルシャイン」、そして2位の「ブラックマイカ」を挙げたいと思います。
気取らないカラー
専用開発された「メタルストリームメタリック」と「ネビュラブルーメタリック」を挙げましょう。複雑なラインが特徴のC-HRのために開発されたカラーだけに、よくマッチしていると感じます。
クールなカラー
マイナーチェンジで追加された「オキサイドブロンズメタリック」。落ち着いた色合いと金属感がまさにクール!幅広い年齢層に受け入れられそうです。
個性的なカラー
「エモーショナルレッドII」「オレンジメタリック」「イエロー」のカラフルな3色としました。高い人気のC-HRですが。この3色のボディカラーはなかなか見かけません。ツートーンカラー仕様を選べば、さらに個性を主張することができます。
個性的なC-HRだからこそ、個性的なカラーを!
コンパクトSUVのヒットモデルであるC-HR。スポーティモデルのGRスポーツで一部選べないボディカラーがありますが、標準グレードならば全16色から選ぶことが可能です。
個性的なスタイルのC-HRであればこそ、例えば好きな野球チームのイメージカラーにあわせて、「オレンジメタリック×ブラック」や「イエロー×ブラック」といった個性的なボディカラーを選びたい人もいるでしょう(いますよね?)
普通は売却時の査定額が気になって、そのような個性的なカラーは正直手を出しづらいかもしれません。しかし定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係なく自分の好きなボディカラーを選べるメリットがあります。
※記事の内容は2020年2月時点の情報で制作しています。