女性たちはどんな車に興味を持っている? いろいろなタイプがある軽自動車だとどんなスタイルが好き?今回、カルモマガジン 編集部では10代から60代まで、1431人の女性に軽自動車に関するアンケート調査を実施しました。その回答結果を一気にご紹介します!
10代から60代まで、1431人の女性に聞いた3つの質問
今回のアンケートは10代から60代まで、1431人の女性に以下の3つの質問を投げかけました。
- 現在発売されている軽自動車でどのモデルが一番好き?
- 好きな車の色は?
- 車選びでもっとも重要視することは?
結果を見ていくと、「なるほど、やっぱり!」と思うものから、「へえ〜」という意外なものまで、いろいろなものが見えてきました。
まずは女性に人気の軽自動車とその理由をランキング形式でお伝えします!
女性に人気の軽自動車BEST8とその理由
今回アンケートにご協力いただいた女性のうち、ご自身の愛車が軽自動車という人は全体の約1/4、26.8%でした。この人たち自分の車の便利な部分やマイナス面を考えながらアンケートに答えてくれたはず。反対に軽自動車に乗っていない人は、軽へのイメージや見た目の印象を中心に選んでいただいたのでしょう。
そんなことも想像しながら結果を見ていくとおもしろいですよ。
1位「ホンダN-BOX」室内の広さ、高い知名度で女性からも高い支持
●141.13〜212.96万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1790 mm
女性からもっとも支持が高かった軽自動車はホンダN-BOX。初代がデビューした2012年以降、常に「日本でもっとも売れている軽自動車」の地位に君臨し続けていることもあり、圧倒的な知名度で堂々のトップに。
N-BOXの強さはまず室内の圧倒的な広さ。いわゆる背の高いスーパーハイトワゴンですが、初代からセンタータンクレイアウトを生かした床の低さで、ライバルを凌駕してきました。床の低さは、例えば大きな荷物を積むときにも恩恵があります。重い荷物だと屈んでよいしょと持ち上げなければなりませんが、床が低ければ高くまで持ち上げなくても大丈夫。
軽スーパーハイトワゴンを選ぶファミリーは遊びに行って急に雨が降ったり、お子さんを塾などに迎えに行ったりするときのために、車に自転車が積めるかを重視する傾向にあります。今どきのスーパーハイトワゴンはどのモデルも自転車がすんなり積めますが、N-BOXは登場当初から自転車積載をもっとも得意としていたのです。また、リアシートの座面を跳ねあげるとベビーカーを畳まずに乗せることもできます。そんなイメージも残っているのかもしれないですね。
また、N-BOXユーザーに話を聞くと、軽自動車を買ったという意識は薄く、「運転しやすいサイズ、でも広い車が欲しい。チープなのは嫌」という軸で車を探したらN-BOXにたどり着いたという人も多くいました。彼女たちは普通車もいっしょに比較しているのが特徴。N-BOXの内装は普通車に負けないしっかりしたものが採用されているのが1位になった大きなポイントかもしれません。
N-BOXは2020年12月にMCを行い、標準車とカスタムそれぞれに「コーディネートスタイル」と呼ぶ内外装の別バージョンを用意しました。この辺りも女性を意識しているのかもしれませんね。
2位「ダイハツムーヴキャンバス」ちょうどいいサイズのスライドドアが高評価
●143.0〜175.45万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1655 mm
背が高くて室内が広い軽スーパーハイトワゴンは便利ですが、一方で形がアンバランスと感じる人もいたりします。背が高くて幅が狭いから不安定な感じがあるのかもしれません。
