車を所有している方は、必ず車検を受けなければいけません。定期的に車検を受けないと、せっかく車を所有していても公道を走ることができなくなってしまうため、うっかり期限を過ぎてしまわないように注意しましょう。
ただし、車検には数十万円など高額な費用がかかることもあります。少しでも負担を抑えるためにも、自分の条件に合う車検業者の選び方や、車検費用の目安について知っておきましょう。
ここでは、車検を受ける際に知っておきたい注意点とともに、万が一車検の期限を過ぎてしまったときの対処法や、車検費用の心配をせずに安心して車に乗る方法をご紹介します。
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この記事のPOINT
- 車検を受けないと公道を走れなくなるため期限切れに注意
- 価格、サービス、車検にかかる時間などの条件に合う業者を選ぶ
- サポート体制の整った車のサブスクなら車検も安心
そもそも、車検とは?
車検とは、車が安全に走れるかどうかを検査する制度のことです。車に乗るためには、必ず車検を受けなければいけません。まずは、車検を受けるタイミングや費用など、車検の基本情報について知っておきましょう。
車検の必要性
車の事故は、自分や同乗者のみならず、歩行者や周囲の車に乗っている方の命にかかわることもあります。いくら安全運転を心掛けていても、走行中突然ブレーキが利かなくなったり、ハンドル操作がうまくできなくなったりしたら、事故が起こる可能性が高まるでしょう。車に乗る方は、安全のためにしっかり整備を行わなければいけません。
車検では、このような整備がきちんと行われていて、車の機能に問題がないかどうかを定期的に点検します。公道を走る車すべてが車検を受けることで、安全性を一定以上に保つことができます。
ただし、車検さえ受けていれば安心というわけではありません。車検は「車検を受けた時点で性能に問題がないこと」を確認するもので、次の車検まで安全に走れると保証されるわけではないのです。車検は車に乗る上で最低限の義務ですが、車検だけでいいと思わずにこまめな点検と整備を行っていきましょう。
車検を受けるタイミング
新車を購入した場合、車検は購入から3年後に行い、その後は2年ごとに車検を受け続ける必要があります。
(例)
2021年に新車を購入した場合、1回目の車検は2024年、2回目は2026年、3回目は2028年……
具体的にいつ受ければいいのかは、車検証の「有効期限の満了する日」を見ればわかります。ここに記載された日までに車検を受けましょう。なお、フロントガラスに貼られているシールにも車検の期限が記載されていますが、こちらは「○年○月」までの記載で、具体的な日にちはわかりません。
車検を受ける際の流れ
車検を受ける際の一般的な流れは、下記のとおりです。
- 見積もり予約
- 見積もり
- 車検予約
- 車検実施
- 支払い
- 完了
ただし、詳細はそれぞれの業者によって異なります。見積もり後に即車検を受けられることもあれば、別の日になることもあり、また費用の一部が前払いの業者もあるので、具体的な流れは個別に確認しましょう。
車検費用の目安と内訳
車検費用は、おもに「法定費用」「車検基本料」「整備費用」の3つに分けられます。車検費用がいくらなのかは、この3つの費用によって決まります。
法定費用
法定費用とは、法律で決められている費用のことで「自賠責保険料」「自動車重量税」「印紙代」の3種類があります。どこで車検を受けたとしても、法定費用の金額は同じです。
具体的な金額は車の種類によって異なりますが、おおよその目安は30,000~50,000円程度です。
車検基本料
車検基本料の内訳は「点検料」「整備料」「代行費用」で、車検業者に支払う費用です。業者によって大きく値段が異なるため、車検費用を節約したい場合は、車検基本料が安い業者を選びましょう。おおよその目安としては、10,000円~100,000円程度です。
部品交換費用など
ブレーキパッドやエンジンオイル、タイヤといった車の部品や消耗品は、定期的に交換しなければいけません。車検の際に交換が必要な部品があった場合、追加で費用がかかります。また、車の清掃やワックスがけなども別料金です。
ただし、部品交換費用の一部を車検基本料に含む場合もあります。詳細な内訳は、車検業者の見積もりを確認するようにしましょう。
