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中古車の日産「フェアレディZ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

中古車の日産「フェアレディZ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖|中古車ならカルモマガジン
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日本国内だけでなく、「Z-Car(ジィーカー)」と呼ばれて、海外、特に北米で抜群の人気を誇るフェアレディZ。2002年に登場した先代モデルは2年間の空白を経て登場。スカイラインとプラットフォームを共有していましたがZは2人乗りのみとなりました。そして、2008年に登場した現行モデルは、スカイラインとプラットフォームは共通ですが、ホイールベースが短縮されるなど、専用設計の部分が増えているのが特徴です。走行性能向上のため、ボディ剛性は向上していますが、アルミ合金を採用するなど軽量化を行っています。今回は中古車のフェアレディZなら、どのモデル、グレード、年式のものを買えば一番お得なのか、間違いがないのかという正しい買い方に加えて、気になる最新の中古車相場の状況などを専門家の目線で徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

この記事のPOINT

  • 一番推したい中古車の日産「フェアレディZ」は現行モデルのバージョンST
  • 少しでも安く高品質のフェアレディZを手に入れるならAT車

中古車のフェアレディZ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行モデルのバージョンST」を200万円で買う!

中古車のフェアレディZ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行モデルのバージョンST」を200万円で買う!-1

現在、フェアレディZの中古車の流通台数は約900台。そのうち、2008年に登場した現行モデルが約280台、2002年に登場した旧型が約420台で、流通している中古車の半数近くは旧型モデルとなっています。このような数字を改めて目にするとスポーツカー人気の凋落が感じられます。

現行型フェアレディZの平均価格は約263万円、中古車の価格帯は約108万~約600万円となっています。現行型フェアレディZは2012年1月にマイナーチェンジを行っています。このマイナーチェンジを境に前期型、後期型と分けると平均価格は前期型が約227万円、後期型は約364万円となっています。

一方、旧型フェアレディZの中古車の平均価格は約100万円。価格帯は約25万〜約473万円と非常に幅広くなっているのが特徴です。

フェアレディZの中古車相場は現行型と旧型で重なっている部分が非常に多くなっています。スポーツカーは世代ごとにファンがいますし、チューニングされたクルマもあるので、旧いクルマでも高額な中古車が流通するからです。

もし、自分がフェアレディZの中古車を購入するのであれば、現行モデルの最上級グレードバージョンSTを200万円以下で狙います。現行型フェアレディZは標準モデル、AT車だけのバージョンT、MT車だけのバージョンS、そして装備が充実したバージョンSTの4グレードにコンプリートモデルのNISMOを加えた5モデルとなっています。

スポーツカーはグレードよりもコンディション重視で価格設定されるので、流通台数が豊富な最上級グレードが狙い目です。バージョンSTの中古車の流通台数は約77台。そのうちMT車は半数の約37台です。価格帯は約120万〜約600万円で、200万円以下に絞っても約15台もあります。MT車は約3台とかなり少なめですが、手が届かないワケではありません。もちろんMT車で大排気量自然吸気エンジンのパワーを楽しむのも良いですが、AT車で大人のスポーツカーとして楽しむのも妙味です。

中古車のフェアレディZ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら「現行モデルのバージョンST」を200万円で買う!-2

高品質な現行型Zを割安に手に入れたいならば、AT車に絞って探すのが良いでしょう。MT車に比べると、熱い走りをしていないクルマが多いので、コンディションも安定しています。現在、現行型フェアレディZのAT車は約151台流通していて、価格帯は約108万〜約568万円。200万円以下も約54台も流通しています。スポーツカー=MT車と思いがちですが、ハイパワーエンジンを搭載するフェアレディZの中古車は半数以上がAT車となっています。

ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車のフェアレディZ

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もっと予算がある!という人には、日産のレース部門のNISMOが手がけたフェアレディZ NISMOがオススメです。サーキットで培ったテクノロジーを満載したモデルで、高い空力特性を発揮し、ボディを路面に吸い付けます。専用チューンが施されたエンジンやサスペンションなどにより、スポーティな走行を楽しむことができます。Z NISMO(バージョンニスモ含む)の中古車は現在約41台流通していて、価格帯は約186万〜約590万円と非常に幅広くなっているのが特徴です。MT車は約258万円からとなっています。

フェアレディZのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧

フェアレディZのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧-1

Z33型と呼ばれる5代目の日産フェアレディZは2000年に生産終了した先代モデルから、2年振りとなる2002年7月に登場し、2008年まで販売されました。5代目フェアレディZは、世界中の誰もがスポーツドライビングを楽しめる、新しいスポーツ性能を目指し、「フラットライド・スポーツ」という考え方を取り入れました。これは、目線が動かないフラットなボディコントロールにより繊細なドライビング操作ができる運転環境作り(フラットライド)と、あらゆるシーンで懐が深く、意のままに高次元のドライビングを楽しめる運動性能の提供(スポーツ)の両立のことです。

フェアレディZのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧-2

これを実現させるために、「新FRスポーツパッケージ」を採用しました。新FRスポーツパッケージはパッケージ性能と高性能スポーツユニットの搭載で構成されています。パッケージ性能は、フロントミッドシップの「FMパッケージ」にクラス最大径スポーツタイヤ、最適前後重量配分(フロント53:リア47)、低重心、クラストップの空力性能などの、スポーツカーの要素を加えることで成り立っています。

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高性能スポーツユニットについては低回転から大トルクを発生する新開発3.5L V型6気筒エンジンとスポーツカーに相応しい動力性能と操作性を実現する新開発6速マニュアル、完全ギア固定マニュアルモード付5速オートマチック、鍛造アルミパーツ採用マルチリンクサスペンション、強力なブレーキシステムから成り立っています。

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外観デザインは、無駄なボリュームを排除し必要最小限なマスとし、キビキビとした新しいスポーツカーを表現。インテリアは、どのような体型の方でもスポーツドライビングを楽しめるように、乗員位置で室内幅を最大に取りながら、スピードボートのような空間として、ドライバースペースとスポーツカーらしいタイトな感覚を両立させたキャビンを創出しています。グレード構成は価格順にバージョンST、バージョンS、バージョンT、標準となり、バージョンSTとバージョンSは6速MT車のみとなっています。

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2005年9月にマイナーチェンジを実施。外観では、フロントバンパーやヘッドランプの変更、高輝度LEDリヤコンビネーションランプや新造形18インチアルミロードホイールを全車に採用するなど、ユーザーから好評な基本デザインは踏襲しつつ、新しさや質感を向上させています。インテリアでは、本アルミの採用部位の拡大、手が触れる部位のソフト化、また、収納スペース追加とスイッチ類の適正配置などにより、質感と使い勝手を大幅に向上させました。そして、搭載するエンジンは、エアダクト径の拡大による吸気効率の向上やバルブタイミングのチューニング等により最高出力を従来の280psから294psまで向上。さらに、デュアルフローパスショックアブソーバーや車速感応式パワーステアリングの採用により、パフォーマンス性能を一層向上させています。

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2007年1月に一部改良を実施し、外観ではエンジンフード意匠変更と新色のボディカラーを追加しました。そして、ロードノイズ低減のためのタイヤ銘柄変更(ポテンザRE040→RE050A)を行っています。インテリアでは、洗練されたセンスの良さを演出するグレーの内装色を追加するとともに、頭部をしっかりとサポートするためのヘッドレスト大型化を行いました。さらに、新開発のVQ35HRエンジンを搭載。最高出力313ps、最大トルク358Nmまで向上しています。このタイミングでZ33初のバージョンニスモも登場しています。

フェアレディZのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧-7

2008年1月にフェアレディZはフルモデルチェンジを行い、6代目となる現行モデルが登場しました。Z34型と呼ばれる現行型フェアレディZは、先代モデルからホイールベースを100mm短縮することで、キビキビとしたハンドリングと運動性能を実現したのが特長です。

フェアレディZのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧-8

外観デザインは、搭載するエンジンの圧倒的なパフォーマンスを想像させるFRプロポーションをはじめ、駆動輪を強く感じさせる張り出し量のあるリアフェンダーなどにより、大地を力強く蹴るようなイメージを連想させるダイナミックなボディデザインとなっています。

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インテリアでは、柔らかいタッチを追求した新合成皮革「ソフィレス」にダブルステッチを施したセンタークラスターパネルを採用し、適度に身の詰まった安心感と、ドライバーとコックピットの一体感を追求しています。

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搭載するエンジンは、最高出力336psを発生する3.7L V型6気筒DOHCエンジン。VVEL(バルブ作動角・リフト量連動可変システム)を採用し、力強さと扱い易さを兼ね備え、高回転まで軽く滑らかに吹け上がる伸びの良さを実現しています。組み合わされるトランスミッションは、シフトチェンジの際に、ドライバーのシフト操作に応じて、エンジンの回転数を最適な回転数に制御する世界初のシンクロレブコントロール付6速MTと、MTのようなダイレクト感とマニュアルモード時には世界トップクラスの変速レスポンスが体感可能になったマニュアルモード付7速AT。駆動方式はFRのみとなっています。

レスポンスの良いハンドリングと快適な乗り心地を高次元で両立するために、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを採用。ショックアブソーバーには、デュアルフローパスやリバウンドスプリングに加え、高応答リップルコントロールを併せて採用しています。グレード体系はバージョンSTを筆頭に、バージョンS、バージョンT、スタンダードとなっています。このうちバージョンSはMT車のみ、バージョンTはAT車のみとなります。

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2009年6月には、エンジンやシャシーなどに専用チューニングを施し、走行性能を向上させたバージョンニスモを追加しています。そして2010年11月には一部改良を行い、エアコンのダイヤルスイッチの文字位置を変更することで、操作時の視認性を向上させ、オートマチック車にはシフトアップインジケーターを採用しました。さらに、新たにバックビューモニターを、カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)とセットでメーカーオプションとして設定しています。

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2012年7月にマイナーチェンジを行い、内外装をはじめとした変更を行いました。外観では、低さとワイド感を強調する新形状のフロントバンパーや新デザインのアルミホイールを採用するなどスタイリッシュに変更しています。インテリアでは、メーター内に設定した車両情報ディスプレイのベース部カラーをダークメタリックグレーに変更しました。そして、ユーロチューンドサスペンションや耐フェード性能を向上させたブレーキパッドを採用するなど、走りの性能をさらに高めています。

2013年6月に、これまでバージョンニスモとして販売されてきたモデルをフェアレディZ ニスモと名称変更しました。

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さらに2014年7月にマイナーチェンジを行い、最新のニスモデザインアイデンティティを採用し、外観デザインを一新。ボディーパーツの変更により、前後のダウンフォースバランスを最適化することで、高速域でのハンドリング性能を向上させています。インテリアでは、ニスモ専用チューニングレカロ製スポーツシートを採用し、中高速域でもドライバーが安心して操作ができるホールド性を実現しました。

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またニスモを除く基準車ではタイヤ構造、リアエンジンマウント、防音材の改良により、チッピング音、ロードノイズ、加速時のノイズを軽減し、静粛性を向上させました。リアサスペンションの改良により日常域での乗り心地も向上させています。さらにステアリング制御の変更、ステアリングギアバルブの変更により、操舵力を低減し、日常域での取り回し性の向上と、軽快なハンドリングを実現しました。

2015年7月に一部改良を行い、一部のグレードにメーカーオプションとして設定している「BOSEサウンドシステム」に、新たにアクティブ・サウンド・コントロール、及びアクティブ・ノイズ・コントロールを追加設定しました。アクティブ・サウンド・コントロールは、ドライバーがエンジンサウンドをよりダイナミックに感じるよう音質をコントロールすることで、アクセル操作やエンジン回転数に応じた力強いエンジンサウンドを実現しています。

2016年8月の一部改良では、バージョンSTおよびニスモに「カーウイングスナビゲーションシステム」、「Boseサウンドシステム(8スピーカー)」、「アクティブ・サウンド・コントロール」、「アクティブ・ノイズ・コントロール」、バージョン Sに「カーウイングスナビゲーションシステム」を標準装備し、快適装備を充実させています。

