ノートやセレナ、エルグランドなど、ファミリー向けの車種が好評の日産は、国内の新車市場シェア3位の日本を代表する自動車メーカーのひとつです。最近では先進運転支援システム「プロパイロット」などの運転をサポートする技術を積極的に開発し、導入していることでも知られています。そんな日産の車を使い方にあわせてランキング方式でご紹介します!
過去には個性満点な名車をたくさん輩出。高い技術力が日産車の原点
トヨタ、ホンダと並び、日本の3大自動車メーカーとして知られる日産。近年はCEOを務めたカルロス・ゴーンの不祥事などでお騒がせのイメージがありますが、それでも日産の車は長年に渡り多くの車好きを魅了してきました。
日産の車の魅力と言えば、かつては個性あふれる斬新なモデルが多かったことでしょう。日産は日本の自動車史の黎明期から製造を行っているメーカーですが、そのデザインは昔から斬新なものが多く、オーソドックスで万人受けはするものの、どこかありきたりに映るトヨタ車とは一線を画するものでした。
時代ごとにさまざまな名車を輩出してきた日産ですが、いまだに語り継がれるモデルと言えばスカイラインにフェアレディZ。スカイラインは販売された時代ごとに「ハコスカ」「ケンメリ」「ジャパン」などの愛称で呼ばれるほど高い人気を誇り、現在までに13代ものモデルチェンジを行ってきた不朽のロングセラーモデル。
このスカイラインをサーキットでも走れるようにチューンナップしたモデル「GT-R」も後に販売され、日本国内ではもちろん、海外のカーマニアからも高い人気を誇ります。
そしてフェアレディZは日本を代表するスポーツカーのひとつ。「Z」の愛称で親しまれ、ポルシェ911と並び半世紀以上継続して生産されています。2020年9月には7代目となる新型のフェアレディZのプロトタイプが発表され、大きな話題になったのも記憶に新しいことでしょう。
ここ最近の日産はグローバル市場重視の経営姿勢の反動で国内マーケットへの新車投入が少なく、ラインナップ的にはやや精彩を欠く印象でした。そんな中でもセレナやエクストレイル、ノート、ルークス、そして電気自動車として名を馳せたリーフなどは人気モデルとしてユーザーからの支持を集めています。特に最近では自動運転車の技術開発、電気自動車への推進に余念がなく、運転支援システムの「プロパイロット」を採用したモデルのラインナップも増えています。また、2016年からはエンジンが発電に徹し、モーターの力で走行するe-POWERと呼ぶハイブリッドシステムも登場。技術力なら他の追随を許さないと自負する日産の底力を感じさせました。
2020年の販売台数はイマイチも、王道モデルは堅実にランクイン
■2020年度上半期(4~9月)乗用車販売台数ランキング(軽自動車除く)
順位 | 車名 | ブランド名 | 台数 | 前年比 | ボディタイプ |
---|---|---|---|---|---|
9 | ノート | 日産 | 31,085 | 52.3 | コンパクト |
10 | セレナ | 日産 | 30,135 | 65.6 | ミニバン |
37 | エクストレイル | 日産 | 7,862 | 48.4 | SUV |
39 | キックス | 日産 | 6,963 | 20年6月発売 | SUV |
48 | リーフ | 日産 | 3,565 | 38.6 | ハッチバック |
*50位まで
■2020年度上半期(4~9月)軽乗用車販売台数ランキング
順位 | 車名 | ブランド名 | 台数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
4 | ルークス | 日産 | 41,112 | 20年3月発売 |
9 | デイズ | 日産 | 31,357 | 38.3 |
*10位まで(デイズの前年比にはデイズルークスを含みます)
国産自動車メーカーの最大手とも言うべき日産ですが、4〜9月の上半期販売台数ランキングに日産車がランクインしたのは登録車でわずか5台。TOP10では2台が名を連ねましたが、順位は9位、10位とギリギリと苦戦した感があります。軽自動車もスーパーハイトワゴンのルークスが4位ですが、N-BOXやスペーシアなどのライバルの後塵を拝しています。