車検を受けられる業者の種類と特徴
車検は、さまざまな業者で受けられます。ただし、業者によって特徴が変わるため、車検を受ける際に何を重視したいかを考えて選びましょう。
ディーラー
自動車メーカーと特約店契約を結んでいるディーラーは、車の販売だけでなく、車検業務も行っています。該当のメーカーの車に対する専門知識を有しているため、技術力が高く、安心して整備を任せられるというメリットがあります。反面、車検費用はほかの業者に比べて高めの傾向です。
民間の整備工場
民間の整備工場は、どこを選ぶかによって技術力の差が大きい業者です。近隣で評判の良い整備工場がある場合や、知人の整備工場がある場合、見積もりや説明を聞いて技術力を判断したい場合などにはおすすめです。
なお、価格も業者によってまちまちですが、比較的安い場合が多いでしょう。
車検専門業者
車検だけを専門にしている業者もあります。このような専門業者は、車検に特化している分、価格が安く、車検にかかる時間も短いため、手軽に車検を通したい方に適しています。反面、高い技術力やきめ細やかなサービスなどは期待しづらいでしょう。
カー用品店、ガソリンスタンド
カー用品店やガソリンスタンドの車検も、価格が安く、手軽に利用できます。ガソリンスタンドの中には、車検を利用するとその後ガソリン代が割引されるといったサービスを行っているところもあります。
ただし、技術力はそれほど望めないでしょう。
ユーザー車検
ユーザー車検とは、自分で車を運輸支局に持ち込んで車検を受ける方法です。車検業者に支払う車検基本料がかからないため、車検にかかる費用を大幅に削減できます。
ただし、車の事前整備や点検を自分で行わなければいけないため、一定以上の知識が必要です。また、十分な整備ができずに車検に通らない可能性もあります。
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車検の必要書類
車検をスムーズに受けるために、あらかじめ必要書類をそろえておきましょう。ここでは、必要書類の種類と、紛失してしまった場合の対処法について解説します。
なお、それぞれの書類はどれも再発行が可能ですが、再発行手続きに時間がかかる可能性もあります。車検を受ける直前になって紛失したことに気づいた場合、準備が間に合わないかもしれません。余裕を持って用意しておきましょう。
車検証
車検証とは、車検の期限や車の所有者、使用者などを明記した書類です。
車検証は、一般的に車検証入れに入れてグローブボックスの中に保管します。運転中は常に携行しなければいけないと定められているため、車の中に保管しておきましょう。
普通車の車検証をなくしてしまったときは、運輸支局で再発行してもらいましょう。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で再発行手続きができます。なお、再発行手続きは、車を購入したディーラーなどに代行してもらうことも可能です。手続きに行く時間がない方は、代行を依頼しましょう。ただし、代行料がかかります。
自賠責保険証明書
自賠責保険とは、事故を起こして他者に損害を与えてしまったときの損害賠償に備えるための保険です。車を所有する際は、必ず自賠責保険に加入しなければいけません。車を購入した際に加入しているはずですから、証明書を持参しましょう。もし、自賠責保険証明書をなくしてしまったときは、加入している保険会社に連絡して再発行してもらいます。
自動車税(種別割)納税証明書
自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点の車の所有者が支払う税金です。この税金を支払うと、「自動車税(種別割)納税証明書」がもらえます。車検を受けるには車検の年の自動車税(種別割)の納付が必要なので、証明書を受け取ったらなくさずに保管しておきましょう。
なお、普通車はインターネット上で自動車税の納付状況を確認できるため、証明書がなくても車検を受けられます。ただし、納付日と車検の日が近いと確認が取れないため、証明書の提出を求められることもある点には注意が必要です。
普通車で証明書が必要なのに紛失してしまったときは、都道府県税事務所で再発行手続きを取りましょう。軽自動車の自動車税(種別割)納税証明書をなくしてしまったときは、市町村役場で再発行してもらえます。