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●とにかくコスパ重視なら「 現行モデルのAT車」 中古市場の相場約108万〜約568万円

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100万円以下でフェアレディZの中古車を購入するというのであれば、旧型がターゲットとなります。しかし現行型でもAT車に絞れば108万円から中古車は流通しています。これを見れば、コストパフォーマンスが高いのは年式が新しい現行モデルであることは間違いありません。Zのように最高出力300ps以上のハイパワーエンジンならばATでも十分にスポーティな走行を楽しむことができます。

● 現行モデルでイチ押しグレードなら「最上級グレードのバージョンST」 中古市場の相場価格帯は約120万〜約600万円

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現行型フェアレディZのような、新車時価格が高額なスポーツカーは、予算に余裕があるため最上級グレードを好むユーザーが多いです。その結果、中古車も最上級グレードが多く流通します。現行型フェアレディZもバージョンSTが多くなっています。本革シートまで標準装備の豪華仕様で、購入後の満足度も格別です。

●より高い走行性能を求めるなら「現行モデルのNISMO」 中古市場の相場約186万〜約590万円

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スポーツカーのフェアレディZの中で、走りを極めたグレードがNISMOです。サーキットで培ったテクノロジーを満載し、外観は空力性能を向上させるエアロパーツで武装し、高いポテンシャルをアピールしています。インテリアもホールド性抜群のスポーツシートを装着し、スポーティな雰囲気が漂っています。もちろん見た目だけでなく、サスペンションなどもチューニングされていて、高いパフォーマンスを発揮します。

中古車のフェアレディZならではのチェックポイントはココ

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走りにこだわるZだからこそ、履いているタイヤに注目!

走行距離が延びてくれば、消耗品であるタイヤを交換します。中古車として販売されているフェアレディZに装着されているタイヤを見て、高額なスポーツタイヤが装着されていれば、前オーナーが大切に乗っていたことが想像できます。一方銘柄がバラバラだったり、ノンブランドの安いタイヤが装着されているクルマはコンディションに?がつきます。

修復歴はどこを修理しているかをチェック

スポーツカーの中古車に多く存在するのが、修復歴有りのクルマです。修復歴有り=大きな事故を起こしたクルマというわけではありません。決められた部位を交換すると修復歴有りとなってしまいます。修復歴有りの中古車で気をつけなければならないのは、駆動系まで修理が及んでいる時です。したがってどんな部位を修復しているのかをチェックして、駆動系に及んでなければ、そしてあなたがクルマにある程度詳しいのであれば、候補の一台に加えてもいいでしょう。

整備記録簿のチェックは欠かせない

Zのようなスポーツカータイプの中古車のコンディションは前オーナーの使い方に大きく左右されます。一般的には走行距離が少ないほうが良コンディションと言われます。しかし走行距離が延びていても、ディーラーなどでしっかりとメンテナンスを行っている履歴が整備記録簿に残っていれば、安心して購入することができます。したがってフェアレディZの中古車を購入する際には、必ず、整備記録簿でこれまでの履歴を確認してください。もし、この整備記録簿がないというのであれば、購入は避けた方がいいでしょう

フェアレディZの中古車と比べたいライバル車種はコレだ!

BMWと共同開発して復活したFRスポーツカー「トヨタスープラ」

BMWと共同開発して復活したFRスポーツカー「トヨタスープラ」

フェアレディZの最大のライバルはトヨタスープラです。理由としては、クラシカルなロングノーズ・ショートデッキのスタイル、後輪駆動と共通点が多いことが挙げられます。スープラに搭載されているエンジンは3L直列6気筒ターボと2L直列4気筒ターボの2種類。組み合わされるトランスミッションは8速ATのみでMT車の設定はありません。パワフルなターボエンジンなので、MTでなくても十分速さを堪能できます。

