エブリイワゴンの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。
そこで、高く売却するコツと併せて、エブリイワゴンのモデル別に買取相場を解説します。
なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。
その方法を先に知りたい方はこちら をご覧ください
この記事のPOINT
- エブリイワゴンの買取相場は、25,000円~119万2,000円程度
- 5つのコツを押さえることで買取額を上げられる可能性がある
- 定額カルモくんならワンランク上の新車に乗り換えることもできる
スズキ「エブリイワゴン」の特徴
スズキ「エブリイワゴン」は同社の商用バン「エブリイ」をベースにした軽キャブワゴンで、軽自動車最大級の広々とした室内空間と積載性の高さが魅力のモデルです。
一見すると近年人気を集めているホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」などの軽スーパーハイトワゴンと形状が似ていますが、エブリイワゴンは運転席下にエンジンを搭載するキャブオーバーワゴンであるため、軽スーパーハイトワゴンよりもさらに広い居住空間を確保しているという違いがあります。
商用車ベースであるため、軽スーパーハイトワゴンなどと比較するとおもてなし機能やかゆいところに手が届くような便利機能は少なく、デザインもシンプルで質実剛健な印象ですが、室内の広さや頼もしい積載性を活かしてサーフィンやスキーなどのレジャーや、キャンプでの車中泊を楽しみたい方に絶大な人気を誇っています。
モデル別エブリイワゴンの買取相場
エブリイワゴンは初代の誕生から20年以上が経過したロングセラーモデルで、登場以来2度のフルモデルチェンジを実施しているため、3世代のモデルがありモデルごとに買取相場は異なります。そのためモデルごとの買取相場を把握することが大切です。
ここでは、エブリイワゴンの買取相場をモデル別に見ていきましょう。
1代目エブリイワゴン
初代のエブリイワゴンは、ベースモデルである商用バン「エブリイ」の4代目へのフルモデルチェンジが実施された1999年に誕生しました。
当時のスズキの軽自動車最大の室内空間を誇るモデルで、ヘッドクリアランスと後席の足元空間に十分なゆとりを持たせているのが特徴です。さらに後席にはリクライニング機能を採用し、居住性を高めました。
また、抗菌処理タイプのエアコンやUVカット機能のついたフロントウィンドウガラス、ステレオ、パワーステアリングなど当時としては充実した装備を採用しているのも注目すべきポイントでしょう。なお、各種エアロパーツを装着し、スポーティーな仕様としたグレード「ジョイポップエアロターボ」は、チルトアップ機構付きの電動サンルーフを標準装備し、商用ベースのモデルとは思えないデザイン性と快適性を備えています。
初代エブリイワゴンの買取相場は、25,000円~11万1,000円程度です。
2代目エブリイワゴン
2代目モデルは「ファミリーがファーストカーとして選んで満足できる軽ミニバン」をコンセプトに、2005年に登場してしました。
先代モデルよりも後席の足元空間を拡大し、居住性を向上。さらに挟み込み防止機能や半ドアの位置までスライドドアを閉めると後は自動で全閉するスライドドアクローザーを搭載したパワースライドドアを採用するなど、ファミリーカーとしての利便性を追求しています。
2010年の一部改良では、エンジンの圧縮比を上げることで燃費性能を向上させるとともに、エクステリアデザインを一新。メッキのフロントグリルやスポーティーなデザインの前後バンパー、丸形のマルチリフレクターフォグランプ、リアコンビランプのクリアレンズ化などによって個性的で洗練されたエクステリアへとアップデートさせています。
そんな2代目エブリイワゴンの買取相場は16万7,000~58万9,000円程度。モデル末期のものになると50万円以上での買取りが期待できそうです。
3代目エブリイワゴン
現行型の3代目は2015年に登場しました。エクステリアのデザインはキープコンセプトとなりそれほど大きな変更はありませんでしたが、室内高・室内幅・室内長すべてが軽キャブワゴントップ(2021年4月現在、スズキ調べ)の室内サイズを実現し、大人4人がゆったりとくつろげる空間と大容量の荷室を確保しています。
豊富なアクセサリーを用意するとともに荷室にユーティリティナットやラゲッジボードステーを装備し、用途に合わせて荷室をカスタマイズできるのが魅力といえるでしょう。リアシートには左右分割式を採用し、多彩な座席アレンジも可能です。
また、車両や歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置を含む予防安全技術パッケージ「スズキ セーフティ サポート」が全車に標準装備されており、時代に合った安全性を確保しています。
現行型のエブリイワゴンの買取相場は88万4,000円~119万2,000円程度。比較的高めの相場といえるでしょう。3年落ちまでなら100万円以上での買取りの可能性もあります。
車を高値で売却する5つのコツ
車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。
1. 整備記録や修理歴を提示する
見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。
2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする
メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際にいっしょに提出しましょう。
3. 相見積を取る
買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも3店くらいの見積りは取っておきましょう。
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4. 新車に買い替えるときは下取りに出す
高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の2〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。
5. 高く売れる時期を狙う
中古車の需要が高まる直前の1〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。
なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。
買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる!