車検を受ける際の注意点
特に初めて車検を受ける方は、いろいろと不安もあるかもしれません。とはいえ、基本的には、車検を受ける業者の案内に従えば問題ありません。不明点や不安な点がある場合は、相談しやすい業者に依頼するのがおすすめです。
ここでは、事前に知っておきたい注意点について紹介します。
車検は事前予約しておくのが確実
車検を受けられる業者の中には、事前予約が必須のところもあれば、いきなり車を持ち込んでも対応してもらえる可能性があるところもあります。しかし、たとえ当日車検が可能な業者でも、たまたまその日の予定が埋まっていれば、断られてしまうでしょう。
車検には期限がありますから、確実に車検を受けるためには、予約をしておくのがおすすめです。特に土日など、混雑が予想されるタイミングで車検を受けたい場合や、車検に際して代車を用意してもらう必要がある場合は、早めに予約を取りましょう。
早く受けすぎると損になる
車検は、期限が切れる前であればいつでも受けることができますが、有効期限が満了する日より1ヵ月以上前に車検を受けると、車検を受けた日から2年間が車検の有効期間になる点に注意が必要です。
有効期限満了の1ヵ月以内に車検を受ければ、前の車検の満了日から2年が有効期限になります。そのため、車検を早く受けすぎると、満了日までの期間分の税金などが無駄になってしまうのです。
費用を無駄にしないためには、満了日の1ヵ月前から満了日までの間に車検を受ける必要があります。
希望に合った車検業者を選ぶ
すでにご説明したとおり、車検業者にはたくさんの種類があります。ディーラーや車検専門業者、ガソリンスタンドなどの中から、希望に合った業者を選びましょう。
また、同じディーラーであっても、店舗によって車検費用や受けられるサービスが異なるケースもあります。見積額や車検にかかるスピード、自宅からの距離などを総合的に見て検討することが大切です。
例えば、「車にあまり詳しくないので、しっかり整備して安心して乗れるようにしてほしい」という方ならディーラー、「ともかく安くて早く車検を済ませられる業者がいい」という方は車検専門店のスピード車検などが条件に該当するでしょう。
車検を受けている間の代車の有無をチェックする
車検は、多くの場合2~3日程度時間がかかります。業者によっては1時間程度で終わることもありますが、早さをウリにした業者以外に依頼するのであれば、一度車を預けて、車検が完了してから再び取りに行くことになるでしょう。車をヘビーユースしている方や、車検場から自宅までが遠くて車がないと帰れない方は、代車を借りましょう。
代車が借りられるかどうかや、有料か無料かは業者によって違います。必ず事前に確認しておきましょう。また、当日いきなり希望しても借りられないことが多いので、必要な場合は事前に申込みをしておくと安心です。
見積もり費用の内訳をしっかりチェックする
車検費用の見積もりをもらったら、内訳を一つひとつ確認しましょう。内訳の中に、洗車やコーティング、必要性の低い部品交換など、希望しない項目があった場合は、不要であることを伝えて削除してもらいます。
また、車の移動代や代車費用など、見積もり以外の料金が発生しないかどうかも聞いておくと安心です。
いつ、いくら必要なのかを確認しておく
車検費用の支払い方法やタイミングは、車検を受ける業者によって異なります。車検費用は、数十万円など高額になることも多いため、いつ、いくら用意しておけばいいのかあらかじめ確認しておくと安心です。
また、現金一括払いではなく、クレジットカードなどのキャッシュレス決済、分割払いなどの支払い方法を希望している方は、希望の支払い方法を利用できるかどうかも確かめておきましょう。
車検を受ける前に車の中を片付けておく
車検を受けるときは、事前に車の中の私物を取り出しておきましょう。余計なものがたくさん入っていると作業の邪魔になりますし、紛失や汚損といったトラブルが起こる可能性もあるからです。
また、車検の点検項目には、車の外装サイズが含まれます。純正品以外のパーツを取り付けている方は、事前に外しておいた方がいいでしょう。
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車検は不合格になることもある?
