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車検に印鑑は必要?シャチハタはNG?車検に用意すべき持ち物とは

車検に印鑑は必要?シャチハタはNG?車検に用意すべき持ち物とは
車検に印鑑は必要?シャチハタはNG?車検に用意すべき持ち物とは

印鑑は車検時に必ずしもいるわけではありません。しかし、車検業者によっては印鑑が必要な場合もあります。そこで、車検に印鑑が必要となるケースや車検に使える印鑑の種類、車検に必要な書類について解説します。車検の直前に焦らないよう、事前に準備を整えましょう。

この記事のPOINT

  • 車検に印鑑は必ずしも必要ではない
  • 車検に印鑑を持っていくとスムーズに手続きが行える
  • 普通車と軽自動車で車検に必要な書類が違う

車検に印鑑は必要なのか?

車検業者によって、印鑑が必要であったり、不要であったり対応はさまざまです。そのため、印鑑は必要なのか疑問に感じている方が多いのではないでしょうか。そこで、実際に車検を受ける際に印鑑は必要なのか、必要な場合に適している印鑑などをご紹介します。

車検に印鑑は必ずしもいるわけではない

1998年以前は車検時に印鑑が必要でしたが、1998年の国土交通省からの通達で「車両使用者が個人の場合、氏名欄に自筆の署名を記入した場合、印鑑の押印は不要」とされました。そのため、現在は車検を受ける際に必ずしも印鑑がいるわけではありません。

マイカーの使用者は、基本的には個人です。そのため、車検を受ける際に提出する書類のひとつである、継続検査申請書の使用者欄に自筆で署名をした場合、現在では印鑑が必要ありません。なお、使用者欄の氏名や住所などをパソコンなどで入力した場合は、本人確認のために押印かサインが必要です。

しかし、中には車検の際に印鑑の持参を必須としている業者もあります。前もって電話などで車検業者に印鑑が必要か確認しておくと、車検手続き当日に慌てることなくスムーズに手続きが進められるでしょう。

車検に印鑑を持っていくメリット

車検に印鑑を持っていくことで、サインをするよりも車検手続きがスムーズに行えるメリットがあります。また、印鑑の持参が必要な車検業者だと車検手続き当日に判明した場合でも、印鑑があればフレキシブルに対応が可能です。

なお、継続検査申請書に書かれた氏名や住所などが読みにくい場合、再提出を求められる可能性もあるので、押印のほうが手間も省けるケースもあります。

車検は認印で手続きできるが、シャチハタはNG

車検時に使う印鑑は実印である必要はなく、日常生活で使用している認印で手続きが可能です。しかし、認印の中でも「シャチハタ」と呼ばれるインク浸透印タイプは避けましょう。シャチハタを避けるべき理由には、大きく分けてふたつあります。

ひとつ目の理由は、シャチハタはインクを使用して印字しているからです。三文判タイプで使用する朱肉に比べて、インクが早く乾く性質があり、時間が経つと色が薄れたり変色したりするリスクがあります。保管が前提である書類には、印影が変化してしまうインクは適していません。

ふたつ目の理由は、シャチハタはゴム印であるからです。一般的な印鑑に使われている硬い材質と違い、ゴム印はやわらかいゴムでできているため、押印する際の力の入れ具合や角度によって、印影が異なってしまう場合があります。公的な書類は印影で照合を行うこともあるため、シャチハタではなく、三文判タイプなどの印鑑を事前に用意しておきましょう。

車検に印鑑証明は必要なし

車検の手続きには、印鑑証明は必要ありません。車関係の手続きで印鑑証明が必要となるタイミングは、車を購入するとき、名義変更をするとき、廃車の手続きを行うときの3つです。

車検とともに車の名義変更を行う場合は、必要書類として「3ヵ月以内に取得した印鑑証明」と「印鑑登録されている実印」が必要となります。なお、認印での名義変更はできません。

ちなみに、印鑑証明は居住している市区町村の役所で取得できます。マイナンバーカードを所有している方は、コンビニでも取得できるので、名義変更を行う際にはあらかじめ準備しておきましょう。

車検で必要なものは普通車と軽自動車で違う

車検で必要なものは普通車と軽自動車で違う

車検には、ディーラーや整備工場に依頼する一般的な車検手続きと、ユーザー車検と呼ばれる自分で行う車検手続きがあり、それぞれで必要な書類が異なります。さらに、軽自動車と普通車でも必要な書類が異なります。
一般的な車検に必要な書類は以下のとおりです。

〈車検時の必要書類〉

 軽自動車普通車
車検証の原本
自動車税(種別割)納税証明書-
(条件を満たせば省略可能)
軽自動車税(種別割)納税証明書-
定期点検整備記録簿
自動車損害賠償責任保険証明書

 

・車検証の原本
車検証は、車を運転するときに携行することが義務付けられている書類です。車を購入した際に販売店から必ず受け取る書類で、ダッシュボードに保管していることが多いでしょう。