ムーヴキャンバスはスーパーハイトワゴンよりも全高が低く、さらにエンジンが置かれるスペースをなるべく短く見えるデザインにしたことでバスのような雰囲気が特徴です。また、全体のデザインもビンテージ感が漂うようにしています。
アンケートでは「かわいい見た目が好き!」と回答した人が全体の半数近くになりました。また、2トーンカラーも独特な配色を多く設定しています。それが女性ユーザーの琴線に触れ、「色がかわいい!」と答えた人が20%以上いました。
もちろんムーヴキャンバスの魅力は形や色だけではありません。背が高すぎないので車内は狭さを感じさせずに、適度な包まれ感が。このトールワゴンクラスは後ろのドアが前席と同じヒンジ式になるのが普通ですが、スライドドアなので乗り降りが楽にできるのも便利。しかも後ろの席に荷物を置きたいとき、荷物が転がらないようにしてくれる置きラクボックスが用意されるなど、使う人のことをしっかり考えてくれている車になっています。
3位「ダイハツタント」かわいい見た目と他にはない便利が詰まった軽自動車
●124.3〜200.2万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1755 mm
タントは、「背が高い軽自動車って便利!」ということを世に知らしめたモデル。初代から子育てママに便利な機能をたくさん詰め込み、デザインもママやお子さんが親しみをもてるようにしてきました。アンケートでも「デザインが好き(26.7%)」「見た目がかわいい(8.9%)」という回答が上位に来ています。そして「機能性(13.3%)」という答えも上位に。
タントの機能面での最大の特徴が、助手席側の柱をスライドドアに内蔵させたことにより、助手席ドアとスライドドアを開けると1490mmという大きな開口部が現れること。小さなお子さんはもちろん、ママ世代のご両親が乗るときにもとっても便利です。もちろん荷物だって楽に積めます。
さらにこのスライドドアは降りるときに予め設定しておくと、車に近づくだけでドアが自動で開いたり、逆にドアが閉まり切る前に施錠を予約して車を離れることもできるのです。
助手席を一番前までスライドすると運転席から後部座席に簡単に移れるので、後ろにいるお子さんの世話も楽にできます。
4位「スズキハスラー」見ているだけで元気が出てくる軽SUV
●128.04〜179.08万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1680 mm
2014年の発売と同時に、「何これカワイイ!!!」と多くの人がスズキディーラーに殺到。たちまち大ヒットモデルとなったハスラー。2020年1月に発売された2代目は初代のイメージを踏襲しながら、かわいらしさに加え、SUVらしい力強さもアップしたデザインになりました。
アンケートを見ても、6割を超える人が「かわいい見た目が好き!」「デザイン・形が好き!」と答えています。アンケートでもうひとつ注目したいのが「操作性がよさそう(11.8%)」という回答が3位に入っていること。
軽自動車はボディサイズに規格があるため全長と全幅は基本的にどのモデルも変わりません。でも「小回りが効きそう」「使いやすそう」という操作性に関連するコメントが多かったのは、背が高すぎないので全体の印象として運転に不慣れな人も安心できる雰囲気があるのだと思います。
実際に運転席に座ってみると、ハスラーはボディの四隅の感覚が掴みやすく死角も少ないので、細い道でも取り回ししやすいことに驚きます。モデルチェンジしたばかりなので安全装備は最新のものが搭載されているのも◎。
全グレードでマイルドハイブリッドが搭載されているから燃費も良好。かわいいデザインをさらに引き立たせるオプションもたくさん用意されていますよ! 見ているだけでワクワクして、お財布にも優しいSUVだから、きっと素敵なカーライフを送れるはずです!