そんな中で人気を集めたのがコンパクトカーのノートとミニバンのセレナ。セレナはいずれも日産自慢の技術であるe-POWER、プロパイロットを採用したモデル。ノートもe-POWERがラインナップされます。高い技術力を誇る日産らしいランキング結果になったと言えるでしょう。またSUVでも定番モデルのエクストレイルに加え、街乗りでも使いやすいキックスもデビューからまだ数カ月しか経っていないのに早くもランクインしました。
惜しくも今回のランキングから漏れてしまった車で注目したいのが日産のイメージモデルとも言えるスカイラインやフェアレディZ。伝統ある名車に乗りたいというファンの方からの根強い支持を受けますが、2021年は新型Zで盛り上がること必至です。
3カテゴリーごとの日産車おすすめベスト3を紹介
国産自動車メーカーの中でも大手の一つである日産、個性的なデザインと先進技術、そしてさまざまなシーンでの使い勝手の良さが日産車の魅力です。
そこでファミリーでお出掛けするときにおすすめ、デートなどカッコよく振るまいたいときに乗りたい、そしてアウトドアシーンで大活躍する相棒になりうる車という3つのシーンに適した日産車をランキング形式にして発表。あなたのライフスタイルにピタリとハマる一台が見つかるかもしれません。
ファミリーで使うのにおすすめの日産車
まずはファミリーで使うときにピッタリな日産車を紹介。週末の家族のお出掛けはもちろん、日常的な送り迎えや大型ショッピングセンターでのお買い物にあわせて、大人数で乗っても窮屈にならず、なおかつ積載性もバッチリ。毎日の運転に備えてできれば燃費もよくしたい…というママのお願いにもしっかり応えちゃいます!
家族のお出掛けやお買い物、ちょっとした旅行のときにも頼れる相棒となる1台にふさわしい車をランキングにして発表しましょう。
1位「セレナ」これぞファミリーカーの定番モデル!
●257.6~419.2万円 ●全長4770mm、全幅1740mm、全高1875mm
ファミリー向けの車を紹介するにあたり、やっぱり外せないのがセレナ。セレナは前席間にウォークスルーをいち早く取り入れるなど、「家族で乗るミニバン」であることを意識した造りで多くのファミリーに愛されてきました。
5代目となる現行モデルはいわゆる5ナンバーサイズのミニバンでは室内の長さと幅が最も広いことがアピールポイントです。また使い勝手もよく練られています。シートアレンジのバリエーションが豊富で、2列目シートはロングスライドさせると大人でもゆったりと脚を伸ばせるほどの広さに。横スライドをさせれば前後のスライド量が最大690㎜も広がるので、子供が車内で着替えるときにも重宝するでしょう。
これに加えて走りの面では電動モーターが主役のハイブリッド「e-POWER」を選べばEVのような新鮮なドライブ感覚と好燃費を享受することができます。また、先進安全装備も毎年のようにアップデートされ、ついに単眼カメラにミリ波レーダーが加えられました。そして360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を全車に標準装備。普段の街乗りでの急な飛び出し時にエマージェンシーブレーキが作動するなど、もしもの時の対策もバッチリです。もちろん上位グレードには日産ご自慢の先進運転支援装置の「プロパイロット」の設定もあります。
2位「エルグランド」積載性は最強クラス! MCでよりファミリー向けに
●369.4~789.0万円 ●全長4975mm、全幅1850mm、全高1815mm
先に紹介したセレナも抜群の車内空間を誇りますが、もっと広さを求めるのであれば、エルグランドをおいて他にはないでしょう。デビュー当時から押し出しの強いスタイルと広い車内空間、そして高い走行性能を併せ持っていたことから高級ミニバンのルーツとされています。
3代目となる現行モデルは2010年にデビューして以来、マイナーチェンジも1度きりでしたが、2020年10月に6年ぶりとなるマイナーチェンジを敢行。ドライバーに注意を促すインテリジェントFCW、インテリジェントBSI、BSW、RCTAらが標準装備されるなど、安全装備が進化しています。大きいサイズの車ですが、日々の買い物で運転するのにはちょっと心配となるママたちの声を反映させ、普段から乗りやすい車へと転身しました。
もちろん、車内の広さ、積載性の高さは国産車随一。シートは助手席、2列目2席と計3席でオットマンが使用できるうえ、室内高も2列目シートからで1300mmもあるので、頭がつっかえるような窮屈さを感じることはありません。どのシートもゆったりとした作りになっているので、車内というよりもまるでリビングにいるような感覚に浸りながら車移動ができます。
