3列シート&スライドドアを装備し、大人数が乗車できる利便性の高いミニバン。みんなでワイワイお出掛けができるので、ファミリーカーとしても人気のある車です。今回は、そんなミニバンの中でも「かわいい」という視点から外観&内装デザイン、ボディカラーのラインナップに注目してみました。「『かわいい』デザインのミニバンに乗りたい!」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
かわいい車の定義とは?
- 丸いフォルム&クリクリおめ目など、ナデナデしたくなるような外装
- ボディーカラーが女の子らしい
- 内装がフェミニンな雰囲気
走っても乗ってもキュンとさせてくれる車を「かわいい認定」としました。そして、もう1つ注目したのは……。
- 乗っている人も割増しで可愛く見える
これは重要なポイントです。実際に、明るい色の車の隣に立つと顔色がよく見えて写真写りが良くなるんです。車だけかわいいなんてもったいないですからね!
かわいいミニバンランキングTOP4
私がミニバンと聞いて最初に思いついたのが、切れ長で釣り上がったライト&威圧感のある大型グリルが特徴的な、ヴォクシー&ノアでした。どちらも、やんちゃなオラオラ顔でカッコイイ系デザイン。「可愛くはないから、ほかの車種を探そう」と思ったものの、カッコイイ、スタイリッシュ、スポーティーな印象を与えるミニバンがほとんどで、かわいいミニバンが少ないことに気付きました(今更)。ということで、国産車のみならず輸入車からもセレクトしています!
1位「トヨタシエンタ」スニーカーをイメージした、POPなミニバン!
●180.95〜258万円 ●全長4260mm、全幅1695mm、全高1675mm
ミニバンといえば、大きな車というイメージがある人もいるかもしれませんが、シエンタは運転しやすいサイズ(実際に乗ったことがありますが、小回りもきくのでスーパーマーケットの駐車場も停めやすいです)。全体的に丸いフォルムと、コンパクトな大きさがナデナデしてあげたくなります。
ライトから下に伸びている黒いラインが涙に見えて、母性本能をくすぐられる「泣き顔フロントフェイス」もgood。ボディカラーのラインナップもエアーイエロー&ラディアントグリーンメタリックなど明るく、元気な色があってかわいいです!
2位「日産セレナ」多彩なバリエーションから、自分の好きな「かわいい」を見つけられる!
●257.62~380.93万円 ●全長4690mm、全幅1695mm、全高1840mm
迫力のある「ダブルVモーショングリル」はスタイリッシュな雰囲気で、かわいい?と思う人もいるでしょう。ボディーカラーラインナップ(モノトーン9色&ツートン4色)の多いセレナは、色によって可愛くなるんです! 私のおすすめは、フレッシュで元気いっぱいな可愛さが魅力の「サンライズオレンジ」。ビタミンカラーは顔映りも良くしてくれるので、隣に立って写真を撮ると盛れるという利点もあります。
ちなみに、上級グレードの内装は、ダイヤモンド柄のシートがゴージャスでお姫様になった気分に浸れるのも◎。
3位「シトロエングランドC4スペースツアラー」愛嬌があってかわいいミニバン
●420万円 ●全長4605mm、全幅1825mm、全高1670mm
「いったい、どこのライトが付くんだろう?」と思わせてくれるフロントフェイスは超個性的(個人的には、宇宙人に似ていると思います)。ここだけ見ると、近未来的でスタイリッシュな印象を受けますが、全体は角ばったところがなくツルっとしたデザインになっているのでかわいく見えます。フロントウインドウがかなり上部まであるので前席からの景色が抜群です。道路にピタッと張り付いて走っているかのような姿にキュンとする人は多いはず。ブラックやシルバーなど、モノトーンで統一された内装は洗練されていてオシャレ。ため息がでるほど、大人かわいいです。
グランドC4スペースツアラーのリアドアはスライドドアではなく、セダンなどと同じヒンジ式。それでもぜひ乗ってほしい一台です。
4位「フォルクスワーゲンシャラン」奥ゆかしい可愛さが魅力的なミニバン
●411.9~540.5万円 ●全長4855mm、全幅1910mm、全高1750~1765mm
台形型のライト&帯状のバンパーのフロントフェイスは、キャラクターを前面に強調していない、いわば「普通顔」。個性がないと言われればそれまでですが、この控えめなところが◎。「3歩下がって走ります」という奥ゆかしさを感じます。
全長&全幅ともに「かなり大きい」のですが、それを感じさせないのは全体を柔らかな曲線でまとめているから。遠くを走っているシャランを優しくて可憐な雰囲気だなと思っていても、近くに来ると想像以上の大きさにビックリする人が多いです。
過去のミニバン、専門家イチオシのかわいい車3選
現行型ではなかなか選ぶのに苦労しましたが、過去に目を向けるとミニバンにもかわいい車がありました。ここでは選りすぐりの3台を紹介します。
1位「トヨタエスティマエミーナ/ルシーダ」TOYOTAの天才タマゴちゃん!?
