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ノートのグレードをリサーチ!(2012年~2020年モデル)

ノートのグレードをリサーチ!
ノートのグレードをリサーチ!

出典:日産「ノート」

車種選びの次に待っているグレード選びに頭を悩ませる方は少なくないようです。しかし、グレードの構成を理解してそれぞれのグレードの特徴を把握すれば、それほどグレード選びは難しいものではありません。
ここでは日産「ノート」のグレードについて紹介します。

ノートのグレード構成

ノートには非常にたくさんのグレードがあります。

まずはノーマルモデルともいえる「S」「X」と、専用のエクステリアが用意される「MEDALIST」に分けけられます。さらにブラックを強調したインテリアデザインの「ブラックアロー」や人気の装備をプラスした「Vセレクション」が設定されています。

このほかにエクステリアに手を加えた「シーギア」やプレミアム・カスタマイズカーの「AUTECH」、走りにとことんまでこだわった「NISMO」があります。

ガソリン車とe-POWER車、2WDと4WDなどの差を数に入れるとノートには30以上の豊富な選択肢があるのが特徴といえるでしょう。

ノートのグレードごとの特徴

ここからはノートのグレードごとの特徴を見ていきましょう。

ノーマルモデルの「S」「X」/「e-POWER S」「e-POWER X」

ノーマルモデルの「S」「X」/「e-POWER S」「e-POWER X」出典:日産「ノート」見積りシミュレーション

ノーマルモデルの中でも最もスタンダードなグレードが「S」になります。リヤシートが分割可倒式ではなくベンチシートが装備されているなど、装備内容をシンプルにしてお手頃な価格を実現したグレードだといえるでしょう。

「X」では6:4分割可倒式のリヤシートが標準装備になるほか、リヤドアやリヤサイド、バックドアにUVカット機能つきのプライバシーガラスが装備されるなど実用性が考慮されています。

注意したいのは「S」には装備される被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全機能が「e-POWER S」は装備されない点です。「e-POWER S」はノートの中で唯一先進安全機能が装備されないグレードとなっています。

ガソリン車にのみ設定のある「X DIG-S」

ガソリン車にのみ設定のある「X DIG-S」出典:日産「ノート」見積りシミュレーション

この「X DIG-S」はスーパーチャージャーを搭載した最高出力98psを発揮する1.2L直列3気筒エンジンが搭載されるグレードです。エコドライブをサポートし実燃費向上に貢献するECOモード&日産エコメーターを搭載し、走りの楽しさと燃費性能を両立させています。

専用エクステリアをまとった「MEDALIST X」「MEDALIST」/「e-POWER MEDALIST」

専用エクステリアをまとった「MEDALIST X」「MEDALIST」/「e-POWER MEDALIST」出典:日産「ノート」見積りシミュレーション

この「MEDALIST」では専用のフロントメッキバンパーロアグリルフィニッシャーや本革巻きステアリング、LEDヘッドランプが標準装備になります。ガソリン車は「X DIG-S」同様ECOモード&日産エコメーターが搭載されます。

「MEDALIST」の下位グレードにあたる「MEDALIST X」はLEDヘッドランプやECOモード&日産エコメーターが省かれており、「X」にMEDALISTの外装をプラスしたもの、といった印象です。

人気の装備をプラスした「Vセレクション」

人気の装備をプラスした「Vセレクション」出典:日産「ノート」Vセレクション

「Vセレクション」は「X」「e-POWER X」に設定があり、ベースグレードには設定のない人気の装備を追
加して利便性を高めたパッケージです。

「e-POWER X Vセレクション」にはLEDヘッドランプやインテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、ステアリングスイッチやリヤ2スピーカー、TVアンテナなどがセットになった日産オリジナルナビ取付パッケージが、「X Vセレクション」にはプッシュ式のオートエアコン、メーター内ディスプレイの外気温計、日産オリジナルナビ取付パッケージなどが特別装備として用意されています。

随所にブラックを取り入れた「ブラックアロー」

随所にブラックを取り入れた「ブラックアロー」出典:日産「ノート」見積りシミュレーション

「ブラックアロー」はエクステリアやインテリアにブラックを取り入れ、精悍な雰囲気をもたらすパッケージです。「X」「X DIG-S」「MEDALIST X」「MEDALIST」、さらに「e-POWER X」「e-POWER MEDALIST」に設定があります。

エクステリアではドアミラーやルーフ、サイドドアハンドルがブラックになるほか、専用デザインのダークメタリック塗装アルミホイールが装備され、より引き締まった雰囲気を作り出しています。

ドアトリムクロスやルーフトリムなどの内装のトリム類にもブラックを採用。さらにパワーウィンドウやセンタークラスターサイド、エアコン吹き出し口やシフトベースのフィニッシャーにダークシルバー加飾をあしらい、スポーティーさと上質さを感じさせる車内空間を作り出しています。

都会にもアウトドアにも似合う「シーギア」

都会にもアウトドアにも似合う「シーギア」出典:日産「ノート」C-Gear

近年人気のあるクロスオーバーSUVのようなエクステリアが持ち味の「シーギア」は「X」「e-POWER X」に設定があります。

専用のダーククロムのフロントグリル、ダークメタリックのスタイリングガード(フロント・サイド・リヤ)やルーフモール、鮮やかなイエローのフォグランプフィニッシャー、ルーフモール、グロスブラックの15インチアルミホイールなどを備え、エクステリアの存在感を増しています。