3位「エクストレイル」子供たちとの思い出を作る3列シート仕様も
●248.2~412.5万円 ●全長4690mm、全幅1820mm、全高1740mm
上位2台はミニバンなので、ファミリー向けなのは言ってみれば当たり前な話。ミニバン以外でファミリー向けの車ということで、おすすめしたいのがエクストレイル。SUVなだけにアウトドア志向が強く、積載性はともかく乗員数は最大5人と思われるかもしれませんね。
20Xi、20Xi Vセレクションのみの設定となりますが、現行型のエクストレイルでは3列シート車が用意されます。セレナと比べると3列目はやはり狭いのですが、ラゲッジスペースは7人乗り仕様でもそれなりの広さが確保されています。
安全面では360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を全車に標準装備。さらにカーブ進入時はドライバーの捜査状況に基づいて4輪の制動を制御するインテリジェントトレースコントロールシステムが作動。コーナーリングが安定し、高速道路走行時も安心できます。
2人でカッコよく使うのにおすすめの日産車
日産と言えばスポーツカー、セダンで数多くの名車を輩出してきたメーカー。今でもスポーツカーやスポーツセダンをラインナップしています。コロナ禍で移動手段が気になる昨今、少人数でいつでも好きなところに移動できる車に価値を見いだす方も増えてきていることでしょう。
そこで、ひとりで乗るのはもちろん、2人乗りでスタイリッシュにキマるモデルを紹介。デートはもちろん、休日のドライブにもハマること間違いなしです。
1位「GT-R」永遠に色あせない、日産不朽の名車
●1082.8~2420.0万円 ●全長4710(4690)mm、全幅1895mm、全高1370mm
*カッコ内はNISMO
桁外れな金額なだけに1位にランク付けするのはやや迷いましたが、日産の車でカッコよくキメるとなると、やはり外せないのがGT-R。元々はスカイラインをレース仕様にしたハイパフォーマンスカーの後継モデルなだけに多くのファンがいるのはもちろん、いまだに根強い人気を誇る日産不朽の名車と言えるでしょう。
GT-Rの魅力は一言では語りつくせないほどですが、サーキットなどの高速走行はもちろん、市街地や濡れた路面など、どんな状況でも安定した走りを堪能できます。「誰でも、どこでも、いつでも乗れるスーパーカー」という具合にその走りを体験できるところが大きな魅力のひとつです。
もちろんスカイラインから受け継いだ丸目の4灯テールランプやスタイリッシュな外観など、その見た目もクール。やはり「日産のカッコいいクルマ=GT-R」は説得力抜群です。乗って楽しい、見て美しいとあって、一度乗ったらその魅力にハマってしまうこと請け合いです。
2位「キックス」街乗りがクールにキマる進化型SUV
●275.9~286.9万円 ●全長4290mm、全幅1760mm、全高1610mm
最近、世代を問わず人気が高いSUV。ワイルドな雰囲気の外観と実用性の高さが人気の理由となっていますが、なかでもカッコよく乗るならおすすめしたいのが2020年6月に日本国内で発売が開始されたキックスです。
アウトドア時にも役立つのは間違いなしですが、キックスの魅力は何といってもその洗練されたフロントのデザイン。ダブルVモーショングリルやフローティングルーフが採用され、ヘッドランプにはLEDを使用。スマートながら押し出し感の強いフロントフェイスになり、スタリッシュな雰囲気がアップ。さらにボディカラーも全部で13種類から選べるなどバリエーションも豊富。ツートンカラーにするとより街乗りがクールにキマることでしょう。
キックスのパワートレインはe-POWERのみの設定で、電気自動車のようなレスポンスや加速が楽しめます。一度乗ったらハマること間違いありません。また、ボディカラー同様にシートの色もツートンに変更できるため、オシャレに乗りたいというニーズにもバッチリ応えてくれますよ。
3位「ノート」小回り抜群。あらゆるシーンで活躍のオールラウンダー
●202.9~218.6万円 ●全長4045mm、全幅1695mm、全高1520(1505)mm
*カッコ内の全高はS、Fグレードのもの
