ハリアーの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。
そこで、高く売却するコツと併せて、ハリアーのモデル別に買取相場を解説します。
なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。
その方法を先に知りたい方はこちらをご覧ください
この記事のPOINT
- ハリアーの買取相場は、83,000円~236万6,000円程度
- 5つのコツを押さえることで買取額を上げられる可能性がある
- 定額カルモくんならワンランク上の新車に乗り換えることもできる
トヨタ「ハリアー」の特徴
高級感と都会的なスタイリッシュさを備えた「プレミアムクロスオ―バーSUV」というジャンルを開拓したのが、1997年に初代モデルが登場したトヨタ「ハリアー」です。
SUVに期待される動力性能は確保しながらも、高級車のような上質な乗り心地や優れた乗降性、居住性を向上させるさまざまな快適装備、ゆとりと高級さを感じさせる室内空間、そしてタフさを強調するのではなく都会に似合うプレミアムで洗練された雰囲気のエクステリアデザインを持つハリアーが市場に与えた影響は大きく、国内、海外を問わず多くのメーカーが類似モデルを生み出すことになります。
2020年に登場した現行モデルでは、実用性やスペックだけではなく、人の心を優雅に満たしてくれる唯一の存在として開発されており、その実力はもちろんのこと、ステイタス感や所有欲、美意識までも満たしてくれる、ほかのSUVとは一線を画したモデルといえるでしょう。
モデル別ハリアーの買取相場
ハリアーの初代モデルの誕生は1997年。20年以上の歴史を持つモデルです。そのため人気のある車種ではありますが、低年式の初代モデルや2代目モデルはあまり高い買取相場ではなく、低めで推移しています。比較的新しい3代目モデルや現行モデルはそれなりの相場が期待できるでしょう。
ここでは、ハリアーの買取相場をモデル別に見ていきます。
初代ハリアー
初代ハリアーはプレミアムSUV という新ジャンルの高級車として1997年に登場しました。日本国内では「ハリアー」の名称で販売されましたが、当時北米で展開されていたレクサスにおいては「RX」の名で1998年に導入されており、いずれも当時非常に高い人気を誇りました。
2000年にはマイナーチェンジが実施され、30.LV6エンジンはそのまま継続して採用されましたが、2.2L直列4気筒エンジンは2.4Lへと排気量が引き上げられました。またオートレベリングシステムを採用したディスチャージヘッドランプなど、最新の装備が導入されます。
初代ハリアーの買取価格は83,000円~150,000円程度です。
2代目ハリアー
初めてのフルモデルチェンジは2003年に実施。高級サルーンを超えるハンドリング性能と先進の安全性が追求され、新設計のプラットフォームの採用によるボディ剛性の向上、扁平タイヤ、3種類の車高モードが選択できる電子制御エアサスペンションの採用などにより、先代モデルよりも走行安定性や走破性を高めています。
またミリ波レーダーを使用し、衝突の不可避を判断してブレーキアシストを作動させる「プリクラッシュセーフティシステム(レーダー方式)」を世界で初めて(2003年2月、トヨタ調べ)採用しているのも注目すべきポイントでしょう。
2005年には、ハイブリッドシステムを搭載する「ハリアーハイブリッド」が別車種扱いで登場します。
2代目ハリアーの買取相場は、ガソリン車が20万2,000~90万2,000円程度、ハリアーハイブリッドの買取相場は47万~88万円程度です。
3代目ハリアー
2013年に約10年ぶりに2回目のフルモデルチェンジが実施され、ハリアーは3代目に移行しました。先代モデルでは別車種扱いであったハリアーハイブリッドはハリアーに統合されます。また、初代モデルと2代目モデルはレクサスで「RX」として販売されていましたが、この世代では国内専用車となりました。
日本の道路事情を考慮してダウンサイジングされたため、取り回しやすさが向上。2017年のマイナーチェンジでは、2.0L直噴ターボエンジンがラインナップに追加されました。
3代目ハリアーのガソリン車の買取相場は152万5,000~213万8,000円程度、ハイブリッド車の買取相場は149万1,000~236万6,000円程度。2017年のマイナーチェンジ以降のモデルの相場が高くなっています。
4代目ハリアー
現行型の4代目モデルは2020年に登場。都会的なエレガントさとSUVならではのたくましさを融合させた流麗なクーペフォルム、ボリューム感と広がり感で居心地の良さを演出するインテリアなど、実用性一辺倒ではなく、乗る人の心を満たしてくれる新しい価値を持つ新時代のSUVとして生まれ変わりました。
TNGAプラットフォームの採用や前後サスペンションの最適化などにより、上級モデルならではの乗り心地とドライバーの感性を重視した走りを両立。また、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者の検知が可能な衝突被害軽減ブレーキを含んだ予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を装備するなど、高い安全性を有しているのも魅力です。
現行型の4代目モデルは登場して間もないため流通量が少なく、状態の良いものは200万円後半の買取相場も期待できるでしょう。
車を高値で売却する5つのコツ
車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。
1. 整備記録や修理歴を提示する
見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。