5位「ダイハツムーヴ」見ているだけで元気が出てくる軽SUV
●128.04〜179.08万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1680 mm
ワゴンRとともに、1990年代から「軽でも広い空間を堪能できる」軽トールワゴン市場を引っ張ってきたムーヴ。今は軽選びの主軸がスライドドアのスーパーハイトワゴンに移っていますが、昔から軽自動車に興味を持っている人にとっては安心のブランドになっているのでしょう。
アンケートの結果を見ても「デザイン」「車内の広さ」「かわいい見た目」「操作性」がバランスよく評価が高くなっています。
現行型ムーヴは2014年にデビュー。従来から標準モデルのムーヴと高級感を高めたムーヴカスタムをラインナップ。標準モデルのデザインはどちらかというとコンサバティブなイメージで、街に自然に溶け込むようなスタイルなので、「目立ちすぎるのは苦手…」という人も安心して選びやすくなっています。一方、カスタムはLEDライトやグリルの大きな開口部で迫力あるデザインに。
室内は大人4人がゆったり移動できるスペースを確保。さらにドアが90度まで開くようにして乗降性を高めています。後部座席の前後に240mmもスライドするので、荷物の量や乗車人数に応じて自由に動かすことが可能。手頃なサイズで便利に使える軽トールワゴンは、今でも積極的に選べる軽自動車ですよ!
6位「スズキスペーシア」スーツケースをモチーフにしたかわいいスーパーハイトワゴン
●129.8〜195.91万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1785 mm
スライドドアを採用した軽スーパーハイトワゴンは他の軽自動車に比べると価格がやや高めなこともあり、標準モデルでも高級感を高めたデザインを採用しているものが多くなります。
スズキのスペーシアもかつてはその路線でしたが、2017年12月に登場した現行型は、旅行で使うスーツケースをモチーフにしたかわいらしいデザインを採用。ここには「ワクワクしながら愛着を持って接してもらいたい」という思いがあるようです。
フロント部に厚みを持たせるとともにガラスを切り立たせたことで、見た目の愛らしさだけでなく実際のスペース拡大も果たしました。室内長は2155mm、室内高は1410mmもあるので、車内でゆったり過ごせますよ。
また、高級感を高めたスペーシアカスタム以外に、アウトドアテイストを盛り込んだスペーシアギアもラインナップ。異なる3種類のデザインから好みのものを選べるのはうれしいところ!
外観だけでなく、インテリアもインパネアッパーボックスをスーツケースのようなデザインにしたり、ドアグリップをスーツケースの持ち手のようにするなど遊び心を盛り込んでいます。
7位「ホンダS660」観ても走っても楽しい軽オープンスポーツ
●203.17〜304.26万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1180mm
女性に人気の軽自動車ランキング、7位に入ったのはなんと2シーターのスポーツカーでした! S660は2015年に登場。エンジンが前ではなく運転席の後ろにあるミッドシップレイアウトを採用したモデルで、ルーフは小さな幌になっているのでクルクルと丸めて外し、オープンエアを楽しむこともできます。ミッションはMT以外にCVTも用意されているから、「スポーツカーが好き。でもマニュアルはちょっと…」という人も安心です。
アンケート結果を見てみると、「デザイン・形が好き!(37.5%)」「かっこいい!(34.4%)」と、このスタイルが好きという人が7割以上! 広くて便利な車ももちろんいいですが、どうせ乗るなら利便性よりカッコいい車というのもアリですよね!
もちろん見た目だけでなく走りも軽自動車とは思えない実力が与えられています。CVTでもマニュアル車感覚で走りを楽しめるパドルシフトを搭載。さらに“SPORT”スイッチを押すと走りのダイレクト感が高まります。
シートにはシートヒーターがついているから寒い冬でもオープンを楽しみやすいのがうれしいところ。S660の屋根を開けて、日本の四季を満喫しながらドライブを楽しんでみませんか。
8位「スズキワゴンR」3つのデザインから選べる便利なトールワゴン
●109.89〜177.65万円 ●全長3395mm、全幅1475 mm、全高1650mm
2017年に登場した現行型ワゴンRは、とても画期的な形で発売されました。ワゴンRが出る前まで軽自動車は標準モデルとカスタムモデルの2バリエーションを出すことが多かったのですが、ワゴンRは標準モデル、上級モデル、そしてカスタムモデルのスティングレーと3つのデザインで登場しました。それも標準モデルにエアロパーツをつけたのではなく、フロントデザインを完全に別に設計した形で登場。
アンケートをみると、ワゴンRもムーヴと同じように「かわいい見た目」「車内の広さ」「操作性の良さ」「デザイン・形」がバランスよく支持されています。コメントは大きさがちょうどいい。室内も広そうに感じるというのが印象的。かわいらしさが支持されていることを考えると、デザイン的には標準モデルに人気が集まっているのでしょうね。
後部座席を荷室側から倒すことができたり、アンダーボックスを外すと深さのあるスペースが出現したり。ここにベビーカーのような高さのある荷物を積んだりできるなど、利便性も抜群! 収納もリアドアに傘立てを設置するなどこれまでにないアイデアが盛り込まれました。
エントリグレード以外はマイルドハイブリッドになるので、燃費の面でも助かります。
10代〜60代まで 女性が好きな軽自動車ランキング 年代別BEST5
10代女性はかわいさとスライドドア重視!
