Cセグメントのコンパクトハッチバック、インプレッサスポーツをベースにしたクロスオーバーSUVが「XV」です。200mmのロードクリアランスを確保し、悪路走破性に優れたXモードと呼ばれる走行モード切り替え機能を装備。同じスバルのレガシィアウトバックのように、大径タイヤとオーバーフェンダーなどの外装パーツでタフなイメージに仕上げています。
XVという名は元々はインプレッサの1グレードでしたが、先代モデル登場時に車種として独立。現行型は2代目にあたります。この記事では、中古車のXVならどのモデル、グレード、年式のものを買えば一番お得なのか、間違いがないのかという正しい買い方に加えて、気になる最新の中古車相場の状況などを専門家の目線で徹底解説します。ぜひ参考にしてください。
この記事のPOINT
- 一番推したい中古車のスバル「XV」は2020年式 1.6i-L アイサイト
- 年次改良で必ずアップデートされるアイサイトに注目
中古車のXV、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら2020年式 1.6i-L アイサイトを200万円で買う!
スバルのクルマは年次改良が行われるから買い時が困るというのは、ユーザーにとっては永遠の悩みかもしれません。基本的にモデル末期に近づけば近づくほど、製品として完成度が増していきます。XVも同様で、これまで多くの改良が行われてきました。筆者が今回注目したのは、先進安全装備のアイサイトです。
従来モデルから先行車追従と操舵支援を行うver.3が装備されたXVですが、2019年にアップデートが行われました。「アイサイト ツーリングアシスト」へと改良されたのです。一番大きな変更点は0km/hまで操舵支援を行うということです。これまでは渋滞中などの低速時にステアリングアシストは介入しませんでしたが、ツーリングアシストではここで介入するようになっているのです。これは渋滞時の疲労軽減にかなり役立ちます。アイサイトを作動させてしまえば、高速道路移動中の操作はハンドルに手を添えておくだけで済むのです(もちろん最終的な責任はドライバーにあることをお忘れなく)。
しかし、中古車市場を見ると19年後半に発表されたツーリングアシスト付き、いわゆる20年式はまだ高めです。特にマイルドハイブリッドのeボクサー搭載グレードは、まだまだ数も少なく相場もあまり下がっていません。そこで、一番の売れ筋グレードであった1.6Lモデルのi-Lに注目しました。すると、流通数が倍近くまで増え、未使用車ではない中古車もだいぶ増えます。なかにはもう200万円以下のプライスを付けた個体もありました。
eボクサーは、トヨタやホンダのようなストロングハイブリッドではないので大幅な燃費改善は期待できません。それなら1.6Lガソリンでも十分なのでは? と考えてしまうわけです。ということで、私がイチオシするのは20年式の1.6i-L アイサイトとしました。アイサイトツーリングアシストの実力。味わってしまったらもう元には戻れませんので、覚悟を決めて探しましょう。
ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車のXV
2017年に登場した現行モデルは、好評だった旧型モデルのデザインテイストを踏襲しながらも、新しいコンセプトをうまく組み合わせています。シャシーには最新プラットフォーム「SGP」を採用し、走りも大幅に磨きがかかっています。
SGP搭載の現行モデルに、旧型モデルがまさっている点はほぼないでしょう。走りを重視するのであれば購入検討は現行モデルから選んで間違いないと思います。
しかし、旧型モデルのデザインの良さも侮れません。今見てもまったく見劣りするところはありませんし、カッコ良さなら旧型モデルを選ぶという人も少なくないのではと思います。アイサイトのver.3搭載以降ならば、旧型モデルでも魅力的な存在といえるでしょう。
XVのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧
独立した車種として初代となるXVは2012年9月に発表、翌10月に販売開始されています。実は2010年に旧々型インプレッサにXVというグレードが設定されましたが、車種としてのXVはこのモデルからとなります。ベースとなったインプレッサに200mmのロードクリアランスを与えたクロスオーバーSUVという手法は、スバルがレガシィアウトバックで培ってきた技術でした。
