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シフォンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)

シフォンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)
シフォンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2019年~現行モデル)

出典:スバル「シフォン」フォトギャラリー

車選びは車種を決めたら終わりではありません。なぜなら、車種選びの後に待っているグレード選びこそが、カーライフの満足度を左右するポイントといえるからです。車はグレードによって搭載される装備が異なるため、快適性や利便性に差があります。

装備や燃費、価格とのバランスを考えながら自身に適した仕様のものを選べるよう、ここではスバルの軽スーパーハイトワゴン「シフォン」のグレードについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • シフォンのグレードは4種類
  • 標準モデルとカスタムモデルの設定がある
  • シフォンのおすすめグレードは「G」

シフォンのグレード構成

シフォンには、親しみやすいエクステリアの標準モデルと、メッキを効果的にあしらいスタイリッシュなデザインが魅力のカスタムモデルの2つのスタイルが用意されています。

グレードは標準モデル、カスタムモデルそれぞれに2種類ずつ、計4種類の選択肢があります。標準モデルは「L」「G」、カスタムモデルは「R」「RS」で、「RS」にのみハイパワーなターボエンジンが搭載され、そのほかのグレードはすべてNA(自然吸気)エンジンを採用しています。トランスミッションは全グレードCVTで、駆動方式は2WD、4WDから選択可能です。

なお、シフォンの内装や安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

シフォンの内装について、詳しくはこちら

シフォンの安全性能について、詳しくはこちら

シフォンのグレードごとの特徴

ここからは、シフォンのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードLGRRS
エンジンNAエンジンターボエンジン
駆動方式2WD・4WD
燃費
(km/L、WLTCモード)
22.7(2WD)
21.4(4WD)
21.9(2WD)
21.4(4WD)
21.2(2WD)
19.6(4WD)
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,755(2WD)
1,775(4WD)
最小回転半径(m)4.44.7

買いやすい価格を実現したエントリーグレードの「L」

買いやすい価格を実現したエントリーグレードの「L」出典:スバル「シフォン」グレード・価格

〈グレード「L」の車両本体価格〉

グレードL
駆動方式2WD4WD
価格138万6,000円151万2,500円

「L」は、上位グレードに搭載される快適装備や利便性を高める装備を省き、2WD車であれば130万円台と高額な傾向がある軽スーパーハイトワゴンとしては買いやすい価格を実現したエントリーグレードです。

シフォンは燃費性能も高いので、できるだけコストを抑えてスーパーハイトワゴンに乗りたい方におすすめです。

買いやすい価格を実現したエントリーグレードの「L」2出典:スバル「シフォン」グレード・価格

シフォンの最大の特徴といえるのが、助手席側のセンターピラーをドアに内蔵し、ピラーレス構造とすることで別次元の大開口を実現した「ミラクルオープンドア」を全車標準装備している点といえます。子供と手をつないだまま乗り降りできたり、バックドアに回り込まなくても荷物が積み込めたりなど、さまざまなメリットがあり小さな子供のいるファミリーにはかなりうれしい装備といえるのではないでしょうか。

ただし、「L」ではパワースライド機能がなく、スライドドアは手動で開閉するタイプである点には注意しましょう。また、電動パーキングブレーキやブレーキペダルから足を離してもブレーキを維持する「オートブレーキホールド機能」など、運転を楽にしてくれる機能が省かれています。

さらに、「L」ではメーカーオプションの選択肢も少なく、スマートフォンと連携してハンズフリー通話ができたり、スマートフォンで使用しているアプリをシフォンで使用できたりする「スマートフォン連携9インチディスプレイオーディオ」や駐車支援システムを含む「スマートパノラマパーキングパック」、高速道路での安全運転をサポートする「スマートクルーズパック」などの設定がありません。

ただし、衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全機能「スマートアシスト」は標準装備です。

利便性を高めたワンランク上の「G」

利便性を高めたワンランク上の「G」出典:スバル「シフォン」グレード・価格

〈グレード「G」の車両本体価格〉

グレードG
駆動方式2WD4WD
価格156万2,000円168万3,000円

ワンランク上の「G」では、後席左側のスライドドア(ミラクルオープンドア)にパワースライド機能が搭載されるのが大きな特徴といえます。電動でドアが開閉するので、乗降性はさらに高まりミラクルオープンドアのメリットを最大限に活かせます。

