ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す

アトレーワゴンのグレードごとの違いを徹底解説

アトレーワゴンのグレードごとの違いを徹底解説
アトレーワゴンのグレードごとの違いを徹底解説

出典:ダイハツ「アトレーワゴン」外観・カラー

車はグレードごとに価格が異なるだけではなく、装備内容にも大きな差があります。特にスライドドアを搭載するモデルではグレードによってパワースライドドアを採用していない場合もあるため、車選びの際にはグレードによる装備内容の差をよく確認する必要があります。

ここでは、ダイハツ「アトレーワゴン」のグレードについて詳しく解説します。

この記事のPOINT

  • アトレーワゴンのグレードは2種類
  • 安全装備や快適性に大きな差はない
  • パワースライドドアの有無がグレード選びのキーポイント

アトレーワゴンのグレード構成

車のグレード構成は車種によってさまざまで、中には10を超える豊富な選択肢を用意している車種も存在します。グレードが多いと選ぶ楽しみはありますが、違いがよくわからず混乱してしまうことも。

その点、アトレーワゴンは採用しているパワートレインが1種類ということもあり、グレードはベーシックグレードの「カスタムターボRS “SA III”」と上級グレードの「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」の2種類のみ。

非常にシンプルなグレード構成になっているため、グレード選びにそれほど悩まされることはないでしょう。なお、いずれのグレードでも2WD、4WDの選択が可能です。

アトレーワゴンのグレードごとの特徴

ここからは、アトレーワゴンのグレードごとの装備内容について見ていきましょう。

使いやすいベーシックグレード「カスタムターボRS “SA III”」

使いやすいベーシックグレード「カスタムターボRS “SA III”」出典:ダイハツ「アトレーワゴン」グレード・価格

べーシックグレードの「カスタムターボRS “SA III”」は、基本的な装備はそろった使いやすいグレードです。

商用車ベースとは思えないスタイリッシュなエクステリア

アトレーワゴンは、ダイハツの軽商用バン「ハイゼットカーゴ」をベースにしたモデルです。

商用車ベースのモデルは実用性や機能性に重きが置かれ、デザイン面はあまり期待できない傾向がありますが、現行型のアトレーワゴンは2017年11月のマイナーチェンジにおいてエクステリアのデザインが大幅に刷新され、商用車べースであることを感じさせないスタイリッシュなデザインへと進化しました。

商用車ベースとは思えないスタイリッシュなエクステリア出典:ダイハツ「アトレーワゴン」ナビ・その他装備

メッキのフロントグリルやLEDヘッドランプを採用し、今時の細目のフロントフェイスが先進性や上質さを表現しています。

またLEDヘッドランプはデザイン性だけでなく、少ない電力でより遠くまで明るく照らしだすため燃費向上と夜間視認性向上も期待できるのがうれしいポイントです。

スライドドアのパワースライド機能はない

アトレーワゴンは広い室内空間を有効活用できるスライドドアを採用しているモデルですが、「カスタムターボRS“SA III”」には運転席側・助手席側のどちらにもパワースライド機能が搭載されません。

オプションの設定もないため、パワースライド機能の搭載がマストであれば上級グレードの「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」を選ぶことになります。

自動で開閉するパワースライドドアはあれば便利な装備ではありますが、「カスタムターボRS“SA III”」ではパワースライド機能を搭載しない分価格が抑えられているため、利便性を取るか、価格を優先するかが判断のポイントとなるでしょう。

パワースライド機能がないことがそれほど大きなデメリットに感じないのであれば、お買い得なグレードといえます。

スライドドアのパワースライド機能はない出典:ダイハツ「アトレーワゴン」車内空間・荷室・内装

フロントウィンドウにはブルーのスモーク加工を施すことでまぶしさを抑えるトップシェイドガラスを採用。さらに紫外線を99%、赤外線もカットしてくれるスーパーUV&IRカット機能も搭載されています。

また、プッシュ式のオートエアコン、クリーンエアフィルターなど、パワースライドドア以外の快適装備は上級グレードの「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」と同じものが採用されています。商用車ベースであっても一般的な軽自動車に搭載される快適装備はそろっているため、快適にドライブを楽しめるのではないでしょうか。

先進安全技術は標準装備

アトレーワゴンでは、全グレードに同じ内容の先進安全技術パッケージ「スマートアシストIII」を採用しています。先進安全技術を全車に標準装備するモデルは少なくありませんが、上級グレードと下位グレードでその内容を変えているモデルも多い中、これは評価できるポイントといえるでしょう。

アトレーワゴンの安全性能について、詳しくはこちら

パワースライドドアを標準装備する上級グレード「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」

パワースライドドアを標準装備する上級グレード「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」出典:ダイハツ「アトレーワゴン」グレード・価格

上級グレード「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」と「カスタムターボRS “SA III”」の最も大きな違いは、パワースライドドアの有無でしょう。「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」には、助手席側のパワースライドドアが標準装備されます。

パワースライドドアの操作は専用リモコンのほか、運転席のスイッチやドアハンドルでも可能。大きな荷物を載せる機会が多い方や、小さな子供がいるファミリーにはうれしい機能です。

パワースライドドアには半ドア状態まで閉めると自動で全閉してくれるイージークローザー、スライドドアの開閉時に一定以上の力が加わると自動で反対方向に作動させる挟み込み防止機能も搭載されています。なお、アトレーワゴンでは運転席側のパワースライドドアの設定はありません。

このほか、「カスタムターボRS “SA III”」との違いはルーフエンドスポイラーやドアミラーターンランプ、内装にメッキ加飾が追加される程度で、快適装備や実用性に関わる装備はほぼ変わりありません。

アトレーワゴンのグレード選びのポイント

アトレーワゴンのグレードを選ぶポイントは、パワースライドドアの有無になるでしょう。なお、パワースライド機能は後から追加できるものではないので、価格とのバランスなどをよく考え、後悔のないグレード選びをしてください。

よくある質問

Q1:アトレーワゴンのグレード構成は?

A:アトレーワゴンは採用しているパワートレインが660cc直列3気筒ターボエンジン+4ATの1種類ということもあり、グレードはベーシックグレードの「カスタムターボRS “SA III”」と上級グレードの「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」の2種類と、シンプルなグレード構成になっています。

Q2:アトレーワゴンのグレードごとの違いは?

A:アトレーワゴンは、快適装備や安全装備には大きな差がなく、いずれのグレードにもフルオートエアコンや先進安全技術パッケージ「スマートアシストIII」が搭載されています。グレード間での最も大きな違いは助手席側のパワースライドドアの有無で、パワースライドドアが装備されるのは「カスタムターボRS “リミテッドSA III”」のみ。「カスタムターボRS “SA III”」にはオプションでの設定もありません。

Q3:アトレーワゴンのグレード選びのポイントは?

A:助手席側パワースライドドアの有無がアトレーワゴンのグレード選びのポイントといえるでしょう。パワースライド機能は後から追加できるものではないため、価格とのバランスも考慮しながら自身が理想とするカーライフに必要かどうかを判断してください。

この車種について詳しくみる

※記事の内容は2021年5月時点の情報で執筆しています。

車種から記事を探す

注目のキーワード
LINEで無料診断してみる

©2024 Nyle Inc.