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プレミオの燃費はどのくらい?実燃費を徹底調査!

プレミオの燃費はどのくらい?実燃費を徹底調査!
プレミオの燃費はどのくらい?実燃費を徹底調査!

出典:トヨタ「プレミオ」ギャラリー

この記事は、 5 分で読めます。

燃費性能は車選びの際には必ず確認したい重要ポイントといえます。なぜなら、燃費性能は燃料費を左右するのはもちろんのこと、現在は一定の基準を達成している燃費性能・環境性能を持つ車は税金が軽減されることもあるからです。

ここでは、トヨタ「プレミオ」の燃費性能について紹介します。

この記事のPOINT

  • 駆動方式別カタログ燃費・実燃費はこちら
    駆動方式WLTC モードカタログ燃費実燃費
    2WD14.4 ~ 17.8km/L14.6 ~ 16.8km/L
    4WD14.2km/L13.4km/L
  • 燃費性能はライバル車のホンダ「グレイス」のガソリン車とはほぼ同等か若干グレイスが有利、日産「シルフィ」の燃費より優れる
  • ステアリング協調車両安定性制御システム「S-VSC」や「ヒルスタートアシストコントロール」など、安定した走行をサポートする機能を搭載

プレミオの燃費の特徴

現行型のプレミオは2007年6月に販売開始しており、すでに登場から10年以上が経過したモデルです。そのため近年の新型車のようなめざましい低燃費技術は搭載されていませんが、それでも燃費性能に定評のあるトヨタのこと、長い歴史のあいだで繰り返されてきた一部改良などでは燃費と力強い走りを両立させる「バルブマチック」技術を採用したり、アイドリングストップ機構を搭載したりするなど、時代に後れをとらないよう燃費向上に貢献するさまざまな技術が導入されているのが特徴です。

プレミオのカタログ燃費

プレミオには1.5L、1.8L、2.0Lの3種類の直列4気筒エンジンが用意されており、いずれのエンジンにも組み合わされるトランスミッションはCVTとなっています。駆動方式は全エンジンに2WDが用意され、加えて1.8Lエンジンのみに4WDの設定があります。

プレミオのWLTCモードカタログ燃費は以下のとおりです。

グレード駆動方式燃費
1.5F/1.5F“L パッケージ” /1.5F“EX パッケージ”2WD17.8km/L
1.8X/1.8X“L パッケージ” /1.8X“EX パッケージ”2WD15.0km/L
4WD14.2km/L
2.0G/2.0G“EX パッケージ”2WD14.4km/L

 

プレミオの実燃費

現在、プレミオに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、プレミオの実燃費は以下のとおりです。

グレード駆動方式燃費
1.5F/1.5F“L パッケージ” /1.5F“EX パッケージ”2WD14.6km/L
1.8X/1.8X“L パッケージ” /1.8X“EX パッケージ”2WD16.8km/L
4WD13.4km/L
2.0G/2.0G“EX パッケージ”2WD※ データなし

 

WLTCモード燃費は、従来日本で使用されてきたJC08モード燃費よりもカタログ燃費と実燃費との差が少ない燃費の計測方法です。

JC08モード燃費は平坦な道を一定の条件下で走行し計測されますが、WLTCモード燃費は「市街地」「郊外」「高速道路」と実際の使用環境に近い状況ごとに計測するため、JC08モードカタログ燃費と実燃費の差は3割程度とされているのに対して、WLTCモードカタログ燃費と実燃費の差は1~1.5割程度とされています。

その点を考慮すると、プレミオの1.5Lエンジンの2WD車はカタログ燃費と実燃費の差が大きいですが、それ以外の実燃費は非常に優秀な数値といえるでしょう。

プレミオとライバル車のカタログ燃費を比較

プレミオと同じ5ナンバーサイズのセダンは、ホンダ「グレイス」日産「シルフィ」などがあります。ここでは、この2車種とプレミオの燃費を比較してみましょう。

ホンダ「グレイス」

ホンダ「グレイス」出典:ホンダ「グレイス」デザイン・カラー

ホンダらしいスポーティーさを感じさせるエクステリアを持つ「グレイス」。セダンならではの走行性能と安定した乗り心地に加えて、ハイブリッド車の優れた燃費性能が自慢のモデルです。

グレイスのJC08モードカタログ燃費は以下のとおりです。

ガソリン車

グレード駆動方式燃費
LX2WD22.0km/L
4WD19.6km/L

 

ハイブリッド車

グレード駆動方式燃費
HYBRID DX2WD34.8km/L
4WD29.6km/L
HYBRID LX ・ Honda SENSING2WD34.8km/L
4WD29.6km/L
HYBRID EX ・ Honda SENSING2WD32.4km/L
4WD26.6km/L

 

グレイスはJC08モード、プレミオはWLTCモードと燃費の計測方法が異なるので単純比較はできませんが、WLTCモードは実燃費に近い数字が出る分、カタログスペックはJC08モードよりも1.5~3割程度悪くなる傾向があります。その点を踏まえると、プレミオとグレイスのガソリン車の燃費性能はほぼ同等もしくは若干グレイスが有利かと思われますが、グレイスのハイブリッド車の燃費はプレミオを圧倒しています。

日産「シルフィ」

日産「シルフィ」出典:日産「シルフィ」外観・内装

日産「シルフィ」はクラスを超えた上質感や室内空間の広さが魅力のコンパクトセダンです。プレミオの強力なライバルとして長年比較されてきたモデルでもあります。

シルフィの駆動方式は2WDのみで、JC08モードカタログ燃費は全グレードで15.6km/Lです。

シルフィもプレミオと燃費の計測方法は異なりますが、その点を考慮に入れてもプレミオのほうが燃費性能に優れていることがわかりました。

プレミオの走行性能・乗り心地

プレミオの走行性能・乗り心地出典:トヨタ「プレミオ」ギャラリー

プレミオにはステアリング協調車両安定性制御システム「S-VSC」が搭載されており、コーナーや滑りやすい路面など、さまざまな状況下においてブレーキ制御や駆動力制御機能を協調させることで優れた走行性能や操縦安定性を確保しています。

また坂道での発進時に、ペダルを踏み変える瞬間のブレーキ油圧を維持して車両のずり下がりを防ぐ「ヒルスタートアシストコントロール」など、安定した快適な乗り心地をサポートするための機能が搭載されている点も注目すべきポイントといえるでしょう。

セダンならではの魅力が味わえるプレミオ

今となっては少なくなった5ナンバーセダンであるプレミオ。ハイブリッド車がラインナップされていないためハイブリッド車のあるライバル車種には後れをとってはいますが、ガソリン車としては日常的に使用する分には十分な燃費性能を備えています。

満足のいくカーライフを送るために、車選びの際には燃費性能を必ず確認しておくようにしましょう。

※記事の内容は2020年6月時点の情報で執筆しています。

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