2.4Lに排気量がアップし戦闘能力がアップ「スバルBRZ」

2.4Lに排気量がアップし戦闘能力がアップ「スバルBRZ」

フェアレディZのライバルとしてピックアップしたのは、2代目となる現行モデルが登場したばかりのスバルBRZです。剛性を向上したボディに排気量を2.4Lにアップした水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと6速ATが用意されています。駆動方式は後輪駆動です。BRZは狭いとはいえリアシートを設置していて、積載性能はZを凌いでいます。エンジンの最高出力は235psとフェアレディZと比べると低いですが、車両重量の軽さを活かした軽快な走りは魅力です。

国産車では数少ないエレガントなスタイルの2+2クーペ「レクサスRC」

国産車では数少ないエレガントなスタイルの2+2クーペ「レクサスRC」

国産車では絶滅危惧種となっている2+2クーペのレクサスRCは2014年に登場しました。コンパクトセダンのレクサスISをベースにフロントシートに乗る2人のための贅沢な空間を演出するのがレクサスLCです。エレガントさが際立つボディには2Lターボ、2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステム。そして3.5L V6エンジンが搭載されています。さらに、ハイパフォーマンスモデルとしてLC Fを設定。最高出力481psを発生する5L V8エンジンを搭載し、街乗りからサーキット走行までこなすモデルとなっています。

中古車のフェアレディZを賢く探すのなら

中古車のフェアレディZを賢く探すのなら

では、中古車のフェアレディZをどこでどのように探したらよいでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。

カーセンサーnet

カーセンサーnetは中古車情報誌時代から数えて40年近い歴史と実績を誇る検索サイトで、サイト上には約50万台の情報が掲載されています(※)。車の状態を示す評価について独自の認定システムを導入しているので、こうした評価を目安にすれば、車に詳しくない方でも安心して車選びができるでしょう。

また、「カーセンサーアフター保証」に加入すれば、業界最多水準の350項目の部品について修理が保証されます。保証料金は車に合わせて細かく設定できるので、無駄なく予算に合わせた保証を付けることができます。

カーセンサーnetのフェアレディZの掲載件数は719件、価格帯は25万~600万円となっています(※)。
※Z33、Z34のデータです。いずれも2021年7月31日時点の情報です。

グーネット中古車

先述のカーセンサーnetと同じような中古車情報サイトで、こちらも約50万台が登録されています(※)。グーネット中古車にも、検査協会などが車の状態を評価する「ID車両」という制度や、最長3年まで走行距離無制限でさまざまな保証が付く「Goo保証」などの制度があります。

グーネット中古車のフェアレディZ掲載台数は807件、価格帯は25万~600万円となっています(※)。
※いずれも2021年7月31日時点の情報です。

流通台数は旧型が多いが、狙うなら現行型

流通台数は旧型が多いが、狙うなら現行型

スポーツカーはMT車のほうが中古車相場は高くなります。それは操る楽しさを味わいたいからです。しかし最近のトランスミッションは優秀ですので、ATでもスポーツ走行は十分に楽しむことができます。フェアレディZの中古車は旧型モデルが多くなっていますが、年式も古いのでコンディションの個体差が広がっています。100万円以下の低予算で手に入れるというのであれば、旧型しか選択肢はありませんが、現行型も販売開始から13年以上経っていますので、100万円付近から探すことができます。それほどの価格差しかないのであれば、積極的に現行モデルをターゲットにしたほうが満足度も高くなるはずです。

よくある質問

Q1:中古車のフェアレディZ、どれを買うべき?

A:現行モデルでもすでに13年以上が経過しています。流通台数は旧型モデルのほうが豊富ですが、現行モデルを中心に考えたほうが良いでしょう。

Q2:中古車のフェアレディZを買うときに気を付けたいポイントは?

A:前オーナーがどのように使用していたのか、メンテナンスはどれくらいの頻度で行っていたのかというのが一番気になるところです。したがってこういった履歴がわかる整備点検記録簿の有無が大きなポイントとなります。

Q3:中古車のフェアレディZはどこで手に入れればいい?

A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサーnet、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用するとよいでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車のフェアレディZに乗ることができます。

※記事の内容は2021年7月時点の情報で制作しています。

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