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「ホンダオデッセイ」押し出しを強めた外観デザインとてんこ盛りの快適装備で巻き返しを図る!

「ホンダオデッセイ」押し出しを強めた外観デザインとてんこ盛りの快適装備で巻き返しを図る!
「ホンダオデッセイ」押し出しを強めた外観デザインとてんこ盛りの快適装備で巻き返しを図る!

走りのミニバンとして一世を風靡したホンダオデッセイ。5代目にあたる現行型は大型化とスライドドアの採用によって、やや存在感が薄くなってしまった印象がありました。そんなオデッセイですが2020年11月に2度目のマイナーチェンジを受け、内外装を刷新しました。その詳細をリポートしましょう。

より力強さを増したフロントデザイン

より力強さを増したフロントデザイン1

低い車高とヒンジ式ドアを採用した走りのミニバンのオデッセイと豪華な装備とスライドドアを採用したフラッグシップミニバンのエリシオン。両車種がモデル統合して誕生したのが現行型のオデッセイです。

オデッセイとしては初のスライドドアモデルとなった5代目は2013年11月に販売を開始しました。そのオデッセイが2020年11月5日に、2017年11月以来の2度目のマイナーチェンジを行い商品力に磨きを掛けてきました。

今回のマイナーチェンジのポイントはまず、外観デザインの刷新です。ホンダのフラッグシップミニバンに相応しい⾵格あるスタイリングはそのままに、厚みのあるフードと押し出し感のある⼤型グリルに変更、同時に薄型のヘッドライトを採⽤することで、より存在感があり、⼒強さを感じるフロントフェイスとなりました。

より力強さを増したフロントデザイン2

より力強さを増したフロントデザイン3

リアには⽴体的なリアコンビライトを採⽤し、メッキ加飾を施すことによってワイドでシャープなフォルムが際⽴つデザインとなっています。前後のウインカーには⾞両の内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルランプを標準装備し、先進的なイメージと優れた被視認性を両⽴しています。

質感の向上を図ったインテリア

質感の向上を図ったインテリア1

インテリアの質感も向上しました。インパネの上部には加飾パネル採用、さらに触り⼼地の良いソフトパッドを⼿の触れやすい位置へと配置するなど、インストルメントパネルのデザインを変更しています。

質感の向上を図ったインテリア2

メーターパネルは、⾼精細フルカラー液晶パネルを従来の3.5 インチから7インチへと拡大。見慣れたアナログスピードメーターとの組み合わせにより、多彩な情報をわかりやすく表⽰するとともに⼗分な視認性を確保しています。運転席側の収納式ドリンクホルダー追加や、リッド付きのインパネアッパーボックスを新たに設定するなど、室内収納もより使いやすくなり利便性が向上しています。

様々な快適装備を追加し、使い勝手が向上

様々な快適装備を追加し、使い勝手が向上1

フラッグシップミニバンだけに、オデッセイはこれまでも快適装備は充実していましたが、今回のマイナーチェンジでさらに利便性の高い機能が追加されています。まずはジェスチャーコントロール・パワースライドドアです。ドアノブに触れることなく流れる光に⼿をかざすことで、スライドドアの開閉が可能となるジェスチャーコントロール・パワースライドドアを⽇本国内で初めて採⽤し、標準装備としました。

様々な快適装備を追加し、使い勝手が向上2

さらにスライドドアには予約ロックも採用。スライドドアが閉まり切るのを待たずに、ドアクローズ後の施錠が可能となるホンダとしては初採用となる機能です。その場に待機することなく、離れた位置からのロック確認を可能とし、⽇常の使い勝⼿を向上させました。

リアバンパーの下に⾜先を出し⼊れするだけでテールゲートの開閉が可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲート機能も上級グレードであるEX タイプに装備。開閉途中のテールゲートの保持や、開く⾼さの設定変更もスイッチ操作により可能となります。また、様々なキックモーションに対応できるように感知センサーの検知条件等を⾒直し、パワーテールゲートの使い勝⼿をさらに向上させています。

後方誤発進抑制機能が加わったホンダセンシング

ホンダ独自の運転支援システム「ホンダセンシング」には後方誤発進抑制機能を追加しました。この機能は後⽅に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを踏みこんだ場合でも、パワーシステムを抑制することで急発進を防⽌する機能で、ドライバーのうっかりミスをフォローしてくれる装備となっています。

モデルはアブソルートのみ、2.4Lガソリンとハイブリッドの2本立ては変わらず

モデルはアブソルートのみ、2.4Lガソリンとハイブリッドの2本立ては変わらず

新型オデッセイは2.4Lガソリンエンジン搭載車と2Lエンジンのハイブリッドシステム搭載車を用意していますが、モデル体系が大きく変更されエアロパーツを装着したアブソルートシリーズのみとなりました。車両本体価格は2.4Lガソリン車が349万5000円~392万9400円、e:HEV(イーエッチイーブイ)と呼ばれるハイブリッド車は419万8000円~458万円となっています。

このカテゴリーはトヨタアルファード/ヴェルファイアが圧倒的な強さを誇りますが、内外装の変更と利便性の高い装備を追加したことで、どれだけ巻き返せるのか注目です。

■ホンダ オデッセイ価格表

グレード駆動方式WLTCモード燃費(km/L)車両本体価格(円)
2.4アブソルート 8人乗り2WD(FF)12.83,495,000
4WD12.23,715,000
2.4アブソルート 7人乗り2WD(FF)12.83,583,000
2.4アブソルートEX 7人乗り2WD(FF)12.43,815,000
2.4アブソルートEX 8人乗り4WD11.63,929,400
e:HEV アブソルート7人乗り2WD(FF)204,198,000
e:HEV アブソルート8人乗り20.24,286,000
e:HEV アブソルートEX 7人乗り198.84,580,000

 

 

※記事の内容は2020年12月時点の情報で制作しています。

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