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CX-3の燃費性能は?カタログ燃費と実燃費を徹底チェック(2015年~現行モデル)

リースでCX-3に乗るメリット・デメリット
リースでCX-3に乗るメリット・デメリット

出典:マツダ「CX-3」特長

車選びのポイントはエクステリアのデザインや安全性能、収納などさまざまありますが、車の維持費を左右する燃費性能も重要なチェックポイントといえます。ここではカタログ燃費だけではなく実燃費やライバル車との比較など、複数の視点からマツダ「CX-3」の燃費性能を解説します。

この記事のPOINT

  • CX-3のWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
    エンジン駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
    SKYACTIV-G 1.5
    (ガソリン)
    2WD6AT17.013.3
    4WD15.710.4
    SKYACTIV-D 1.8
    (ディーゼル)
    2WD6AT20.017.6
    6MT23.223.8
    4WD6AT19.017.6
    6MT21.219.9
  • ディーゼルマニュアル車はカタログ燃費と実燃費の差は小さい
  • 車両の安定性を高める技術を搭載し、快適な乗り心地を実現

CX-3のパワーユニットの特徴

CX-3は2015年にデビューしたSUVであり、モデル末期に差し掛かっています。CX-3に限ったことではありませんがマツダ車は毎年のように改良を繰り返し、その時代に合った性能や利便性、デザイン性を追求しているのがひとつの特徴であり、CX-3においてもデビュー時からはエンジンラインナップが大きく変化しています。

日本においては1.5Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D 1.5」専用車としてデビューしましたが、その後2.0Lガソリン車をラインナップに追加。2018年5月の大幅改良(マイナーチェンジ)では、ディーゼルエンジンが排気量をアップした新開発の「SKYACTIV-D 1.8」に換装されました。

さらに、2020年5月には1.5Lガソリン車をラインナップに追加しました。この時点で1.8Lディーゼルに加えガソリンエンジンは2.0Lと1.5Lがあり計3種類のエンジンの選択肢が用意されていましたが、現在では2.0Lガソリンエンジンは廃止され1.8Lディーゼル、1.5Lガソリンエンジンの2種類となっています。

CX-3のカタログ燃費

CX-3のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

エンジン駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
SKYACTIV-G 1.5(ガソリン)2WD6AT17.0
4WD15.7
SKYACTIV-D 1.8(ディーゼル)2WD6AT20.0
6MT23.2
4WD6AT19.0
6MT21.2

 

CX-3の実燃費

CX-3に乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、CX-3の実燃費(2023年4月15日時点)は、以下のとおりです。

エンジン駆動方式トランスミッション実燃費(km/L)
SKYACTIV-G 1.5(ガソリン)2WD6AT13.3
4WD10.4
SKYACTIV-D 1.8(ディーゼル)2WD6AT17.6
6MT23.8
4WD6AT17.6
6MT19.9

 

CX-3のディーゼル車はカタログ燃費と実燃費の差が小さいといえます。特にマニュアル車に関してはかなり優秀で、2WD車ではカタログ燃費を超えています。

CX-3とライバル車のカタログ燃費を比較

CX-3のライバル車としては、ホンダ「ヴェゼル」トヨタ「C-HR」などが挙げられます。ここでは、この2車種とCX-3のカタログ燃費を比較してみましょう。

ホンダ「ヴェゼル」

ホンダ「ヴェゼル」出典:ホンダ「ヴェゼル」スタイリング

都会的でエレガントなスタイルが特徴のホンダ「ヴェゼル」。クーペのような流麗な造形が印象的な1台です。

ヴェゼルのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
G2WD17.0
4WD15.6
e:HEV X2WD25.0
4WD22.0
e:HEV Z2WD24.8
4WD22.0
e:HEV PLaY2WD24.8

 

CX-3とヴェゼルのガソリン車の燃費はほぼ同等です。しかし、ヴェゼルのe:HEV(ハイブリッド)車はCX-3よりも良い燃費の数値を示しています。

トヨタ「C-HR」

トヨタ「C-HR」出典:トヨタ「C-HR」ギャラリー

大胆な造形、ニュルブルクリンクなどの世界各国の道を走り込んで追求した走りの良さが魅力のトヨタのクロスオーバーSUV「C-HR」

C-HRのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
S-T/G-T/ S-T“GR SPORT”
(ガソリン)
2WDCVT14.9
6MT15.4
4WDCVT14.3
S/G(ハイブリッド)2WD25.8
S“GR SPORT”(ハイブリッド)25.0

 

ガソリン車においてはCX-3にメリットがありますが、C-HRのハイブリッド車の燃費はCX-3よりも低燃費となっています。

CX-3の走行性能や乗り心地

CX-3の走行性能や乗り心地出典:マツダ「CX-3」特長

CX-3はステアリング操作に対して駆動力を自動制御し、タイヤの接地状態を最適化する「G-ベクタリングコントロール」を搭載。雪道などの悪路や高速走行時の安定性を向上させていることに加え、ハンドル修正操作を低減し揺れを抑えることで快適な乗り心地も実現しています。

また、4WD車にはタイヤの動きや路面状況に応じ、スリップする可能性を検知するとトルクを最適配分する先進のAWDシステム「i-ACTIV AWD」を採用しました。

燃費の良さと静かな乗り心地が光るCX-3

車を持つのであれば、燃料費は必ずかかります。車を選ぶ決め手になる部分は人それぞれですが、燃費事情もしっかりと把握しておくことが、満足のできるカーライフを送るためのひとつのポイントです。CX-3は日常的に使用するにあたって十分な燃費性能を備えているので、燃料費をそれほど気にすることなく安心してカーライフが送れる1台といえるのではないでしょうか。

よくある質問

Q1:CX-3のカタログ燃費はどのくらい?

A:CX-3のWLTCモードカタログ燃費は、ガソリン2WD車が17.0km/L、4WD車が15.7km/L、ディーゼル2WD車が20.0~23.2km/L、4WD車が19.0~21.2km/Lです。

Q2:CX-3とライバル車の燃費を比較すると?

A:CX-3のライバル車としては、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「C-HR」が挙げられます。CX-3の燃費はこの2車種のハイブリッド車の燃費には後れを取っています。

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※この記事は2023年4月時点の情報で制作しています

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