専用の大径ホイールやオーバーフェンダーなどでSUVらしい力強さを表現しインプレッサとの差別化を図りながらも、全高は1,550mmに抑えられ立体駐車場に対応できるサイズとされました。
搭載されたエンジンはFB型の2Lボクサーで過給器はなし。トランスミッションはCVTが組み合わせられ、駆動方式は全グレード4WDでした。JC08モード燃費が15.8km/Lと優れた燃費性能を持ち合わせており、先進運転支援システムのアイサイトはver.2が搭載されています。
2013年6月にはスバル初となるハイブリッド車、XVハイブリッドが追加されます。独自のシンメトリカルAWDのドライブトレーンは変えず、駆動モーターをトランスミッションに組み込んだ独自のシステムは、今でいうマイルドハイブリッド的な成り立ちです。このシステムはのちにeボクサーへと進化を果たしています。
同年11月にはハイブリッド車以外の一部改良が行われ、前後サスペンションのダンパー減衰力の変更、遮音材の強化、エンジン作動音低減など乗り心地や静粛性の向上が図られました。
2014年11月の改良では、アイサイトが操舵支援を加えたver.3へとアップデートされました。合わせて内装の質感向上も図られ、金属調の加飾アクセントやメーター内に金属調リングを追加。フロントセンタートレイにはUSB電源が加えられています。ほかにもパワーユニットのフリクション軽減などにより燃費性能を16.8km/L(JC08モード)へと向上させたり、SIドライブの採用など、燃費性能とドライバビリティを向上させる変更が行われました。
2015年10月にはマイナーチェンジが実施され、ヘッドライトとフロントバンパー、グリル、アルミホイールのデザインを変更。よりシャープさを増したデザインへと変わりました。インテリアにはオレンジステッチを新たに追加し、ピアノブラック調パネルや金属調アクセントと合わせ、上質感を向上させています。
また安全性能にも磨きがかけられました。「アドバンスドセーフティパッケージ」と呼ばれる先進安全装備をオプションで用意。後側方検知のレーダーを新たに装備し、ドアミラー内に接近を知らせるLEDの警告灯を備えました。このほかにハイビームアシストを新たに追加したり、サイドエアバッグ&カーテンエアバッグを標準化したり、総合安全性能を大幅に引き上げました。
このマイナーチェンジでは、アイサイト搭載グレードが増えたことも目立たない変更点でした。それまでガソリン車、ハイブリッド車ともにトップグレードにしか設定されませんでしたが、これをミドルグレードにも追加。全6グレード中4グレードにアイサイト搭載車がラインナップされることになりました。
2016年には改良は行われなかったものの特別仕様車が2台登場します。なかでも7月に登場した「XVハイブリッド tS」は、スバルのモータースポーツ部門STIが初めて手がけたXVのコンプリートカーとして話題になりました。
2代目XVへのフルモデルチェンジは2017年4月に行われました。初代からの方向性は大きく変えず、当時のスバルのデザインコンセプト「DYNAMIC × SOLID」を全面採用しています。
次世代プラットフォームであるスバル グローバル プラットフォーム(SGP)を採用し、高い操舵応答性と操縦安定性を両立させ、不快なロールも減少。走行性能と安全性能を大幅に進化させたことが最大のトピックです。
4WDシステムには「Xモード」と呼ばれる制御システムを初採用。本格SUV並みの悪路走破も可能にしました。
運転支援システムのアイサイトはVer.3を全車に標準搭載し、合わせて歩行者保護エアバッグも標準装備化されました。パワーユニットには直噴化された2Lエンジンと、新たにラインナップされた1.6Lエンジンの2種類を用意しています。
モデルチェンジ後の初めての改良は、1年半後の2018年10月に実施されました。2Lボクサー+マイルドハイブリッドのeボクサーを搭載した、フラッグシップグレード「アドバンス」の追加が一番のポイントです。内外装にブルーのアクセントが配される独自の装備が与えられました。ほかのグレードでは安全装備系の充実が図られ、後退時自動ブレーキシステムと、サイドビューモニターが追加されています。
