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新車の軽キャンピングカー18種類を紹介!選ぶ際のチェックポイントも解説

新車の軽キャンピングカー18種類を紹介!選ぶ際のチェックポイントも解説
新車の軽キャンピングカー18種類を紹介!選ぶ際のチェックポイントも解説

軽キャンピングカーは、一人や少人数でキャンプなどを楽しみたい方たちから人気を集めています。最新のキャンプ装備でより充実した時間を過ごしたいと思うのならば、やはり中古車ではなく新車から選びたいところです。

そこで、新車の軽キャンピングカー18選とともに、選ぶときのチェックポイントや新車の軽キャンを選ぶメリット・デメリットなどをご紹介します。併せて、今話題の最新の軽キャンピングカーについても見ていきましょう。

この記事のPOINT

  • 新車の軽キャンピングカー選びではベース車両やレイアウト、装備の違いに注意
  • 新車の軽キャンピングカーには、価格が安い、最新装備が充実しているなどのメリットがある
  • エブリイがベース車両の最新・快適・アレンジ自在の軽キャンピングカーが今話題

編集部イチオシ軽キャンピングカー!快適空間「VanBase」

満足感いっぱいの軽キャンライフを手に入れるには

車両本体価格198万2,770円
ベース車両スズキ「エブリイ」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,895mm
乗車定員4名
就寝定員2名

より満足度の高い軽キャンライフを楽しむのなら、やはり最新装備が充実したものを選ぶのがおすすめです。そこで、編集部イチオシの軽キャンピングカーとしてご紹介したいのが、スズキ「エブリイ」をベース車両とした「VanBase」です。
最新の装備を架装し、軽自動車の区分で車検を通すこともできるVanBaseの魅力を詳しく見てみましょう。

絶対欲しいだけを実現し、あとは自分色に染められる自由度がある

スズキ「エブリイ」をベース車両とした軽キャン「VanBase」の自由度高く使える車内の画像

VanBaseは、手軽に車中泊を始められる、最低限な施工としています。
そのため、お買い求めやすく、早く納車が可能になっています。
また、自分で好きなように作り込みたい、という余白を大事にしています。

体にも心にも優しい最新設備の快適空間

体にも心にも優しい最新設備の快適空間

Van Baseでは、NASAのスペースシャトルに使われた断熱塗料「GAINA」を標準装備。また、紫外線カット率100%、赤外線99%カットの特許申請フィルム「ahead-TSM90C」を使用。高い断熱性と遮熱性を実現しており、車内では快適な時間が過ごせます。このほか、荷室には天然木を使用しており、木の香りに包まれてリラックスすることができます。

用途は無限大。さまざまなシーンで自分時間を楽しめる

用途は無限大。さまざまなシーンで自分時間を楽しめる

普段は4人が乗れる軽乗用車として買い物やお出掛けなどに使える一方、後部座席を収納すれば奥行きのあるフルフラットな空間が広がるので、お気に入りのキャンプギアをそろえてさまざまな使い方が可能です。

都会の喧騒を離れての車中泊や、森林の中でのリモートワーク、集中して取り組みたい趣味の時間など、どのような使い道であれ、自分だけの充実した時間を過ごすことができるでしょう。

ベース車両だけ中古車にしてコストを抑えることも可能

ベース車両だけ中古車にしてコストを抑えることも可能

Van Baseのベース車両は新車だけでなく、中古車を選ぶこともできます。中古車の場合も設備は最新なので、最新の設備がいいけれどコストが気になる、という方には大きなメリットになるでしょう。

また、中古車は車体塗装の希望にも対応してもらうことが可能です。コストを抑えながらも、好みのカラーのこだわりの軽キャンに乗ることができます。

新車の軽キャンピングカー18選

新車の軽キャンピングカー18選

昨今の軽キャンピングカー人気に伴い、最新設備やこだわりの内装で架装された軽キャンが次々と登場しています。
そこで、まずは軽キャンピングカーの新型車種の中から代表的なものを見てみることにしましょう。

