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ランドクルーザーのグレードをリサーチ!(2007年~2021年モデル)

【グレード情報】ランドクルーザーのグレードをリサーチ!(2007年~2021年モデル)
【グレード情報】ランドクルーザーのグレードをリサーチ!(2007年~2021年モデル)

出典:トヨタ「ランドクルーザー」ギャラリー

車種によっては20以上のグレードの選択肢を用意しているものもあり、複雑でわかりにくいとグレード選びに苦手意識を持つ方も少なくないようです。ですが、グレードごとの装備内容をしっかりとチェックしておかないと欲しい装備がついていなかったり、逆に無駄な装備があって使いにくく感じたりすることになりかねません。
ここではトヨタ「ランドクルーザー」のグレード別の装備についてご紹介します。

シンプルなランドクルーザーのグレード構成

車種によっては豊富な選択肢を用意し非常に複雑なグレード構成を持つものも少なくありませんが、ランドクルーザーのグレードは非常にシンプルで分かりやすいものになっています。

パワートレインは4.6LV8ガソリンエンジンの4WD1種類、グレードは「GX」「AX」「AX”Gセレクション“」「ZX」の4種類のみです。

ここからはランドクルーザーのグレード別の装備をご紹介します。

唯一2列シートで5人乗りの「GX」

唯一2列シートで5人乗りの「GX」「GX」出典:トヨタ「ランドクルーザー」価格・グレード

エントリーグレードにあたる「GX」はランドクルーザーの4種類のグレードの中で唯一2列シート5人乗りのグレードです。この「GX」グレード以外は3列シート、8人乗りとなっています。

ランドクルーザーは自動ブレーキや車線逸脱警報機能などを含むトヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備しています。そのほかにも運転席・助手席のエアバッグに加えてフロントシートのニーエアバッグとサイドエアバッグ、フロントシートとセカンドシートをカバーするカーテンシールドエアバッグも装備されるなど、衝突安全性にも配慮されています。

ヘッドランプはロービームにのみLEDを採用、フォグランプは標準装備されていませんがオプションでLEDフォグランプの追加が可能です。またこのグレードではホイールは17インチのスチールホイールとなり、サイドステップは装備されません。

スマートエントリーや前席左右独立温度コントロール機能付きフルオートエアコン、アクセサリー電源などの快適装備もある程度は充実しています。エントリーグレードといっても500万円近くするランドクルーザー、価格に見合う装備は搭載されている印象です。

本格オフローダーらしいエクステリアが魅力の「AX」

本格オフローダーらしいエクステリアが魅力の「AX」「AX」出典:トヨタ「ランドクルーザー」価格・グレード

このグレードではアルマイトのサイドステップやステンレス仕上げのドアベルトモール、18インチのアルミホイールなどが装備され、より本格オフローダーらしいエクステリアになっています。ヘッドライトはハイビーム・ロービームともにLEDになり、LEDフロントフォグランプも標準装備されます。

サイドエアバッグはセカンドシート、カーテンシールドエアバッグはサードシートまでカバーするようになり衝突安全性も向上。インテリアではステアリングホイールが本革巻きになるほかインパネなどに木目調が取り入れられ、上質な空間を演出します。

フルオートエアコンは前席に加えて後席の独立温度コントロール機能が付き、快適性もアップしたグレードです。

高い走行性能が自慢の「AX“Gセレクション”」

高い走行性能が自慢の「AX“Gセレクション”」「AX“Gセレクション”」出典:トヨタ「ランドクルーザー」価格・グレード

このグレードの大きな特徴はKDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)を搭載していることでしょう。

このKDSSはスタビライザーを状況に応じて自動制御し、オフロードでの悪路走破性とオンロードでの安定性を両立させたシステムで、この機能を搭載しているのはこの「AX“Gセレクション”」のみです。

また車速に合わせてステアリング操作のギア比を変更して前輪の切れ角を最適な状態に制御するトヨタ独自開発のギア比可変ステアリングであるVGRS(バリアブル・ギヤ・レシオ・ステアリング)、電動のチルト&テレスコピックステアリングやフロント・セカンドシート左右席のヒートシーター、フロント電動8ウェイパワーシートやステアリングヒーターなどが装備され、走行性能に加えて快適装備も充実するグレードです。

シート素材にも本革が使用され、ステアリングホイールは本革巻き+木目調になるなどインテリアにもラグジュアリーさが加わります。

全てにおいて最上級を体現する「ZX」

全てにおいて最上級を体現する「ZX」「ZX」出典:トヨタ「ランドクルーザー」価格・グレード

最上級グレードになるこの「ZX」ではサスペンションを自動制御して状況に合わせて3段階に車高を調節するとともに、走行状態に合わせて減衰力を自動調整してオフロード・オンロード問わず操縦安定性や快適な乗り心地を実現する4輪アクティブ・ハイト・コントロール・サスペンション&アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムが装備されます。

さらにシーンに応じてNORMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+の5つの走行モードを選択できるドライブモードセレクトを搭載。これは選択したモードに合わせてシャシーやパワートレイン、空調に至るまで最適な状態に自動制御するシステムです。最上級グレードにふさわしい上質な走りと走破性を実現します。

エクステリアではメッキ仕上げのアウトサイドドアハンドルに照明付きのエアロタイプサイドステップ、リアスポイラー、20インチのアルミホイールが装備され、他のグレードとは差をつけた迫力のある精悍な仕上がりです。

インテリアではドアカップスレートがステンレス素材になり、シートはプレミアムナッパ素材の本革シートになるなど、本格オフローダーでありながらも高級車としてのラグジュアリーさをしっかりと感じさせます。

セカンドシートがパワースライド機構付き、サードシートはセミパワーシートが装備されるほかにもチルト&電動ムーンルーフが標準装備になるなどインテリアやエクステリア、快適装備や走行性能などすべてにこだわったグレードといえるでしょう。

ランドクルーザーのおすすめグレードは「AX“Gセレクション”」

本格クロスカントリー車であるランドクルーザーに乗るのであればやはりオフロードでの走破性は追求したいところではありますが、実際に日本で使用するとなるとオンロードでの走行も多くなるのでオンロード性能を無視するわけにもいきません。オフロードの走破性とオンロードでの安定性を両立させるKDSSが搭載されている「AX“Gセレクション”」が価格とのバランスから見ても最もおすすめできるグレードです。

本革シートやステアリングヒーター、ヒートシーターなどの高級車としての装備もあり、ランドクルーザーのオーナーである歓びも味わえるグレードといえるでしょう。

細かい部分までしっかりとチェックしてぴったりのランドクルーザーを選ぼう

ランドクルーザーではエクステリアやインテリア、快適装備などの他にも走行性能に影響を及ぼすメカニック部分の装備もグレードによって異なっていました。

グレード数そのものは4種類と多くはないですが、グレードによる装備の差が大きいので細かい部分までしっかりと確認して希望に合ったランドクルーザーを選んでください。

※記事の内容は2019年6月時点の情報で執筆しています。

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