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車検の有効期限は延長できる? 期限切れのリスクとお得な対処法を解説

車検の有効期限は延長できる? 期限切れのリスクと対処法を解説
車検の有効期限は延長できる? 期限切れのリスクと対処法を解説

一般的に、車検は満了日の1ヵ月前を目安に受けるものですが、うっかり忘れていたり、やむを得ない事情があったりして、満了日までに車検を受けられない場合、車検の有効期限を延長することはできるのでしょうか。

当記事では、車検の有効期限を延長できるのかということをはじめ、車検切れによるリスクや、車検の有効期限内に車検を受けられないときの対処法などについて解説します。

この記事のPOINT

  •  基本的に車検の有効期限は延長できない
  • 車検切れのまま車を公道で走行させると罰則が科せられる
  • 有効期限内に車検を受けられないときは乗り換えがお得

車検の有効期限は延長できる?

車検の有効期限は延長できる?

車検の有効期限は初回車検で3年間、以降は2年間と決められており、これらの期限は原則として延長することはできません。
ただし、自然災害や感染症といった天災など、特別な事情がある場合は延長が認められるケースもあります。

基本的に車検の有効期限は延長できない

車検の有効期限は原則として延長できないため、病気やケガで車検を受けられなかった、車検満了日まで海外に滞在していたなど、個人のやむを得ない事情があったとしても、有効期限の延長は認められません。車検の時期に受けられないことがあらかじめわかっている場合は、前倒しで車検を受けるなど、何らかの対処をしておく必要があります。

車検期間の延長が認められる事情とは?

個人の事情による延長は認められない車検の有効期限ですが、自然災害や感染症の流行といった天災があった場合などは、特例として延長が認められることがあります
これは道路運送車両法の第61条の2で定められており、直近では、2019年10月に発生した台風第19号の被害に伴って、宮城県の全域とその他被害の大きかった12都県の一部の地域において、車検の有効期間が2019年10月15日から10月28日までの車両について、同年10月29日まで有効期間を伸長するといったことがありました。

車検の有効期限を過ぎてしまったらどうなる?

車検の有効期限が切れた車でも、保管しているだけであれば罰則などは科せられません。ただし、車検切れのまま車を公道で走行させると、違反となって罰則の対象になります。
車検切れ時の罰則対象となるパターンには、次の3つがあります。なお、ご紹介するのはいずれも前歴がない場合の罰則になります。

違反の種類違反点数罰金または懲役免許停止処分の期間
無車検車運行6点30万円以下の罰金または6ヵ月以下の懲役30日間
無保険車走行50万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役
無車検運行と無保険運行の両方に該当12点80万円以下の懲役もしくは1年6ヵ月以下の懲役90日間

 

無車検車運行の場合

自賠責保険を継続した状態で車検だけが切れた車を公道で走行させることを「無車検車運行」といいます。
この場合、次のような罰則が科せられます。

  • 違反点数6点
  • 30万円以下の罰金または6ヵ月以下の懲役
  • 30日間の免許停止処分

無保険運行の場合

自賠責保険の補償期間が切れた状態で運行することを「無保険車走行」といいます。
この場合、次のような罰則が科せられます。

  • 違反点数6点
  • 50万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役
  • 30日間の免許停止処分

無車検車運行、無保険運行いずれにも該当する場合

車検と自賠責保険のどちらも期限切れを起こしている場合は、無車検運行と無保険運行それぞれ単体の罰則よりも罰則が重くなります。なお、車検切れで罰則対象となる場合はこのパターンが多いです。

  • 違反点12点
  • 80万円以下の懲役もしくは1年6ヵ月以下の懲役
  • 90日間の免許停止処分

車検期間を過ぎてしまうときの対処法

車検期間を過ぎてしまうときの対処法

上記のような罰則リスクを避けるためにも、車検期間を過ぎてしまう場合は早めに対処する必要があります。
車検の有効期限が切れてしまうときにできる対処法を、「あらかじめわかっている場合」「有効期限まで猶予がない場合」「有効期限を過ぎてしまった場合」の3つの状況別にご紹介します。

あらかじめわかっている場合

一般的に車検は満了日の1ヵ月前が目安とされていますが、それより前に受けることもできます。海外出張中に車検の期限が切れてしまうなど、あらかじめ期限切れとなることがわかっている場合は、車検期間よりも前に車検を受ける方法がおすすめです。

ただし、車検の残りと新しい車検が重複する期間の自動車重量税は戻ってこないため、車検費用で損をする可能性があります。また、次回の車検の有効期間も車検を受けた日から2年間となるため、自賠責保険の調整も必要になる点に注意が必要です。

有効期限まで猶予がない場合

車検の有効期限まで猶予がない場合は、当日で車検が終わる「1日車検」に対応している業者を探してみましょう。店舗の予約に空きがあれば、すみやかに車検を受けられる可能性があります。
おすすめは、さまざまな条件で車検業者を検索できる予約サイトを利用することです。「土日祝対応」や「1日車検」で絞り込み検索ができるため、猶予がないときも店舗を見つけやすいでしょう。