5つのコツを取り入れることでエブリイワゴンの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。
しかしカーリースの定額カルモくん であれば、エブリイワゴンの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。
初期費用不要!維持費も込みの定額料金で新車に乗れる
「おトクにマイカー 定額カルモくん 」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。
しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。
乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない
定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。
納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。
なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。
契約満了時に車がもらえる
カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。
エブリイワゴンからの乗り換えにおすすめの3車種
月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、エブリイワゴンからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。
トヨタ「カローラフィールダー」
質実剛健という言葉がぴったりとくるトヨタ「カローラフィールダー」は、今では貴重な存在となりつつある国産ステーションワゴンです。ステーションワゴンならではの積載性の高さはエブリイワゴンのようにたくさんの荷物が積み込める普通車が欲しいという方のニーズを満たしてくれるでしょう。
カローラフィールダーの車両本体価格は169万8,400円から。定額カルモくんでは、月々24,140円から新車のカローラフィールダーが利用できます。
スズキ「ジムニーシエラ」
よりアクティブなカーライフを楽しみたいのであればスズキ「ジムニーシエラ」がおすすめです。ラダーフレームを採用し、卓越した悪路走破性を誇る本格オフローダーで、未舗装路もらくらくこなせる頼もしい1台。無骨さを感じさせるデザインも人気があります。
ジムニーシエラの車両本体価格は179万3,000円からですが、定額カルモくんであれば月々25,680円から新車のジムニーシエラのあるカーライフを楽しむことができます。
ホンダ「フリード+」
室内の広さに定評のあるホンダのコンパクトミニバン、「フリード」の2列仕様車が「フリード+」です。座席をアレンジすると大人2人が横になれる広い空間が出現。キャンプなどで車中泊を楽しみたい方や、荷物が多くなりがちなアウトドアレジャーを楽しみたい方に高い人気を誇ります。
フリード+の車両本体価格は199万7,600円から。対して定額カルモくんでは、月々28,870円で新車のフリードが利用可能です。
高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も
売却前に相場を把握することは、エブリイワゴンを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。
月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。
よくある質問
Q1:エブリイワゴンの買取相場はどれくらい?
A:エブリイワゴン初代モデルの買取相場は25,000円~11万1,000円程度、2代目モデルの買取相場は16万7,000~58万9,000円程度、現行型の3代目モデルの買取相場は88万4,000円~119万2,000円程度です。現行型で年式が新しければ100万円以上での買取りも期待できるでしょう。
Q2:買取額を高くするためのコツは?
A:買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。
Q3:エブリイワゴン売却後の乗換えにおすすめの車種は?
A:コンパクトステーションワゴンのトヨタ「カローラフィールダー」、本格オフロード走行が可能なスズキ 「ジムニーシエラ」、車中泊もできるホンダ「フリード+」がおすすめです。なお、定額カルモくんならカローラフィールダーに月々24,140円、ジムニーシエラに月々25,680円、フリード+に月々28,870円から乗ることができます。
※記事の内容は2021年8月時点の情報で執筆しています。