ここでは例として、2022年7月に行われた「東京キャンピングカーショー2022」に出展された18台をご紹介します。どのような設備がついているのか、価格はいくらくらいなのか、参考にしてみてください。

Rakuneru LiLi(ラクネル リリイ)

Rakuneru LiLi(ラクネル リリイ)

出典:Rakuneru By METIO

車両本体価格191万円~
ベース車両ダイハツ「ハイゼットカーゴ」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,890mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

Rakuneru LiLiはアイスグリーンのボディにホワイトのパーツを加えたかわいらしいルックスが特徴の軽キャンです。軽キャンピングカーとしては難しい対面ダイネットを実現させており、フレームには強靭なアルミのチャンネル材を使用。大人2人が寝てもびくともしない強度です。ベッドの下はフリースペースになっていて、ロッドケースなどが難なく収まります。

Chippy(チッピー)

Chippy(チッピー)

出典:キャンパー厚木

車両本体価格251万円~
ベース車両ダイハツ「ハイゼットカーゴ」「アトレー」、トヨタ「ピクシス」
車両サイズ3,390mm×1,470mm×1,910mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

Chippyの大きな特徴はルーフに備え付けられた大きなベンチレーター。室内の空気を循環させることで、暑い夏の夜でも心地よい睡眠が可能です。ベッドは左右独立で展開する仕様になっており、片側1,800×600mmと、2人での就寝にも十分な広さを確保できます。そのほか、30リットルの冷蔵庫や跳ね上げ式サロンテーブルなども標準装備しています。

N BOX Camper Neo

車両本体価格206万1,400円~
ベース車両ホンダ「N BOX」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,930mm
乗車定員4名
就寝定員4名

※2022年8月時点の情報です

ホンダ「N BOX」の広々とした車内を活かした軽キャン、N BOX Camper Neoは、ポップアップルーフ内に2人が就寝できるベッドスペースがあり、家族4人での就寝も可能です。また、フロントシートを180度回転させてリアシートと対面させることで、リビングルームのようなスペースを作り出せるのもユニーク。タープや着替えスペースとして利用可能なリアゲートのテントも便利です。

N-VAN COMPO マリーンズキャンパー

N-VAN COMPO マリーンズキャンパー

出典:White House CAMPER

 

車両本体価格323万2,900円~
ベース車両ホンダ「N-VAN」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,990mm
乗車定員4名
就寝定員4名(モデルにより異なる)

※2022年8月時点の情報です

N-VAN COMPO マリーンズキャンパーは、千葉ロッテマリーンズのイメージをあしらった、ファンにはたまらない特別架装モデルです。「M」のロゴとストライプが目を引く外装をはじめ、車内やポップアップルーフにもマリーンズ専用カラーとプリントを採用。8cm厚のクッション性の高いベッドマットや、取り外し可能なモスキートネットなど、快適性も万全です。

PETIT cam (ぷちキャン)

PETIT cam (ぷちキャン)

出典:PETIT cam

車両本体価格43万7,800円~(キット価格)
ベース車両スズキ「エブリイ」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,895mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

PETIT camは、ビルダーのオーナーが自身の車中泊経験を通して作り上げた軽キャンピングカーです。無駄な装備を排除し、本当に必要な装備だけを搭載することで、快適ながらコストパフォーマンスに優れたプライスを実現しています。無垢材の桐とアカマツを使用した落ち着きのあるインテリアで、寝心地にこだわった裏と表で硬さの異なるベッドマットも魅力です。

マイクロバカンチェス・ひとり旅

車両本体価格要問合せ
ベース車両マツダ「スクラム」、日産「NV100クリッパー」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,930mm
乗車定員2名
就寝定員1名

