ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す

スクラムワゴンのグレード別装備内容を徹底解説!

スクラムワゴンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?
スクラムワゴンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?

出典:マツダ「スクラムワゴン」トップ

複数ある車のグレードの中で、どれを選ぶのかがカーライフの満足度を決めるといっても過言ではありません。グレードごとに異なる特徴を把握して、自身に必要な装備が過不足なく搭載されているグレードを選ぶことが大切です。

ここでは、マツダ「スクラムワゴン」のグレードについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • スクラムワゴンのグレードは「PXターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」の3種類
  • ベーシックグレードの「PXターボ」には電動スライドドアが搭載されていない
  • スクラムワゴンのおすすめグレードは「PZターボ」

スクラムワゴンのグレード構成

スクラムワゴンのグレードは「PXターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」の3種類で、すべてのグレードにターボエンジンが搭載されており、グレードによるパワートレインの差はありません。駆動方式も全グレードで2WD、4WDの選択が可能です。

なお、スクラムワゴンはスズキ「エブリイワゴン」のOEM供給を受けてマツダが販売している車両ですが、エブリイワゴンがハイルーフと標準ルーフが選べるのに対し、スクラムワゴンはハイルーフのみの設定となっています。

内装と安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

スクラムワゴンの内装について、詳しくはこちら

スクラムワゴンの安全性能について、詳しくはこちら

スクラムワゴンのグレードごとの特徴

ここからは、スクラムワゴンのグレードごとの装備内容を比較しながら見ていきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードPXターボPZターボPZターボスペシャル
エンジン660cc直列3気筒ガソリンターボエンジン
駆動方式2WD4WD2WD4WD2WD4WD

燃費
(km/L、WLTCモード)
13.3
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,910
最小回転半径(m)4.5

シンプルな装備内容の「PXターボ」

シンプルな装備内容の「PXターボ」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

〈グレード「PXターボ」の車両本体価格〉

駆動方式2WD4WD
価格156万9,700円169万8,400円

最も安い「PXターボ」は、装備を最低限必要なものだけにしぼったベーシックグレードです。上級グレードとの最も大きな違いは、後席のスライドドアに電動スライド機能がない点にあります。

シンプルな装備内容の「PXターボ」出典:マツダ「スクラムワゴン」機能性

スライドドアは縦型のアウタードアハンドルを採用し、開け閉めしやすいように配慮されています。また、半ドアまでスライドドアを閉めればその後は自動で全閉してくれる「スライドドアイージークロージャ―」も後席両側に備わっています。

電動スライドドアはあればうれしい装備ではありますが、特に必要性を感じないという方にとってはその分車両本体価格が抑えられているので、お買い得なグレードともいえるでしょう。

ヘッドランプはハロゲンで、フロントフォグランプはありません。足回りは13インチのスチールホイールにフルホイールキャップです。

シンプルな装備内容の「PXターボ」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

ルックスはシンプルで商用車ベースであることを若干感じさせる部分もありますが、エアフィルター付きのフルオートエアコンや運転席のシートヒーター、後席の乗員の足元を暖めるリアヒーター、キーを携帯していればスイッチ操作でドアの解錠や施錠、エンジンスタートが可能な「アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステム」、USB電源ソケットなどが搭載されており、一般的な快適装備はそろっています。

利便性とエクステリアの質感が向上する「PZターボ」

利便性とエクステリアの質感が向上する「PZターボ」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

〈グレード「PZターボ」の車両本体価格〉

駆動方式2WD4WD
価格171万2,700円184万1,400円

「PZターボ」では、ヘッドランプがハロゲンよりも明るいディスチャージヘッドランプにグレードアップするとともに、マルチリフレクターフロントフォグランプ、メッキ仕立てのフォグランプベゼルが追加されます。

利便性とエクステリアの質感が向上する「PZターボ」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

さらにメッキをあしらったフロントグリルが備わるため、エクステリアの質感が大幅に向上。足回りもアルミホイールになり、商用車ベースであることを感じさせない仕上がりになっているのが魅力です。

また、「PZターボ」では後席左側に電動スライドドアが標準装備されるため、電動スライドドアは欠かせない、という方はこのグレードからが現実的な選択肢になるでしょう。なお、電動スライドドアはドアハンドルやワンアクションスイッチ、運転席スイッチなど、5通りの操作によって自動で開閉します。

後席両側に電動スライドドアが標準装備される最上級グレード「PZターボスペシャル」

後席両側に電動スライドドアが標準装備される最上級グレード「PZターボスペシャル」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

〈グレード「PZターボスペシャル」の車両本体価格〉

駆動方式2WD4WD
価格180万700円192万9,400円

最上級グレードの「PZターボスペシャル」は後席両側に電動スライドドアが標準装備であることに加え、後席左側に電動オートステップが追加されます。

後席両側に電動スライドドアが標準装備される最上級グレード「PZターボスペシャル」出典:マツダ「スクラムワゴン」グレード・価格

電動オートステップは後席左側のスライドドアの開閉に応じて自動で展開・格納し、安全な乗り降りをサポートしてくれます。なお、スクラムワゴンでは全車に乗降ステップや大型の乗降グリップが標準装備されているため乗降性が高く、小さな子供から高齢者まで、家族みんなで使いやすいように工夫されているのも魅力のひとつといえるのではないでしょうか。

スクラムワゴンのおすすめグレードは後席左側に電動スライドドアが備わる「PZターボ」

スクラムワゴンは、積載性の高さや室内の広さが魅力の軽キャブワゴンです。キャンプなどのアウトドアに利用したり、荷物をたくさん積み込んだりすることを考えると、両手がふさがっていてもドアの開閉がしやすい電動スライドドアは欲しい装備といえるのではないでしょうか。

その点を考えると、後席左側の電動スライドドアを標準装備し使い勝手が良く、価格と装備のバランスがとれている「PZターボ」がスクラムワゴンのおすすめグレードといえるでしょう。メッキのフロントグリルやアルミホイールなどを装備し、エクステリアの質感が高い点も魅力です。

よくある質問

Q1:スクラムワゴンのグレード構成は?

A:スクラムワゴンのグレードは「PXターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」の3種類です。なお、スクラムワゴンでは全車にターボエンジンを搭載し、グレードによるパワートレインの差はありません。駆動方式は全グレードで2WDと4WDの両方から選択可能です。

Q2:スクラムワゴンのグレードごとの特徴は?

A:ベースグレードの「PXターボ」では、電動スライドドアが搭載されません。ワンランク上の「PZターボ」になると後席左側に電動スライドドアが標準装備されることに加え、メッキ仕立てのフロントグリル、アルミホイールなどを採用しエクステリアの質感も高めています。「PZターボスペシャル」では後席両側の電動スライドドア、後席左側の電動オートステップが備わります。

Q3:スクラムワゴンのおすすめグレードは?

A:後席左側に電動スライドドアがあり利便性が高く、アルミホイールを採用するなどルックスも上質な仕上がりの「PZターボ」が価格と装備内容のバランスがとれており、スクラムワゴンのおすすめグレードといえるでしょう。

※この記事は2023年1月時点の情報で制作しています

車種から記事を探す

注目のキーワード
LINEで無料診断してみる

©2024 Nyle Inc.