軽自動車の不人気車は、安い上に車の状態も良いため、コスパを重視する方から人気を集めています。しかし、実際に軽自動車の不人気車を選ぶ際には、注意すべき点もいくつかあります。
そこで、軽自動車の不人気車はコスパが良いと言われる理由と併せて、不人気車を選ぶときの注意点を解説。また、狙い目の不人気車もご紹介します。
狙い目の軽自動車の不人気車を先に確認したい方はこちら
この記事のPOINT
- 軽自動車の不人気車はコスパが良い
- 軽自動車の不人気車を選ぶ際は年式や車の状態確認が重要
- 定額カルモくんなら人気車種にもリーズナブルに乗れる
軽自動車の不人気車はお買い得?
軽自動車の不人気車は総じて価格が安い傾向がありますが、これは車の状態が悪いといった品質の問題ではなく、自動車市場において「需要が少ない」ことが原因です。
メーカー側がターゲット層の求めるカラーや機能をつかめていないなど、さまざまな要因で販売台数が伸び悩むと、長期的に在庫を抱えたくないディーラーが値下げをし始めます。その結果、同じような性能を持つ人気車種よりも安く購入できるようになり、むしろお買い得な場合が多いのです。
軽自動車の不人気車が選ばれる理由
軽自動車の不人気車は、価格が安い上にさまざまなメリットがあることから、あえて狙う方も多くいます。
ここでは、なぜ軽自動車の不人気車が選ばれるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
人気車種と比較しても性能に問題がない
軽自動車の不人気車は、需要が少ないために値下げされており、人気車種よりも性能面で劣っているわけではありません。そのため、シティユースやアウトドアといった自身の目的にマッチしており、不人気の原因として挙げられるボディカラーやフォルムを許容できれば、不自由なく使用することができます。
中古の不人気車は特に格安で購入できる
軽自動車の不人気車は在庫として抱えているあいだにも管理コストが発生することから、業者は早く手放すために値下げを繰り返す傾向があり、場合によっては一般的な中古車よりも格安で購入できることがあります。
特に中古の不人気車は、市場のトレンドや需要が価格に大きく反映されるため、新車価格の半額以下で手に入れられる可能性があるでしょう。そのため、車種やボディカラーにこだわりがなく、とにかく安く車を手に入れたいと考えている方から、格安で手に入る中古の不人気車は人気を集めているのです。
狙い目の軽自動車の不人気車3車種
実はコスパの良い軽自動車の不人気車ですが、実際にはどのような車種が狙い目なのでしょうか。ここでは、販売台数が伸びなかった軽自動車の不人気車3車種を、中古車市場での相場価格とともに見ていきましょう。
ダイハツ「キャスト」
類似するデザインが多いという理由で人気を獲得できなかったダイハツ「キャスト」は、2015年に新車としてリリースされた比較的新しい車種であり、中古車市場においても43~163万円程度で状態の良い車が一定数流通しています。
ハスラーなどと似通ったデザインではあるものの、ベースグレード以外は安全支援システムを標準装備しており、性能自体はたいへん優れている1台といえるでしょう。
ダイハツ「ウェイク」
ダイハツ「ウェイク」は、広々とした車内スペースが特徴の軽トールワゴンですが、車高とともに重心も高いことから、乗り心地があまり良くないという評価につながってしまい、男性向けの角ばったデザインもターゲット層の心をつかめなかったことから、不人気車となっています。
しかし、シティユースからアウトドアまで幅広く利用できる利便性の高い1台です。中古相場価格も39~199万円程度となっており、目的さえマッチすればお得な買い物といえるでしょう。
日産「デイズルークス」
ルークスの先行モデルとしてリリースされた日産「デイズルークス」は、運転席周辺のカーナビやエアコンなどの操作性があまり良くないという評価を受けたことで、不人気車種となっています。
しかし、車内スペースの広さが生み出す開放感は、そういったデメリットを補って余りある利便性につながっており、中古車相場価格も9~195万円と格安車が出回っている点も魅力といえるでしょう。ショッピングやアウトドアでの利用が中心の方にはおすすめのモデルです。
軽自動車の不人気車を選ぶときの注意点
お得に購入できる可能性が高い軽自動車の不人気車ですが、実際に選ぶときには注意すべき点もいくつかあります。
ここでは、よりコスパを向上させるために注意すべき点を解説します。
ポイント1. 車の年式を確認
中古車販売店などで軽自動車の不人気車を選ぶ際は、車の年式もしっかりと確認するようにしましょう。安さばかりに注目して年式の古すぎる車を購入してしまうと、故障トラブルに悩まされてしまう可能性が高くなり、メンテナンスや修理費の負担が増えてしまうことから、不人気車を選ぶメリットが薄れてしまいます。