なお、車検証に記載されている住所と現住所が異なる場合、車検手続きが受けられない可能性があります。車を購入してから引っ越しをした方は注意が必要です。住所が変わっている場合、道路運送車両法で定められた手続きを行わなくてはいけません。

・自動車税(種別割)納税証明書
4月1日時点の車の所有者に課せられる自動車税(種別割)は、6月末までに自動車税(種別割)を支払い、自動車税納税証明書が発行されます。自動車税納税証明書をなくしてしまった場合は、都道府県の税事務所で再発行が可能です。

しかし、現在では、自動車税(種別割)の納付状況をオンラインで確認できるようになったため、継続検査では「自動車税(種別割)を滞納していない」「自動車税(種別割)を納付してから2〜4週間が過ぎている」という条件を満たした場合、納税証明書の提出が省略可能となりました。

・軽自動車税(種別割)軽自動車税納税証明書
軽自動車を所有している方は、軽自動車税を支払うことで軽自動車税納税証明書が発行されます。なお、普通車と違い、軽自動車税(種別割)納税証明書は省略ができません。事前に有効期限をチェックしたものを用意しておきましょう。

・定期点検整備記録簿
定期点検整備記録簿は、法定点検の内容が記録されている書類です。点検整備記録簿がなくても車検を受けることは可能ですが、スムーズに車検を行うためにも持参することをおすすめします。

・自動車損害賠償責任保険証明書
自動車損害賠償責任保険証明書は、車の運転時に車検証とともに携行することが義務付けられている書類です。有効期限が切れていないかもあわせて確認しましょう。なお、自動車損害賠償責任保険証明書が見つからない場合は、加入している保険会社や代理店で再発行の手続きをすぐに行う必要があります。

ユーザー車検では、さらに用意する書類が増える

ユーザー車検では、一般的な車検手続きの書類に加えて、さらに用意する書類が増えます。車検業者に依頼した場合よりも、車検を安価に済ませられるのがポイントですが、車の知識や技術が必要となります。
車検業者に依頼する際の書類に加えて、ユーザー車検でさらに必要となる書類は以下の3つです。

・継続検査申請書
継続検査申請書は、車検証を発行する際に必要となる書類で、当日に運輸支局の窓口でもらえるので、その場で記入すれば問題ありません。普通車の場合は国土交通省、軽自動車の場合は軽自動車検査協会のホームページで事前にダウンロードも可能です。

・自動車重量税納付書
自動車重量税納付書は、車検を受けるために必要となる自動車重量税を納めるための書類です。こちらも当日に運輸支局の窓口でもらえるため、前もって用意する必要はありません。ユーザー車検当日に、車の重量に応じた金額の印紙を貼り付けて提出しましょう。

・自動車検査票
自動車検査証も当日に運輸支局の窓口で入手でき、持ち込んだ車が道路運送車両法の保安基準に合格すると、合格印がもらえます。

車検が面倒なら、カーリースを選ぶのがおすすめ!

車検にはさまざまな書類が必要なため、手続きに手間や時間がかかります。また、車検の有効期間が切れた車では公道を運転することができません。そのため、うっかり車検の手続きを忘れてしまった場合、レッカー車などを手配することになり、さらに余計な手間や費用がかかってしまいます。

そんな車検の手間を軽減できるのがカーリースです。カーリースであれば、車検費用がコミコミになっていたり、提携の業者に持ち込むだけだったりと手間もかかりません。車検時期が近づくと通知があるリース会社もあるので、うっかり車検の手続きを忘れてしまうこともないでしょう。

さらに、カーリースのおトクにマイカー 定額カルモくんなら、30,000店以上の提携業者で車検が受けられるだけでなく、LINEなどでサポートも行っているので初心者でも安心して利用できます。また、定額カルモくんのメンテナンスプランなら、車検だけでなく、法定12ヵ月点検や消耗品の交換などもコミコミにできるので、費用の心配もなく、さらに快適なカーライフが送れます。

車検時の押印の有無は業者に確認しておこう

車検は何かと手間がかかり、印鑑のように業者によって必要な書類などが変わることもあるので、事前に確認しておくことが大切です。車の知識がある方には車検費用を安く抑えられるユーザー車検が向いていますが、手間を省いて安く済ませたい方は、定額カルモくんのメンテナンスプランを検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:車検に印鑑は必要?

A:基本的には必要ありません。しかし、車検業者によっては、必須としていることもあります。

Q2:印鑑はシャチハタでもいい?

A:シャチハタはインクが早く乾く性質があり、時間が経つと色が薄れたり変色したりするリスクがあります。保管が前提である書類には、印影が変化してしまうシャチハタは適していません。

Q3:印鑑証明は必要?

A:車関係の手続きで印鑑証明が必要となるタイミングは、車を購入するとき・名義変更をするとき・廃車の手続きを行うときの3つなので、不要です。

※記事の内容は2021年2月時点の情報で制作しています。

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