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ドライバーレベル診断【中級編】運転知識をクイズ形式で徹底解説!

ドライバーレベル診断_運転知識をクイズ形式で徹底解説!
ドライバーレベル診断_運転知識をクイズ形式で徹底解説!

標識の意味や交通ルール、正しく覚えていますか?
ドライバーとしてのあなたの理解度がどの程度か、全10問のクイズで確かめてみませんか?

こちらは「中級編」です。

ドライバーレベル診断【中級編】全10問 問題と正解(解説付き)

<Q1>標識や標示で駐停車が禁止されていなくても、交差点の手前では駐停車してはいけません。その範囲とは?

1. 交差点の手前5m以内
2. 交差点の手前10m以内
3. 交差点の手前15m以内

<正解>

1
<解説>
道路交通法(第44条第1項)によると、「交差点、およびその側端から5m以内の部分」は標識がなくても駐停車が禁止されています。
また、それ以外にも、
・横断歩道または自転車横断帯の前後5m以内の場所
・踏切から前後10m以内
・坂道の頂上付近や急勾配
・曲がり角から5m以内
・バスや路面電車の停留所や標示から10m以内(運行時間外・一部除外車両を除く)
なども、同様に駐停車禁止となっていますので、注意しましょう。

 

<Q2>狭い坂道を自動車で下っている途中、上ってくる自動車に遭遇しました。このようなとき、どちらが道を譲るべきでしょう?

1. 上ってくる自動車
2. 下っている自動車

<正解>

2
<解説>
道路交通法でどちらが優先か決められているわけではありませんが、基本的には発進するのに技術がいる上り側の自動車が優先となります。
ただし、待避所がある場合は待避所に近い側の自動車が待避所内で進路を譲ることが、一般的です。
狭い坂道では、譲り合いの気持ちが大切ですね。

 

<Q3>次のうち徐行が必要ではない場所は、どこでしょう?

1. 道路の曲がり角付近
2. 急な上り坂
3. 上り坂の頂上付近

<正解>

2
<解説>
道路交通法(第42条)では、車両等が徐行しなければいけない、つまり、直ちに停止できるような速度で進行しなくてはいけない場所について、以下のように定めています。
1. 徐行の標識等のある場所
2. 左右の見通しのきかない交差点(信号機などがある場合は除く)
3. 道路の曲がり角付近
4. 上り坂の頂上付近や勾配の急な下り坂

急な上り坂はこれに当てはまらないので、2が正解です。

 

<Q4>この標識が表す意味は何でしょう?

標識_クイズ中級1

1. クラクションを鳴らしてもよい
2. クラクションを鳴らさなくてはいけない
3. クラクションを鳴らしてはいけない

<正解>

2
<解説>
これは、見通しの悪いカーブなどに設置されている「警笛鳴らせ」の標識です。
これが設置されている場所では、対向車などとの衝突を避けるためにクラクションを鳴らさなくてはいけません(道路交通法第54条 第1項 第1号)。
また、区間を示す「⇔」の補助標識と組み合わせた「警笛鳴らせ」の区間内では、見通しのきかない交差点や曲がり角、坂の頂上を通り過ぎる際にも、クラクションを鳴らす必要があります。

 

<Q5>幼稚園の通園バスが園児の乗り降りのために停車しています。右側を通過する場合、どの対応が正しいでしょう?

1. 速度を落として通過する
2. 一時停止をして安全確認をして通過する
3. 徐行して安全確認をして通過する

<正解>

3
<解説>
道路交通法(第71条第2号の3)では、児童や園児が乗り降りするために停車している通学・通園バスの横を通過する際には、徐行をして安全確認をすることが義務付けられています。

 

<Q6>車が車線変更を行う際にはウィンカーで合図をしなくてはいけません。ウィンカーを出すタイミングについて、正しいのは何番でしょう?

1. 車線変更をする3秒前
2. 車線変更をする5秒前
3. 車線変更をする10秒前

<正解>

1
<解説>
道路交通法施行令(第21条)によって、同一方向への進路変更の際には進路を変更する3秒前に合図を出すことが義務付けられています。
また、右左折やUターンをする際には、交差点の手前30mに達したときに合図を出すことが必要です。

 

<Q7>高速道路を走行中、取引先からの電話がかかってきました。近くの高速バスのバス停付近に停車して電話の応対をしましたが、これは交通違反になるでしょうか?

1. なる
2. ならない

<正解>

1
<解説>
高速道路のバス停は、一般車にとって高速道路本線上と同じです。また、高速道路では、危険を防止する目的、高速バスがお客さんの乗り降りのためにバス停に停車するなどの場合を除いて、停車や駐車が禁止されています(道路交通法(第75条 第8項))。

そのため設問の場合は、交通違反になります。携帯電話などを操作する際は、サービスエリアやパーキングエリアに車をとめて行いましょう。

 

<Q8>一般道路を走行中、前方に遅い車がいるので追い越しをしようと思います。標識や黄色線で制限されている場所のほかに、追い越しが禁止されている場所はどこでしょう?

1. 橋の上
2. 急な上り坂や下り坂
3. 駐車場の出入口の手前30m

<正解>

2
<解説>
急な上り坂では速度が出にくく追い越しに時間がかかってしまう可能性が、下り坂ではスピードが出すぎてしまうおそれがあることから、どちらも追い越し禁止となっています。
なお、道路交通法(第30条)では、
・前方が見えにくい曲がり角付近
・トンネル内(車両通行帯がない場合)
・交差点・踏切・横断歩道の30m手前
などでの追い越しも禁止されています。

 

<Q9>この標識が表す意味は何でしょう?

標識_クイズ中級2

1. 車線数減少
2. 幅員減少
3. この先合流あり

<正解>

1
<解説>
車線の数が少なくなることを表しています。補助標識で車線が減少する地点までの距離を表すことも多いので、注意しましょう。
減少する車線を走行している場合は、安全を確認して車線を変更しましょう。

 

<Q10>この標識が表す意味は何でしょう?

標識_クイズ中級3

1. すべりやすい
2. 路面に凹凸あり
3. その他の危険

<正解>

3

<解説>
この標識はこの先に何らかの危険があることを知らせるための警戒標識のひとつで、他の警戒標識では表示できない場合に設置されます。
多くの場合、「大雨冠水注意」や「歩行者の横断多い」などの補助標識と組み合わせて使われます。この標識がある場所では、慎重な運転が必要になります。

 


 

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