※2022年8月時点の情報です

マイクロバカンチェス・ひとり旅は、ネーミングのとおり1人での使用に特化したレイアウトの軽キャンピングカーです。100V省エネ型の電子レンジや、一人旅には十分な40リットル冷凍冷蔵庫が手の届くところにあり、大型テレビも装備。 DVDを鑑賞しながら充実した時間が過ごせそうです。室内は1人で過ごすには十分な広さで、大きめの収納棚があるのもうれしいポイントでしょう。

ek-cruise

車両本体価格要問合せ
ベース車両マツダ「スクラム バン」
車両サイズ3,390mm×1,470mm×1,910mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

ek-cruiseは快適な車中泊が楽しめる軽キャンピングカーです。リア上部キャビネットにビルトインされている電子レンジや、持ち運び可能な14リットルのポータブル冷蔵庫のほか、フリップダウン式の14インチモニターにはDVDプレーヤーや地デジチューナーを装備。車中泊に欲しい設備の多くがそろっており、ベッドは長さ182cm×幅110cmと大人2人が十分寝られる広さです。

Lunetta(ルネッタ)

Lunetta(ルネッタ)

出典:VANTECH

車両本体価格313万7,000円~
ベース車両スズキ「エブリイワゴン ハイルーフ 5ドア」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,910mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

曲面を多く使用したクオリティの高いインテリアで、優雅で上質な時間が過ごせるLunetta。やわらかな間接照明も雰囲気たっぷりです。落ち着いたツートンカラーのフルフラットマットや、水栓部を引き出せば外部シャワーとしても使えるステンレス製のシンク、消灯後も便利な庫内照明付きの吊り棚、外からでもアクセスしやすい100Vコンセントなど、使い勝手も申し分なしでしょう。

Spinach POPUP(スピナ ポップアップ)

Spinach POPUP(スピナ ポップアップ)

出典:NUTS

車両本体価格269万7,200円~
ベース車両日産「クリッパー」、スズキ「エブリイGXベース」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,980mm
乗車定員4名
就寝定員3名

※2022年8月時点の情報です

軽自動車をベースにしながら充実した装備を誇るハイグレードな軽キャンパーがSpinach POPUPです。PVC加工を施した家具で軽量化と美しさを両立させているほか、簡単な操作で対面ダイネットへのアレンジも可能。フラットベッドは硬質ウレタンマットで寝心地も抜群です。家具色が4色から選べるほか、ポップアップルーフのないハイルーフタイプもあります。

Rakuneru VAN TOUR ATRAI ver.(ラクネル・バンツアー アトレー バージョン)

Rakuneru VAN TOUR ATRAI ver.(ラクネル・バンツアー アトレー バージョン)

出典:Rakuneru By METIO

車両本体価格302万5,000円~
ベース車両ダイハツ「アトレーRS 2WD/4WD CVT」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,890mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

キャンピングカーの使い勝手の良さを追求したRakuneru VAN TOURシリーズのダイハツ「アトレー」バージョンです。軽量かつ強靭なアルミフレームをベースに家具を装着しており、ベッドが頑丈な上、ベッド下へアウトドアグッズなどの収納も可能。対面ダイネットモードが可能なシートアレンジメント、CTEK多機能充電器などを備えた電装面も充実しています。

クライン108POP

クライン108POP

出典:TOWA MOTORS

車両本体価格284万1,300円~
ベース車両スズキ「エブリイJOIN」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,980mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

ポップアップルーフが標準装備された開放感のある車内が心地よい軽キャンピングカーのクライン108POP。白を基調とした清潔感のあるインテリアで、対面ダイネットにしてくつろげば会話も弾みそうです。ポップアップルーフは大きく90cmも広がり、ファスナーを開ければ風通しが抜群。ポップアップ内のベッドは195cm×106cmで、大人2人での就寝も可能です。

N-VAN コンポ スタイル・ツー

N-VAN コンポ スタイル・ツー

出典:White House CAMPER

車両本体価格337万3,700円~
ベース車両ホンダ「N-VAN」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,945mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

N-VAN コンポのコンセプトは「秘密基地」。助手席側の大開口部にサイドオーニングを取り付ければ、フラットな床の車内スペースに加えて、テラススペースを作ることが可能です。昼寝をしたり、料理をしたり、思い思いの過ごし方が楽しめます。インテリアは3種類から選ぶことができ、スタイル・ツーは車体の後部側面に収納スペースを設け、リアエンドに多段シェルフを配置しています。