おそらく回答者のほとんどは独身だと思われる10代ですが、「これが好き!」と選んでいるのはスペース効率に優れたモデルが多くなっています。これは友達と遊びに行ったりすることを考えているのでしょうね。
そんな中でトップになったのはムーヴキャンバス。ついでスペーシア、ハスラーと、デザイン重視のかわいさ全開モデルが上位を占めているのが特徴。日本で一番売れていて、他の世代ではトップになっているN-BOXは5位に止まっているのも10代ならではの傾向です。コンサバティブで高級感があるものより、デザインがかわいくて目立つモデルがいいのでしょうね。
また、ベスト5のうち、スライドドア採用モデルが4台もランクインしているのも注目点。スライドドアはファミリーに便利な機能というイメージですが、実はこの世代は自身が子供の頃にスライドドア車に乗っていた可能性が高いのです。ある意味、誰よりもスライドドアの便利さを味わっているのかもしれません。
20代女性が自分用で使う車はかわいい派とシンプル派に分かれる?
上位にはN-BOX、タントというスライドドア採用のスーパーハイトワゴンの人気モデルがランクイン。さらにハスラーやムーヴキャンバスなどデザインに特徴のあるアクティブなモデルが入っています。
注目なのは、5位にダイハツミライース、そして同じダイハツのミラトコットという、どちらかというと昔ながらのベーシックな軽自動車が入っていること。
ミライースは2011年にハイブリッドや電気自動車ではない第三のエコカーというコピーで登場したモデル。現行型は2017年登場の2代目となります。そんなミライースを選んだ理由を見てみると、燃費性能よりも「コンパクトな見た目」「かっこいい見た目」という、デザインやスタイルで選んでいることがわかります。
これはミラトコットも同様で、もっとも多かったのは「かわいい見た目(60%)」でした。この世代は同じデザイン重視でも、かわいいものを選びたいという人と、シンプルで飽きの来ないデザインが好きという人がいるのかもしれないですね。それにしても20代女性にあれだけ人気のあったアルトラパンはどうしたのでしょう。いま乗っている人が多いから次は違うのがいい、ということでしょうか。
子育て世代の30代女性は実用性重視!
30代というと「子育て真っ盛り!」という人も多い世代。そのせいか、ランキングには実用性を重視したモデルが入っています。その上で、高級感があるタイプか、かわいい車かは好みが分かれるところだったと思います。
N-BOXは標準グレードも、カスタムグレードも他のモデルよりも質感の高さがデザインにも現れたモデル。アンケートに答えていただいた30代の人たちが乗っている車を見てみたら…N-BOXという人が一番多かったので、「自分が乗っているのが最高!」という思いもあったのかもしれないですね。
4位に入ったタントは上でも書いたように子育て世代をターゲットにしたモデル。デザインも癖がないので、乗りやすいモデルだと思います。
子供が大きくなった40代女性はSUVやスポーツカーにも注目が
40代は同じ子育て真っ盛りでも、お子さんはだいぶ大きくなって少し手がかからなくなったという人も多いはず。中には親子で共通の趣味を持っていて遠出をする機会が増えたという人も多いでしょう。
1位のN-BOXは超定番ですが、2位にハスラーが入っているのはベビーカーを積んだりすることよりもいっしょに遊びに行くことを考えての選択かもしれないですね。
おもしろいのは5位にスペーシアカスタムが入っていること。かわいい雰囲気のスペーシアよりも高級感のあるカスタムを選んだのは、自分が所有するものに拘りたいという気持ちの現れ?
