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コペンの安全性能をチェック!先進安全技術はあるの?

コペンの安全性能をチェック!先進安全技術はあるの?
コペンの安全性能をチェック!先進安全技術はあるの?

出典:ダイハツ「コペン」トップ

衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術は、今の車には欠かせないものになりつつあります。しかし、先進安全技術の充実度は車種によって大きく異なります。また、同じ車種であっても生産時期やグレードによって安全性に差があることも少なくないため、 よく確認して車を選ばなければなりません。

ここでは、ダイハツ「コペン」の安全性能について紹介します。

この記事のPOINT

  • コペンでは衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術が搭載されていない
  • 「VSC&TRC」や「エマージェンシーストップシグナル」などの安全技術がある
  • コペンは「サポカー」ではない

コペンの安全性能の特徴

コペンは軽自動車規格の2シーターオープンスポーツカーで、現行型は2014年に登場した2代目モデルです。

年々新しいスタイルが追加され、現在では4つのスタイルの設定があるなど豊富な選択肢が魅力のモデルですが、登場以来一度もマイナーチェンジが実施されておらず、予防安全性能に関しては登場時のままアップデートされていません。ただし、2021年4月の一部改良時に新法規への対応としてオートライトの採用、サイドミラーの拡大は実施されました。

コペンはダイハツの衝突回避支援パッケージである「スマートアシスト」が搭載されていないため、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などの先進安全技術を搭載しておらず、「サポカー」の認定を受けていないモデルです。なお、「TOYOTA GAZOO Racing」とのコラボレーションモデルである「GR SPORT」は2019年10月に登場した比較的新しいモデルではありますが、こちらにも先進安全技術は非搭載です。

コペンに採用されている安全技術

「D-Frame」という剛性の高いボディ構造によって、高い運動性能を備えている「コペン」。コペンに搭載される安全技術にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

VSC&TRC

VSC&TRC出典:ダイハツ「コペン」安全性能

急なハンドル操作によって横滑りが発生するケースがあります。そういった横滑りが起こったときに、VSCはブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールし、車の挙動を安定させてくれます。
TRCは、急なアクセル操作があった場合に、発進時や加速時のタイヤの空まわりを抑える機能です。

エマージェンシーストップシグナル

走行中に何らかの理由で急ブレーキをかけた場合、後続の車が追突するリスクがあります。エマージェンシーストップシグナルは、約60km/h以上で走行中にブレーキを強く踏んだ際、ブレーキランプの点灯と同時にハザードランプが自動で高速点滅し、後続車に注意喚起する機能です。

ブレーキオーバーライドシステム

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた場合、ブレーキの作動を優先させるシステムです。

LEDヘッドランプ

LEDヘッドランプは低消費電力ながら点灯時に最大光量に達して明るい光を放つため、ライトの明るさや視認性が重要となる夜間の走行でも安心です。

なお、「Cero」「Cero S」には1灯でハイビームとロービームの切替えが可能な「Bi-Angle LEDヘッドランプ」を搭載しています。

オートライト

周囲の明るさを検知し、状況に応じて自動でヘッドランプを点灯・消灯する機能です。

事故の被害を軽減させる技術も搭載

事故の被害を軽減させる技術も搭載出典:ダイハツ「コペン」安全性能

ここでは、万が一、事故にあってしまった際にも、ドライバーや同乗者などの被害を軽減するための衝突安全性について見ていきましょう。

世界基準の衝突安全ボディ「TAF」

コペンに採用されている衝突安全ボディ「TAF」は、国内およびヨーロッパの衝突安全基準をクリアし、さらにきびしい衝突実験においてもキャビンの十分な生存空間を確保しました。

乗員の命を守る「デュアルSRSエアバッグ」

運転席と助手席の前方にSRSエアバッグを装備。前からの衝撃を受けた際は瞬時に膨張・伸縮し、頭部や胸部へのダメージを軽減します。

対人事故の被害を軽減する「歩行者障害軽減ボディ」

車に乗っている人だけでなく、歩行者との対人事故の際にも歩行者の被害が軽減されるよう、コペンではボンネットフードやワイパーピボットなどの各所に衝撃緩和装置や衝撃吸収スペースを備えています。

安全性能は車種によって大きく異なる

コペンは登場から年数を経ていることに加え一度もマイナーチェンジを受けていないこともあり、先進安全技術が搭載されていないので、車選びの際にはその点に注意しましょう。

現在の新型軽自動車の中には、歩行者や自転車を検知する衝突被害軽減ブレーキや、状況に応じてステアリング操作の支援を行う機能を搭載している車種もあります。そのイメージで安全性能を確認せずに車を選ぶと後悔することになりかねないため、安全性能は車によって大きく異なることを認識し、よく確認することをおすすめします。

よくある質問

Q1:コペンには先進安全技術は搭載されているの?

A:いいえ、コペンにはダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシスト」が採用されておらず、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置をはじめとする先進安全技術は搭載されていません。2019年10月にラインナップに追加された比較的新しい「TOYOTA GAZOO Racing」とのコラボレーションモデル「GR SPORT」も同様です。

Q2:コペンに搭載される安全技術にはどのようなものがある?

A:横滑り時にブレーキやエンジンをコントロールして車両安定性を確保する「VSC」や発進時・加速時などのタイヤの空転を抑制する「TRC」、周囲の明るさに応じて自動でヘッドランプの点灯・消灯を行う「オートライト」、急ブレーキを後続車に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」、ブレーキ操作を優先する「ブレーキオーバーライドシステム」などが搭載されています。

Q3:コペンはどの「サポカー」に該当するの?

A:コペンは衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術を搭載していないため、「サポカー」ではありません。

※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています

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