年式の目安としては、3年落ち程度であれば車の状態が良好なケースが多く、コスパも最大限高められる可能があります。
ポイント2. 定期点検整備記録簿を確認
定期点検整備記録簿とは、12ヵ月や24ヵ月点検などを行った際の内容が記録されたもので、軽自動車の不人気車を選ぶ際には重要なチェックポイントとなります。
よりコスパを高めるためには、購入した後の修理コストなども押さえる必要があるため、過去にしっかりとメンテナンスを実施しており、なおかつ車体が大きく損傷するような重大な事故歴がないかどうかを確認することが重要です。
なお、定期点検整備記録簿には車が駆動する上で大切な部品類の交換履歴も列挙されています。専門的な知識に自信がないという方は、販売店のスタッフに質問しながら確認を進めるといいでしょう。
ポイント3. 長期間利用を前提に購入を検討
不人気車は市場価値が高くないため、当然売却価格も安くなってしまうケースがほとんどです。そのため、よりコスパを高めるためには、なるべく長く乗り続けることが大事なポイントとなります。
例えば、利用目的がアウトドアメインの場合は、トールワゴンやコンパクトSUVタイプの車を選ぶのが無難でしょう。シティユースがメインの場合は、安全支援システムや小回りが利く車を選んでおくと安心です。
このように、軽自動車の不人気車を選ぶ際は、途中で乗り換えることを前提にするのではなく、最後までその車に乗り続けることを前提に検討することをおすすめします。
軽自動車にお得に乗る方法は購入だけではない
軽自動車にお得に乗りたい方におすすめなのが、カーリースの利用です。カーリースであれば人気車種の新車にも負担を抑えて乗ることが可能な上に、購入時に発生する税金や頭金、車の登録費といった初期費用も必要ありません。
ここでは、カーリースの特徴を詳しくご紹介します。
車を買うときと同じように豊富な車種から選べる
カーリースとは、自分が選んだ新車をリース会社が購入し、月々定額の料金を支払ってその車を借りるサービスのことです。
レンタカーやカーシェアリングの場合、すでに用意された車の中でしか車を選ぶことができませんが、カーリースの場合は豊富なラインナップの中からオプション装備やボディカラーなども自由に選べるため、より自身の好みにマッチした車に乗ることができるでしょう。
定額料金の支払いだけでカーライフを送れる
カーリースでは、毎月一定の月額料金だけで新車に乗ることができます。月額料金の中には車両価格だけでなく、自賠責保険料や税金、各種手数料も含まれているため、車にかかるほとんどの費用を月額料金だけでまかなうことができるでしょう。頭金やボーナス払いも不要なため、負担を抑えて車に乗りたいという方にぴったりのサービスです。
長期契約にするほど料金が手頃になる
カーリースの月額料金は、基本的に、契約期間が長くなるほど安くなります。不人気車種をあえて選ぶなら長く乗る方がいいことはすでにお伝えしましたが、長期のリースなら、ローンの月々の返済額よりもずっと安い金額で乗れるケースが多いでしょう。
カーリースならお得と安心の両方を叶えられる
軽自動車の不人気車はコスパが高いといったメリットがある一方で、購入を検討する際には年式や車の状態確認、定期点検整備記録簿のチェックなどが必要不可欠であり、将来高値での売却が見込めない点も考慮して、慎重に選ぶ必要があります。
上手に車を選ぶことでお得に状態の良い車を手に入れられますが、選び方を間違えると逆にコスパを下げてしまうことにもなりかねないため、注意が必要です。
その点カーリースなら、人気車種の新車にもリーズナブルに乗ることができ、中古車リースであればさらに負担を抑えて整備の行き届いた安全な中古車に乗ることもできます。お得と安心の両方を叶えてカーライフを送りたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1:軽自動車の不人気車はお買い得なの?
A:メーカー側がターゲット層の求めるカラーや機能をつかめていないなど、さまざまな要因で販売台数が伸び悩むと、長期的に在庫を抱えたくないディーラーが値下げをし始めます。その結果、同じような性能を持つ人気車種よりも安く購入できるようになり、むしろお買い得な場合が多いです。
Q2:中古の軽自動車の不人気車を選ぶときの注意点は?
A:年式や車の状態確認、定期点検整備記録簿のチェックなどは必要不可欠であり、将来高値での売却が見込めない点も考慮して、慎重に選ぶ必要があります。
Q3:不人気以外でもお得に軽自動車に乗れるサービスは?
A:頭金や車の登録料などの初期費用だけでなく、自動車税といった維持費も月額料金に含めて支払っていけるカーリースであれば、お得に軽自動車に乗ることができるでしょう。さらに、業界最安値のリース料金で提供している定額カルモくんであれば、不人気車はもちろん人気車種であってもお得に乗ることができます。
※この記事の情報は2021年11月時点の情報で制作しています