また、同じ5位に2シーターオープンのコペンが入っていることも注目です。40代が乗っている車を見るとN-BOXやタント、ルークスなどスライドドアのスーパーハイトワゴンが多くなっていました。でもお子さんが大きくなり親よりも友達と遊ぶようになったので、夫婦の時間を楽しみたい人が選んだのかもしれないですね。
慣れ親しんだトールワゴンに乗る50代女性もスーパーハイトワゴンが気になる?
50代の人たちが乗っている車を見ると、スライドドアのスーパーハイトワゴンだけでなく、ワゴンRやホンダのN-WGN、日産デイズ、ムーヴなど、ヒンジ式ドアのトールワゴンタイプが多くなっていました。
実はこの世代が20代のときに初代ワゴンRが登場して日本に空前の軽トールワゴンブームが到来しています。それもあり、50代以上では「スーパーハイトワゴンよりも背の低いトールワゴンタイプの方がしっくりくる」という人が多いのかもしれません。
ただし、いいなと思った車の上位3モデルはスライドドアタイプ。やっぱりスライドドアは便利そうだなという思いもあるのでしょう。
60代女性にはS660が大人気!
20代〜50代はN-BOXが1位になっていましたが、60代はN-BOXが3位にまで落ちています。その座を奪ったのがムーヴ。それにしてもムーヴとワゴンRではずいぶん差がつきました。かつて軽自動車の王者として君臨したワゴンRはスタイル面も含めて新鮮味が薄れているのかもしれません。
50代のところでも書いたように60代も軽トールワゴンブームを経験している世代。なじみのあるタイプのほうが安心感があるのでしょう。乗っている車もホンダライフ、ミライース、三菱eKワゴン、ワゴンRなどスーパーハイトワゴン以外が主流です。
もう一つのトピックは、ムーヴと同率1位でS660がランクインしていること! 60代と言えば定年を過ぎ、夫婦の時間を楽しもうという人もいるはず。それで2シーターオープンスポーツに乗りたいと考えるなんて素敵過ぎます! 自分たちの自由な時間をぜひご夫婦で楽しんでほしいですね!
アンケートで分かった!女性がクルマ選びで重視するポイント&好きなカラーはこれだ!
