車の内装にはその車種の個性が反映されますが、細かな部分はグレードによって異なることも少なくありません。内装は居住性を左右する重要な部分でもあるので、車選びの際には念入りにチェックして自身の好みに合ったものかどうか確認するようにしましょう。
ここでは、トヨタ「カローラスポーツ」の内装についてご紹介します。
この記事のPOINT
- TNGAプラットフォームの採用により、インパネを薄くして開放感のある室内空間を実現
- 最上位グレードにはホールド性の高いスポーツシートを採用
- カローラスポーツの荷室は352Lを確保している
カローラスポーツの室内空間の特徴
2018年6月に登場したカローラスポーツは、トヨタの新しい車づくりの理念を反映したTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームの採用によってインストルメントパネルの厚みを抑え、ワイド化することで開放感のある室内空間を実現しました。
また、ブラックパネルとシルバー加飾の組み合わせを採用し、シンプルながらもスポーティーさを感じさせるシャープなインテリアが持ち味です。
カローラスポーツの内装
ここからは、グレードごとの内装を見ていきましょう。
控えめな加飾がシンプルさを際立たせる「G“X”」
ベースグレードにあたる「G“X”」では、ウレタン巻きのステアリングホイールにシ、シフトベゼルやセンタークラスター、サイドレジスター、空調スイッチにサテンメッキ加飾があしらわれています。ほかの上位グレードと比較すると加飾は控えめで、すっきりとシンプルなインテリアです。
シフトベゼルやヒーターコントロールパネルにはつやのあるピアノブラック加飾が使用され、質感に変化をつけています。
インテリアカラーはブラック一色のみ、シートはエンボス加工のファブリックを使用し、薄さとホールド性を両立させたスポーティーシートです。
内装の質感がアップする「G」
「G」では、シルバー塗装がインサイドドアハンドルやシフトノブベゼルにあしらわれるほか、サテンメッキ加飾がオーディオ、メータークラスター、ドアミラー&パワーウィンドウスイッチなどに追加されます。
さらにフロントドアにソフトタイプのドアトリムショルダーが装備され、ドアアームレスト表皮がファブリックからステッチ付きの合成皮革巻きにグレードアップ。インテリアの質感を高めて「G“X”」との差別化を図っています。ステアリングホイールやシフトノブは本革巻きになります。
なお、シート形状や表皮の素材は「G“X”」と変わりありませんが、オプションでシートヒーターが追加できます。
専用のスポーツシートが魅力的な最上級グレードの「G“Z”」
最上級グレードの「G“Z”」では、フロントシートの形状がほかのグレードとは異なり、ホールド性の高いスポーツシートが標準装備されます。なお、標準仕様のシート素材は「G”X“」や「G」と同じエンボス加工ファブリックですが、アクセントとしてマットブラック加飾とレッドステッチが追加され、最上位グレードであることを感じさせてくれます。
また、「G“Z”」では、本革とブランノーブ®を組み合わせたコンビシートがオプション設定されており、このオプションシートを選択した場合シートカラーはブラックとセンシャルレッドの2色から選べます。
ブラックはシャープさやクールさを、センシャルレッドはあざやかなレッドとブラックの組み合わせがスポーティーでアグレッシブな印象を室内にもたらします。なお、本革+ブランノーブ®のコンビシートを選択すると、運転席の電動ランバーサポートと運転席のシートバックポケットも追加されます。
また、コンビシートは運転席が「除電スタビライジングプラスシート」になるのも特筆すべきポイントでしょう。これは運転席の一部に除電機能のある表皮を使用することで、ドライバーとその周辺に滞留している静電気を分散させて静電気による空気の乱れを抑え、安定した車両挙動を実現し疲れにくく快適なドライブの実現に寄与する機能です。
また、ドアトリムガーニッシュにシルバー塗装をプラスすることでドア周りの質感をさらに高め、最上位グレードにふさわしい豪華さを備えました。
カローラスポーツのポケッテリア
ドライブの快適性に深く関わるポケッテリアも必ずチェックしたいポイントのひとつです。ここでは、カローラスポーツの座席周りの収納を紹介します。
フロントカップホルダー
運転席・助手席用のカップホルダーはセンターコンソールに縦並びで2個用意されています。
フロントコンソールトレイ
シフトノブの奥にスマートフォンやハンドタオル、ガムなどの小さなものが収納できるスペースが確保されています。
グローブボックス
車検証や自賠責保険書の保管場所として定番のグローブボックス。小物も一緒に収納できるサイズです。
センターコンソールボックス(リアボックス&充電用USB端子付き)
センターコンソールボックスはそれほど容量が大きくありませんが、ボックス内部に充電用のUSB端子が装備され、スマートフォンなどを充電しながら保管できます。背面にも小さな小物入れ(リアボックス)が付属するので充電用ケーブルを入れておいたり、後部座席の小物入れとして使用したりすることも可能です。
リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)
リアセンターアームレストには、カップホルダーが2個備わっています。
フロントドアポケット
左右のフロントドアにはボトルホルダーと文庫本や手帳が入るサイズのポケットが備わります。
助手席シートバックポケット
助手席のシートバックには地図や雑誌、タブレットなどの保管に便利なポケットが装備されています。標準装備されているのは助手席のみですが、「G“Z”」で本革+ブランノーブ®のシートを選択した場合には運転席にもシートバックポケットが追加されます。
リアドアポケット
左右のリアドアには、ボトルホルダーと小さなポケットが装備されています。
カローラスポーツの荷室の収納
カローラスポーツの荷室は352Lの容量があり、9.5インチのゴルフバッグが2個積めるサイズです。
オプションで、荷室をフレキシブルにアレンジできる4:2:4分割アジャスタブルデッキボードが用意されています。このボードを使用すれば画像のように荷室を区切って整理することも可能ですし、荷物の量に応じて上段や下段にセットしても使用できます。軽量なので扱いやすく、取り外しも楽々です。
収納やインテリアは必ず確認して車を選ぼう
車の内装や収納は車種ごとに個性があるのはもちろん、グレードによっても個性が異なります。カローラスポーツにようにグレードごとの専用オプションが設定されていることも多いので、車選びの際にはオプションも含めてどのような内装なのか確認することをおすすめします。
よくある質問
Q1:カローラスポーツの室内空間の特徴は?
A:カローラスポーツは、TNGAプラットフォームを採用したことによりインパネの厚みを抑え、開放感が得られる室内空間を作り上げています。また、内装デザインはシルバー加飾とブラックパネルで統一し、シンプルながらも質感の高さを演出しました。
Q2:カローラスポーツのグレードごとの内装は?
A:カローラスポーツでは、最上級グレード「G“Z”」以外のグレードでは薄さとホールド性を両立させたスポーティーシートが標準装備ですが、「G“Z”」ではよりホールド性を高めたスポーツシートを採用しています。また、「G“Z”」でのみ本革+ブランノーブ®のシートが選択可能です。
Q3:カローラスポーツの荷室は荷物がたくさん積める?
A:カローラスポーツの荷室は、9.5インチのゴルフバッグが2個積み込める352Lを確保しています。またオプションの4:2:4分割アジャスタブルデッキボードを活用すれば、荷物の形状や量に合わせてフレキシブルなアレンジが可能です。
※この記事は2023年6月時点の情報で制作しています