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ソリオバンディットのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)

ソリオバンディットのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)
ソリオバンディットのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)

出典:スズキ「ソリオバンディット」走行・環境性能

車はほとんどの場合複数のグレードが設定されており、グレードによって快適装備や安全装備の充実度が異なることに加え、パワートレインが違い燃費性能や走行性能に差があるケースも存在します。そのため、車選びの際にグレード構成やグレードごとの違いを確認せずに価格のみで決めてしまうと、自分の欲しい機能が搭載されていないなど、後悔することになるかもしれません。

ここでは、スズキのコンパクトハイトワゴン「ソリオバンディット」のグレードや装備内容について詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • ソリオバンディットのグレードは2種類
  • 搭載するパワートレインが違い、燃費性能、環境性能が異なる
  • ソリオバンディットのおすすめグレードは「HYBRID SV」

ソリオバンディットのグレード構成

ソリオバンディットは取り回しのしやすさと居住空間の広さを両立させたコンパクトハイトワゴン、「ソリオ」の派生モデルであり、より上質で個性と存在感を表現するエクステリアが持ち味のモデルです。

現行型のソリオバンディットは2020年12月に登場。登場時はマイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MV」のみのモノグレードモデルでしたが、2022年12月に駆動用モーターを搭載しEV走行も可能なハイブリッドシステムが導入され、新たにハイブリッド搭載グレード「HYBRID SV」がラインナップに追加されました。

そのため2023年8月現在、ソリオバンディットは2種類のグレードの選択肢があります。ベースモデルであるソリオではマイルドハイブリッド、ハイブリッドのいずれも搭載しないガソリン車の設定がありますが、ソリオバンディットではガソリン車の設定はありません。

なお、ソリオバンディットの内装、安全性能について詳しくは別記事でご紹介しています。

ソリオバンディットの内装について、詳しくはこちら

ソリオバンディットの安全性能について、詳しくはこちら

ソリオバンディットのグレードごとの特徴

ここからは、ソリオバンディットのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードHYBRID MVHYBRID SV
エンジンマイルドハイブリッドハイブリッド
駆動方式2WD・4WD2WD
燃費
(km/L、WLTCモード)
19.6(2WD)
18.4(4WD)
22.3
全長(mm)3,790
全幅(mm)1,645
全高(mm)1,745
最小回転半径(m)4.8

マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MV」

マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MV」出典:スズキ「ソリオバンディット」価格・グレード

〈グレード「HYBRID MV」の車両本体価格〉

グレードHYBRID MV
駆動方式2WD4WD
価格212万5,200円225万600円

現行型のソリオバンディットでは、細長いヘッドランプとポジションランプを二段構えに配置し、ほかのモデルにはない個性をアピールしているのが特徴です。

ブラックパールのフロントグリル、専用のエアロ形状のフロント・リアバンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーなどのエアロパーツを装着し、圧倒的な存在感を表現。さらに、バックドアにもメッキのガーニッシュをあしらうなど、後ろ姿にも抜かりありません。

また、ランプ類はフルLED化されており、先進的な雰囲気も備えています。LEDフロントフォグランプも標準装備です。

ボディカラーの選択肢も豊富であり、モノトーン7色、ガンメタリック2トーンルーフ5色の計12色から好きなカラーが選べます。なお、ガンメタリック2トーンルーフが選べるのはこのグレードのみ。ソリオバンディットならではの精悍さが引き立つ魅力的なルーフカラーです。足回りにはブラックメタリック塗装の15インチアルミホイールがあしらわれます。

また、ソリオバンディットはソリオの上位モデルとして位置付けられていることもあり、快適装備も充実しています。

マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MV」2出典:スズキ「ソリオバンディット」快適装備

後席両側にワンアクションパワースライドドアを標準装備しています。このワンアクションパワースライドドアは携帯リモコンをポケットやバッグに収納したまま、スイッチ操作でドアが自動でアンロック&自動オープンしてくれる優れものです。

さらに、パワースライドドアを閉めている最中にリクエストスイッチを押すだけでドアロックが予約できる「パワースライドドア予約ロック機能」も搭載しているので、ドアが閉まりきるのを待つことなくスムーズに行動できます。

