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コペンの燃費性能や走りを徹底解説!

コペンの燃費性能や走りを徹底解説!
コペンの燃費性能や走りを徹底解説!

出典:ダイハツ「コペン」外観・カラー

今では希少な存在といえる軽の2シーターオープンスポーツカー、ダイハツ「コペン」。趣味性の高いモデルですが、気軽に乗れるオープンカーとして人気のあるモデルです。

ここでは、コペンの燃費性能や走行性能について紹介します。

よくある質問

Q1:コペンのカタログ燃費はどのくらい?

A:コペンに採用されているエンジンは660cc直列3気筒ターボエンジンで、駆動方式は2WD(FF)のみですが、トランスミッションはCVTと5速MTから選択が可能です。コペンのWLTCモードカタログ燃費は、CVT車が19.2km/L、5MT車が18.6km/Lで、グレードによるカタログ燃費の差はありません。

Q2:コペンの実燃費は?

A:コペンの実燃費はCVT車が18.2km/L、5MT車が18.4km/Lです。コペンはカタログ燃費ではトランスミッションによって数値に差が出ていましたが、実燃費においてはわずかな差しかありません。なお、5MT車ではカタログ燃費と実燃費の差はほとんどなく、CVT車においてもごく小さい差といえます。

Q3:コペンとライバル車の燃費を比較すると?

A:コペンのライバル車としては、コペンと同じ軽自動車規格の2シーターオープンスポーツカーであるホンダ「S660」が挙げられます。コペンとS660のカタログ燃費を比較すると、CVT、マニュアルのどちらのトランスミッションにおいてもS660の燃費の数値がコペンを上回っています。

コペンの特徴

コペンは軽自動車規格の2シーターオープンスポーツカーで、現行型は2014年6月に登場した2代目モデルです。「感動の走行性能」や「自分らしさを表現できるクルマ」をコンセプトに開発され、新骨格構造「D-Frame」、内外装の脱着機構「DRESS-FORMATION」の採用が特徴です。

また4種類のタイプから好みのエクステリアデザインが選べるのもコペンの魅力。ハイパフォーマンスモデルである「GR SPORT」以外のグレードには運転する楽しさを高める上級装備が追加される「S」グレードの設定もあり、豊富な選択肢が用意されています。

コペンのカタログ燃費

コペンに採用されているパワートレインは660cc直列3気筒ターボエンジンで、駆動方式は2WD(FF)のみです。トランスミッションはCVTに加え5速MTの設定もあります。

コペンのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレードトランスミッションカタログ燃費(km/L)
Robe/Robe SCVT19.2
5MT18.6
XPLAY/XPLAY SCVT19.2
5MT18.6
Cero/Cero SCVT19.2
5MT18.6
GR SPORTCVT19.2
5MT18.6

 

コペンの実燃費

コペンに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、コペンの実燃費(2021年12月20日時点)は、以下のとおりです。

トランスミッション実燃費(km/L)
CVT18.2
5MT18.4

 

コペンのカタログ燃費はトランスミッションによって0.6km/Lの差がありますが、実燃費では0.2km/Lと、わずかな差しか出ていません。また、5MT車においてはカタログ燃費と実燃費の差はほとんどないといえるでしょう。CVT車にしてもカタログ燃費と実燃費の差は0.5割未満であり、全体的にコペンはカタログ燃費と実燃費の差が小さい車種であるといえそうです

コペンとライバル車のカタログ燃費を比較

コペンのライバル車としては、同じ軽自動車規格の2シーターオープンスポーツカーであるホンダ「S660」が挙げられます。ここではS660とコペンの燃費の数値を比較してみましょう。

ホンダ「S660」

ホンダ「S660」出典:ホンダ「S660」スタイリング

ホンダ「S660」はMRレイアウトを採用していることに加え、専用設計されたターボチャージャーを搭載し、高い運動性能、優れたアクセルレスポンスを実現しているモデルです。

S660のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
β2WD(MR)CVT20
6MT20.6
α2WD(MR)CVT20
6MT20.6

 

コペンとS660の燃費を比較すると、いずれのトランスミッションにおいてもS660の燃費がコペンの数値を上回っていることがわかります。

コペンの走行性能

コペンでは、スポーツカーに求められる高い剛性を確保した「D-Frame」を採用し、高速走行時での高い直進安定性、ステアリング操作に対する機敏なレスポンス、コーナリング時の接地性能などを実現しています。

「GR SPORT」以外に設定のある上級グレード「S」では、ガス封入式単筒システムを採用したビルシュタイン製のショックアブソーバーレカロシートなどを装着し、スポーツドライビングがより楽しめる仕様となっています。

「GR SPORT」

「GR SPORT」は、トヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」とのコラボレーションによって誕生したハイパフォーマンスモデルで、ボディ剛性をさらに高めるとともに空力性能も向上、さらに足回りも最適化することで、よりスポーティーかつしなやかな走りを実現しています。

モータージャーナリスト・岡崎五朗さんのレビュー記事で「GR SPORT」の走行性能を詳しくチェック!

スポーツカーながら軽自動車ならではの低燃費を実現

コペンは運転する楽しさを堪能できる2シーターオープンスポーツカーではありますが、排気量や出力に規制のある軽自動車規格であるため、一般的なスポーツカーよりもかなりの低燃費であることは大きなメリットといえるでしょう。気軽にオープンスポーツカーの走りを楽しみたい方には魅力的なモデルではないでしょうか。

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※この記事は2021年12月時点の情報で制作しています

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