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ランドクルーザープラドの燃費性能や走行性能をチェック(2009年~現行モデル)

ランドクルーザープラドの燃費性能や走行性能をチェック(2009年~現行モデル)
ランドクルーザープラドの燃費性能や走行性能をチェック(2009年~現行モデル)

出典:トヨタ「ランドクルーザープラド」ギャラリー

エクステリアのデザインや動力性能など、車選びの際にチェックしたいポイントはたくさんありますが、その中でも燃費性能は必ず確認しておきたい重要な部分といえます。なぜなら、車を維持していく上で欠かせない燃料費は燃費性能によって大きく左右されるからです。

ここでは、トヨタ「ランドクルーザープラド」の燃費性能についてご紹介します。

この記事のPOINT

  • ランドクルーザープラドのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
    パワーユニットカタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
    2.8Lディーゼル車11.210.1~11.0
    2.7Lガソリン車8.37.4
  • カタログ燃費と実燃費の差は小さい
  • 走行環境を問わず快適な乗り心地と操縦安定性を発揮

ランドクルーザープラドの燃費性能の特徴

70年の伝統を持ち、世界中に本格オフローダーとして名を馳せているランドクルーザーの派生車種として1984年に誕生したランドクルーザープラド。

ランドクルーザープラドはランドクルーザーのアイデンティティでもある、「道なき道を行く」悪路走破性とオンロードでの快適な走行性能の両立を図ったモデルで、現行型は2009年に誕生した4代目です。

2015年6月の一部改良では2007年7月に廃止されて以降約7年ぶりとなるディーゼルエンジンが復活しました。パワフルな動力性能を備えた新開発の2.8Lのディーゼルエンジンを搭載し、優れた環境性能と燃費性能を実現しているのが特徴です。

さらに2020年8月にはディーゼルエンジンのターボチャージャーが改良され、最高出力を引き上げています。

ランドクルーザープラドのカタログ燃費

ランドクルーザープラドは先にも述べた2.8L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンの2つのパワートレインがあります。駆動方式は4WDのみ、トランスミッションも6速ATのみです。

ランドクルーザープラドのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

パワーユニットカタログ燃費(km/L)
2.8Lディーゼル車11.2
2.7Lガソリン車8.3

ランドクルーザープラドの実燃費

ランドクルーザープラドに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、ランドクルーザープラドの実燃費(2024年2月21日時点)は、以下のとおりです。

パワーユニット実燃費(km/L)
2.8Lディーゼル車10.1~11.0
2.7Lガソリン車7.4

WLTCモードは、従来日本で使用されてきたJC08モードよりも実燃費に近い数値が出る燃費の計測方法ではありますが、実燃費は気温などの外的要因の影響を受けるため、カタログ燃費よりもある程度の悪化が見られるのが一般的です。

ランドクルーザープラドにおいても差が見られますが、それほど大きな数値ではありません。

ライバル車とランドクルーザープラドのカタログ燃費を比較

ランドクルーザープラドには、国内ではあまりライバル車といえる存在がいないのが現状です。

車のタイプは異なりますが、国産車でよく比較されるのはランドクルーザープラドと同じく3列目シートを備えるSUV、日産「エクストレイル」や、ミニバンでありながらも優れた悪路走破性が自慢の三菱「デリカD:5」などになるのではないでしょうか。

ここではその2車種と比較してみましょう。いずれもランドクルーザープラドと同じ4WD車の燃費で比較します。

日産「エクストレイル」

日産「エクストレイル」出典:日産「エクストレイル」ギャラリー

2022年7月に登場した現行型の日産「エクストレイル」は、ガソリン車を廃止し、「e-POWER」と呼ばれるハイブリッドモデル専用車になりました。従来のタフギア感とスマートさを融合させ、都会にも似合う洗練されたスタイルへと進化しています。

エクストレイルのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード乗車定員駆動方式カタログ燃費(km/L)
S e-4ORCE5名4WD18.4
X e-4ORCE
7名18.3
G e-4ORCE5名18.4

エクストレイルはハイブリッド車ということもあり、ランドクルーザープラドよりもかなりの低燃費を実現しています。

三菱「デリカD:5」

三菱「デリカD:5」出典:三菱「デリカD:5」デザイン

オールラウンドミニバンとして独特の存在感を発揮している三菱「デリカD:5」は、ミニバンの広い室内空間とSUVの悪路走破性を融合させたユニークなモデルで、三菱の国内主力車種として長年君臨しています。

2019年2月に登場した改良モデルでは、大幅改良された2.2Lのクリーンディーゼルターボエンジンを採用し、これまで以上にパワフルで滑らかな走りを手に入れました。

デリカD:5のWLTCモードカタログ燃費は、全グレード共通で12.6km/Lです。

ランドクルーザープラドの燃費は、デリカD:5にも後れを取っています。

ランドクルーザープラドの乗り心地や走行性能もチェック

ランドクルーザープラドの乗り心地や走行性能もチェック出典:トヨタ「ランドクルーザープラド」ギャラリー

燃費性能だけでなく、車の本分ともいえる走行性能や乗り心地もしっかりと確認しておきましょう。

改良されたフレーム構造によって静粛性と安定性を確保

現行型では、ランドクルーザー伝統のフルフレーム構造に改良を加えて路面や駆動系からの騒音がボディ側に伝わりにくいように工夫されており、静粛性や快適な乗り心地を実現しています。

オンロードでの快適な乗り心地と高い悪路走破性を実現

ランドクルーザープラドではKDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)を採用しています。

KDSSはオンロードではスタビライザーの効力でコーナリング時などの車体の傾きを抑制し、さらにアキュムレーターを最適な状態に制御することによって細かな衝撃を吸収し快適な乗り心地を提供。オフロードではスタビライザーを無効化し、タイヤを浮きにくくして高い悪路走破性を発揮するシステムです。

どのような走行環境にあっても、快適な乗り心地と操縦安定性を発揮するのがランドクルーザープラドの最大の特徴といえます。

幅広いシーンで活躍する高い走行性能が魅力のランドクルーザープラド

燃費性能や環境性能が一定の基準をクリアしている車は、税制面においても優遇される時代です。車選びの際にはカタログ燃費、実燃費ともにしっかりチェックすることが大切です。

日本の環境に適したオンロードの快適性と、ランドクルーザーの名に恥じない悪路走破性を兼ね備えているのがランドクルーザープラドの魅力といえるでしょう。

よくある質問

Q1:ランドクルーザープラドのカタログ燃費はどのくらい?

A:ランドクルーザープラドに採用されているエンジンは2.8L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンで、駆動方式は4WDのみです。ランドクルーザープラドのWLTCモードカタログ燃費は、ディーゼル車が11.2km/L、ガソリン車が8.3km/Lです。

Q2:ランドクルーザープラドのカタログ燃費と実燃費の差は?

A:ランドクルーザープラドの実燃費はディーゼル車が10.1~11.0km/L、ガソリン車が7.4km/Lです。カタログ燃費よりも若干の悪化が見られますが、それほど極端な差ではありません。

Q3:ランドクルーザープラドの走行性能は?

A:ランドクルーザープラドは、伝統のフルフレーム構造を改良することで静粛性や快適な乗り心地を確保。さらにKDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)を採用し、悪路走破性を確保しています。どのような走行環境にあっても、快適な乗り心地と操縦安定性を発揮するのがランドクルーザープラドの魅力といえるでしょう。

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※この記事は2024年2月時点の情報で制作しています

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