スズキ「クロスビー」に魅力を感じ、インターネットで情報を調べたときに「後悔」というワードが表示され、不安を抱いているのではないでしょうか。車は金額の大きい買い物であるため、後悔はできるだけ避けたいと思うのも無理はありません。
後悔することなく楽しいカーライフを送るには、車選びの際にメリットだけではなくデメリットもよく確認し、納得できるかどうかを判断する必要があります。ここでは、クロスビーを購入して後悔につながりそうなデメリットや、どのような方がクロスビーに合っているのかなどをご紹介します。
この記事のPOINT
- クロスビーは車中泊に向かない、ライバル車と比較して燃費が良くないなどの声がある
- ユニークで愛嬌のあるエクステリアや4WD車の走破性はメリットといえる
- 初期費用や税金の負担を気にせずにクロスビーに乗る方法もある
クロスビーを買ったら後悔しそうなポイント

クロスビーに限らず、どのような車にもデメリットとなる部分はあります。それが許容できる範囲なのか、そのデメリットにまさるメリットがあるのかどうかが車選びのポイントとなるといえます。
ユニークなデザインが特徴のクロスオーバーモデルであるクロスビーには、どのような後悔につながりそうなデメリットがあるのかを確認してみましょう。
車中泊には向いていない
クロスビーは室内の広いワゴンとSUVを融合させた新ジャンルのモデルであり、日常生活からアウトドアなどのレジャーまで、幅広いシーンで活躍することをコンセプトとしています。
撥水加工のシートや防汚タイプのラゲッジフロア、取り外して水洗いできるラゲッジアンダーボックスなど、アウトドアにうれしい機能を採用しています。さらに175/60R16の大径タイヤを装着、最低地上高は180mmと十分なロードクリアランスを実現しており悪路走破性も確保しているので、キャンプなどに適したモデル、というイメージが強いかもしれません。
そのため車中泊にも向いている、という印象を抱きがちですが、クロスビーは車中泊に最適、というモデルではありません。フルフラットにしても段差が生じるので、車中泊できないことはありませんがクッションなどで段差を埋める工夫をする必要があります。
今は軽自動車でも車中泊することを前提にしているモデルもあるため、「車中泊にぴったり!」というモデルと思っていると違和感を抱く可能性があります。
「ハスラー」でもよかったような気がする
クロスビーは「普通車版ハスラー」と呼ばれることもあり、涙目のようなユニークなヘッドランプの意匠や独特のスクエアなシルエットなど、スズキの軽クロスオーバーSUV「ハスラー」と似た印象のエクステリアデザインとなっています。
ハスラーの4WD車はスノーモードやスタック時の脱出性能を高める「グリップコントロール」などを搭載しており、軽自動車の中ではしっかりとした走破性が自慢です。また、室内サイズは室内長2,215mm、室内幅1,330mm、室内高1,270mmを確保しており、十分な広さがあります。
対してクロスビーの室内長は2,175mm、室内幅1,355mm、室内高1,280mm。室内長はハスラーのほうが長く、居住空間に関してはあまりクロスビーにメリットがありません。
そのためエンジンのパワーが特に必要ないという方や、5人が乗る機会はほとんどないという方にとっては「ハスラーでも十分かも」と後悔することになりかねません。
ライバル車と比較すると、燃費があまり良くない
クロスビーと競合する5ナンバーサイズのコンパクトSUVとしては、トヨタ「ライズ」/ダイハツ「ロッキー」(トヨタとダイハツの共同開発車)があります。
クロスビーは減速時に発生したエネルギーで発電し、加速時にモーターでエンジンをアシストすることによって低燃費に貢献するマイルドハイブリッドシステムを全車に搭載しています。
そのためクロスビーの燃費は2WD車18.2km/L、4WD車17.0km/L(いずれもWLTCモード)であり取り立てて悪い、というわけではありません。しかし、ライバル車であるライズ/ロッキーが2021年11月の一部改良でシリーズ式ハイブリッド搭載モデルを追加し、2WD車28.0km/L(WLTCモード)という高いレベルの低燃費を実現しました。
その結果、ライバル車同士の燃費の比較ではクロスビーが後れを取るようになり、「燃費が良くない」という印象が強くなったといえます。
【聞いてみた】実際にクロスビーに乗っている利用者の口コミ
口コミを参考にすることで、カタログからでは見えてこない乗り心地や使い勝手などを確認することができます。実際にクロスビーに乗っている方の口コミ*をチェックしてみましょう。
実燃費が思ったより伸びなかった

ちょうどいいサイズ感で運転しやすそうと思って購入しました。よく遠出しますが、あまり実燃費が伸びないですね。マイルドハイブリッドなので街なかでの走行のほうがメリットはあるかな、と思ったのですが、高速でも街なかでもあまり変わらず。もうちょっと燃費が良ければ申し分ないのですが…。
ハスラーと比べるとコスパが悪いかも

ハスラーと迷ったんですが、エンジンに余裕があるクロスビーに決めました。高さがあって運転しやすい点はとても気に入っているのですが、正直ハスラーと比較するとコスパは悪いかなと。特に普通車にこだわりがないのであれば、ハスラーで十分かもしれません。
この独特のデザインはやっぱり魅力

