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高い悪路走破性が自慢のエクストレイルの燃費は?カタログ燃費や実燃費をチェック(2013年~2022年モデル)

高い悪路走破性が自慢のエクストレイルの燃費は?カタログ燃費や実燃費をチェック
高い悪路走破性が自慢のエクストレイルの燃費は?カタログ燃費や実燃費をチェック

出典:日産「エクストレイル」走行・安全

ガソリン1Lあたりの走行距離を表す燃費は、車選びの重要なポイントです。オフロードに強いタフネスとスタイリッシュなデザイン性を併せ持ちながら、低燃費を実現した人気のミドルクラスSUV車、エクストレイルの燃費性能について、実走行での検証と合わせて徹底調査しました。

よくある質問

Q1:エクストレイルのカタログ燃費はどのくらい?

A:エクストレイルには2.0L直列4気筒ガソリンエンジンと、同ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車があり、駆動方式は2WDと4WDの選択が可能です。WLTCモードカタログ燃費は、ガソリン2WD車が12.8~13.2km/L、4WD車が12.2~13.2km/L、ハイブリッド2WD車が15.0km/L、4WD車が13.8km/Lです。

Q2:エクストレイルの実燃費はどのくらい?

A:エクストレイルの実燃費はガソリン2WD車が11.0km/L、4WD車が10.8km/L、ハイブリッド2WD車が12.6km/L、4WD車が11.9km/Lです。WLTCモードではカタログ燃費と実燃費の間に1~1.5割程度の差が生じるのが一般的であるといわれているため、エクストレイルのカタログ燃費と実燃費の差は、ハイブリッド4WD車以外は平均程度といえるでしょう。ハイブリッド4WD車は若干ながら平均値よりも差が大きくなっています。

Q3:エクストレイルの走行性能は?

A:エクストレイルでは4WDコンピューターが路面の状態を瞬時にとらえて安定した走行を実現する「インテリジェント 4×4」システム、車体の上下動を予測し、路面の状況に対応して走行をスムーズにする車体振動抑制システム「インテリジェント ライドコントロール」など、走行性能を高めるための技術を採用し、オンロード・オフロード問わず快適なドライブが楽しめるのが魅力です。

エクストレイルの燃費の特徴

エクストレイルのガソリン車にはシリンダー内の燃料直噴射で熱効率を高め、高トルクのパワフルな走りながら低燃費を実現した直噴MR20DDエンジンを搭載。またハイブリッド車はRM31モーターとの組み合わせで圧倒的なハイパワーと低燃費を実現しています。

さらにスイッチひとつで不要なエンジン回転数の変動を抑制したり、CVTのレスポンスや変速スケジュールを燃費優先モードに切り替えたりする「ECOモード」、走行時の転がり抵抗を最大限減らした低燃費タイヤなど、燃費を最大限抑えるさまざまな機能が搭載されています。

エクストレイルのカタログ燃費

エクストレイルには最高出力147psを発揮する2.0L直列4気筒ガソリンエンジンと、同ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド車があり、それぞれ2WDと4WDを選ぶことができます。

エクストレイルのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

ガソリン車

グレード駆動方式燃費(km/L)
20S Vセレクション4WD13.2
20Xi2WD12.8~13.2
20Xi Vセレクション4WD12.2~12.6
20Xi レザーエディション2WD13.2
20Xi レザーエディション Vセレクション4WD12.6

 

ハイブリッド車

グレード駆動方式燃費(km/L)
20S HYBRID4WD13.8
20Xi HYBRID2WD15.0
4WD13.8
20Xi HYBRID レザーエディション2WD15.0
4WD13.8

 

エクストレイルの実燃費

現在、エクストレイルに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、エクストレイルの実燃費(2021年3月21日時点)は以下のとおりです。

 駆動方式燃費(km/L)
ガソリン車2WD11.0
4WD10.8
ハイブリッド車2WD12.6
4WD11.9

 

