ルークスの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。
そこで、高く売却するコツと併せて、ルークスのモデル別に買取相場を解説します。
なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。
その方法を先に知りたい方はこちら をご覧ください
この記事のPOINT
- ルークスの買取相場は、11万8,000円~117万2,000円程度
- 5つのコツを押さえることで買取額を上げられる可能性がある
- 定額カルモくんならワンランク上の新車に乗り換えることもできる
日産「ルークス」の特徴
全高が高い軽スーパーハイトワゴンの魅力は広々とした居住空間にありますが、日産「ルークス」はそれだけにとどまらず優れた安全性や高い燃費性能、走りの良さなど、軽自動車であることを忘れさせるような魅力を持ったモデルです。
激戦区といわれる軽スーパーハイトワゴン市場の中でも屈指の充実した予防安全技術や運転支援技術を導入しているため、先進性に魅力を感じる方も少なくありません。
また、標準仕様に加え、日産のミニバン「セレナ」や「エルグランド」に設定されているカスタムライン「ハイウェイスター」が設定されているのもルークスの特徴といえるでしょう。2020年に登場した現行モデルには日産のカスタムカーブランドであるオーテックが手掛けるコンプリートカー「AUTECH」もラインナップされており、豊富な選択肢が用意されているのも魅力です。
モデル別ルークスの買取相場
ルークスの初代モデルの登場は2009年。最も古い年式のものは10年落ち以上になるため、初代モデルではあまり高額買取は望めないでしょう。また、全体的な傾向として迫力のあるエクステリアデザインの「ハイウェイスター」は標準仕様のモデルよりも高額になる傾向があるようです。
ここでは、ルークスのモデル別買取相場を見ていきましょう。
1代目ルークス
2009年に登場した初代ルークスはスズキ「パレット」のOEM供給を受けたモデルで、軽自動車の常識を覆すような軽最大級の広い室内空間、時代の先端を行く洗練されたエクステリアが特徴です。特に「ハイウェイスター」はカスタムモデルにありがちな押し出しの強さだけでなく、セレナやエルグラントにも通じる質の高いデザインで、現在でも通用するセンスの良さを感じさせるデザインとなっています。
リモコンでの開閉が可能な後席両側のスライドドア、キーを取り出すことなくドアの解錠や施錠ができるインテリジェントキーやプッシュエンジンスターターなど、当時の先進の装備を搭載し実用性を高めています。
また、エアコンの冷風を利用する保冷機能付きの助手席アッパーボックスなど、普通車でもなかなか見ないような快適装備を搭載しているのも注目すべきポイントでしょう。なお、スズキからのOEM供給を受けているのはこの初代モデルのみです。
初代ルークスの買取相場は11万8,000~22万9,000円程度。初代モデルはマイナーチェンジを一度も実施していませんが、一部仕様向上を受けた2012年以降のモデルが比較的高い相場となっているようです。
2代目ルークス(デイズルークス)
2代目のルークスは2014年に登場。2代目モデルは軽ハイトワゴン「デイズ」シリーズ第2弾として登場したことから、名称が「デイズルークス」に変更されました。
スズキからのOEM供給を受けていた先代モデルとは異なり、日産と三菱の合弁会社NMKVが企画・開発を行ったモデルで、日産と三菱のそれぞれの強みが活かされています。なお、三菱では「eKスペース」の名称で販売されています。
毎日安全・快適に使える車として、ドライバーから見えにくい部分の安全確認をサポートする「アラウンドビューモニター」やタッチパネル式のオートエアコン、紫外線を99%カットしてくれるスーパーUVカット断熱グリーンガラスなど、充実した安全装備・快適装備を詰め込んでいます。
デイズルークスの買取相場は44万5,000~95万6,000円程度。モデル末期の2018年に一部仕様向上によって安全装備が強化されているため、2018年以降の年式は高額買取が期待できる可能性があるかもしれません。
3代目ルークス
現行モデルである3代目は2020年に登場しました。デイズシリーズの一員として「デイズルークス」名を冠した先代モデルとは異なり、名称は初代の「ルークス」へと再び変更されています。
NMKVによるマネジメントのもと、日産が全面的に企画・開発した2代目デイズのプラットフォームを使用し、大人4人が乗ってもゆったりとくつろぐことができる広い室内空間、48Lのスーツケースが同時に4個積載可能な大容量の荷室を確保しました。また、疲れにくい「ゼログラビティシート」の採用によってロングドライブも快適に楽しめます。
目玉装備となるのは最新鋭の運転支援技術「プロパイロット」。これは高速道路においてアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をシステムが支援することで、高速巡航時や渋滞時のドライバーの運転負荷やストレスを大幅に軽減して安全運転に貢献する機能です。
3代目ルークスの買取相場は117万2,000円程度。「プロパイロット」を搭載するグレードは人気が高く、車の状態によってはさらなる高額買取も狙えるかもしれません。
車を高値で売却する5つのコツ
車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。
1. 整備記録や修理歴を提示する
見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。
2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする
メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際にいっしょに提出しましょう。
3. 相見積を取る
買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも3店くらいの見積りは取っておきましょう。
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4. 新車に買い替えるときは下取りに出す
高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の2〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。
5. 高く売れる時期を狙う
中古車の需要が高まる直前の1〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。
なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。
買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる!