やはり決め手は価格と見た目
当然と言えば当然ですが、車選びでもっとも重視するのは「値段」。この傾向は高級車よりも実用モデルを選ぶ人たちに顕著で、お店では「どれだけ目の前の車を気に入っても5000円の価格差でライバルのお店に行かれてしまうこともある」という話をよく耳にします。自分が買うものが値段的に納得できるかは大事ですよね。
「見た目」ももちろん大事だし、「室内の広さ」も重要。これは現在の軽自動車の主流がスライドドアのスーパーハイトワゴンで、メーカーによりデザインアプローチが全然違うことからもわかります。
少し意外だったのは、「安全性」が思いのほか低かったこと。出始めの頃は高級車のみについていたような装備も今は軽自動車でも標準装備になっているものが多数あります。もはや「安全装備はついていて当たり前」という感覚なのかもしれないですね。
黒、白までは順当だが3位に青が入る!茶色人気にも注目
日本では昔から車の色は“黒”“白(パール)”“シルバー”が鉄板! 街を歩いていても本当にこの3色の車が多いですし、車を手放す時も黒と白は下取りがやや高めになり、明るめの色は逆に査定が低めになると言われています。その傾向がアンケート結果にもそのまま表れました。
意外だったのは青が3位に入ったこと。かつては青は不人気色の代表だったのですが、今は青と一口にいってもさまざまな色があり、最近は車にもニュアンスカラーが多く採用されるようになっています。淡い感じのブルーでルーフが白の2トーンカラーなどは人気がある配色です。
女性らしいチョイスだなと思うのは、6位に入った茶色。茶色というとピンとこないかもしれないですが、一時期チョコレートカラーが流行しましよね。実は軽自動車はそんな流行を巧みに取り入れ、10年ほど前からチョコレートカラーが増えています。
カーリースなら女性に人気の軽自動車にさらに低い金額で乗れるかも(カルモくんからのお知らせ)
さて、ここでカルモくんからのお知らせです。ここまで紹介してきた軽自動車は、価格的には狙いやすい車種が大半です。しかしそんなお手軽な軽自動車でもカーリースを利用することで、思ったよりもさらに低い月々の支払いで乗ることも可能になるかもしれません。
カーリースは、リース会社が所有する車を定額制で利用できる新しい車の利用方法です。リース料には各種税金や手数料などが含まれているので、頭金も初期費用も必要なく、定額料金だけで車に乗ることができます。
数あるリース会社の中でも、月額10,000円台から新車に乗れるカーリースの「定額カルモくん」なら、次のようなメリットでよりお得にカーライフを楽しめます。
〈定額カルモくんのメリット〉
- 国産全車種全グレードから自由に選べる
- メーカーオプションやディーラーオプションも新車購入と同様に選択可能
- 車選びから申込みまでオンラインで完結
- 納車時は自宅まで届けてくれる
- 時には3ヵ月ほどかかる納車期間が、車種によっては最短4週間の即納が可能
- 契約期間は1年から業界最長の11年(2020年3月、定額カルモくん調べ)のあいだで、1年単位で好きに選べる
- 安心のクローズドエンド方式で、返却時に追加料金の心配もナシ
- 全国30,000店舗以上の提携大手事業者でメンテナンスが受けられる
- 毎年の自動車税(種別割)、車検時の法定費用や自賠責保険料なども定額料金にコミコミ
- メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用も定額にできる
- メーカー保証と同程度の延長保証や返却時の原状回復費補償のついたプランもアリ
- 一定条件を満たせば、契約満了時に車がもらえる
- 電話やメール、LINEなどでマイカーコンシェルジュに気軽に相談できる
「おトクにマイカー 定額カルモくん」を利用すれば、乗り始めの費用や維持費を抑えながら、お気に入りの車に乗ることも可能になります。
女性による、女性のための軽自動車も増えている
今回のアンケート結果を見て、車選びでは見た目が重要だということをあらためて感じました。特に女性はこの傾向が顕著。例えば「これ、かわいい!」と古い輸入車をなんのためらいもなく買ってしまう人も珍しくないんです(男性だとまず「こわれるかも…」と考えるのに、そんなこと気にせず飛びつくのです)。
自動車メーカーは昔から女性に買ってもらおうと軽自動車やコンパクトカーで“女性仕様”を発売してきました。でも当時はおじさんたちが「女の子ってこういうのが好きだよね」と思い込みでデザインし、いざ発売したら女性からまったく見向きもされないというものも多数ありました。
でも今は企画段階から女性スタッフが携わり、多くの女性の意見を聞きながら開発している車がたくさんあります。だからこそデザインもかわいいと思えるし、かゆいところに手が届くような車がたくさん増えたのでしょうね。
※記事の内容は2021年1月時点の情報で制作しています。
自分に合った軽自動車を探す
カルモマガジンではあなたにベストな軽自動車を選んでいただけるよう、用途別でおすすめ軽自動車を紹介しています。
ぜひ車選びにお役立てください。