さらに「シーギア」に日産オリジナルナビ取付パッケージやルーフスポイラーを追加した「シーギア リミテッド」もあります。設定されるグレードは「シーギア」と同じです。

また、「シーギアリミテッド」のe-POWER車には専用チューニングサスペンションや電動パワーステアリング、16インチのアルミホイールやボディ補強などが含まれた、クロスオーバーSUVらしいアクティブな走りを実現するための専用パッケージ「Touring Package」が用意されている点にも注目です。

プレミアム感あふれるカスタマイズカー「AUTECH」

プレミアム感あふれるカスタマイズカー「AUTECH」出典:日産「ノート」AUTECH

デザインや質感により上質さやスポーティーさを求める方に向けたプレミアムカー、それが「AUTECH」です。専用のフロントグリルやバンパーなどのエクステリアに加えてスエード調のトリコットシート、ブラックトリムや専用のブルーフィニッシャーなどインテリアにもこだわりを持って仕上げられています。

さらに「AUTECH」では「ノート e-POWER AUTECH SPORTS SPEC」と呼ばれる専用チューニングが施されていることが特筆すべきポイントといえるでしょう。ボディ剛性を強化したほか、専用アルミホイールやサスペンション、専用チューニングコンピューターを搭載し、外装や内装だけでなく走りまでも磨き上げられています。ベース車両は「X」「e-POWER X」です。

走行性能に特化した「NISMO」

走行性能に特化した「NISMO」出典:日産「ノート」NISMO

主に日産のモータースポーツ部門を担当するNISMOが手掛ける「NISMO」は走行性能を極め、スーパーチャージャーを搭載したグレード「X DIG-S」をベースにした「NISMO」と、「X」をベースにした「NISMO S」、「e-POWER X」をベースにした「e-POWER NISMO」「e-POWER NISMO S」があります。

「NISMO」にはNISMO専用のサスペンションやチューニングコンピューター、ボディ補強、車速感応式電動パワーステアリング、フロント強化スタビライザー(「NISMO」除く)などの走りを強化する専用装備が多数搭載されます。

足回りも強化され、「e-POWER NISMO」「e-POWER NISMO S」にはYOKOHAMA DNA S.driveタイヤ、「NISMO」にはブリヂストンPOTENZA RE080タイヤ、「NISMO S」にはNISMO専用ブリヂストンPOTENZA S007タイヤが装着されるなど、徹底して走りにこだわり、サーキットの走りを体感させてくれるでしょう。

エクステリアにも専用のフロントグリルや前後バンパーを備えており、迫力のあるスタイルとなっています。

また「NISMO」にはブラックアウトしたドアミラーやルーフスポイラー、ブラックアクセントステッカーなどブラックを随所に取り入れて引き締まったエクステリアが人気の「Black Limited」パッケージの設定があります。

「NISMO S Black Limited」にはレカロ製スポーツシートと日産オリジナルナビ取付パッケージが追加されるほか、「e-POWER NISMO Black Limited」には「NISMO S Black Limited」の内容にLEDヘッドランプが加わり、さらに「e-POWER NISMO S Black Limited」には「e-POWER NISMO Black Limited」の内容にインテリジェント クルーズコントロールが追加されます。

「NISMO」には「Black Limited」の設定はありません。

多彩なグレードから自分にあったノートを選ぼう!

日常的に使用する車として多くの方におすすめできるのは「X」「e-POWER X」グレードでしょう。先進安全機能も装備され、実用的な装備内容となっています。

ノートのグレードは種類が多く、迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、個性のあるグレードを多くそろえているのもノートの魅力のひとつです。

グレードごとの特徴を把握するとともに自分が車にどのような装備を求めているのかをはっきりさせておくと、それほどグレード選びは難しいものではなくなるでしょう。バラエティ豊かなグレードの中から自分に合ったノートを選ぶ楽しみを味わってみてください。

よくある質問

Q1:ノートのグレード構成は?

A:ノートのグレードは非常に多く、選択肢は豊富です。標準モデルといえる「S」「X」と専用のエクステリアが用意される「MEDALIST」、ブラックをエクステリア・インテリアの随所に取り入れた「ブラックアロー」やクロスオーバーSUVテイストの「シーギア」、カスタマイズカーの「AUTECH」や人気装備がプラスされる「Vセレクション」、走行性能に特化した「NISMO」などがあります。

Q2:ノートのグレードはどうやって選べばいい?

A:ノートはグレードが多いためグレード選びに苦労しそうと思われるかもしれませんが、走行性能を強化していたり、クロスオーバーSUVのテイストを加えていたりなどグレードごとにはっきりとした個性を持たせているので、自分が欲しい機能をはっきりさせた上でグレードの特徴を把握すれば自ずと自分に適したグレードが見つかるでしょう。

Q3:ノートのおすすめグレードは?

通勤や買い物、家族の送迎など日常的に使用する車として幅広い層におすすめできるのは「X」「e-POWER X」です。6:4分割可倒式のリアシートや衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術が搭載されており、実用性のあるグレードといえるでしょう。

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※記事の内容は2019年12月時点の情報で執筆しています。

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