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トヨタ「ピクシスエポック」のグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2017年~現行モデル)

ピクシスエポックのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2017年~現行モデル)
ピクシスエポックのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2017年~現行モデル)

出典:トヨタ「ピクシスエポック」ギャラリー

車はグレードによって快適装備や安全装備の充実度、またボディカラーの選択肢などが異なります。そのためグレードごとの特徴を把握し、自身が満足できる内容のグレードを選ぶことが満足度の高いカーライフを手に入れるためのひとつのポイントといえます。

ここでは、トヨタの軽自動車「ピクシスエポック」のグレードについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • ピクシスエポックのグレードは大きく4種類に分けられる
  • 「B」「L」には衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が非搭載
  • おすすめグレードは「X“SA III”」

トヨタ「ピクシスエポック」のグレード構成

ピクシスエポックのグレードは、大きく「B“SA III”」「L“SA III”」「X“SA III”」「G“SA III”」の4種類に分けられます。なお、ピクシスエポックはダイハツ「ミライース」のOEM供給を受けて販売しているモデルであり、予防安全技術はダイハツの「スマートアシストIII」を採用しています。そのためスマートアシストIIIを搭載するグレードには「SA III」がグレード名につきます。

なお、「B“SA III”」「L“SA III”」の2つのグレードではスマートアシストを搭載しない「B」「L」の設定もあります。パワートレインは全グレード共通で、駆動方式はすべてのグレードで2WD、4WDから選択が可能です。

なお、ピクシスエポックの内装、安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

ピクシスエポックの内装について、詳しくはこちら

ピクシスエポックの安全性能について、詳しくはこちら

ピクシスエポックのグレードごとの特徴

ここからは、ピクシスエポックのグレードについて見ていきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードB/B“SA III”L/L“SA III”X“SA III”G“SA III”
エンジンNAエンジン
駆動方式2WD・4WD
燃費
(km/L、WLTCモード)
25.0(2WD)
23.2(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,500(2WD)
1,510(4WD)
最小回転半径(m)4.4

最低限の装備に絞ったグレード「B」/「B“SA III”」

最低限の装備に絞ったグレード「B」/「B“SA III”」出典:トヨタ「ピクシスエポック」価格・グレード

〈グレード「B」/「B“SA III”」の車両本体価格〉

グレードBB“SA III”
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格86万200円99万2,200円92万6,200円105万8,200円

「B」「B”SA III”」は、装備を厳選して買いやすい価格を実現したエントリーグレードです。「B」なら80万円台、衝突回避支援システム「スマートアシストIII」搭載の「B“SA III」であっても2WD車なら100万円を切る価格を実現しているのは特筆すべきポイントでしょう。

ドアミラーは電動ではなく手動、さらにパワーウィンドウはフロントのみと、低コスト化するために余分な装備は徹底的に省かれています。

足回りは13インチのセンターキャップ付きスチールホイールで、選択できるボディカラーも「ブライトシルバーメタリック」「ホワイト」「スカイブルーメタリック」3色のみに限定されます

また、スマートアシストIIIが搭載される「B“SA III”」では、パッケージオプション「ビジネスユースフルパック」の追加が可能です。ビジネスユースフルパックには、電動格納式のドアミラーやLEDヘッドランプ、TFTマルチインフォメーションディスプレイなどが含まれます。

ボディカラーの選択肢が増える「L」/「L“SA III”」

ボディカラーの選択肢が増える「L」/「L“SA III”」出典:トヨタ「ピクシスエポック」価格・グレード

〈グレード「L」/「L“SA III”」の車両本体価格〉

グレードLL“SA III”
駆動方式2WD4WD2WD4WD
価格89万3,200円102万5,200円95万9,200円109万1,200円

ワンランク上のグレード「L」「L”SA III“」では、「B」「B”SA III“」には設定のなかったレッド系やブラック系のボディカラーが追加され、7色から選択可能です。

