個性的なスタイルを持つクロスオーバーSUVのスズキクロスビー。スタイルに負けず劣らず設定されているボディカラーもユニークなものばかり。そんなクロスビーの全てのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
自分の好きな色を選んでいいの?ボディカラー選びは重要!
せっかく気に入って購入するのですから、誰だって自分の好きな色のクルマに乗りたいはずです。しかし、そのボディカラーによって手放す時に損をしたくないというのも正直な気持ちです。それでは、売却するときに損をしないボディカラーというのはあるのでしょうか。今回はハイトワゴンとSUVのクロスオーバーモデルであるスズキクロスビーの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がオススメするカラーなどを紹介します。
スズキクロスビーの人気カラーランキング発表!
まずはカルモマガジン編集部がスズキ広報部に独自取材を行い、判明したクロスビーの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはクロスビーに設定されている11色のボディカラーのなかで販売台数の多い順番となっています。クロスビーに設定されているボディカラーは落ち着いたモノトーンが3色。ブラックもしくはホワイトルーフを採用した2トーンボディが6色。そしてホワイトルーフに加えて、ドアスプラッシュードのカラーパネルを採用した3トーンコーディネイトが2色となっています。軽自動車やコンパクトカーでは2トーンボディは当たり前になってきていますので、3トーンは一歩先を行く先鋭的なカラーコーデと言えるでしょう。
クロスビーは2グレード構成となっていますが、ボディカラーは全グレードで全て選べるようになっています。2トーンルーフ、3トーンコーディネイトは+4万3200円の有償色となっています。
人気第1位となったのはキャラバンアイボリーメタリックです。
今人気急上昇のベージュのボディにホワイトルーフというオシャレなコーディネイトとなっています。
続く第2位はピュアホワイトパールです。
白(パール)系はどんなクルマでも大体上位にくるのですが、クロスビーでも堂々の2位です。白いボディとモールやフェンダーアーチに使われた黒のパーツとのコントラストがクールな印象です。
第3位はラッシュイエローメタリックでした。
ボディにはビビッとなイエローメタリックを使用し、ルーフはブラックという存在感抜群のコーディネイトです。
まさに異色の人気カラーランキング
個性派のクロスビーだけに、人気カラーランキングもユニークな結果となりました。キャラバンアイボリーメタリックは最近流行しているアイボリー系とはいえ1位は驚きです。それ以上にイメージカラーとはいえ黄色系のラッシュイエローメタリックが3位になるとは!なかなか他の日本車では見ない傾向です。デザイン的なベースとなった軽自動車のハスラーとも異なるカラーが人気なのも印象に残りました。
クロスビーのカラーバリエーションを全紹介!
キャラバンアイボリーパールメタリック・ホワイト2トーンルーフ
クロスビーで人気ボディカラー第1位に輝いたのはキャラバンアイボリーメタリック。+4万3200円の有償色です。この色はクロスビーのために開発されたボディカラーの一つ。キャラバン隊が旅する砂漠をイメージしています。ハイトワゴンとSUVのクロスオーバーモデルであるクロスビーのキャラクターを最も表現している色といえます。
ピュアホワイトパール
人気ボディカラー第2位となったのが、ピュアホワイトパール。どんな車種でも安定した人気を誇る白(パール系)ですが、クロスビーでも人気は健在。モノトーンカラーで唯一の+2万1600円の有償色となっています。
ラッシュイエローメタリック・ブラック2トーンルーフ
このラッシュイエローメタリック・ブラック2トーンルーフもクロスビーのために開発された新しいボディカラーです。ライオンのたてがみが輝く様子をイメージした色で、太陽の光の下ではキラキラと輝きます。ラッシュイエローメタリック・ブラックは+4万3200円の有償色となっています。
スーパーブラックパール
曲線を多用したポップなデザインのクロスビーですが、このスーパーブラックパールのモノトーンボディになるとシャープな印象に変わります。
フレイムオレンジパールメタリック・ブラック2トーンルーフ
ビビットなオレンジをボディに採用し、ルーフを黒に塗った2トーンボディです。温かみのある暖色系のオレンジが、常夏を感じさせます。このフレイムオレンジパールメタリックは+4万3200円の有償色です。
ファーベントレッド・ブラック2トーンルーフ
赤いボディに黒いルーフというコンパクトなクロスビーの存在感が増すボディカラーです。クロスビーのかわらいらしさもさらに盛られます。このファーベントレッドは+4万3200円の有償色となっています。
スピーディーブルーメタリック・ブラック2トーンルーフ
澄み切った青空のような透明感のあるブルーをボディに使用し、ルーフは黒というさわやかな組み合わせのボディカラーです。このスピーディーブルーメタリックは+4万3200円の有償色となっています。
クラッシーブラウンメタリック・ホワイト2トーンルーフ
上質感を強調する濃い茶色をボディに使用し、ルーフにホワイトに塗った2トーンボディ。ポップなクロスビーが落ち着いた雰囲気を漂わせます。クラッシーブラウンメタリックは +4万3200円の有償色となっています。
ミネラルグレーメタリック
一般的に白(パール)、黒と並ぶ人気色のシルバーのボディカラーがこのミネラルグレーメタリック。ブラック同様にシャープなイメージが強調されます。数少ないモノトーンカラーの一つです。
ミネラルグレーメタリック・3トーンコートイエロー
濃いグレーのミネラルグレーメタリックをベースにホワイトルーフ。そして、ドア下部のスプラッシュガードにオレンジのカラーパネルを組み合わせた3トーンコーディネイトです。イエローのアクセントカラーがアクティブな雰囲気を強めます。このボディカラーは+4万3200円の有償色です。
スーパーブラックパール・3トーンコートオレンジ
ブラックのボディにホワイトルーフ。そして、スプラッシュガードに赤を組み合わせた3トーンコーディネイト。シャープな印象の黒にオレンジのアクセントカラーによりスポーティなイメージを強調しています。このボディカラーは+4万3200円の有償色です。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全11色用意されているクロスビーのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」、「気取らないカラー」、「クールなカラー」、「個性的なカラー」という4つの視点でオススメのボディカラーを選んでみました。
「売るときに有利なカラー」
これはランキング上位の色は外せないでしょう。1番人気のキャラバンアイボリーパールメタリック。そして2番人気のピュアホワイトパールです。ピュアホワイトパールは+2万1600円の有償色にも関わらず、上位のランクインは注目です。
「気取らないカラー」
ポップなデザインのクロスビーなので、落ち着いた雰囲気を醸し出す色を選びました。2トーンならクラッシーブラウンメタリック。モノトーンなら、ミネラルグレーメタリック、スーパーブラックパールです。
「クールなカラー」
クロスビーの個性を主張している3トーンコーディネイトでしょう。ミネラルグレーメタリック3トーンコーディネイト。そしてスーパーブラックパール3トーンコーディネイトを挙げたいと思います。そして、意外と見ないスピディーブルーメタリックもクールな印象です。
「個性的なカラー」
ポップなクロスビーのデザインを最大限アピールする、ラッシュイエローメタリックやフレイムオレンジパールメタリック、そしてファーベントレッドの各2トーンボディです。出掛けるときにもこんなきれいなボディカラーを見たら、さらにワクワクしそうです。
個性的なデザインのクロスビーには個性的なカラーを!
コンパクトカーはボディカラーの流行に敏感なユーザーが多いようで、クロスビーも安定した人気のピュアホワイトを抑えて、キャラバンアイボリーパールメタリックが一番人気となっています。そのほかにも黄色やオレンジなどクロスビーのキャラに合ったボディカラーも用意されていますが、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2018年12月時点の情報で執筆しています。