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ノートの安全性能は?ナビと連動するプロパイロットに注目 !(2020年~現行モデル)

ノートの安全性能は?ナビと連動するプロパイロットに注目 !(2020年~現行モデル)
ノートの安全性能は?ナビと連動するプロパイロットに注目 !(2020年~現行モデル)

出典:日産「ノート」走行・安全

近年の新型車には、先進安全技術は欠かせません。予防安全に関しては各メーカーが力を入れていることもあり、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置にとどまらず、高度な運転支援機能を搭載するモデルも増えてきました。そのため、車選びの際にはオプションの設定も含め、どのような安全性能を有しているのかを細かく確認するべきといえるでしょう。

ここでは、日産「ノート」の安全性能についてご紹介します。

この記事のPOINT

  • 「360°セーフティサポート」を実現する先進安全技術を採用
  • オプションで「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」が追加可能
  • ノートは全車が「サポカーSワイド」の認定を受けている

ノートの安全性能の特徴

ノートの安全性能の特徴出典:日産「ノート」走行・安全

2020年12月に登場した現行型のノートでは、前方や後方だけでなく、死角になりやすい後側方などを含む全方向の安全性を向上させる「360°セーフティサポート」を実現する先進安全技術を採用することにより、先代モデルよりも安全性能を高めました

日産自慢の高速道路での運転操作をシステムがサポートしてドライバーの負担を減らす運転支援技術「プロパイロット」に、ナビゲーションとの連携機能を追加することでさらに高度な運転支援を可能にしたことも特筆すべきポイントでしょう。

また、前席のエアバッグに加え運転席のニーエアバッグ、前席のサイドエアバッグとカーテンエアバッグを全車に標準装備しており、衝突安全性についてもしっかりと配慮されていることがうかがえます。

ノートに全車標準装備される先進安全技術

ここでは、ノートに標準装備される先進安全技術を紹介しましょう。

インテリジェント エマージェンシーブレーキ

インテリジェント エマージェンシーブレーキ出典:日産「ノート」走行・安全

フロントカメラとミリ波レーダーで前方の車両や歩行者などを検知し、衝突する危険があれば警告を発してドライバーに注意喚起します。安全に減速できずに衝突の危険がより高まった場合には、自動でブレーキを作動させて衝突回避や衝突被害の軽減をサポートする機能です。

車両や昼間の歩行者はもちろんのこと、人が乗っている自転車や夜間の歩行者の検知も可能です。

対車両の場合は約5km/h~、対歩行者・人が乗っている自転車の場合は約10~80km/hの速度域で作動します。

踏み間違い衝突防止アシスト(前進時・後退時)

踏み間違い衝突防止アシスト(前進時・後退時)出典:日産「ノート」走行・安全

駐車時などにペダルを踏み間違えた場合、モーター出力を自動で制御することによって急加速・急発進を抑制し、衝突回避をアシストする機能です。前進時は壁などの障害物に加えて、歩行者の検知が可能です。

インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)

インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)出典:日産「ノート」走行・安全

自車からは見えにくい2台前の車両の動きをモニタリング。減速が必要と判断した場合は警報によって注意喚起し、ドライバーにブレーキ操作を促すことによって玉突き事故の回避を支援する機能です。
なお、警報を発するのみでブレーキは作動しません。

インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+ LDW(車線逸脱警報)

ドライバーの意図なしに車両が車線からはみ出す危険があると、警告を発してドライバーに注意喚起します。同時に車線内に車両を戻すようにステアリング操作を支援し、車線からの逸脱を防止するようにアシストする機能です。

インテリジェントDA(ふらつき警報)

走行中にシステムがドライバーのハンドル操作をモニタリングし、注意力が低下していると判断した場合にはブザー音で警告します。同時にメーター内のアドバンスドドライブアシストディスプレイの表示によってドライバーに休憩を促し、安全運転をサポートする機能です。

約60km/h以上で走行中に作動します。

標識検知機能

走行中にシステムが道路標識を検知し、アドバンスドドライブアシストディスプレイに表示することでドライバーの標識見落としを防止し、標識に従った運転を行えるようにサポートする機能です。ノートでは進入禁止、最高速度、一時停止の3種類の標識の認識が可能です。

ハイビームアシスト

ハイビームアシスト出典:日産「ノート」走行・安全

システムが先行車や対向車のライト、周囲の明るさなどを検知し、必要に応じてハイビームとロービームを自動で切り替えることでドライバーの手間を減らし、安全運転に貢献する機能です。

オプションでLEDランプにグレードアップした場合は「アダプティブLEDヘッドライトシステム」となり、自動でLEDランプの照射範囲を切り替えます。

このほか、オプションで後側方からの接近車両を検知して安全な車線変更をサポートする「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)」、駐車時の安全確認をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付き)」、後退時の接近車両を検知する「RCTA(後退時車両検知警報)」の追加が可能です。

ノートの目玉装備のひとつ「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」

ノートの目玉装備のひとつ「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」出典:日産「ノート」走行・安全

ノートでは、「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」の追加が可能です。

「プロパイロット」は、高速道路において適切な車間距離を保ちながら車線中央付近の走行を維持するように、システムがステアリング・アクセルペダル・ブレーキペダルの操作をサポートして、ドライバーの疲労を軽減する運転支援機能です。

現行型のノートには、さらにナビゲーションシステムとの連携機能を追加し、ナビの地図情報を基にカーブの大きさをあらかじめ把握して安全に走行できるように減速する機能、速度標識を検知して制限速度が変わるときには設定車速を自動で変更する機能、渋滞時には停止後約30秒まで追従走行を継続する機能が新たに搭載されました。

また、プロパイロットの作動中に一定の時間以上ステアリング操作が検知できない場合は音や表示で警告し、それでも操作がない場合はハザードランプを点灯させ、減速して停止します。メーカーオプションの「NissanConnectナビゲーションシステム」を搭載し、NissanConnect サービスに加入している場合は緊急通報センターに自動接続し、オペレーターによる緊急車両の手配などのサポートが受けられます。

安心して快適に運転できる機能を多数搭載したノート

ノートは全車が「サポカーSワイド」に認定されているのはもちろん、多彩な先進安全技術を搭載し、高い安全性能を持つモデルといえます。

最新鋭の運転支援機能「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」は特に魅力的。ノートを選ぶのであれば、オプションの追加も積極的に検討するべきといえるでしょう。

よくある質問

Q1:ノートに搭載される先進安全技術にはどんなものがあるの?

A:人が乗った自転車や夜間の歩行者の検知が可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、車線逸脱の危険があると警告するとともにステアリング操作を支援する「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)+ LDW(車線逸脱警報)」、2台前の車両の挙動をモニタリングして減速が必要であれば警告する「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」などが搭載されています。

Q2:「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」って何?

A:「プロパイロット」は高速道路でステアリングとペダルの操作をシステムがサポートする運転支援機能です。現行型のノートではこの「プロパイロット」にナビゲーションとリンクする機能を搭載し、ナビから得た地図情報を基にカーブで減速する機能、速度標識に応じて設定車速を変更する機能、渋滞時に停止後約30秒まで追従走行を継続する機能を追加しました。

Q3:ノートはどの「サポカー」に該当するの?

A:ノートは全車が「サポカーSワイド」の認定を受けています。

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※この記事は2023年5月時点の情報で制作しています

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