●全長4690mm、全幅1690mm、全高1790~1910mm
1990年に登場したエンジンを床下ミッドに搭載した異色のミニバン、初代トヨタエスティマ。その5ナンバーサイズ版がエスティマエミーナ/ルシーダです。「天才タマゴ」というキャッチフレーズが付くだけあって、ボディに角ばったところはなくきれいな卵型のフォルムをしています。例えるなら、手の平でそっと包み込んであげたくなるような可愛さです。末広がりな丸いリアも、ポテッとしていて愛らしい。独創的なエンジンレイアウトが生んだ個性的なデザインです。
ちなみに、エミーナとルシーダの違いって分かりますか?よく見ると、フロントグリルとテールランプが微妙に違うんです。些細なことなのですが、ルシーダの方がワイドに見えるのでエミーナ(上の写真)の方が可愛らしいと感じる人が多いのではないでしょうか?
2位「トヨタスパーキー」ちっちゃいけれど、しっかりミニバン!
●全長3765mm、全幅1515mm、全高1895mm
2000年に登場した当時のトヨタの最小ミニバンがスパーキー。ダイハツ アトレー7のOEM車ですが、外観や内装など独自の仕様に変更されていました。最小回転半径は4.4mと扱いやすく、軽自動車よりも少し大きいくらいのサイズです。驚くべきは、小さいながらに大人が7人乗れる3列シートを搭載&走りもパワフルなこと。そして、とにかく走っている姿がかわいいです(近所の仕出し屋のオジちゃんが乗っていました)。デザインだけ見れば精悍な面持ちですが、細い道をくねくね走っている姿は、小さいながらに一生懸命働いている小型犬を彷彿とさせました。車の「かわいい」は見た目だけじゃありません!走りも重要ですよ!
3位 「クライスラーグランドボイジャー」男らしくてかわいい!
●全長5145mm、全幅2005mm、全高1755mm
日本では2001年に販売が開始された3代目の「グランドボイジャー」。アメ車らしく大きなサイズ、それなのに威圧的な感じがせず、落ち着いた印象をうけるのはボディが丸みを帯びていて、クエアなフォルムだからです。フロントフェイスは、両端に離れている台形型のライトと、口をあけて笑っているかのような形のバンパーが、どこか情けない面持ちに見えます。大きなボディとはチグハグなところが愛おしくなってしまいます。男らしさと、可愛さの2面性をもつミニバンです。
未来のミニバンは、かわいい?カッコイイ?
その時代にかわいいとされる「美の基準」にあわせて、車もデザインを変化させ続けてきたんだなと改めて思いました。いろいろな時代のミニバンを眺めていると、私的には国産車も輸入車も昔の方がかわいいデザインが多かったなと感じます。現在のトレンドは「カッコよくて、スタイリッシュ」が多いですが、何年後かはどうなっているのか楽しみです。
<ここからは編集部からのお知らせです>
かわいいミニバンに買うよりお得に乗る方法
近年人気を集める、車の新しい持ち方があるのをご存知ですか。自分が選んだ車に毎月定額の料金を支払って乗る、車の「サブスクリプションサービス」「カーリース」と言われる方法です。
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*調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く
※記事の内容は2020年11月時点の情報で制作しています。