車検は、車の検査ですから、合格、不合格があります。「車検に通らない」という事態を招かないために、不合格になってしまう原因を知っておきましょう。
書類不備
車検証や自賠責保険証明書がないと、車検を通すことができません。また、自賠責保険証明書に記された保険期間が過ぎている場合も、車検が受けられません。書類がないときは、再発行手続きを取りましょう。
なお、自賠責保険については、基本的に車検業者が更新手続きをしてくれます。ただし、期限が切れていると、車検場まで車を走らせることができません。期限切れに気づいた時点で保険会社に連絡して、手続きを取りましょう。
車検に通らない違法改造がある
車検には、いくつもの点検項目が定められています。安全に走れないとみなされる改造をしていると不合格になってしまいます。例えば、車のライトの色を変更したり、ガラスへ着色フィルムを貼り付けたりすると車検に通りません。問題のある改造は業者から指摘されますから、車検に通る状態に戻しましょう。
整備がきちんとされていない
車検は、車が安全に走行できる機能性を持っているかどうかを調べるものですから、整備不良では不合格になってしまいます。ただし、車検業者に依頼するのであれば、事前に必要な整備を行った上で車検を通してくれるため、心配はいりません。一方、ユーザー車検では、整備不良で不合格になる可能性があります。
罰金を支払っていない
駐車違反などの罰金を放置していると、督促状が届きます。この督促状が届いた時点で、「車検拒否」の対象となり、車検が受けられなくなってしまいます。罰金を科せられたときは、忘れないうちにできるだけ早く支払うようにしてください。
なお、罰金を科せられると、その後、仮納付書が自宅に送られてきます。仮納付書で罰金を支払わないと、次に納付書が届き、最後に督促状となります。車検拒否にならないために、仮納付書か、納付書が届いたタイミングで罰金を支払いましょう。
車検期限に間に合わなかったら?
うっかり車検の期限を忘れていたり、書類がそろわなかったりして、期限までに車検を受けられないこともあります。すると、その車は「車検切れ」になって、公道を走らせることができなくなります。万が一車検切れになってしまったときは、放置せずに早急に車検を受けるようにしましょう。
ただし、車検が切れた車は公道を走らせることができないため、通常の手順では車検を受けられません。車検が切れてしまったときの対処法について解説します。
まずは自賠責保険の期間をチェック
自賠責保険の保険期間は、車検の有効期限と同じか、1ヵ月長く設定することが多くなっています。そのため、車検が切れている場合、自賠責保険も切れている可能性があります。
自賠責保険が切れていると車検を受けられませんから、切れてしまっていたら加入手続きを取りましょう。なお、確認した時点で期限が切れていなくても、車検を受ける日までに期限が切れてしまう場合は手続きが必要です。
車検のための「仮ナンバー」を取得する
仮ナンバーは、正式名称を「自動車臨時運行許可」といいます。
車検が切れている車は、公道を走らせることができません。そこで、一時的に車を走らせるために仮ナンバーを取得する必要があるのです。
仮ナンバーを取得すると、事前に申請したルートに限って走行可能になります。ルート上を管轄する市区町村役場で手続きをしましょう。申請の際に必要な持ち物は以下のとおりです。
- 自動車臨時運行許可申請書
- 車検証
- 運転免許証等本人確認書類
- 印鑑
申請書は窓口でもらうこともできますが、移動の目的地などを記載する必要があるので、事前にダウンロードして記入しておくのが確実です。また、仮ナンバーの取得には自治体が定める手数料が必要です。
なお、仮ナンバーの有効期間は、車を利用する日までで、最長5日間です。事前に車検の予約を取ってから手続きをしましょう。
車検切れ対応の車検業者に依頼する方法もある
車検業者の中には、車検切れに対応しているところもあります。このような業者に依頼すれば、仮ナンバーを自分で取らなくても車検を受けられます。
ただし、業者に依頼したとしても車検切れの車が公道を走れないことに変わりはありません。その場合、車検業者が仮ナンバーの取得を代行して車を引き取り、車検を行います。
車検費用をできるだけ節約する方法
車検費用は、数万円~十数万円程度と高額です。そこで、できるだけ節約するための方法をまとめました。以下の中から、自分に合ったやり方で費用の軽減を目指しましょう。