2019年10月の改良では、eボクサー搭載グレードが増えました。今まで2Lエンジンを搭載していたグレードが、そのままeボクサーに入れ替わった形です。グレード名は、2.0i-Lから2.0e-Lといったように表記のアルファベットがiからeへと変わっています。これに伴い、初代から続いていた2Lの純ガソリン車はラインナップから姿を消しました。
この改良ではもうひとつ重要な改良がありました。アイサイトがVer.3から当時最新版のツーリングアシストへとバージョンアップされたのです。ツーリングアシストは、それまで60km/h以上から作動していた車線中央維持を0km/hからに拡大。同時に先行車追従操舵も追加し、渋滞時での運転負荷をさらに軽減します。このツーリングアシストが、全車に標準装備されました。
さらに、4WDシステムのXモードに「SNOW・DIRT」、「DEEP SNOW・MUD」の2つのモードを追加し、悪路走破性を高めています。
2020年9月にはマイナーチェンジが行われました。エクステリアではフロントフェイスのバンパーとグリル、アルミホイールを新デザインに刷新し、インテリアではシート表皮やカラーが変更されました。足周りではサスペンションの改良が全グレードで行われ、しなやかさとスポーティーさをいっそう高めています。
eボクサー搭載車には、アダプティブ変速制御「eアクティブ シフトコントロール」が採用され、より走りを楽しめる仕様になりました。
こちらもおすすめ!タイプ別にXVの中古車を選ぶなら
●eボクサーと比較するとかなりお買い得! 2018年式 2.0i-L アイサイト 中古市場の相場170万〜240万円
XVは中古車市場で人気の車種ですので、なかなか相場が下がりません。しかしグレードによっては意外に安くなっているモデルもあります。それが2Lボクサーエンジン搭載の2.0i-L アイサイトです。同年式のマイルドハイブリッド搭載グレードであるアドバンスと比べると、価格では30万〜50万円ほど安く、流通数も倍以上です。しかも200万円を超えたあたりから、超低走行車が増えてきます。これらも含めて、選ぶ楽しさがある点もおすすめできるポイントです。
エンジンは1.6Lと比べても当然2Lのほうが断然パワフルですし、走って楽しめるモデルでもあります。2Lボクサー搭載モデルは、この年式が最後となり以降はマイルドハイブリッド搭載モデルのみとなります。今しか乗れないモデルですので、お求めはお早めに。
●現行型でなるべく安く欲しいという方には 2018年式 1.6i アイサイト 中古市場の相場150万〜190万円
最新の車種で少しでもお得に手に入れたいなら、狙うのは現行初期のボトムグレードでしょう。XVの場合は、1.6i アイサイトが該当します。XVのいいところは、ボトムグレードであろうが装備が充実している点です。アイサイトはもちろんのこと、4WDも当然のように付いてきます。見た目もそこまで違いがないところもうれしいポイントです。
ただし、インテリアで特にダッシュボード周りは少しチープに感じる人もいるかもしれません。上位グレードと比べたら仕方ないところですので、そこが気にならない人にはおすすめです。
●旧型のほうがデザイン好きだったんだよねという方には 2015年式 2.0i-L アイサイト 中古市場の相場90万〜190万円
デザインが評価されたクルマでもありましたので、旧型モデルのデザインが好きという人は、XVの場合は多いかもしれません。限りなく最終型に近くはなってしまいますが、マイナーチェンジ後の2015年式以降がおすすめです。
その理由はアイサイトのver.3が装備されているからです。その前までのver.2とは操舵支援が追加されるなどだいぶ機能的に差が出てきます。特に長距離を運転すると違いは明らかです。やはりここはver.3が付いているものを選びましょう。流通数はまだまだ選べるほど十分にあります。
中古車のXVならではのチェックポイントはココ
アイサイトの正常作動とCVTの独特なフィーリングをチェック
XVだけではありませんがスバルのメカニズムは、ちょっと独特なところがあります。購入前に可能であれば試乗させてもらえるほうがいいでしょう。いずれも慣れてしまえば問題ないことばかりですが、特にCVTの滑る感覚には最初、違和感を覚えるかもしれません。