クライン108Alle

クライン108Alle

出典:TOWA MOTORS

車両本体価格268万7,300円~
ベース車両スズキ「エブリイJOIN」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,895mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

ドイツ語で「すべて」という意味のAlleの名のとおり、あると便利な設備がすべてそろえられた軽キャンピングカーです。電子レンジや冷蔵庫、TVモニターをはじめ、セラミックヒーターや小型換気ファン、105Aのサブバッテリー、1,500Wの大型インバーターなどを標準で装備しています。このほか、車内だけでなく車外でも展開可能なテーブルレイアウトも便利に使えそうです。

クオッカ

クオッカ

出典:ミシマ ダイハツ

車両本体価格257万9,500円
ベース車両ダイハツ「ハイゼットトラックパネルバン」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,940mm
乗車定員2名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

クオッカは、富士山麓で採れる「富士ひのき」をふんだんに使用した軽キャンピングカーです。車内には木の温もりがあふれ、まるでログハウスの中にいるようなリラックス空間が広がっています。1,830mm×1,290mmの広々としたベッドスペースのほか、助手席後部などに収納スペースも確保。オプションでFFヒーターや冷蔵庫などを装備することも可能です。

給電くんポップアップルーフホワイトエディション

給電くんポップアップルーフホワイトエディション

出典:オートワンCAMPER

車両本体価格262万3,500円~
ベース車両スズキ「 エブリイ バン ハイルーフ」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,990mm
乗車定員4名
就寝定員4名

※2022年8月時点の情報です

薄型のソーラーパネルをはじめ、家電が使えるインバーター、車外で使えるAC100Vコンセント、55Aのサブバッテリーと、その名のとおり給電設備が充実している給電くん。ポップアップルーフがついて、家具に白木を使用している軽キャンパーが、こちらのホワイトエディションになります。ナチュラルな白木の内装とホワイトレザーのベッドマットで、落ち着きのある雰囲気が好評です。

インディ108

インディ108

出典:TOWA MOTORS

車両本体価格334万4,000円
ベース車両ダイハツ「ハイゼットトラック」
車両サイズ3,395mm×1,470mm×1,990mm
乗車定員4名
就寝定員4名

※2022年8月時点の情報です

インディ108の特徴的な外観は、4色のパネルカラーと4パターンの迷彩デザインから選択が可能。こげ茶とクリーム色を使ったカフェラテを思わせるインテリアも女性に好評です。ダイネットは4名が対面でくつろぐことができ、ゆとりサイズのベッドは快適そのもの。パッと展開が可能なポップアップルーフのベッドと合わせて、4名が就寝できる軽キャンピングカーです。

ロードセレクト コンパクトN

ロードセレクト コンパクトN

出典:CUSTOM SELECT

車両本体価格284万6,800円
ベース車両ホンダ「N-VAN」
車両サイズ3,395mm×1,475mm×1,945mm
乗車定員4名
就寝定員4名

※2022年8月時点の情報です

ホンダ「N-VAN」がベース車両の軽キャンパー・ロードセレクト コンパクトNは、ベッドマットの高さを自由に調整できるので、ベッド下の収納スペースを広く取ることも可能。オプションで上段にベッドをもう1つ取り付けて2段ベッド(オプション装備)にすれば、4人での就寝も可能になるのがユニークです。リア部に配置したキッチンユニットには、オプションでシンクや電子レンジを装備することもできます。

愛犬くん

愛犬くん

出典:オートワンCAMPER

車両本体価格202万4,000円~
ベース車両スズキ「エブリイ」、日産「NV100クリッパー バン ハイルーフ」
車両サイズ3,390mm×1,470mm×1,970mm
乗車定員4名
就寝定員2名

