車を選ぶ際、車種は予め決定していてもグレードまで決めていることはあまり多くないのではないでしょうか。グレード選びはその後のカーライフの満足度を左右することにもなりかねない重要な車選びのポイントです。グレードごとに異なる装備内容をしっかりとチェックしておきましょう。
ここではトヨタ「エスクァイア」のグレード別装備についてご紹介します。

エスクァイアのグレード構成

場合によっては20種類以上のグレードがあるなど複雑なグレード構成を持つ車種も少なくありませんが、エスクァイアのグレード構成は非常にシンプルでわかりやすいものになっています。

2014年に登場したエスクァイアは「Xi」と「Gi」という2種類のグレードが用意されていましたが、2020年4月にトヨタの全車種併売化によって兄弟車のヴォクシーとともにグレードが整理され、上級グレードである「Gi」のみが残されました。

加えて「Gi」をベースとする特別仕様車「Gi”Premium Package・Black-Tailored”」がラインナップされています。

エスクァイアのグレード別装備

ここからはエスクァイアのグレード別装備を紹介します。

充実した装備内容を誇る「Gi」

「Gi」出典：トヨタ「エスクァイア」価格･グレード

エスクァイアは兄弟車であるノアやヴォクシーよりワンランク上の高級感をコンセプトに開発されたこともあり、かなり充実した装備内容となっているのが特徴です。

衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、オートマチックハイビームが含まれたトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されていることに加え、ペダル踏み間違い時急発進抑制装置に該当するインテリジェントクリアランスソナー〔パーキングサポートブレーキ（静止物）〕が搭載され、サポカーSワイドに該当する安全性能を有しています。

1灯でハイビームとロービームの切り替えが可能なオートレベリング機能付きのBi-Beam LEDヘッドランプとLEDクリアランスランプ、スマートキーを身につけていればキーを取り出すことなくドアの解錠や施錠が可能なスマートエントリーシステムや紫外線を99％カットするスーパーUVカット機能付きのガラス類、両側のパワースライドドア、充電用USB端子2個、運転席・助手席の快適温熱シートや後席空調システムなど近年の新型車であれば欲しい装備はほぼそろっています。

加えてエスクァイア専用の別置き4chアンプを搭載し、すべての音源を音質調整し高音質化を実現することで原音に忠実かつ迫力と臨場感のある音響空間を実現したエスクァイア・パノラミックライブサウンドシステム（8スピーカー）も搭載されている点にも注目です。

上品な黒をまといラグジュアリーさが際立つ特別仕様車「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」

特別仕様車「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」出典：トヨタ「エスクァイア」価格･グレード

特別仕様車「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」は、エクステリア、インテリアともにブラックとメッキの輝きを効かせたスタイリッシュさとラグジュアリーさを兼ね備えた特別仕様車です。

ボンネットフードモールをはじめヘッドランプガーニッシュやLEDフロントフォグランプカバーモール、バックドアガーニッシュやリアコンビネーションランプガーニッシュがスモークメッキに、フロントの印象を決定付けるフロントグリルはスモークメッキにダークスモーク塗装が施された専用仕様になっていることに加え、LEDコーナリングランプが追加され、ベースグレードである「Gi」とは一線を画す特別仕様車にふさわしいスタイリッシュさとさらなる高級さを感じさせるエクステリアとなっています。
インテリアにもブラックレザーライン加飾やダークシルバー塗装が使用され、エクステリアとのコーディネートは完璧です。

デザイン性のみならずステアリングにはステアリングヒーターが装備され、ルームミラーは自動防眩タイプに、さらにルームランプがLEDになるなど機能面でもランクアップしています。

「Gi」ではボディカラーは7色から選択が可能ですが、この特別仕様車「Gi“Premium Package・Black-Tailored”」はワンランク上を目指す大人にふさわしい「テーラーで仕立てたここぞの一着」がコンセプトであり、テーラーメイドのスーツのような上質なブラックが特徴のモデルのため、ブラックがより映えるホワイトパールクリスタルシャイン、ブラック、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの4色の設定となっています。

エスクァイア自体が「ワンランク上の高級感」がコンセプトのモデルですが、さらに際立つラグジュアリーさを求める方におすすめの特別仕様車であるといえるでしょう。

安全性と快適機能が充実している「Gi」がエスクァイアのおすすめグレード

エスクァイアは両側のスライドドアやスマートエントリーシステム、快適温熱シート、充電用USB端子やエスクァイア・パノラミックライブサウンドシステム、サポカーSワイドに適合する安全性能を備えた「Gi」グレードがおすすめでしょう。

2020年4月にグレードが整理されるまでは上級グレードであったこともあり、非常に充実した装備内容となっています。ユーティリティの高さはもちろん、エクステリアのデザイン性の高さもエスクァイアの魅力のひとつといえるでしょう。
車のグレードを選択する際にはグレード別の装備内容を把握するとともに、自分が車に求めているものを明確にしておくと最適なグレードが選びやすいのではないかと思います。

※記事の内容は2020年9月時点の情報で執筆しています。

エスクァイアの利用を検討されている方へ

トヨタや日産、ホンダなどのメーカーも参入している、個人向けカーリースをご存じでしょうか？
ご利用されている方からは「買うよりお得」という声もあるそうです。

カーリースで解消されること

• お金がないから新車を諦めて中古車に乗る
• 車のために、お金を使うのを我慢する

もう、このような思いをする必要はありません。頭金を用意せず、維持費も安く新車に乗れるのがカーリースなのです。

カーリースの特長

カーリースのおもな特長をご紹介します。

• 頭金なしなので、貯金を崩さず車に乗れます。
• 税金・自賠責保険代金コミ、プランによって車検もコミなので、大きなお金が出ていくこともありません。
• 返却の際もお金がかかりません（契約期間中の解約は違約金がかかります）。
• 走行距離も月平均1,500キロまで（返却時に総走行距離を割って計算します）。

※車種によっては返却せずそのままもらえたり、走行距離制限がないものもあります。