あとは、アイサイトが正常に作動するかどうかも必ず確認しましょう。フロントガラスに交換歴があるクルマならなおさらです。アイサイトは正規ディーラーでも調整に時間を要する特殊な機能です。ガラス交換の際には「キャリブレーション」という作業が必要で、ディーラー以外で対応している修理工場は多くありません。せっかくの便利な機能ですから、面倒でも必ず確認するようにしましょう。
ナビゲーションはメーカー純正モデルがきれいで見やすい
ナビゲーションがセンタークラスターの一番上部に位置するXVは、見やすくて便利なのですが、同時に見映えが気になってしまう位置でもあります。純正ナビなら、スペースを最大限に使った大画面になりフラットサーフェイスで全面覆われるタイプですので、すごく見映えがきれいです。これが純正以外のディーラーナビであったり後付けナビであったりすると、スペースの割に小さな画面サイズであったり、余計なスイッチ類が目についたりと気になってしまいます。
運転していて一番目につく場所ですから、気になる人は純正ナビ付きを選びましょう。もしくは最近流行りのフローティングディスプレイタイプの後付けナビでもいいでしょう。いずれにせよ自分が使いやすく気に入っているものを選びたいですね。ちなみに純正ナビはパナソニック製です。
ペットやタバコのにおいが気になるなら必ず現車チェックを
これはXVに限った話ではありませんが、SUVに最近増えてきているのが、前オーナーがペットを飼っていたケースです。動物のにおいが気になる人は、必ず現車をチェックしましょう。
販売店のコメントには、ペットやタバコのにおいのことを書いていないことのほうが多いです。電話やインターネットで買う方法も増えてきてはいますが、中古車の場合は必ず現車を確認してから購入することは基本です。必ず販売店に足を運んで確認しましょう。
XVの中古車と比べたいライバル車種はコレだ!
サイズ感は同じでもデザインがまるで違う 「マツダCX-30」
魂動デザインで人気の高いマツダですが、なかでもCX-30はXVとほぼ同じようなサイズで一番のライバル車といえます。立体駐車場に対応している1,550mm未満の全高まで一緒です。XVとはキャラクターがだいぶ違うかもしれませんが、候補には入る1台でしょう。CX-30の特徴は、ほかでは見られないきれいなデザインと、豊富なパワートレインです。
魂動デザインはマツダ3とCX-30から次世代になり、外観ではプレスラインがほとんどない流麗な面で構成されたデザインとなっています。インテリアでも人間工学に基づいた位置と、余分なものがない引き算の美学が貫かれています。パワートレインもガソリンとディーゼルに加え、究極の内燃機関ともいわれるSPCCIエンジンのスカイアクティブXが選べ、FFと4WD、ATとMTもそれぞれ選択できます。
欠点を挙げるのならば、XVより2年遅く登場しているので価格がまだ高めということでしょう。中古車相場は190万〜340万円となっています。
圧倒的な燃費性能とクーペSUVルック「トヨタC-HR」
登場から時間は経過していますが、C-HRも人気のSUVモデルです。全長が少々短いところを除けば、サイズ感はXVと似ていて立体駐車場対応の全高も同じです。登場してきたときはそのあまりにも奇抜なデザインに賛否両論でしたが、フタを開けてみればSUVのベストセラーにまでなるほどの人気モデルとなりました。
C-HRの特徴はなんといっても世界最高峰のハイブリッドシステムを搭載していることです。1.8Lエンジンとの組み合わせにより、25.8km/L(WLTCモード)の好燃費を誇ります。シャシーにもTNGAコンセプトのGA-Cプラットフォームが使用され、軽快なハンドリングと乗り心地の良さを両立させています。現在の相場は140万〜300万円です。
C-HRのウイークポイントは、後席と荷室のスペースです。XVと比較すると狭く、ウィンドウの小ささからくる閉塞感も気になります。
コンセプトが似ているから比較したくなる「ボルボV40クロスカントリー」
同じ欧州Cセグメントで、同じようにベース車のロードクリアランスを確保した手法で作られたクルマとして、ボルボ V40 クロスカントリーを挙げないわけにはいきません。欧州車というだけでオシャレに見えてしまうのは仕方のないことですが、それを差し引いたとしても魅力あるモデルです。全グレード4WDというのもXVと似ています。ディーゼルエンジンもラインナップされていたので燃費も期待できます。
