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ノートの安全性能を徹底解説!(2012年~2020年モデル)

ノートの安全性能を徹底解説!
ノートの安全性能を徹底解説!

出典:日産「ノート」MEDALIST Series

被害軽減(自動)ブレーキなどの先進安全機能は、近年の新型車にはなくてはならない装備になってきています。現在は先進安全機能の充実度が車選びのひとつのポイントになる時代といえるでしょう。

そのため、車選びの際には安全性能の確認は欠かせません。ここでは日産「ノート」の安全性能について紹介します。

ノートの安全性能の特徴

日産は交通事故のない社会を目指し、日産車の関わる死者数実質ゼロを目指してさまざまな取組みを行っています。

ノートにはマルチセンシングカメラやソナーで車両の周囲の状況を認識し、状況に応じてブレーキやエンジン出力などを制御することで危険の予防や危険の回避、またドライバーの運転をサポートして安全運転に貢献する、最先端の運転支援技術を搭載しています。

ノートにはこの運転支援技術が「e-POWER S」を除くすべてのグレードに標準装備されており、運転支援技術搭載車は経済産業省や国土交通省が普及を推進している「セーフティ・サポートカー」の中でも最も上位の「サポカーSワイド」に認定されています。

ノートの運転支援技術の内容

ここからは、ノートにはどのような運転支援技術が搭載されているのかを見ていきましょう。

インテリジェントエマージェンシーブレーキ

インテリジェントエマージェンシーブレーキ出典:日産「ノート」先進技術

フロントに設置されたマルチセンシングカメラで前方の車や歩行者を検知し、衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合はメーター内の警告灯やブザーでドライバーに危険を知らせ、回避操作を促します。衝突の危険性がより高まった場合には弱いブレーキを作動させます。

ドライバーが安全に減速できなかった場合には緊急ブレーキを作動させて衝突の回避・被害軽減をサポート。車両に加えて昼間の歩行者の検知が可能で、約10~80km/hの速度域で作動しますが、歩行者に対しては約60km/h以上では作動しません。

踏み間違い衝突防止アシスト

踏み間違い衝突防止アシスト出典:日産「ノート」先進技術

駐車時などの低速走行時に、進行方向に障害物を検知している状態でアクセルを強く踏み込んだり、ブレーキ操作が遅れて障害物との衝突の危険を察知したりした場合にはメーター内の警告灯とブザーでドライバーに注意喚起します。同時に自動ブレーキを作動させたりエンジン出力を抑制したりすることによって急発進・急加速を防ぐ機能です。

ノートでは前進時だけでなく後進時にも対応しています。また前進時は障害物に加えて歩行者の検知も可能です。

エンジンの出力抑制だけでなくブレーキ制御も入る点は評価できるポイントといえるでしょう。

ハイビームアシスト

ハイビームアシスト出典:日産「ノート」先進技術

マルチセンシングカメラが先行車・対向車のライトや周囲の明るさを検知し、自動でハイビームとロービームの切り替えを行う機能です。切り替え忘れを防ぐとともにドライバーの手動切り替えの手間をなくして安全運転をサポートします。

また先行車や対向車がいない場合には常にハイビームを使用するので、夜間の視認性が向上し歩行者や障害物の早期発見にも貢献します。

LDW(車線逸脱警報)/インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)

LDW(車線逸脱警報)/インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)出典:日産「ノート」先進技術

LDW(車線逸脱警報)はフロントカメラが車両の左右の車線を検知している状態で、ウィンカー操作を伴わずに車両が車線からはみ出しそうな場合にメーター内の警告灯とブザーで注意喚起を行います。

インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)はさらに注意喚起とともに車両を車線中央に戻す方向に短時間力を発生させ、車両が車線内走行を維持するように運転支援を行う機能です。

約60km/h以上で走行中に作動します。

インテリジェント クルーズコントロール

インテリジェント クルーズコントロール出典:日産「ノート」先進技術

システムが先行車を検知している場合、設定した車速内で加減速を行い適切な車間距離を保ちながら先行車に追従走行する機能で、高速道路や自動車専用道路でのドライバーの運転負荷を軽減して安全運転に貢献します。ノートでは停止~約100km/hの範囲で追従走行が可能です。

インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)とインテリジェント クルーズコントロールは「e-POWER X ブラックアロー」と「e-POWER MEDALIST」、「e-POWER MEDALIST ブラックアロー」、ガソリン車では「MEDALIST」シリーズに標準装備ですが、そのほかのグレード(「e-POWER S」と「S」を除く)ではオプションでの設定となっています。

インテリジェント アラウンドビューモニター/インテリジェント ルームミラー

インテリジェント アラウンドビューモニター/インテリジェント ルームミラー出典:日産「ノート」先進技術

インテリジェント アラウンドビューモニターは車両を上空から見下ろしているような映像をインテリジェント ルームミラーに映し出し、ドライバーの安全確認をサポートする機能です。トップビュー、フロントビュー、サイドブラインドビュー、バックビューの4種類の映像の切り替えが可能で、見えにくい助手席側や後ろの状況も映像で確認でき、駐車時も安心です。

また車両の周囲の歩行者や接近する自転車を検知すると、ルームミラー上のディスプレイ表示やブザーでドライバーに注意喚起する機能もあります。

インテリジェント アラウンドビューモニター/インテリジェント ルームミラーは「Vセレクション」に標準装備、「e-POWER S」「e-POWER X」「S」以外のグレードにパッケージオプションとなっています。

 

ノートで安心・安全なカーライフを!

ノートには「サポカーSワイド」の認定に必要な先進安全機能が搭載されているグレードもあるので、安心してドライブを楽しめる安全性能を持つ車だといえるでしょう。

乗員や歩行者の命を守る車の安全性能は、重要な車選びのポイントです。納得できる安全性能を持つ車を選んで、充実したカーライフを送ってください。

 

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※記事の内容は2019年12月時点の情報で執筆しています。

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