またホイールもスチールホイールではありますが樹脂フルキャプ付きとなり、チープな印象がなくなります。
このほか、リアにもパワーウィンドウが標準装備になるのが「B」「B“SA III”」との違いです。

上級装備が追加される「X“SA III”」

上級装備が追加される「X“SA III”」出典:トヨタ「ピクシスエポック」価格・グレード

〈グレード「X“SA III”」の車両本体価格〉

グレードX“SA III”
駆動方式2WD4WD
価格110万2,200円123万4,200円

「X“SA III”」になると、省電力で実燃費向上に貢献することに加え、ルックスに洗練された雰囲気をもたらすLEDヘッドランプ、電動格納式のドアミラー、TFTマルチインフォメーションディスプレイなど、上級グレードらしい装備が追加されます。

サイズアップした14インチのスチールホイールは「L」「L“SA III”」よりも複雑なデザインとなり、上級グレードであることを感じさせてくれます。

また、「X“SA III”」以上のグレードでは「レモンスカッシュクリスタルメタリック」「スプラッシュブルーメタリック」の上級グレード専用のボディカラーの選択が可能です。今時の軽自動車らしい鮮やかなカラーが選択できるのはうれしいポイントといえるのではないでしょうか。

快適装備が充実する最上級グレード「G“SA III”」

快適装備が充実する最上級グレード「G“SA III”」出典:トヨタ「ピクシスエポック」価格・グレード

〈グレード「G“SA III”」の車両本体価格〉

グレードG“SA III”
駆動方式2WD4WD
価格123万2,000円136万4,000円

最上級グレード「G“SA III”」では、ほかのグレードがダイヤル式のマニュアルエアコン、キーレスエントリーを採用しているのに対し、プッシュ式のオートエアコン、キーを取り出すことなくドアの解錠や施錠ができるキーフリーシステムやプッシュボタンスタートなど、新型車に期待したい快適装備がそろいます

また、ピクシスエポックで唯一アルミホイール(14インチ)が標準装備されており、ルックスにおいてもほかのグレードとは差をつけています。

ピクシスエポックのおすすめグレードは「X“SA III”」

軽自動車の車両本体価格が高額化しつつある中、軽自動車に期待したい経済性を維持し続けているのがピクシスエポックの魅力のひとつです。その点を考慮すると、ピクシスエポックならではの買いやすさと装備内容のバランスがとれている「X“SA III”」がおすすめグレードといえるでしょう。

価格を重視するか、装備の充実度を重視するかなど、車に求めるものは人それぞれです。グレードごとの特徴をよく確認し、自身に合ったピクシスエポックを選んで満足度の高いカーライフを実現しましょう。

よくある質問

Q1:ピクシスエポックのグレード構成は?

A:ピクシスエポックのグレードは、「B“SA III”」「L“SA III”」「X“SA III”」「G“SA III”」の4つに大きく分けられます。なお、ピクシスエポックはダイハツ「ミライース」のOEM車両であり、グレード名に付ついている「SA III」は衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を指しています。また、「スマートアシストIII」を省いた「B」「L」の設定もあります。

Q2:ピクシスエポックのグレードごとの違いは?

A:「B」「B“SA III”」は最低限の装備に絞ったビジネス向けのグレードです。「L」「L“SA III”」には前後パワーウィンドウや7色のボディカラーの設定があります。「X“SA III”」ではLEDヘッドランプや電動格納式のドアミラーが標準装備され、最上級グレードの「G“SA III”」ではアルミホイールや新型車に期待したい快適装備がそろいます。

Q3:ピクシスエポックのおすすめグレードは?

A:ピクシスエポックは、経済性の高さが魅力のモデルです。その点を考慮すると、買いやすい価格と使い勝手を両立させた「X“SA III”」がおすすめグレードといえるでしょう。

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※この記事は2023年10月3日時点の情報で制作しています

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