※2022年8月時点の情報です

ペットと楽しむために開発された国内唯一の愛犬専用モデル軽キャンパー・愛犬くん。引き出し式のペット専用足洗い場や、ケージが収まる棚を完備するほか、温度センサー付きのベンチレーターで熱気を自動的に排出するなど、ペットと快適に旅行することができます。家具にはヨット用の超軽量木材を使用し、ソーラーパネルなどの電装設備も充実しています。

楽しみ方は自由自在!みんなの新車軽キャンライフを紹介

楽しみ方は自由自在!みんなの新車軽キャンライフを紹介

新車の軽キャンピングカーを手に入れたら、思う存分軽キャンライフを楽しみたいものです。ここでは、軽キャンフェス(ミニカーフェスティバル)に参加された方のTwitter投稿を覗いてみましょう。

ポップアップルーフは就寝スペースとしてだけでなく、日中からこのように広げておくことで、車内で着替えができたり、空気の循環を良くしたりといったメリットがあります。軽キャンの快適性を上げるなら、ぜひつけておきたい設備でしょう。

新車の軽キャンを手に入れたら、全国各地から多数の軽キャンパーが集まるイベントなどに参加できるのも楽しみのひとつでしょう。自分の軽キャンをお披露目する機会にもなるので、架装によりいっそう気合が入りそうです。

新車の軽キャンピングカーを選ぶときのチェックポイント

新車の軽キャンピングカーを選ぶときのチェックポイント

軽自動車に新型のキャンピング架装を施した軽キャンピングカーには、さまざまな種類がありますが、新車での購入を検討する際にはどのような点に注意すればいいのでしょうか。ベース車両の違いや乗車定員、レイアウトなど、選ぶときのチェックポイントをいくつかご紹介します。

ベース車両による違い

軽キャンピングカーは、ベース車両の違いから「軽バンコン」と「軽キャブコン」の2つに大きく分けられます。それぞれの特徴を見てみましょう。

軽バンコン

NV100クリッパーリオ

軽バンコンはバンやワゴンがベースになったもので、ボディはそのままで車内にキャンプ用の装備を架装します。そのため、荷台に架装が必要な軽キャブコンと比べると安価に購入することができ、見た目も普通の軽自動車とあまり変わりません。オリジナルのシートを展開してベッドにすることが多く、大人1~2人で利用できる広さとなっています。

軽キャブコン

軽キャブコン

出典:スズキ「キャリイ」価格・グレード

軽キャブコンは軽トラックがベースになっており、シェルと呼ばれる専用の居住空間を搭載しています。シェルは軽自動車の規格ぎりぎりまで広く設計できるので、室内空間は軽バンコンよりも広い点がメリットです。また、ポップアップルーフを搭載したモデルが多く、これを展開すれば天井も高くなります。価格は軽バンコンよりも高めといえます。

乗車定員とレイアウト

ほとんどの場合、軽キャンピングカーの定員は2~4人ですが、同じ定員数でも目的や好みによってレイアウトは変わってきます。例えば、リビングのように冷蔵庫やシンク、テレビなどをそろえたいという方と、設備は少なくていいからベッドを広くしたいという方では、求めるレイアウトは異なるでしょう。ニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。

オプション装備の充実度

ベッドやテーブル、棚などの基本的な装備に加えて、電子レンジや冷蔵庫、シャワー付きのシンク、テレビ、外部電源、サイドオーニングなどをオプションとして設置できるものも多くあります。自分の希望に沿ったオプション装備があるか、事前にチェックするようにしましょう。

収納スペースやポップアップルーフ

軽キャンピングカー選びでは収納も重要な要素です。吊り戸棚やベッド下、足元などに収納があると便利なので、荷物の量を考えて充実したものを選びましょう。また、ポップアップルーフがあると、車内に高さが生まれて、立って着替えなどをするのも楽になります。就寝スペースが増やせたり、風通しが良くなったりしてより快適に過ごせるでしょう。