スムーズに車検を受けるためにも、車検に必要な自動車検査証(車検証)、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、印鑑、諸費用もあらかじめ用意しておくと安心です。

有効期限を過ぎてしまった場合

車検の有効期限を過ぎてしまった場合は、「自動車臨時運行許可申請」の申請で仮ナンバーを取得して車検を受ける、または車検業者に引き取り納車を依頼するといった対処法があります。

自動車臨時運行許可申請(仮ナンバーの発行)を行う

自動車臨時運行許可申請とは、「臨時運行許可番号標(仮ナンバー)」を発行し、車検切れの車が一時的に公道を走る許可をもらうための申請です。公道を走行できる期間は自治体によって異なりますが、一般的には最長5日間で、走行可能な経路も届出の範囲となります。

自動車臨時運行許可申請は、市町村役場で行います。その際、印鑑や自動車損害賠償責任保険証明書原本、自動車車検証、申請者の本人確認書類と手数料として750円ほどが必要です。

申請を行う際は自賠責保険の有効期限が残っている必要があるので、切れている場合は1ヵ月で加入しなければなりません。また、申請書には仮ナンバー発行後の走行経路と運行期間を明記するため、申請前に車検を受ける場所や日時を決めておく必要があります。

車検業者に引き取り納車を依頼する

引き取り納車とは、車検業者が自宅まで車を引き取りに来て、車検を行ってくれるサービスです。引き取り納車に対応している業者を探す必要があるほか、通常の車検費用のほかに引き取り手数料もかかりますが、場合によっては仮ナンバーを取得するよりも手軽に車検を受けられます。

車検の有効期限切れで損をしないために

車検の有効期限は原則延長できないため、期限ぎりぎりで高い車検を受けざるを得なかったり、期限切れで仮ナンバーの発行や引き取り納車の費用が余計にかかったりと、損をする可能性が高くなります。
そんなときは、カーリースで新車に乗り換えることで、車検における経済的負担を軽くできます
中でも、一部の車種で1ヵ月以内の即納を可能にしたカーリースの定額カルモくんなら、短い待ち時間で新車を用意することも可能です。

定額カルモくんでお得に新車に乗れる理由

通常、新車に乗り換えるには、頭金や登録諸費用などが必要になり、一時的に大きな出費を伴います。しかし「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、月額料金に各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金も登録諸費用も必要なく、月額料金だけで新車に乗り始めることができます

さらに、国産メーカー全車種全グレードの新車を取り扱っている上、人気の車種でも月額10,000円台から乗れる業界最安値水準の料金設定を実現しているので、少ない負担で欲しい車種の新車に乗ることが可能です。

車検を受けずに定額カルモくんで乗り換えた場合、次回の車検が3年後の初回車検となって実質5年間車検を受けないでカーライフを送れるほか、前の車の買取料金を頭金などで支払う必要もないため、本来受けるはずだった車検の浮いた費用と買取料金で、数ヵ月から数年間のリース料をまかなうことも可能になります。

3年後以降の車検もお得と安心がいっぱい

定額カルモくんの月額料金には、毎年支払いが必要な自動車税(種別割)のほか、車検時に必要な自動車重量税や自賠責保険料などが含まれているため、車検の際に別途法定費用を負担する必要がありません
また、車検や日頃のメンテナンスは、全国30,000店舗以上の提携大手事業者から選んで受けられるので、自身で車検業者を探す手間も省けます。

消耗部品の交換などのサービスが受けられるメンテナンスプランをつければ、車検基本料も定額料金に含められて、車検時の費用負担を大幅に減らすことも可能になります

定額カルモくんでは、車検時期が近づくと知らせてくれるほか、マイカーコンシェルジュが無料で相談にのってくれるなどサービスも充実しているので、安心してカーライフを送れるようになるでしょう。

原則として車検の有効期限は延長不可のため、早急な対処が必要

車検の有効期限は、個人の事情で延長することは原則として認められません。そのため、車検の有効期限が切れそうな方やすでに切れてしまった方は、早急に対処することをおすすめします。
ただ、その分費用も高額になりやすいため、カーリースでお得に乗り換えることを検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:車検の有効期限は延長できる?

A:車検の有効期限は原則延長することができません。海外にいるなど、車検を受けられないことがあらかじめわかっている場合は、事前に対処しておきましょう。なお、自然災害や感染症の流行といった天災があった場合などは、特例として延長が認められることがあります。

Q2:車検が切れたらどうすればいいの?

A:車検の切れた車は行動を走行できないため、仮ナンバーを取得して車検場や民間の車検業者に持っていくか、引き取りサービスを行っている車検業者に依頼して車検に通すことになります。その場合、通常の車検費用とは別に仮ナンバーの発行手数料や車の引き取り手数料などがかかります。

Q3:車検の延長に代わる何かいい方法はない?

A:車検を受けずに、カーリースで新車に乗り換えてはいかがでしょうか。「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、頭金不要、10,000円台からの月額料金だけで好きな新車に乗り換えることができます。一部車種では1ヵ月以内の納車に対応しているので、車検までの猶予が短くても少ない待ち時間でカーライフを維持できます。

※記事の内容は2021年2月の情報で制作しています。

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