5つのコツを取り入れることでルークスの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。
しかしカーリースの定額カルモくん であれば、ルークスの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。
初期費用不要!維持費も込みの定額料金で新車に乗れる
「おトクにマイカー 定額カルモくん 」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。
しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。
乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない
定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。
納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。
なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。
契約満了時に車がもらえる
カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。
ルークスからの乗り換えにおすすめの3車種
月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、ルークスからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。
スズキ「スペーシアカスタム」
ルークスと同じ軽スーパーハイトワゴンで、もう少しエクステリアのデザインにこだわりたい、という方にはスズキ「スペーシアカスタム」がおすすめです。軽スーパーハイトワゴンならではの室内の広さはもちろんのこと、メッキを多用した風格のあるエクステリアは車にもデザイン性を追求したい方にぴったりでしょう。
スペーシアカスタムの車両本体価格は164万8,900円から。対して定額カルモくんのスペーシアカスタムの価格は月々19,300円のため、10,000円台の支払いで新車のスペーシアカスタムに乗ることができます。
トヨタ「ヤリス」
2020年に登場したトヨタのコンパクトカー「ヤリス」は、新プラットフォームの採用により低重心化され、先代モデルにあたる「ヴィッツ」よりも走りの質感を大幅に向上させているのが特徴。スポーツカーとまではいかなくても、運転する楽しさを程よく味わいたい方におすすめの1台です。
ヤリスの車両本体価格は139万5,000円からですが、定額カルモくんであれば月々20,510円でヤリスが利用できます。
スズキ「ソリオ」
室内の広さと、スライドドアによる利便性の高さを持ったコンパクトカーのヒットモデル、スズキ「ソリオ」。軽自動車に近い感覚で運転できる取り回しの良さや使い勝手の良さには定評があります。
ソリオの車両本体価格は158万1,800円から。定額カルモくんでは月々22,380円で利用可能です。
高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も
売却前に相場を把握することは、ルークスを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。
月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。
よくある質問
Q1:ルークスの買取相場はどれくらい?
A:ルークスの買取相場は、スズキ「パレット」のOEM供給車であった初代モデルが 11万8,000~22万9,000円程度、「デイズルークス」と呼ばれた2代目モデルが44万5,000~95万6,000円程度、最新鋭の運転支援技術「プロパイロット」を採用した現行型の3代目モデルが117万2,000円程度です。
Q2:買取額を高くするためのコツは?
A:買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。
Q3:ルークス売却後の乗換えにおすすめの車種は?
A:デザイン性の高さが魅力のスズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシアカスタム」や走りの質感の良さが魅力のトヨタ「ヤリス」、利便性の高さや取り回しやすさが魅力のスズキ「ソリオ」がおすすめです。なお、定額カルモくんではスペーシアカスタムなら月々19,300円、ヤリスなら月々20,510円、ソリオなら月々22,380円で利用可能です。
※記事の内容は2021年8月時点の情報で執筆しています。