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ダイハツ タントのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)

ダイハツ タントのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)
ダイハツ タントのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)

出典:ダイハツ「タント」外観とカラー

車の細かい仕様は、グレードによって異なることがほとんどです。そのためグレードを選ぶ際にはグレードごとの特徴を把握して、自分が欲しい装備が搭載されているグレードを選択することが重要です。

ここでは、ダイハツ「タント」のグレード構成やグレードごとの特徴を詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • タントには標準タイプとエクステリアの迫力を増したカスタムタイプの設定がある
  • 全グレードにアイドリングストップ機構を省いた「eco IDLE非装着車」の設定がある
  • タントのおすすめグレードは「X」

タントのグレード構成

2019年7月に登場した現行型タントでは標準タイプと押し出しの強いエクステリアが特徴のカスタムの2タイプが用意されています。標準タイプのグレード構成は「L」「X」「Xターボ」、カスタムは「カスタムX」とターボエンジン搭載の「カスタムRS」の計5種類です。駆動方式は全グレードに2WDと4WDの設定があります。

なお、タントでは2023年4月に半導体などの部品供給不足による生産遅れをカバーするため、アイドリングストップ機構を省いた「eco IDLE非装着車」がそれぞれのグレードに追加されました。

タントのグレード構成出典:ダイハツ「タント」快適装備

タントの最大の特徴は、助手席側のセンターピラーをドアに内蔵することで別次元の大開口を実現した「ミラクルオープンドア」の採用です。スライドドア開口部がかなり広いので子供と手をつないだままや、傘をさしたままでも乗り降りできるので、小さな子供がいるファミリーを中心に高い人気を誇ります。

また、電子カードキーを身につけていればスイッチにふれるだけでドアの施錠や解錠ができる「キーフリーシステム」も全車標準装備です。

なお、タントの内装、安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

タントの内装について、詳しくはこちら

タントの安全性能について、詳しくはこちら

 

タントのグレードごとの装備内容

ここからは、タントのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードL/XXターボカスタムXカスタムRS
エンジンNAエンジンターボエンジンNAエンジンターボエンジン
駆動方式2WD・4WD
燃費
(km/L、WLTCモード)
22.7(2WD)
21.4(4WD)
21.2(2WD)
19.6(4WD)
21.9(2WD)
21.4(4WD)
21.2(2WD)
19.6(4WD)
eco IDLE非装着車 燃費
(km/L、WLTCモード)
20.1(2WD)
19.6(4WD)
18.7(2WD)
18.2(4WD)
20.1(2WD)
19.6(4WD)
18.7(2WD)
18.2(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,755(2WD)
1,775(4WD)
最小回転半径(m)4.44.7

※eco IDLE非装着車の燃費以外の諸元は通常グレードと同様

価格を抑えたグレード「L」

価格を抑えたグレード「L」出典:ダイハツ「タント」グレード・価格

〈グレード「L」の車両本体価格〉

グレードLL eco IDLE非装着車
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格138万6,000円151万2,500円135万3,000円147万9,500円

「L」は、軽自動車としての経済性を追求し、価格を抑えたエントリーグレードです。タントの特徴であるセンターピラーレスの「ミラクルオープンドア」は標準装備ですが、スライドドアのパワースライド機能を搭載していません。 また、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能も省かれています。

しかし、最大スライド幅380mmを実現した助手席のロングスライド機能やフルフラット機構、リアシートの左右分割可倒機能やリクライニング機能はあるので、スーパーハイトワゴンならではの室内空間の広さを活かした使い方はできるようになっています。

パワースライドドアが標準装備になる「X」

パワースライドドアが標準装備になる「X」出典:ダイハツ「タント」グレード・価格

〈グレード「X」の車両本体価格〉

グレードXX eco IDLE非装着車
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格154万円166万1,000円150万7,000円162万8,000円

「X」では、左側のパワースライドドアが標準装備になるほか、紫外線や赤外線を防いでくれる「360°スーパーUV&IRカットガラス」、格納式リアドアサンシェード、運転席シートリフターなども搭載され、利便性や快適性が向上します。さらに電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能など、運転を楽にしてくれる機能が追加されることに加え、現行型の目玉装備のひとつである最大スライド幅540mmを実現した運転席ロングスライドシートが選択可能。