ボルボの安全性に対するこだわりは、スバルと非常に似ています。今回は現行XVに合わせて2017年式以降のモデルでチェックしましたが、先進安全装備は十分に備わっていますし、ACCも方式は違えど装備されています。そしてインテリアのフローティングセンタークラスターをはじめとする、オシャレなデザインはボルボならではの魅力です。中古車相場は180万〜360万円とさほど高くないことも好印象です。
弱点は、センタークラスターに埋め込まれるナビゲーションのディスプレイが小さいことです。設計が古いクルマですので、このあたりは目をつぶるしかないところが惜しいです。
中古車のXVを賢く探すのなら
では、中古車のXVをどこでどのように探したら良いでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。
カーセンサーnet
カーセンサーnetは中古車情報誌時代から数えて40年近い歴史と実績を誇る検索サイトで、サイト上には約50万台の情報が掲載されています(※)。車の状態を示す評価について独自の認定システムを導入しているので、こうした評価を目安にすれば、車に詳しくない方でも安心して車選びができるでしょう。
また、「カーセンサーアフター保証」に加入すれば、業界最多水準の350項目の部品について修理が保証されます。保証料金は車に合わせて細かく設定できるので、無駄なく予算に合わせた保証を付けることができます。
カーセンサーnetのXVの掲載件数は190件、価格帯は110万~310万円となっています(※)。
※いずれも2021年6月30日時点の情報です。
グーネット中古車
先述のカーセンサーnetと同じような中古車情報サイトで、こちらも約50万台が登録されています(※)。グーネット中古車にも、検査協会などが車の状態を評価する「ID車両」という制度や、最長3年まで走行距離無制限でさまざまな保証が付く「Goo保証」などの制度があります。
グーネット中古車のXV掲載台数は401件、価格帯は190万~290万円となっています(※)。
※いずれも2021年6月30日時点の情報です。
アイサイトは最新こそが最良
ほかのメーカーに比べいち早く先進安全装備のアイサイトを導入してきたスバルだけあり、年式によって装備の有無が少ないところがXVの魅力でもあります。現行モデルであれば、間違いなく全車に装備されていますので、選択肢が増えることになります。そこはほかのクルマにはない最大の魅力でしょう。機能は新しいほど優れていますので、条件が同じようでしたらなるべく新しい年式の個体を狙うほうがメリットを感じるはずです。
一応ハイブリッドをうたっていますが、eボクサーはマイルドハイブリッドになりますのでトヨタやホンダほど燃費が伸びる機構ではありません。少しだけ燃費が良くなる程度ですので、あえて相場の高いeボクサー搭載車を狙うメリットはあまりないかもしれません。もちろん独自のインテリアなど特別感もあるeボクサーですが、購入の際には普通のガソリンエンジン車も見てみることをおすすめします。
よくある質問
Q1:中古車のXV、どれを買うべき?
A:2020年式の1.6i-L アイサイト。アイサイトがツーリングアシストにアップデートされているところが最大の魅力です。ちなみに同年式の2Lモデルは全車eボクサーのため、流通数が少なく相場は高めです。
Q2:中古車のXVを買うときに気を付けたいポイントは?
A:CVTのフィーリングとアイサイトの作動は確認したいところです。特にアイサイトは作動していないと命に関わりますし、修理費も高くつきます。可能であれば購入前に試乗もしましょう。
Q3:中古車のXVはどこで手に入れればいい?
A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサーnet、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用すると良いでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車のXVに乗ることができます。
※記事の内容は2021年6月30日時点の情報で制作しています。