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N-ONEのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)

N-ONEのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)
N-ONEのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2020年~現行モデル)

出典:ホンダ「N-ONE」スタイリング・インテリア

車のグレード選びが面倒だという声は少なからずあります。しかし、面倒だからと違いを確認せずに価格のみで決めたり、おすすめされるものをそのまま選んだりすると、必要な装備が搭載されていないなど後悔することになりかねません。そのため、車選びの際にはグレードごとの装備をしっかりと確認することが大切です。

ここでは、ホンダ「N-ONE」のグレードについて、詳しくご紹介しましょう。

この記事のPOINT

  • N-ONEには4種類のグレードと1種類の特別仕様車がある
  • 快適装備や安全装備についてはグレード間の差はほとんどない
  • エクステリアデザインとパワートレインがグレード選びのキーポイント

N-ONEのグレード構成

N-ONEでは、 「Original」「Premium」「Premium Tourer」「RS」の4種類のグレードがあります。なお、搭載されるエンジンはグレードによって異なり、「Original」「Premium」にはNAエンジン、「Premium Tourer」「RS」にはターボエンジンを採用しています。

駆動方式は「RS」以外のグレードでは4WDと2WDから選択が可能。「RS」は2WDのみの設定です。さらに、2022年8月の改良時には 「Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN」が追加されました。

なお、N-ONEの内装や安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。

N-ONEの内装について、詳しくはこちら

N-ONEの安全性能について、詳しくはこちら

N-ONEのグレードごとの装備内容

ここからは、N-ONEのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレード Original/Premium/
Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN
Premium Tourer RS
エンジン NAエンジン ターボエンジン
駆動方式 2WD・4WD 2WD
トランスミッション CVT CVT+パドルシフト 6MT
燃費
(km/L、WLTCモード)
23.0(2WD)
21.0(4WD)
21.8(2WD)
20.1(4WD)
21.6
全長(mm) 3,395
全幅(mm) 1,475
全高(mm) 1,545(2WD)
1,570(4WD)
最小回転半径(m) 4.5(2WD)
4.7(4WD)
4.8(2WD)
4.7(4WD)

基本となる「Original」

基本となる「Original」出典:ホンダ「N-ONE」タイプ一覧

〈グレード「Original」の車両本体価格〉

グレードOriginal
駆動方式2WD4WD
トランスミッションCVT
価格166万2,100円179万5,200円

最も価格の安い 「Original」は、N-ONEの基本となるグレードです。

先代モデルの要素を継承したデザイン

2020年11月に登場した現行型のN-ONEでは、先代モデルとほとんど変わらないエクステリアデザインが話題となりました。現行型ではグレードによってエクステリアデザインが若干異なる仕様となっている中、エントリーグレードといえるこの「Original」が最も先代モデルに忠実なデザインといえるでしょう。愛嬌のあるフロントフェイスはペットのような愛らしさを感じさせてくれます。

基本グレードとはいえ、十分な装備を搭載しているのが魅力

N-ONEは、軽自動車としては決して安くはない価格帯のモデルです。しかし、その価格が納得できるような充実した装備内容となっているのも現行型のN-ONEの魅力。 基本グレードの「Original」であっても、十分な装備が搭載されています。

携帯キーを身に着けておけばキー操作なしでドアロックやアンロック、エンジンの始動ができる「Honda スマートキーシステム」、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー、PM2.5対応高性能集塵フィルター、充電用USBジャック、紫外線と赤外線をカットして日差しによる日焼けや室内の温度上昇を軽減する「360°スーパーUVカット&IRカットパッケージ」など、ほかの車であれば上級グレードに搭載されるような快適装備がそろいます。

基本となる「Original」出典:ホンダ「N-ONE」装備・室内空間

また、携帯キーを持って電波の届かない位置まで移動すると、自動ですべてのドアとテールゲートをロックしてくれる降車時オートドアロック機能、後席への荷物の置忘れを警告するリアシートリマインダーなど、利便性を向上させる機能も多数搭載されています。

さらに、ライト類はLEDを採用。ヘッドライトには昼間にも発光して自車の存在を周囲に知らせるデイタイムランニングランプ付きです。

洗練された装いが魅力の「Premium」/「Premium Tourer」

基本となる「Original」出典:ホンダ「N-ONE」タイプ一覧

〈グレード「Premium」「Premium Tourer」の車両本体価格〉

グレードPremiumPremium Tourer
駆動方式2WD4WD2WD4WD
トランスミッションCVTCVT+パドルシフト
価格184万2,500円197万5,600円195万2,500円208万5,600円

「Premium」「Premium Tourer」は、上質なエクステリアデザインが魅力のグレードで、内外装のデザインに関する部分以外の装備内容はほぼ「Original」と同じです。なお、「Premium」はNAエンジン、「Premium Tourer」はターボエンジンが搭載されるという違いがあります。