マイルドハイブリッドシステムを搭載する「HYBRID MV」3出典:スズキ「ソリオバンディット」快適装備

さらに、ソリオバンディットではスリムサーキュレーターが備わっています。一般的にエアコン吹き出し口がフロントにしかない車の場合、前席と後席で温度差が生じ前席は涼しく快適でも後席は暑い、またはその逆のケースもよく見られます。

スリムサーキュレーターは、車内の空気を循環させることで前後席間の温度差をやわらげてくれる便利な機能。後席の快適性が向上します。

また、リアドアには直射日光を防ぐだけでなく、プライバシーも守ってくれるロールサンシェードを採用しています。さらにフロントドアには紫外線を約99%カットしながら赤外線も抑えるプレミアムUV&IRカットガラスを標準装備し、日焼けから肌を守ったり、室内の温度上昇や不快感をやわらげたりしてくれるのもうれしいポイント。

さらに運転席・助手席にはシートヒーター、後席には足元に温風を送り込むリアヒーターダクトがあるため、季節を問わず快適にドライブが楽しめるでしょう。

EV走行可能なハイブリッドモデル「HYBRID SV」

EV走行可能なハイブリッドモデル「HYBRID SV」出典:スズキ「ソリオバンディット」価格・グレード

〈グレード「HYBRID SV」の車両本体価格〉

グレードHYBRID SV
駆動方式2WD
価格231万7,700円

2022年12月のハイブリッドシステム搭載モデルの追加に伴って新設されたグレード「HYBRID SV」では、シルバー2トーンルーフ4色、モノトーン6色の計10色のボディカラーが用意されています。また、アルミホイールはミディアムグレーになり、メッキドアハンドル、バックドアサイドスポイラーが追加されエクステリアの上質感が増しています。そのほか、快適装備などは「HYBRID MV」と大きな差はありません。

「HYBRID SV」の最も大きなメリットは、やはり燃費性能、環境性能の高さといえるでしょう。マイルドハイブリッドを搭載する「HYBRID MV」よりもかなりの低燃費を実現しているので、長い目で見ると燃料費に大きな差が出てきます。

車両本体価格は「HYBRID MV」よりも高くなりますが、燃料費や減税なども考慮するとその差はカバーできる可能性もあるので、トータルで考えてグレードを選ぶことが大切になってきます。

ソリオバンディットのおすすめグレードは「HYBRID SV」

ソリオバンディットはベースモデルのソリオとは一線を画す、個性的で迫力のあるエクステリアデザインが特徴のモデルです。予約ロック機能付きの後席両側ワンアクションパワースライドドアやスリムサーキュレーター、プレミアムUV&IRカットガラスなど、ドライブを快適にしてくれる機能が多く搭載されているのも魅力といえるでしょう。

ハイブリッド車の追加によってグレードの選択肢ができましたが、パワートレイン以外はそれほど大きな差はありません。おすすめはやはり燃費性能が高い「HYBRID SV」ですが、「HYBRID MV」よりも20万円程度高額になるので、頭金や初期費用などの関係で妥協することもあるかもしれません。

そういったときにおすすめしたいのが車の新しい乗り方、カーリースです。サブスク感覚で新車が利用できるカーリースなら、ソリオバンディットの「HYBRID SV」に乗るハードルも下がります。

よくある質問

Q1ソリオバンディットのグレード構成は?

A:ソリオバンディットのグレードは「HYBRID MV」と「HYBRID SV」の2種類です。なお、「HYBRID MV」では2WDと4WDの設定がありますが、「HYBRID SV」は2WDのみです。

Q2:ソリオバンディットの装備内容は?

A:ソリオバンディットは後席両側ワンアクションパワースライドドア、運転席・助手席のシートヒーターや室内の空気を循環させるスリムサーキュレーター、プレミアムUV&IRカットガラス、ロールサンシェードなど、快適にドライブを楽しめる装備が充実しています。パワートレイン以外はグレード間で大きな装備差はありません。

Q3:ソリオバンディットのおすすめグレードは?

A:燃費性能や環境性能が高い「HYBRID SV」がおすすめです。

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※この記事は2023年8月2日時点の情報で制作しています

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