購入するビルダーの特徴

ビルダーとは、仕入れた車を架装してキャンピングカーとして販売する企業のこと。デザイン性の高さが特徴のビルダーや、軽自動車を専門に扱っているビルダーなど、ビルダーによって持ち味はさまざまです。自分の好みに合ったビルダーを選ぶのも大切といえるでしょう。

新車の軽キャンピングカーのメリット・デメリット

新車の軽キャンピングカーのメリット・デメリット

新車の軽キャンピングカーの購入を検討する際には、ベース車やレイアウトの違いなどに注意して自分に合ったものを選びたいところですが、新車の軽キャンを選ぶメリットとデメリットについても把握しておくことが大切です。

ここででは、おもに普通車のキャンピングカーとの比較から、軽キャンのメリットとデメリットを見てみることにしましょう。

新車の軽キャンピングカーのメリット

新車の軽キャンピングカーは、普通車と比べて価格が安いというメリットがあります。車種にもよりますが、半額以下での購入も可能といえるでしょう。その上、ベースが軽自動車なので、税金や保険料などの維持費を抑えることも可能です。

また、サイズがコンパクトで市街地でも取り回しがしやすいのはもちろん、キャンプ場へ向かうまでの未舗装の狭い山道など、慣れていない道でも運転がしやすいというメリットもあります。

なお、同じ軽キャンピングカーでも、中古車より新車のほうが故障などのリスクが抑えられる上、自分好みの架装ができるというメリットがあります。

新車の軽キャンピングカーのデメリット

普通車のキャンピングカーと比べれば安価での購入が可能な新車の軽キャンピングカーですが、一般的な軽自動車と比べればキャンプ装備を架装する分、コストはかかります。

最新の設備を充実させると総額が膨らんでしまう可能性がある一方、中古の軽キャンピングカーで安くて新しい設備のものを探すとなると、なかなか見つからないということも多くあります。予算と相談しながら必要な設備をつけるようにするのがいいでしょう。

また、軽自動車であることから、定員が限られる、普通車のキャンピングカーほど装備を充実できない、といったデメリットもあります。キャンピングカーの用途や人数に合わせて検討することが大切です。

ハイクオリティな軽キャンライフは手軽に実現できる

ハイクオリティな軽キャンライフは手軽に実現できる

新車の軽キャンピングカーは、普通車と比べて購入費用が安くなる上、維持費を抑えることも可能です。また、サイズが小さいので、市街地でも山道でも運転がしやすいといったメリットもあります。

中でも最新のキャンプ設備を架装したVan Baseには、高い断熱性と遮熱性、紫外線カットなど、車内で快適に過ごすためのこだわりが詰まっています。車中泊やリモートワークなど、充実した自分時間を手に入れるには最適な軽キャンピングカーといえるでしょう。

よくある質問

Q1:新車の軽キャンピングカーの価格はどれくらい?

A:軽キャンピングカーを新車で購入した場合、200~400万円程度かかると考えられます。ベース車の車種やグレードにより価格は異なります。また、最新の設備が充実した車は、その分価格が高くなります。価格を抑えた最低限の施行で、自分色にカスタムしやすいイチオシ軽キャンについてはこちらでご紹介しています。

Q2:新車の軽キャンピングカーを選ぶときのポイントは?

A:軽バンをベース車にした「軽バンコン」と、軽トラックをベース車にした「軽キャブコン」があるので、まずその違いを把握することが大切です。また、車内のレイアウトやキャンプ装備などは、自分の使い道や好みに合ったものを選ぶようにしましょう。ビルダーも特徴はさまざまなので、自分のニーズに合った信頼できるところに頼むといいでしょう。

Q3:新車の軽キャンピングカーのメリットとデメリットは?

A:メリットとしては、普通車のキャンピングカーよりも価格が安く、税金や保険料などの維持費も抑えられることです。また、車体が小さいので、市街地でも山道でも運転がしやすいといえます。一方でキャンプ装備がある分、一般的な軽自動車よりもコストがかかります。設備を充実させると総額が膨らんでしまうこともあるので、注意が必要です。

※この記事は2022年8月時点の情報で制作しています

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