従来日本で使用されてきたJC08 モードは平坦な道を一定の条件下で走行し計測されますが、新たに採用されたWLTCモードは「市街地」「郊外」「高速道路」と実際の使用環境に近い状況ごとに計測されるため、JC08 モードカタログ燃費と実燃費の差は3割程度とされているのに対して、WLTCモードと実燃費の差は1~1.5割程度だといわれています。

エクストレイルのカタログ燃費と実燃費の差はハイブリッド4WD車では若干大きいですが、それ以外は平均程度といえるでしょう。

エクストレイルのライバル車のカタログ燃費を比較

ミドルクラスSUVといえば、エクストレイルと並んで人気なのがトヨタの「ハリアー」マツダの「CX-5」です。エクストレイルと比較して燃費性能はどうでしょうか?それぞれのカタログ燃費を比較してみましょう。

トヨタ「ハリアー」

トヨタ「ハリアー」出典:トヨタ「ハリアー」ギャラリー

高級感あふれるスタイリッシュなエクステリアデザインが魅力のトヨタ「ハリアー」。2020年6月にフルモデルチェンジし、より高い安全性能や先進性を身につけたプレミアムSUVとして不動の人気を誇るモデルです。

ハリアーのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

 駆動方式燃費(km/L)
ハイブリッド車2WD22.3
4WD21.6
ガソリン車2WD15.4
4WD14.7

 

エクストレイルよりボディが大きいハリアーですが、ハイブリッド車、ガソリン車ともにエクストレイルを上回る燃費となっています。

マツダ「CX-5」

マツダ「CX-5」出典:マツダ「CX-5」CX-5の特長

マツダ「CX-5」は、ドライバーの意のままの走りと上質感のあるエクステリアデザインが特徴。マツダの新世代技術群「スカイアクティブテクノロジー」の第一弾モデルです。

CX-5のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

 駆動方式燃費(km/L)
2.0Lガソリン車2WD14.6
2.5Lガソリン車2WD12.6~13.8
4WD12.2~13.0
クリーンディーゼル車2WD17.4~19.5
4WD16.6~18.7

 

2.5Lガソリン車は排気量がエクストレイルとは異なるので、2.0Lガソリン車で比較するとCX-5がエクストレイルの燃費を上回っています。エクストレイルのハイブリッド車の燃費もCX-5のクリーンディーゼル車には後れを取っていることがうかがえます。

エクストレイルの走行性能は?

エクストレイルの走行性能は?出典:日産「エクストレイル」先進技術

エクストレイル最大の魅力は、なんといってもオフロードや急な坂、雪道などの悪条件の道もラクラクこなせるパワフルな走りを楽しめる点でしょう。

エクストレイルにはスムーズで安全なドライビングを味わえる先進技術が採用されています。例えば、高速道路運転時に車間距離と走行車線の中央を自動的にキープしてくれる「プロパイロット」システムや、4WDコンピューターが路面の状態を瞬時にとらえて安定した走行を実現する「インテリジェント4×4」システム、車体の上下動を予測して路面の状況に対応し、走行をスムーズにする車体振動制御システム「インテリジェントライドコントロール」などがそうです。

路面や周囲の状況を車自身が感知し、安全・安心・低燃費で心地良い運転を実現するエクストレイル。アウトドア派にもシティ派にも愛される理由は、そこにあるでしょう。

タフな走りを低燃費で実現できる、だから人気

悪路もパワフルに走れる頼もしさや、長距離走行を快適にできる最先端の運転性能など、休日のお出掛けを快適にしてくれる「週末のデキる相棒」といった存在のエクストレイル。

日常も運転するシティ派が多いミドルクラスSUVを選ぶなら、走行性能だけでなく燃費性能もしっかり検討して選ぶことが重要となります。
高性能と低燃費を両立させたエクストレイルは、日常も非日常も1台で楽しみたいという人に最適といえそうです。

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※記事の内容は2021年3月時点の情報で執筆しています。

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