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さすがはハイブリッドのトヨタ!アクアの燃費を見てみよう(2011年~2021年モデル)

さすがはハイブリッドのトヨタ!アクアの燃費を見てみよう
さすがはハイブリッドのトヨタ!アクアの燃費を見てみよう

出典:トヨタ「アクア」ギャラリー

燃費は車選びの重要ポイントのひとつです。燃料費は車を維持していく上で絶対に欠かせないものなので、なるべく維持費を節約してカーライフを楽しみたいのであれば、燃費性能の良い車を選ぶのもひとつの方法でしょう。

ここでは、トヨタのコンパクトカー「アクア」の燃費性能について、紹介します。

この記事のPOINT

  • アクアの WLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
    カタログ燃費(km/L)27.2~29.8
    実燃費(km/L)23.2
  • クラストップレベルの低燃費を実現
  • アクアの燃費はライバル車である日産「ノート」やホンダ「フィット」を上回る

アクアの燃費の特徴

2011年12月に登場したアクアは、「小さなプリウス」として知られているモデルです。ハイブリッドシステムは2代目プリウスに採用されたTHSⅡを基本としてより軽量化・小型されたものが採用されています。

登場以来2回のマイナーチェンジ、数度の一部改良を繰り返し、モーターやインバーターなどの制御を改良することによってさらに燃費性能を高めており、現在でもクラストップレベルの高い低燃費を実現しているのが特徴といえるでしょう。

アクアのカタログ燃費

アクアのパワートレインは1.5L直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステム1種類で、駆動方式は2WDのみとなっています。

アクアのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード燃費(km/L)
L29.8
G27.2
S27.2

 

アクアの実燃費

現在、アクアに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e 燃費」(2021年1月23日時点)によると、アクアの実燃費は、全グレード共通で23.2km/Lです。

WLTCモード燃費は、信号や渋滞などの影響を受ける市街地モード、信号や渋滞などの影響を受けにくい郊外モード、高速道路での走行を想定した高速道路モードの3つのモードでの計測値を平均的使用時間配分で構成したもので、日本だけでなく国際的に使用されている燃費の計測方法です。カタログスペックとしては日本で従来使用されてきたJC08モード燃費よりも低くなる傾向があります。

WLTCモード燃費は実際の車の使用環境により近い方法で計測されていますが、実燃費とまったく差がないというわけではなく、運転の仕方や走行環境にもよりますが1~1.5割程度の差が出ることが多いようです。その点を考えると、アクアのカタログ燃費と実燃費の差は平均程度~グレードによっては平均値よりも大きいといえるでしょう。

アクアのカタログ燃費とライバル車のカタログ燃費を比較

アクアのライバル車としては、日産「ノート」ホンダ「フィット」などが挙げられます。ここではこの2車種とアクアのカタログ燃費を比較してみましょう。

日産「ノート」

日産「ノート」出典:日産「ノート」外観・デザイン

「e-POWER」と呼ばれる、エンジンは発電のみに使用し、走行はモーターで行う画期的なハイブリッドシステムを搭載する日産「ノート」。燃費性能はもちろん、充実した先進安全装備も魅力です。

ノートe-POWER2WD車のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード燃費(km/L)
F29.5
S28.4
X28.4

 

アクアとノートの最も良いカタログ燃費同士を比較してみると、アクアの燃費がわずかながらノートを上回っています

ホンダ「フィット」

ホンダ「フィット」出典:ホンダ「フィット」性能・安全

室内空間の広さや使い勝手の良さに定評のあるロングセラーモデル、ホンダ「フィット」。現行モデルはライフスタイルに合わせた5つのスタイルから選べます。

フィットのハイブリッド2WD車のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード燃費(km/L)
e:HEV BASIC29.4
e:HEV HOME28.8
e:HEV NESS27.4
e:HEV CROSSTAR27.2
e:HEV LUXE27.4

 

フィットもノートと同様、もっと良いカタログ燃費はアクアに後れをとっていることがわかります。

アクアの走行性能

アクアの走行性能出典:トヨタ「アクア」特長

アクアはエンジンとモーターを使用し、ダブルパワーで力強い加速を実現するため、合流や追い越しなどでもスムーズで余裕を持った運転が可能です。

また最小回転半径は4.8mを維持し、狭い路地や車庫入れ時も取り回しやすいのが魅力。運転が苦手な方でも安心して運転できるでしょう。

モータージャーナリスト・萩原文博さんのレビュー記事でアクアの走行性能をチェック!

トヨタのハイブリッド技術のレベルの高さを実感できるアクア

アクアは登場から長い時間が経過したモデルとはいえ、こまめに手を加えてアップデートすることで現在でもクラストップレベルの優れた燃費性能を維持しています。ハイブリッド技術に定評のあるトヨタの面目躍如といったところではないでしょうか。

燃費にこだわる方でも納得のできる、優れた燃費性能を持つモデルといえるでしょう。

よくある質問

Q1:アクアのカタログ燃費はどのくらい?

A:アクアのパワートレインは1.5L直列4気筒ガソリンエンジン+モーターの1種類で、駆動方式は2WDのみです。アクアのWLTCモードカタログ燃費は27.2~29.8km/Lとなっています。

Q2:アクアの実燃費はカタログ燃費とどのくらいの差があるの?

A:アクアの実燃費は全グレード共通で23.2km/L。WLTCモードは日本で従来使用されてきたJC08モードよりも実燃費に近い数値が出る燃費の計測方法とされていますが、それでもカタログ燃費と実燃費の間には1~1.5割程度の差が出るのが一般的です。その点を踏まえると、アクアのカタログ燃費と実燃費の差はグレードによっては平均値よりも大きい状態です。

Q3:アクアのカタログ燃費をライバル車と比較すると?

A:アクアのカタログ燃費は、ライバル車である日産「ノート」やホンダ「フィット」を上回ります。

Q4:アクアの走行性能は?

A:エンジンとモーターのダブルパワーによって力強い加速を実現するため、合流や追い越しなどでもスムーズに余裕を持って運転できます。また、最小回転半径は4.8mを維持しているため、狭い路地などでも取り回しやすいのも魅力です。

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※記事の内容は2021年2月時点の情報で執筆しています。

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