パワースライドドアには、予約しておけば乗車時にはアクセスキーを持って近付くだけでスライドドアが自動で解錠してオープンする「ウェルカムオープン機能」や、ドアが閉まりきる前に自動ロックの予約ができる「タッチ&ゴーロック機能」があるため、利便性が格段に向上するのもうれしいポイントです。

日焼けの原因となる紫外線を約99%カットしてくれるうえ、赤外線も防いでくれる機能を備えた「360°スーパーUV&IRカット機能付きガラス」、運転席・助手席のシートヒーターなど、快適装備も充実しています。

ベストなドライビングポジションが確保しやすいチルトステアリングや運転席のシートリフターも搭載。さらに電動パーキングブレーキや「オートブレーキホールド機能」も標準装備になり、「スマートクルーズパック」も追加できるなど、快適なドライブを楽しみたい方におすすめのグレードです。

洗練されたスタイルが魅力のカスタムモデル「R」

洗練されたスタイルが魅力のカスタムモデル「R」出典:スバル「シフォン」グレード・価格

〈グレード「R」の車両本体価格〉

グレードR
駆動方式2WD4WD
価格180万4,000円192万5,000円

「R」を含むカスタムモデルは、大型フロントグリルやフロント・リアのエアロバンパーを装着し、さらにメッキサイドガーニッシュやメッキドアハンドルなどを組み合わせてよりスタイリッシュで精悍なエクステリアデザインとなっています。

LEDライナーやLEDフォグランプ、LEDリアコンビランプなども備わります。また。「L」「G」の標準モデルでは14インチフルホイールキャップであるのに対し、カスタムモデルではアルミホイールになります。「R」では14インチの切削光輝タイプです。

また、スライドドアのパワースライド機能が運転席側にも備わり、さらに便利に利用できるのも特筆すべきポイントです。なお、運転席側のパワースライド機能は「G」にもオプションで追加が可能です。

パワフルなターボエンジンを搭載する「RS」

パワフルなターボエンジンを搭載する「RS」出典:スバル「シフォン」グレード・価格

〈グレード「RS」の車両本体価格〉

グレードRS
駆動方式2WD4WD
価格189万2,000円201万3,000円

「RS」は、カスタムモデルのターボエンジン搭載グレードです。装備内容は「R」とほとんど変わりありませんが、アルミホイールが15インチにサイズアップし、より足回りが引き締まります。

シフォンのおすすめグレードは「G」

大開口のミラクルオープンドアはシフォンの大きな魅力。ミラクルオープンドアの良さを活かせるパワースライド機能は欠かせないといえるでしょう。

その点を考えると、左側のパワースライドドアを標準装備することに加え、「360°スーパーUV&IRカット機能付きガラス」、電動パーキングブレーキなどの利便性や快適さを高めてくれる装備が搭載される「G」が価格と装備のバランスが良く、おすすめです。

高速道路を走る機会が多い方はターボエンジンを搭載する「RS」も視野に入ってくるでしょう。どのようなシチュエーションで車を使うのかをよく考え、自身に適したグレードのシフォンを選んで満足のいくカーライフを実現しましょう。

よくある質問

Q1:シフォンのグレード構成は?

A:シフォンには親しみやすいスタイルの標準モデルと、メッキ装飾をあしらったスタイリッシュなデザインのカスタムモデルがあります。グレードは標準モデルに「L」「G」、カスタムモデルに「R」「RS」、計4種類の選択肢があります。

Q2:シフォンのグレード選びのポイントは?

A:まずは標準モデルか、カスタムモデルのどちらにするかを決めましょう。そのうえでエンジンを選びます。街乗りが中心ならNAエンジン、高速道路を利用することが多いならターボエンジンがおすすめです。そして、パワースライドドアの有無や快適装備の充実度など、どの程度の装備が欲しいのかを考え、予算とのバランスを見て自身に適したグレードを選ぶといいでしょう。

Q3:シフォンのおすすめグレードは?

A:ミラクルオープンドアの良さを活かせるパワースライド機能が装備されることに加え、利便性や快適性も十分な「G」が価格と装備内容のバランスが良く、おすすめです。高速道路を走る機会が多いのであれば、ターボエンジンや運転支援機能を搭載する「RS」も視野に入ってくるでしょう。

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※この記事は2023年10月3日時点の情報で制作しています

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