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愛犬と1泊2日の非日常・軽井沢高原ドライブへ!マツダCX-30で行く「価値体験型取材会」レポート(前編)

愛犬と1泊2日の非日常・軽井沢高原ドライブへ! マツダCX-30で行く「価値体験型取材会」レポート(前編)
愛犬と1泊2日の非日常・軽井沢高原ドライブへ! マツダCX-30で行く「価値体験型取材会」レポート(前編)

モータージャーナリストの島崎さんの愛犬「ハルくん」。これまで島崎さんとともにさまざまな媒体の数々の記事に登場し、 “モータージャーナリスト犬”としても知られる6歳の柴犬です。そんなハルくんの元にマツダから1泊2日の軽井沢へのドライブ企画のお誘いがありました。マツダの最新SUVであるCX-30に乗って出かけた、島崎さんご夫婦とハルくん、家族3人の小旅行の模様を2回に分けてレポートしましょう。

遠方への「家族ドライブ」はなかなかハードルが高い

遠方への「家族ドライブ」はなかなかハードルが高い1

決してマツダからのお誘いだったから言うわけではないが、CX-30に乗ってハル、家内とともに出かけた1泊2日の今回の“Go to petit travel”は、日常に戻って改めて振り返ってみると、久しぶりに「ああ、いい旅だった」と思えた。

遠方への「家族ドライブ」はなかなかハードルが高い2

“ハル”は我が家の愛犬で今年6歳になる♂の柴犬。“モータージャーナリスト犬”として先代(同じ柴犬だった)の意志を受け継ぎ、日夜、Web媒体や雑誌の仕事で飼い主に連れられ、新車の試乗やペット用品、ショーやイベントのレポーター役などをさせられて……いや、している。ただし日頃の行動範囲は専ら自宅近辺で、所要時間1時間以上のドライブは年数回がせいぜい。なので「価値体験型取材会」と銘打たれた今回のお誘いも、やや遠方ということで、当初、ご遠慮を申し上げた経緯があった。

遠方への「家族ドライブ」はなかなかハードルが高い3

が、スケジュールはまったく自由で構わないから……との再度の案内をいただき、晴れての参加が叶った次第。結果から言うとまったく問題なしだったのだが、ハルの(飼い主の?)ワガママを許してくださった主催者、すべての運営スタッフの方々にはとにかく感謝したい。

明日は仕事か、と察しの良い「ハル」

明日は仕事か、と察しの良い「ハル」

さて出発前日、オヤツは300円まで、ただしバナナは含めなくてよい……そんな意味不明な独り言をボソボソと言いながら、しばらく使わなかったTUMIのキャリーケースやらボストンバッグを引っ張り出しソワソワと支度を始めると、その横で見ていたハルも、何か普段と違う様子を察したらしかった。いつもどおりの衣装合わせ(バンダナの色を決めるだけだが……)にも大人しく応じ、「わかったよ。がんばって口角上げた顔するから、疲れないウチに撮影頼むよ」とコチラを見る。

往路のマツダCX-30はディーゼルモデル

往路のマツダCX-30はディーゼルモデル1

ご紹介が遅くなったが、今回の取材会で旅の相棒を務めてくれるのは、今をときめくマツダのクロスオーバーSUV、CX-30だ。Day1(往路)、Day2(復路)で2台に乗り換えるプラン。くじ引きの結果、僕らには行きにXD L Package(SKYACTIV-D)、帰りにX L Package(SKYACTIV-X)が配車された(どちらも2WDの6速AT車)。

往路のマツダCX-30はディーゼルモデル2

もちろん試乗車の入念な消毒を始め、参加者と運営側とが一定のルールを共有しながらの開催であり、パンデミックが予断を許さない状況下ながら安心して参加できた。

往路のマツダCX-30はディーゼルモデル3

最初の目的地は、ランチポイントに設定された、軽井沢の地元野菜を使った料理で評判のレストラン「ロンギングハウス」。グーグルマップで調べると、自宅から距離168km、所用時間2時間21分とあったので、無理なく途中で2回の休憩を挟む計画で出発。

リアシートがハルくんの定位置

リアシートがハルくんの定位置1

後席をすっぽり覆うオプションのペットシートカバーと愛用のTUMIのボアマットを使い、その上にハーネスの背中をシートベルトキャッチと連結させた状態がハルの乗車姿勢。CX-30の後席は座面前後長が比較的ゆったりしており、こうした乗せ方も不安はなかった。

リアシートがハルくんの定位置2

自分で“フセ”の姿勢になったハルは、スタート直後から居眠りを始めるほどで、まったく問題なし。ちなみに行きの試乗車は、偶然にも以前に1度、ハルとの撮影に借り出したことがあった個体そのもの。ところがクルマを借り受けて走り出した瞬間から、以前よりも滑らかな乗り味で、クルマがより“こなれた”印象をもった。そのことを現地でお話ができたCX-30開発主査の佐賀尚人さんに伝えると「走行距離が進み、サスペンションなど各部の“なじみ”が出てきたのではないか」とのこと。