ディーラー以外を選ぶ
ディーラーは、それ以外の車検業者に比べて費用が高めです。車検費用を節約したいのであれば、ディーラー以外の車検業者を選ぶのがいいでしょう。
ただし、初めての車検で不安が大きい方や、車についてあまり詳しくなくプロにしっかり見て欲しいという方は、ディーラー車検がおすすめです。価格とサービス、技術力の両方を考え合わせた上で検討しましょう。
相見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取ることで、より安い車検業者がどこなのかがわかります。また、他社の見積もりをベースに価格交渉できる可能性もあるでしょう。
ただし、車検の見積もりを取る際は、実際に車を業者に見てもらわなければならないことも多く、時間と手間がかかります。あまりあちこちに見積もりを依頼して悩んでいると、車検の期限に間に合わなくなることもあるので気を付けてください。
早めに予約する
車検業者の中には、早期予約割引をしているところもあります。このような業者で車検を受ける場合、早めに予約をするとその分安く車検を受けられます。
ただし、早期予約特典があるかどうかは業者によって違いますし、割引後の価格がほかより安いとも限りません。わざわざ早期予約割引をしている業者を探して選択するのではなく、希望の業者が早期予約割引をしていたら利用する、という程度にしておくのがおすすめです。
必要性の低い整備は行わない
整備費用の中には、予防整備と呼ばれる「将来的な不具合を防ぐ整備」が含まれていることがあります。緊急性の高い整備以外を省略すれば、それだけ車検費用を下げられるでしょう。
「どれが必要性の高い整備なのかわからない」というときは、業者に優先順位を質問してみましょう。また、洗車や車内清掃はしてもらうとスッキリしますが、費用を抑えたいなら削除することをおすすめします。
ユーザー車検をする
最も費用を抑えて車検を受ける方法が、ユーザー車検です。ユーザー車検にすれば車検基本料を節約できますから、車検にかかる費用を大幅に節約できます。
ただし、車に詳しくない方がユーザー車検をすると、しっかり整備できずに安全性に問題が出たり、車検に通らなかったりする可能性があります。知識や技術力に自信がある方や、特別な事情がある方以外は、車検業者に任せることをおすすめします。
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車検費用は一括払い?
車検費用は、一括払いのほか、分割払いでも支払うことができます。ただし、分割にすると手数料がかかる分、最終的な総支払額は一括払いのときよりも高くなります。また、分割払いできるかどうかは業者によっても異なります。
車検費用の支払い方法
車検費用のおもな支払い方法は、下記のとおりです。
- 現金
- クレジットカード
- 電子マネー
- ローン
このうち、どこの業者でも間違いなく利用できるのが、現金です。クレジットカードや電子マネーについては、利用できる業者とできない業者があるので、希望する方は事前に確認しておきましょう。
また、ローンには、車検を行う業者を通して申し込めるものと、銀行のマイカーローンの2種類があります。銀行のマイカーローンは、事前にローン申込みをした上で車検を行います。業者の提携ローンを利用したい場合は、ローンの利用ができる業者を選んで車検の申込みをしましょう。
クレジットカード払いやローンなら分割も可能
高額な車検費用を無理なく支払うのであれば、分割払いができるクレジットカードやローンを活用するのが便利です。ただし、クレジットカードの分割払いやリボ払い、ローンには利息がかかります。一度に支払いをする必要はなくなりますが、その分、支払う総額は高くなってしまう点に注意しましょう。
車検は初回が3年後、それ以降は2年ごとに定期的に行うものです。余計な利息を支払わずに済むよう、コツコツ車検費用を積み立ておくのがおすすめです。
車検を面倒に感じたら車のサブスクがおすすめ
車検には、スケジュールや費用の工面など、さまざまな注意点があります。こうした手間をできるだけ省いて車に乗るなら、月々定額で利用できる車のサブスクリプションサービスがおすすめです。
車のサブスクとは、月々定額の料金を支払うだけで借りた車をマイカーのように使えるサービスです。サブスクの利用で車検の手間を省ける理由を2点ご紹介します。
車検費用を月額料金に含められる