さらに、「L」には設定のない運転支援機能のパッケージオプション「スマートクルーズパック」や駐車支援システムが含まれる「スマートパノラマパーキングパック」、「パノラマモニター対応カメラ」など、多数のオプションが用意されているのも魅力です。

ターボエンジン搭載の「Xターボ」

ターボエンジン搭載の「Xターボ」出典:ダイハツ「タント」グレード・価格

〈グレード「Xターボ」の車両本体価格〉

グレードXターボXターボ eco IDLE非装着車
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格165万円177万1,000円161万7,000円173万8,000円

Xターボ」には、最高出力64psを発揮するターボエンジンが搭載されています。力強い走りが可能で、定員まで大人が乗車しているケースや坂道、高速道路などでストレスなく運転することができるでしょう。

装備内容は「X」とほぼ変わりありません。

迫力のあるデザインが魅力の「カスタムX」

迫力のあるデザインが魅力の「カスタムX」出典:ダイハツ「タント」グレード・価格

〈グレード「カスタムX」の車両本体価格〉

グレードカスタムXカスタムX eco IDLE非装着車
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格178万2,000円190万3,000円174万9,000円187万円

カスタムタイプのエントリーグレードとなる「カスタムX」では、カスタム専用装備(大型フロントグリルや大型エアロバンパーなどの外装パーツ、LEDフォグランプなど)が「X」の装備内容に追加されます。さらに、標準モデルでは14インチのフルホイールキャップが標準装備であるのに対し、「カスタムX」では14インチのアルミホイールが装備されており、足回りの存在感が増しているのが特徴です。

また、カスタムでは全グレードに左右両側のパワースライドドアが標準装備されるのが注目すべきポイントといえるでしょう。パワースライドドアには予約しておくと乗車時は電子カードキーを携帯してドアに近付くだけで自動オープンしてくれる「ウェルカムオープン機能」やパワースライドドアが閉まりきる前にドアロックを予約できる「タッチ&ゴーロック機能」といった便利機能も備わっています。

また、この「カスタムX」から、エコ運転時や注意喚起時など、運転状況に合わせて照明色が変化する「ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付き)」が標準装備になります。

最上位グレード「カスタムRS」

最上位グレード「カスタムRS」出典:ダイハツ「タント」グレード・価格

〈グレード「カスタムRS」の車両本体価格〉

グレードカスタムRSカスタムRS eco IDLE非装着車
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格187万円199万1,000円183万7,000円195万8,000円

最上位グレードの「カスタムRS」は、「カスタム X」にターボエンジンを搭載したグレードです。この「カスタムRS」にのみ、15インチの切削タイプのアルミホイールが標準装備となり引き締まった足元を演出します。

そのほかの装備は「カスタム X」とほぼ同じで、「ドライブアシストイルミネーション」などの運転サポート機能も充実しています。

タントのおすすめグレードは「X」

スーパーハイトワゴンを選ぶのであれば、両手がふさがっていてもドアの開閉ができるパワースライドドアはマストといえる装備です。実用的な機能が充実しており、価格も比較的安くオプションの選択肢が豊富な「X」がタントのおすすめグレードといえるでしょう。

グレードごとの装備内容を確認して、欲しい装備が過不足なく搭載されているタントを選ぶことが重要です。

よくある質問

Q1:タントのグレード構成は?

A:タントには標準タイプの「L」「X」「Xターボ」のほかに、カスタムタイプの「カスタムX」「カスタムRS」の計5種類のグレードがラインナップされています。

Q2:タントのグレードはどうやって選べばいい?

A:まずは標準タイプかカスタムタイプかを選びましょう。次にターボエンジンかどうかを選択すると一気にグレード選びは楽になります。タイプとエンジンを決めてしまうと後はパワースライドドアなど、装備の充実度などを確認するのみです。

Q3:タントのおすすめグレードは?

A:利便性と価格を考えると「X」がおすすめグレードといえるでしょう。パワースライドドアが標準装備であり、利便性や快適性を高めてくれる機能も多く搭載しているほか、オプションの選択肢も豊富です。

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※この記事は2023年11月4日時点の情報で制作しています

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