もちろん、以前にもハルは経験済みの、走行中のカーブや車線変更で人やペットのカラダが無用に左右に振られない“GVCプラス”*は、長距離ドライブの今回は一層の効果を実感。後席に乗るハルはまったく静かだし(不快感があるとカレはフン!と鼻を鳴らす)、家内も昨夜の夢の続きでも見ているように、スタート直後からかなりずっと(!)目をつむったままだったのがルームミラーで見えた。
*GVCプラス(G-ベクタリング コントロール プラス)は、運転者の運転技量にかかわらずステアリング操作にエンジンやブレーキを協調させることで、不快な揺れなどを減少させるマツダ独自の車両制御技術。

横川SAで小休憩、ペット専用スペースにはリードフックが

横川SAで小休憩、ペット専用スペースにはリードフックが1

予想以上にスムースに碓氷軽井沢IC手前の横川SAに到着。ハルをクルマから降ろし、パーキングスペースの一角にあるペット専用スペースのリードフックを見つけ、そこに繋いで休ませると“小”を済ませ、咽が渇いたらしく水も飲んだ。

横川SAで小休憩、ペット専用スペースにはリードフックが2

ちなみに我が家では、万一の車酔いを考え、念のため出掛ける前の食事は半分にし、もう半分は現地に着いてから食べさせるようにしている。

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を1

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を2

集合場所だった軽井沢のレストラン『ロンギングハウス』には、ノンビリと走ってきた僕らがどうやら最後の到着だった様子。ハルは柴犬の割に人懐っこいというか、自分を人間だとさえ思っているフシがあり、店内に入りテーブルを案内される際も、まるで場慣れした常連客のように自分が先頭になってウェイトレスの後をさっさとついて行った。

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を3

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を4

いただいたカレーライスは地元野菜をふんだんに使ったもので、いうまでもなく美味。普段自宅でストックを欠かさない「新宿中村屋・東京洋食熟成ビーフカリー、ローストオニオンの香りとコク」のレトルトも決して嫌いではないが、やはり軽井沢という非日常のロケーションで戴く食事はひと味違う。テーブルの足元でハルに“朝食の残り半分”をあげると、カレはそれを一瞬で平らげ「そのカレーライス、ボクにもください」とテーブルの上を覗き込んだ。

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を5

腹ごしらえが済むと、レストランからも比較的近く、以前にも行ったことがある地元野菜の直売施設の『軽井沢発地市庭』へ。

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を6

ランチもお土産も軽井沢ならではの地元野菜を7
残念ながら店内はペット禁止で、家内が犬トモのママさん用のお土産を見つけに店内に入っていくと「ついて行く!」とばかりにハルが「クゥンクゥン!」と鳴いて、周囲に居合わせた人たちに和んでいただいた。

ペットと泊まれるホテルは初体験!

ペットと泊まれるホテルは初体験!

アクティビティを無理に詰め込まない……そんな方針の我が家は、割と早くにホテルに到着、CX-30から荷物を降ろしてチェックインすることにした。何を隠そう、ハル、飼い主(×2名)ともどもとても楽しみにしていたのが“ペットと泊まれるホテル初体験”だった。

宿泊先の『ドッグデプトガーデンホテル軽井沢』は、南軽井沢、下仁田軽井沢線(通称・プリンス通り)沿いのわかりやすい場所に2017年にオープンしたばかりだそうで、ペットオーナーにはおなじみのお洒落系ペットショップ『ドッグデプト』がプロデュースする木々に囲まれたリゾート型ホテル。まだ真新しい施設はセンスがよく、スタッフの皆さんの気持ちのいい対応も印象的だった。

ペットと泊まれるホテルは初体験!2

ペットと泊まれるホテルは初体験!3

夕食時、丁重に「どちらのドッグフードになさいますか?」と訊かれて、ハルも恐縮していた(!)ほど。レストランはテーブルの足元にペットのリードを繋いでおける装備も用意され、飼い主とペットがいっしょに気兼ねなく食事の時間が楽しめるのもよかった。

ペットと泊まれるホテルは初体験!4

NATURAL 201が、我が家が通された部屋だった。45平方メートルというゆったりと明るく、琉球畳の小上がりまである、まさしく寛ぐための部屋といったところ。トイレシーツ、消臭スプレー、コロコロといったペット用の装備も備えられていて、自宅からわざわざ持ってこなくて済むのもいい。

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ペットと泊まれるホテルは初体験!6

ペットと泊まれるホテルは初体験!7

部屋では飼い主のパジャマとお揃いの部屋着も希望があれば用意できるというので、“絵撮り”のために借りてみた。写真は試着中のハルだが、カレは窮屈なウェア類が実はあまり得意ではなく、今回もこのように固まっていた。

部屋に入り、足拭きを済ますとハルは犬だから、まずは各部をクンクンとかぎ回ってチェック。それが済むとケージを見つけ自分から入ったので、見計らって、中に入っているところを1カット。

ペットと泊まれるホテルは初体験!8

演出上「こう見えて、枕が変わると寝られないタイプなんです」のキャプションをつけたくて撮った1枚(カレは普段からfacebookでそんな“台詞”を言わされている)だが、実際夜になると、飼い主よりも先に夢見心地になっているのだった……。(後編に続く)

*写真:島崎 七生人
*取材協力:マツダ株式会社 https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/

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