2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする
メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際に一緒に提出しましょう。
3. 相見積を取る
買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも3店くらいの見積りは取っておきましょう。
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4. 新車に買い替えるときは下取りに出す
高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の2〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。
5. 高く売れる時期を狙う
中古車の需要が高まる直前の1〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。
なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。
買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる!
5つのコツを取り入れることでハリアーの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。
しかしカーリースの定額カルモくんであれば、ハリアーの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。
初期費用不要!維持費も込みの定額料金で新車に乗れる
「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。
しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。
乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない
定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。
納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。
なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。
契約満了時に車がもらえる
カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。
ハリアーからの乗り換えにおすすめの3車種
月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、ハリアーからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。
トヨタ「アルファード」
アルファードの車両本体価格は359万7,000円からですが、定額カルモくんなら月々45,810円で新車のアルファードが利用できます。
日産「フーガ」
優美なエクステリアデザイン、高級セダンならではの安定した走りが魅力の日産「フーガ」。豪華な内装や大排気量エンジンといった高級車らしい要素を備えているモデルです。ハイブリッド車は燃費性能に優れているだけではなく、卓越した加速性能を有しているのも特徴です。
フーガの車両本体価格は502万7,000円からで比較的高額なモデルですが、定額カルモくんであれば月々55,160円から新車のフーガに乗り換えることができます。
トヨタ「ランドクルーザープラド」
本格オフローダーとして世界的な人気を得ているトヨタ「ランドクルーザー」の弟分といえる「ランドクルーザープラド」は、ランドクルーザー譲りの悪路走破性と街なかでの扱いやすさ、オンロードでの快適な走りを両立させたSUVです。
ランドクルーザープラドの車両本体価格は366万6,000円から。対して定額カルモくんなら、月々47,680円から新車のランドクルーザープラドが利用可能です。
高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も
売却前に相場を把握することは、ハリアーを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。
月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。
よくある質問
Q1:ハリアーの買取相場はどれくらい?
A:ハリアーのモデル別買取相場は初代モデルが83,000円~150,000円、2代目のガソリン車が20万2,000~90万2,000円、ハリアーハイブリッドの買取相場が47万~88万円、3代目のガソリン車が 152万5,000~213万8,000円程度、ハイブリッド車の買取相場は149万1,000~236万6,000円程度です。
Q2:買取額を高くするためのコツは?
A:買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。
Q3:ハリアー売却後の乗換えにおすすめの車種は?
A:高級ミニバンの定番といえるトヨタ「アルファード」や高級セダンの醍醐味を感じられる日産「フーガ」、実力派SUVのトヨタ「ランドクルーザープラド」がおすすめです。なお、定額カルモくんならアルファードに月々45,810円、フーガに月々55,160円、ランドクルーザープラドに月々47,680円で乗ることができます。
※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。