軽自動車マーケットでホンダN-BOXと人気を二分するスズキスペーシア。人気車ゆえに色選びはなかなか悩みどころ。他人とのかぶりや下取りの時に有利かどうかは気になる方も多いでしょう。その豊富なカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別の編集部おすすめカラーもご紹介します。
人気車こそボディカラー選びは重要
多くの人が選ぶ人気車は当然街に溢れます。したがって人気車であればあるほど個性的なボディカラーを選ばないと埋没してしまうと思いませんか。軽自動車のスズキスペーシアは軽自動車の人気カテゴリーであるスーパーハイトワゴンのニューカマー。ボディカラーは全23色と多彩で個性を主張するのにピッタリです。モノトーンだけでなく、軽自動車で人気の2トーンカラーも数多く設定し選ぶ楽しさを味わえるのです。ちなみに先に出ていたライバルのホンダN-BOXは全22色ですので、後出しじゃんけん、いや強烈な対抗意識を感じますね。それでは、スペーシアの人気のボディカラーやカルモマガジン編集部オススメの色を紹介しましょう。
スズキスペーシアの人気カラー最新ランキング発表!
カルモマガジン編集部がスズキ広報部に独自取材を行うことで、聞き出した最新のスペーシア人気カラーベスト3を発表します。このランキングはワゴンR、ワゴンRスティングレー。そして特別仕様車を含むものです。
第1位に輝いたのはピュアホワイトパールです。
この色はスペーシア、スペーシアカスタム両モデルに設定。+2万1600円の有償色ですが、高い人気を誇っています。またスペーシアは+8万6400円、スペーシアカスタムは+6万4800円でブラックルーフの2トーンカラーボディも設定されています。白(パール)は元々人気色ですが、それぞれのボディに2トーンカラーを用意するなど豊富なバリエーションも功を奏したようです。
第2位はブルーイッシュブラックパール3となりました。
なんだか複雑なネーミングですが、簡単に言うと黒です。スペーシア、スペーシアカスタム両モデルに設定されていますが、このブルーイッシュブラックパール3はモノトーンのみ。このことからも黒いボディカラーの人気が高いことがわかります。
第3位に入ったのはオフブルーメタリックでした。
これは標準車のスペーシアのみに設定されているボディカラーでイメージカラーでもあります。青みがかった薄いグレーで、汚れが目立たないボディカラーと言えます。このオフブルーメタリックはモノトーンに加えて、+6万4800円でホワイトルーフとルーフレールを採用した2トーンルーフパッケージが上級グレードのハイブリッドXに設定されています。このパッケージを装着すると、ボディカラーとのシナジー効果でアウトドアテイストが強まるのが特徴です。
スペーシアも鉄板の白と黒が人気、イメージカラーも強い!
スペーシアもやはり定番の白と黒が人気ですが、イメージカラーのオフブルーメタリックが第3位に入ったことが特筆されます。発売からまだ1年未満ということで広告や記事などで紹介されることの多いイメージカラーの販売台数が多いのでしょう。このカラーはカスタムには設定がありませんので、その意味でも第3位ということは標準車のカラーとしてかなり多いということになります。
スズキスペーシアのカラーバリエーションを全紹介!