車は性能も大切だけど、見た目にもこだわりたい派です。クロスビーはカッコよさとかわいさが絶妙にブレンドされていて、即決しました。3年程度乗っていますが、今でも見る度に気分が上がるので気に入っています。乗り心地も思ったより良く、取り立てて不満に思う点は今の時点ではありません。
車選びで後悔したくない方は、カーリースの利用を検討してはいかがでしょう。
カーリースは「車のサブスク」ともいわれ、頭金などの初期費用0円、月々定額で新車に乗れます。
費用を抑えて車に乗り始める方法として、おすすめです。
*チャットアンケートツールを用いた独自調査による
「後悔」する必要なし?クロスビーにはこんなメリットがある
出典:スズキ「クロスビー」
クロスビーは、決して後悔につながるポイントばかりというわけではありません。メリットもたくさんあるので、メリットとデメリットを正しく理解して、自身に合っているのかどうかを見極めることが満足度の高いカーライフにつながります。
ここでは、クロスビーのメリットについて見ていきましょう。
ボディカラーのバリエーションが豊富
クロスビーは、個性的なカラーバリエーションを展開しています。4色の設定があるモノトーンカラーはブラック系やホワイト系、シルバー系といった定番カラーに加えエレガントな雰囲気を漂わせる「メロウディープレッドパール」を設定。
最もカラーバリエーションが豊富な2トーンルーフは7色。ルーフカラーは「ミネラルグレー」と「メロウディープレッド」、「ホワイト」の3色から選べます。ルーフカラーが3色も設定のある車種はなかなかありません。
さらにクロスビーには、ルーフとドアスプラッシュガードのカラーパネルを組み合わせた3トーンコーディネートも2パターン用意されています。こうしたボディカラーの選択肢の多さはクロスビーならではのメリットといえるでしょう。好きなカラーを選ぶとより愛着も強くなります。
4WD車はかなりの走破性を誇る
クロスビーは全車に1.5LNA(自然吸気)エンジン相当の高出力・高トルクを発揮する1.0L直噴ターボエンジンに、力強い走りを実現する6ATを組み合わせています。
さらに4WD車にはエンジントルクを抑制してアイスバーンなどの滑りやすい路面での空転を抑える「スノー」モード、エンジン回転数を高めにキープしてパワフルな走りを実現する「スポーツ」モードに加え、ぬかるみなどでの脱出性能を高める「グリップコントロール」、下り坂で自動的に車速を約7km/h以下にコントロールする「ヒルディセントコントロール」を搭載しています。
どのような路面状況でも頼もしい走りを実現してくれるので、雪国の方でも選びやすいのではないでしょうか。
運転支援機能が標準装備
クロスビーでは、予防安全技術を搭載していない受注生産グレードである「HYBRID MX」を除き、運転支援機能の「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)」と「車線維持支援機能」が標準装備です。
「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)」は、高速道路で先行車を検知し、適切な車間距離を保持しながら追従走行してドライバーの負担を減らしてくれる機能です。
「車線維持支援機能」は約60km/h以上で走行中にシステムが進路を予測し、車両が車線中央付近から外れると判断した場合はステアリングに力を与えて車線中央付近の走行を維持できるようにサポートします。こうした運転支援機能が搭載されているのはうれしいポイントといえるでしょう。
出費を抑えて新車に乗れる!カーリース(車のサブスク)で後悔しない車選び
クロスビーに乗っても後悔しないのはどのような方?
クロスビーは、ユニークで独特なデザインのクロスオーバーモデルに乗りたい方や、自身の個性を表現できるさまざまなボディカラーの選択肢がある車に乗りたい方に向いています。軽自動車のハスラーに魅力を感じているけれども、5人が乗る機会があるので普通車でないと困る、という方にもいいでしょう。
また、冬場に積雪がある地域に住む方や、悪路を走る機会があるけれどあまり大きなSUVは持て余す、という方にもおすすめです。
購入するより手軽にクロスビーに乗ればきっと後悔しない
現金一括やローンを組んで車を購入するのではなく、「車のサブスク」とも呼ばれるカーリースを利用してスズキ「クロスビー」に乗る方法もあります。
カーリースは、月々定額で新車に乗れるサービスです。車を購入するときのようにまとまった初期費用を用意する必要がなく、気軽に車に乗り始めることができます。
とりわけカーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」は業界最安水準*で、クロスビーを月々 26,130 円から利用できます。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
クロスビーの特徴を知れば後悔することなくカーライフを楽しめる
魅力的なクロスビーにも、見方によっては後悔しうるデメリットがあるでしょう。しかし、そのようなデメリットをあらかじめ知っておけば、きっとうまくクロスビーを乗りこなせるでしょう。
カーリースのように費用を抑えながら、マイカー同様新車に乗れるサービスを利用すれば、さらに安心してクロスビーに乗れるのではないでしょうか。
乗りたい車の特徴を把握し、ベストな方法を選ぶことで後悔しないカーライフを送りましょう。
カーリースにも、カーローンを組んで車を購入するときと同様、審査があります。
「定額カルモくん」の「お試し審査」は、審査に通るかどうか簡単に確かめられるツールです。まずはこの「お試し審査」で、クロスビーに乗れるかどうか確かめてみてはいかがでしょう。
よくある質問
Q1:スズキ「クロスビー」を買ったら後悔する?
A:クロスビーは、車中泊にはあまり向いていない、ライバル車と比較すると燃費があまり良くない、といった声があります。また、コストパフォーマンスの面では軽自動車の「ハスラー」と比較すると悪い、との口コミも見受けられます。
Q2:クロスビーはどのような方に向いている車?
A:ユニークで愛嬌のあるエクステリアのSUVが欲しい方や、悪路走破性の高いモデルが欲しいけれども大きすぎる車は持て余す、という方に向いています。
Q3:後悔することなくクロスビーに乗るには?
A:「車のサブスク」として月々定額でクロスビーに乗れるカーリースの利用がおすすめです。カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」であれば、車にまつわる相談ができるマイカーコンシェルジュが在籍しているため、車種やグレード選びで後悔するデメリットを回避できるでしょう。
※この記事は2023年3月1日時点の情報で制作しています