基本となる「Original」出典:ホンダ「N-ONE」スタイリング・インテリア

「Original」とは異なるデザインの大開口で水平基調のフロントグリルを採用し、クロームメッキのモールをあしらうことでスタイリッシュさや上質感を演出。サイドやリアにもクロームメッキのモールを使用することで、どこから見ても洗練された雰囲気を漂わせます。

基本となる「Original」出典:ホンダ「N-ONE」スタイリング・インテリア

なお、「Premium」は14インチアルミホイール、ターボエンジンを搭載する「Premium Tourer」はより引き締まった印象を演出するグレーメタリックの15インチアルミホイールを装着しています。

さらに「Premium Tourer」には、ステアリングホイールから手を離さなくてもシフト操作ができるパドルシフトを搭載しているため、CVT車であってもマニュアル感覚で運転が楽しめるでしょう。

走りにこだわった「RS」

 走りにこだわった「RS」出典:ホンダ「N-ONE」タイプ一覧

〈グレード「RS」の車両本体価格〉

グレードRS
駆動方式2WD
トランスミッションCVT+パドルシフト6MT
価格206万2,500円

最も高額な「RS」は、スポーティーさが魅力の最上位グレードです。「RS」では4WDの設定がなく2WDのみとなりますが、快適装備などは「Original」とほぼ共通です。

6MTの設定がある

走りにこだわった「RS」出典:ホンダ「N-ONE」性能・安全

「RS」ではCVTに加えて6MTの選択も可能です。なお、 FFターボ×6MTの組み合わせの採用は軽自動車初(2020年11月時点、ホンダ調べ)。かつて存在したホンダの軽2シーターオープンスポーツカーである「S660」と同じギアレシオを実現し、車をドライバーの意のままに操る楽しさを実感できる仕様となっています。

「RS」専用チューニングを施したCVT

CVTもセッティングにこだわり、「RS」専用のセッティングを施すことでSレンジ走行時のアクセル操作に対するレスポンスを向上させるなど、俊敏な走りを実現しています。もちろんパドルシフトも標準装備です。

精悍さを演出するエクステリア

走りにこだわった「RS」出典:ホンダ「N-ONE」スタイリング・インテリア

「RS」では、ダーククロームメッキのフロントグリルモールやフォグライトガーニッシュモールなどをあしらい、エクステリアに精悍さを持たせています。

出典:ホンダ「N-ONE」スタイリング・インテリア

足回りにはベルリナブラックの15インチアルミホイールを組み合わせ、「RS」ならではのスポーティーさを表現しています。

シックで都会的な雰囲気の「Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN」

シックで都会的な雰囲気の「Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN」出典:ホンダ「N-ONE」タイプ一覧

〈グレード「Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN」の車両本体価格〉

グレードOriginal 特別仕様車 STYLE+ URBAN
駆動方式2WD4WD
トランスミッションCVT
価格174万2,400円187万5,500円

2022年8月の一部改良のタイミングで追加された 「Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN」はクロームメッキ加飾をあしらったフロントグリルやブラックのリアライセンスガーニッシュやサイドモールをあしらいより都会的で洗練された、シックなデザインとしているのが特徴です。

自分が目指すカーライフに適したN-ONEを選ぼう

N-ONEは、快適装備や安全装備においてはほとんどグレードによる差がありません。そのためエクステリアのデザインや走行性能がグレード選びのポイントとなるでしょう。

送迎や買い物などでの使用が主であれば、「Original」で十分でしょう。一方、ロングドライブをする機会が多い方であればターボエンジンを搭載している「Premium Tourer」がおすすめ。軽自動車でもMTにこだわりたい方やスポーティーなエクステリアに魅力を感じる方には「RS」がぴったりです。

よくある質問

Q1:N-ONEのグレード構成は?

A:N-ONEのグレードは「Original」「Premium」「Premium Tourer」「RS」の4種類で、これらに加え「Original」をベースにした特別仕様車の設定があります。

Q2:N-ONEのグレードごとの違いは?

A:N-ONEは快適装備や安全装備についてはグレードによる大きな差はありません。どのグレードにも「Hondaスマートキーシステム」や充電用USBジャック、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー、安全運転支援システム「Honda SENSING」などを標準装備しています。違いがあるのはエクステリアのデザインとパワートレイン、走行性能といえるでしょう。

Q3:N-ONEのグレードはどう選ぶ?

A:N-ONEはグレードによって個性が大きく異なるので、自分がどのようなカーライフを送りたいのかをはっきりさせる必要があります。買い物や送迎など街なかでの使用がメインになるのであればコスパの良い「Original」、高速道路を走行する機会が多いのであればターボエンジンを搭載する「Premium Tourer」、軽自動車にもスポーティーさを求める方や走りにこだわる方には「RS」がおすすめでしょう。

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※この記事は2023年9月1日時点の情報で制作しています

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