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デイズの燃費が知りたい!カタログ燃費と実燃費の差はどのくらい?(2019年~現行モデル)

デイズの燃費が知りたい!カタログ燃費と実燃費の差はどのくらい?(2019年~現行モデル)
デイズの燃費が知りたい!カタログ燃費と実燃費の差はどのくらい?(2019年~現行モデル)

出典:日産「デイズ」走行・安全

比較的燃費が良いことで知られる軽自動車でも、車種によって燃費性能には差があります。できるだけ燃料費を抑えてカーライフを楽しむには、カタログ燃費だけでなく実燃費までしっかりとチェックしておくことが大切です。

ここでは、日産「デイズ」の燃費性能についてご紹介します。

この記事のPOINT

  • デイズのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
    駆動方式カタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
    2WD21.5~23.316.4~21.9
    4WD19.4~21.112.6~18.9
  • ターボエンジン4WD車はカタログ燃費と実燃費の差が大きい傾向がある
  • ライバル車であるホンダ「N-WGN」の燃費とほぼ同等、スズキ「ワゴンR」には後れを取っている

デイズの燃費の特徴

2019年3月に登場した現行型のデイズでは、小型化したモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、減速時のエネルギーを利用して発電し、蓄えた電力を使用することでガソリンの消費を抑えるスマートシンプルハイブリッドシステムを採用しています。

スマートシンプルハイブリッドシステムの搭載に加えて軽量化されたボディ、空力性能に優れたエクステリアのデザインなどの燃費向上に貢献する技術を採用することで優れた低燃費を実現しました。

デイズのカタログ燃費

デイズは660㏄直列3気筒NA(自然吸気)エンジンと同直列3気筒ターボエンジンの2種類のエンジンを採用しています。なお、スポーティーな装いが魅力の「ハイウェイスター」にはスマートシンプルハイブリッドシステムが搭載されます。

デイズのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
S/X2WD23.2
4WD21.0
ハイウェイスターX/
ハイウェイスターX プロパイロットエディション
2WD23.3
4WD21.1
ハイウェイスターGターボ/
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
2WD21.5
4WD19.4

※特別仕様車「ファイントーン」、カスタマイズカー「ボレロ」のカタログ燃費はそれぞれのベースグレードに準じる

デイズの実燃費

デイズに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、デイズの実燃費(2023年7月15日時点)は以下のとおりです。

グレード駆動方式実燃費(km/L)
S/X2WD21.9
4WD18.9
ハイウェイスターX/
ハイウェイスターX プロパイロットエディション
2WD18.8
4WD17.7
ハイウェイスターGターボ/
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
2WD16.4
4WD12.6

 

カタログ燃費と実燃費のあいだに差が生じていますが、これはデイズに限ったことではありません。実燃費は走行環境や運転の仕方などの影響を受けるため、ある程度はカタログ燃費よりも悪化するのは避けられないといえます。

ただ、デイズのターボエンジン4WD車においては、若干差が大きい傾向がうかがえます。

デイズとライバル車とのカタログ燃費を比較

デイズのライバルとなる軽ハイトワゴンとしては、ホンダ「N-WGN」スズキ「ワゴンR」などがあります。ここではこの2車種とデイズのカタログ燃費を比較してみましょう。

ホンダ「N-WGN」

ホンダ「N-WGN」出典:ホンダ「N-WGN」トップ

横断中の自転車の検知も可能な衝突被害軽減ブレーキの搭載、さらに渋滞追従機能付きの「アダプティブクルーズコントロール」や「パーキングセンサーシステム」などを標準装備し、高い安全性が自慢のモデル、ホンダ「N-WGN」

N-WGNのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
G/L/L STYLE+ BITTER/
カスタムL
2WD23.2
4WD21.2
カスタムL・ターボ2WD21.2
4WD20.0

 

デイズとN-WGNの燃費は、あまり大きな差はなくほぼ同等といえるでしょう。

スズキ「ワゴンR」

スズキ「ワゴンR」出典:スズキ「ワゴンR」外観

軽ハイトワゴンのパイオニアといえるロングセラーモデルであるスズキ「ワゴンR」。現行型はノーマルタイプのほかに迫力満点のスティングレー、洗練されたデザインのカスタムZの3タイプが用意されています。

ワゴンRのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
FX2WDCVT24.4
5MT24.8
4WDCVT23.2
5MT23.0
HYBRID FX-S2WDCVT25.2
4WD24.2

 

ワゴンRとデイズの燃費を比較すると、デイズはワゴンRに後れを取っています。

デイズの乗り心地

デイズの乗り心地出典:日産「デイズ」走行・安全

デイズの乗り心地や走行性能に関する部分も確認しておきましょう。

乗り心地を向上させるさまざまな技術

現行のデイズではセレナやスカイラインなどに採用されている「ゼログラビティシート」を日産の軽自動車で初めて採用し、長時間の運転でも疲労を感じにくいように工夫しています。加えてショックアブソーバーのサイズをアップし、衝撃を抑制する能力を向上させたことにより揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。

コンパクトカーを超える静粛性

走行中の室内の静かさはドライブの快適性に関わる重要なポイントです。デイズでは新開発のCVTの採用でエンジン音を従来よりも小さくするとともに遮音材や吸音材を効果的に配置することで、高いレベルの静粛性を実現しました。

モータージャーナリスト・萩原文博さんの試乗記で走行性能や乗り心地を詳しくチェック!

カタログ燃費だけでなく実燃費も確認しよう

スマートシンプルハイブリッドシステムを採用し、従来よりも燃費性能と環境性能に磨きをかけたデイズ。デイズのような軽自動車は日常生活に使用する車だからこそ、ガソリン代を左右する燃費性能は特にこだわりたい部分です。

車選びの際にカタログ燃費をチェックするのはもちろんですが、カタログ燃費と実燃費は異なることがほとんどなので実燃費も忘れずに確認するようにしましょう。

よくある質問

Q1:デイズのカタログ燃費はどのくらい?

A:デイズではマイルドハイブリッドシステムや軽量化されたボディ、空力性能に優れたエクステリアのデザインなどの燃費向上に貢献する技術を採用することで低燃費を実現しています。デイズのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が21.5~23.3km/L、4WD車が19.4~21.1km/Lです。

Q2:デイズの実燃費はカタログ燃費とどのくらいの差があるの?

A:デイズの実燃費は2WD車が16.4~21.9km/L、4WD車は12.6~18.9km/Lです。実燃費は走行環境などの影響を受けるためある程度カタログ燃費よりも悪化するのは避けられないといえますが、その点を考慮しても一部のグレードはカタログ燃費と実燃費の差が若干大きい傾向が見られます。

Q3:デイズの乗り心地は?

A:デイズでは長時間の運転でも疲労を感じにくい「ゼログラビティシート」の採用、ショックアブソーバーのサイズアップなどにより振動が少なく快適な乗り心地を実現しています。また新開発CVTによるエンジン音の低減、遮音材・吸音材の効果的な配置により高い静粛性を確保している点も特筆すべきポイントといえるでしょう。

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※この記事は2023年7月時点の情報で制作しています

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