全23色と多彩なカラーバリエーションを誇るスズキスペーシア。人気車だけに他人とは違うカラーを狙っている人も多いのではないでしょうか。ぜひ見比べてみて自分好みの色を見つけてください。
ピュアホワイトパール
現行型スペーシアの一番人気のボディカラーで、+2万1600円の有償色。標準車のスペーシアとスペーシアカスタムの両モデルに設定され、スペーシアカスタムには+6万4800円でブラックルーフの2トーンカラーも用意されています。
ブルーイッシュブラックパール3
スペーシアのボディカラーで2番人気を誇るのがブルーイッシュブラックパール3です。スペーシア、スペーシアカスタムの両モデルに設定され、墨のような漆黒のボディカラーは多くの人を魅了しています。
オフブルーメタリック
標準車スペーシアのイメージカラーであるオフブラックメタリックが第3位。この色はスペーシアカスタムに設定されていません。その一方で、ハイブリッドXには+6万4800円で2トーンルーフパッケージが設定され、これを選ぶとホワイトルーフに加えてルーフレールが装着されます。
ツールグリーンメタリック
ツールグリーンメタリックは標準車のスペーシアのみに設定されている濃い緑のボディカラー。上級グレードのハイブリッドXにはブラックルーフとルーフレールがセットになった2トーンルーフパッケージが+6万4800円で用意されています。
チアフルピンクメタリック
濃いピンク色のチアフルピンクメタリックも標準車のスペーシアのみの設定。上級グレードのハイブリッドXにはホワイトルーフとルーフレールがセットになった2トーンルーフパッケージが+6万4800円で用意されています。
フェニックスレッドパール
いわゆる赤のボディカラー。スペーシアとスペーシアカスタム両モデルに設定。スペーシアカスタムのXSとXSターボの2グレードには+4万3200円でブラックルーフの2トーンボディを用意しています。
シフォンアイボリーメタリック
優しく温かみのあるベージュ色のボディカラーで、標準車のスペーシアのみに設定されています。
シルキーシルバーメタリック
明るいシルバーで標準車のスペーシアのみに設定されているボディカラーです。
アーバンブラウンパールメタリック
つまりコゲ茶色のボディカラーです。標準車のスペーシアそしてスペーシアカスタムの両モデルに設定されています。
ブリスクブルーメタリック
雲一つない青空のような澄み切った青のボディカラーです。標準車のスペーシアそしてスペーシアカスタム両モデルに設定。さらにスペーシアカスタムのXS、XSターボには+4万3200円でブラックルーフの2トーン仕様が用意されています。
アクティブイエロー
鮮やかな黄色のボディカラーであるアクティブイエローはスペーシアカスタムのみに設定。XSとXSターボには+4万3200円でブラックルーフ仕様車も用意しています。
ブレイブカーキパールメタリック
淡い茶色のボディカラーでスペーシアカスタムの専用色。XSとXSターボには+6万4800円でブラックルーフ仕様車も用意しています。
スチールシルバーメタリック
スペーシアカスタムのみに設定された濃いシルバーのボディカラー。
ムーンライトバイオレットパールメタリック
上品な濃い紫のボディカラーで、スペーシアカスタムのみの専用色。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
合計23色用意されているスペーシア/スペーシアカスタムボディカラーの中から、カルモマガジン編集部が「売るときに有利なカラー」、「気取らないカラー」、「クールなカラー」、「個性的なカラー」という4つの視点でオススメのボディカラーを選んでみました。
「売るときに有利なカラー」
これは人気ランキング上位のピュアホワイトホワイトもしくはブルーイッシュブラックパール3は外せません。ピュアホワイトパールならば2トーンカラー仕様のほうがさらに有利になります。
「気取らないカラー」
スペーシア/スペーシアカスタムの共通のボディカラーならば、ブリスクブルーメタリック、アーバンブラウンパールメタリックです。加えてスペーシアならば、シルキーシルバーメタリック。スペーシアカスタムならばスチールシルバーメタリックといった定番のシルバーも気取らないカラーとして挙げられます。
「クールなカラー」
スペーシアのイメージカラーであるオフブルーメタリックやツールグリーン。スペーシアカスタムならばブレイブカーキパールといったアースカラーはクールに決められると思われます。
「個性的なカラー」
スペーシアはチアフルピンク。一方のスペーシアカスタムはアクティブイエローというビビッドなボディカラーです。特にイエローは一部に熱狂的なファンもいますし、一部改良などが行われると無くなりやすい色なので注意が必要です。
せっかく23色もあるので個性的なカラー選びを!
現在、軽自動車の主力モデルとなっている、スーパーハイトワゴンにおいてN-BOXに続く人気を誇っているスペーシア。スペーシアとスペーシアカスタムで多くの異なるボディカラーを用意しているのが特徴です。定番の白(パール)ではモノトーンだけでなく、ツートンルーフを両モデルに設定するなど意気込みを感じます。また、オフブルーメタリックをはじめ、チアフルピンク、ツールグリーン、ブレイブカーキパールなど個性的な新色も魅力的です。個人的にはバーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク(なんて長いんだ)のヴェルファイアのセカンドカーとしてムーンライトバイオレットパールメタリックのスペーシアカスタムを並べてみたい衝動にかられました(?)。それはそれとして、こういった個性的なボディカラーは普通の購入では二の足を踏んでしまいますが、定額カルモくんのようなリースであれば、買取価格がカラーによらず決まっているので、積極的に選んでみてはいかがでしょう。
※記事の内容は2018年10月時点の情報で執筆しています。