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「マツダ6」熟成を重ねたフラッグシップの実力は今も高い

「マツダ6」熟成を重ねたフラッグシップの実力は今も高い
「マツダ6」熟成を重ねたフラッグシップの実力は今も高い

マツダのフラッグシップセダン・ステーションワゴンであるマツダ6。2012年11月の発売当初はアテンザという名前でしたが、一部改良を行った2019年7月以降はマツダ6へと名称が変更されました。そろそろ次期モデルの噂も聞こえてくるマツダ6を徹底レビューしてみましょう。

アテンザからマツダ6へ

アテンザからマツダ6へ

マツダのフラッグシップモデルであるマツダ6。2012年11月より販売開始されていたアテンザ/アテンザワゴンを、2019年7月の一部改良と同時に車名変更したモデルです。アテンザ/アテンザワゴンはフルスカイアクティブテクノロジー搭載車第二弾として、低重心ならではのスタンスの良さや操る楽しさといったクルマにとって普遍的で本質的な価値を追求していました。ここでは、車名変更したマツダ6セダンとステーションワゴンについて、アテンザ時代から何が変わったのかを徹底解説しましょう。

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能1

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能2

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能3

マツダ6は、マツダが追い求める「走る歓び」の価値を最大化すべく、セダン・ステーションワゴンというボディタイプを活かしたモデルとなっています。商品コンセプトは、「本質にこだわる大人が夢中になれる、落ち着いたエレガンスと爽快なダイナミクスを兼ね備えたドライバーズカー」です。特にステーションワゴンモデルはセダンよりもホイールベースが短く、ドライバーズカーの名に恥じない走りを披露します。

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能4

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能5

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能6

内外装の作り込みの良さ、ゆとりある走行性能7

外観、インテリアなど五感を刺激するきめ細やかな作り込み、心にゆとりの持てるドライブを可能にする走行性能など、幅広い領域においてフラッグシップとしてふさわしい質感・性能を実現しています。

ガソリン、ディーゼルに加えてガソリンターボを設定

ガソリン、ディーゼルに加えてガソリンターボを設定

アテンザ時代から用意されていたエンジンは最高出力156ps、最大トルク190Nmを発生する2L直列4気筒DOHCエンジンをはじめ、最高出力190ps、最大トルク252Nmを発生する2.5L直列4気筒DOHCエンジン、そして最高出力190ps、最大トルク450Nmを発生する2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類。さらにマツダ6となったタイミングで、最高出力230ps、最大トルク420Nmを発生する2.5L直列4気筒ガソリンターボエンジンを追加しました。

このターボエンジンはガソリンエンジンらしいレスポンスの良さと4L V8自然吸気エンジンに匹敵するトルクを両立し、力強さとガソリン車らしい気持ち良い加速フィーリング、そして高揚感を感じさせるエンジンサウンドが特徴です。このエンジンに組み合わされるトランスミッションは6速AT、駆動方式は2WD(FF)のみ、230psと高出力ながらレギュラーガソリン仕様で燃費性能はWLTCモード12.4km/Lを実現しています。

ほかの3種類のエンジンは、トランスミッションは6速ATを中心にディーゼル車のみ6速MTを用意。駆動方式は2WD(FF)を中心にディーゼル車にのみ4WDを設定、WLTCモード燃費は14.2~19.6km/Lを実現しています。

マツダ6となって乗り味の質感もさらに向上

マツダ6となって乗り味の質感もさらに向上

アテンザからマツダ6へ車名変更した際に、乗り味の質感もさらに向上しています。19インチという大径タイヤを装着しているにもかかわらず、乗り心地は非常にフラットで、揺れが少ないのが特長です。また、ドライバーのハンドル操作に素直に反応してくれるので、運転のしやすさも兼ね備えています。

マツダ6は、より安心感のある走りを実現してくれるデバイス「G-ベクタリング・コントロール・プラス(GVC プラス)」を全グレードに標準装備しています。この装備により、旋回中=ターンアウト時の安定性・収束性を向上させるブレーキ制御により、さまざまなシーンでクルマと人の一体感を高めて、安心・安全なステアリング操作を実現し走行性能を高めているのです。

安全装備、コネクティッドも相応に進化

安全装備、コネクティッドも相応に進化

なお、運転支援システムも衝突被害軽減ブレーキをはじめ、フラッグシップモデルにふさわしい充実度を誇ります。また、快適性/利便性の向上として、IR(赤外線)カットガラスの設定やマツダコネクトにアップルカープレイ、アンドロイドオートの対応機能を追加することで、スマートフォンとの連携を強化しています。

2020年12月にマツダ6は一部改良を行い、ボディカラーに「ポルメタルグレー」を追加。そして、特別仕様車「ブラックトーンエディション」を設定しています。特別仕様車「ブラックトーンエディション」は2Lガソリン/2.2Lディーゼルターボプロアクティブ。そして25T Sパッケージをベースとした3モデルを用意。ドアミラーやブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールをはじめ、レッドのシートカラーを採用し、スポーティーさが増した、上質で精悍な装いを表現しています。

次期型は後輪駆動とハイブリッド化が確実

次期型は後輪駆動とハイブリッド化が確実

先日発表されたマツダの中長期の戦略で、次期マツダ6はマイルドハイブリッドをはじめとした電動化技術を採用し、後輪駆動のプラットフォームに変更されることが確実視されています。熟成の進んだ前輪駆動のプラットフォームとピュア内燃機関の組み合わせはまもなく幕を降ろします。

セダンとステーションワゴンという現在ではやや人気薄のカテゴリーですが、低重心が生み出す走りの良さは、いつまでも走っていたくなるほどの格別の気持ち良さが味わえます。中でもディーゼルターボエンジンは優れた燃費性能により低コストでロングドライブを楽しむことができます。

■マツダ6価格表

グレード駆動方式WLTCモード燃費(km/L)車両本体価格
20S2WD(FF)15.0289万3000円
20S プロアクティブ309万1000円
20S ブラックトーンエディション328万3500円
25S Lパッケージ14.2363万5500円
25T ブラックトーンエディション12.4388万8500円
25T Sパッケージ431万7500円
XD(6AT)2WD17.8331万1000円
4WD17.0355万3000円
XD プロアクティブ(6MT)2WD19.6356万4000円
4WD18.8380万6000円
XD プロアクティブ(6AT)2WD17.8350万9000円
4WD17.0375万1000円
XD ブラックトーンエディション(6MT)2WD19.6370万1500円
4WD18.8394万3500円
XD ブラックトーンエディション(6AT)2WD17.8370万1500円
4WD17.0394万3500円
XD Lパッケージ(6MT)2WD19.6405万3500円
4WD18.8429万5500円
XD Lパッケージ(6AT)2WD17.8405万3500円
4WD17.0429万5500円

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※記事の内容は2021年8月時点の情報で制作しています。

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