車のサブスクでは、車検のときに支払わなければいけない税金や自賠責保険料が、月々のリース料金にあらかじめ含まれています。車検の際に用意しておかなければいけない費用のうち「法定費用」が支払い不要になるため、車検費用を大幅に削減できます。
また、法定費用以外の車検費用も月々の料金に含められる会社もあります。車検費用をあらかじめ準備しておくのは面倒、何かと出費がかさんだ場合が心配、という方は、車にかかる費用を月々一定にできるサブスクを活用しましょう。
車検のタイミングでお知らせをくれる業者もある
うっかり車検を受け忘れてしまうと車に乗れなくなってしまうため、スケジュール管理には十分な注意が必要です。サブスク会社の中には、車検のタイミングで連絡をくれるところもあるため、不安な方はサポート体制が整ったサブスク会社を選びましょう。
そのほか、次の車への乗り換え相談や、任意保険の相談などに乗ってくれる会社もあります。このように、車のサブスクならサポートを受けながら車に乗れるので、車に詳しくない方でも安心です。
選択肢の広い「車のサブスク」を選ぼう
車のサブスクは、自分に合った使い方ができるかどうかを基準に選びましょう。また、長期間利用するサービスですから、月々の料金やサポート体制もチェックしておくと安心です。
業界最安水準の料金が魅力の「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、月々10,000円台からの手頃な価格で利用できて、その上、全国30,000店以上の大手事業者で車検やメンテナンスを受けることも可能です。
車検も定額料金で受けられる
定額カルモくんでメンテナンスプランに加入すると、車検やメンテナンスにかかる費用も月々の料金に組み込むことができます。全国30,000店以上の大手事業者から好きな業者を選べる上、どこの業者で車検を受けた場合でも、追加料金はかかりません。大きな出費を伴う車検も、定額カルモくんなら費用の心配をせずに受けられます。
また、車も国産全車種、全グレードから好きな新車を選んで契約できます。カラーなどのオプションも変更できるので、マイカーに乗るときと同じように自分好みの車を選べるでしょう。
安心のサポート体制
定額カルモくんには専任マイカーコンシェルジュがいます。いつでも車の悩みや疑問点を相談でき、問い合わせ窓口も、LINEやメール、電話など複数あるため都合の良い方法を選べます。
また、契約者専用のアプリでは、車検やメンテナンス費用の申請、利用状況の確認なども簡単にできます。充実のカーライフに、定額カルモくんのマイカーコンシェルジュをぜひ活用してみてください。
車検は、安心して車に乗るために必要な検査
「面倒」「お金がかかる」といったネガティブな印象を持ちがちな車検ですが、車に安心して乗り続けるためには、車検でしっかり点検・整備してもらうことが大切です。車検のスケジュールを確認して、計画的に費用の準備や見積もり予約などを行いましょう。
スケジュール管理や費用の準備が大変、という方は、選択肢が幅広くサポート体制の整った、定額カルモくんを活用するのがおすすめです。車検の準備のような「日々の暮らしの中でやらなければいけない、ちょっとしたこと」をできるだけ減らして、快適なカーライフに入れましょう。
よくある質問
Q1:車検を受けるときはどんなことに注意すればいい?
A:車検を受けるときは、うっかり車検切れにならないように、スケジュールに注意しましょう。ただし、早く受けすぎても損になってしまいます。車検が切れる前の1ヵ月以内に受けるようにしてください。また、車検を受ける際は、事前に代車の有無や整備内容などをチェックしておくと安心です。
Q2:車検をできるだけお得に受ける方法は?
A:相見積もりを取ったり、車検費用の安い業者に依頼したりすると、車検費用を抑えられます。ただし、車について詳しくない場合や初めて車に乗る方の場合、値段だけでなく、技術力やその後のサポート体制などにも気を配って業者を選ぶことをおすすめします。
Q3:車検費用を気にせず、安心して車に乗る方法は?
A:サポート体制の整った定額カルモくんなら、初めての車でも安心です。メンテナンスプランを利用すれば、車検費用も月額料金に含められますから、車検も追加の費用負担なしで受けられます。月額費用も、10,000円台からとお手頃なので無理なく車に乗れるでしょう。
※この記事は2021年11月時点の情報で制作しています