最後に紹介するノートはあらゆるシーンで活躍するオールラウンダー、ノートです。全方位の安全を確保するべく、360度セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を採用し、さらにプロパイロット機能も搭載。NissanConnectナビゲーションシステムと連動するシステムのものはこれが初めて設定されるということで、高速道路での運転でも頼れるようになりました。
2020年12月から発売された3代目はすべてがe-POWER専用車に切り替わりました。搭載されるe-POWERは第二世代へと進化。加速感と静粛性が高められています。4WD車には本格電動式のe-POWER 4WDというシステムが初採用され、雪国も荒れた路面でも頼れるようになりました。
これまではやや中性的な顔立ちだったノートですが、フルモデルチェンジ後の3代目モデルはヘッドランプとフロントグリルが一体デザインの薄型に変わったため、キリッとした顔つきに変身。13種類からなるボディカラーはブラックと合わせたツートンカラーも用意され、よりスタイリッシュな雰囲気にすることも可能です。
アウトドアの相棒におすすめの日産車
車を買ったらぜひやりたいのがキャンプやバーベキューなどの外遊び。食材やテント機材などを揃えるとどうしても大荷物になるので、積載性の高い車がマスト。さらに大人数で出掛けた方が楽しいことを考えるとある程度の人数が乗れる車が好ましいでしょう。
これにあわせて山道などの悪路を走るときに頼れる高い走行性能を持ち、さらにいざとなったら電力を取れる車だとバッチリですが…そんなキャンパーたちの欲を叶えてくれるアウトドアの頼れる相棒を集めてみました。
1位「エクストレイル」雪山でもバーベキューでもどんとこい!
●248.2~412.5万円 ●全長4690mm、全幅1820mm、全高1740mm
やはりアウトドアに向いている日産車ということで選ぶなら、エクストレイルの右に出る車はないでしょう。アウトドアで使うことを前提に考えて、シートやラゲッジ部分は防水仕様に。さらにフロア部分も防水になっているので、濡れたブーツのまま乗り込んでも大丈夫。滑りにくくもなっているので安心して乗りこめます。
もちろんラゲッジ部分はSUVにしては超の付くほどの大容量。バーベキューセットはもちろん、食材をたんまりと買い込んでもまったく問題ありません。ちなみに2列シート、ガソリン車のラゲッジは2枚のボードで間仕切りができる防水のラゲッジボードを採用。ギアの種類や収納スタイルに合わせてさまざまにレイアウトできるので、スノーボードやスキーなどの時には重宝することでしょう。
さらに走りの面でも最低地上高が豊かなエクストレイルなら山奥のキャンプ場や轍が深いスキー場そばの雪道でも安心感が段違い。4WDシステムも本格派です。そして日産ご自慢の「360°セーフティアシスト」は全車標準装備。急な飛び出しなどの際に衝突回避を支援してくれます。野生動物が路上に急に飛び出してきてもこれで安心ですね。もちろん先進運転支援の「プロパイロット」の設定も用意されています。
2位「エルグランド」大人数での外遊びならこの一択!
●369.4~789.0万円 ●全長4975mm、全幅1850mm、全高1815mm
「大人数でのお出掛け」となると、外せないのがミニバン。キャンプ場やスキー場までの長距離の移動中もゆったりと過ごしたいときにはやっぱりキングサイズミニバンの代表格である、エルグランドが候補に上がるでしょう。
プレミアムミニバンならではのシートは見た目のみならず座り心地も良く、オットマンも3ヵ所で同時に使えるなど、車内というよりもまるでリビングとも言うべき居心地の良さを誇る車です。
2020年10月に行われたマイナーチェンジではその内装もパワーアップ。1列目の中央部分には10インチにもなる大型のディスプレイを採用して、ナビなどがより見やすくなるように進化。2列目のキャプテンシートはシートバック中折れ機能で長距離移動での疲労を軽減するとともに、アームレストの角度調整も可能に。さらに折り畳み式のシートサイドテーブルを追加し、オットマンも大型に変更するなど、よりくつろげる車へと進化を遂げていきました。
もはやこの車自体がテントのようなものですが、アウトドアで重要な積載性はもちろん抜群。3列すべて使った状態でも大型のクーラーボックスが2つも積めますし、ゴルフバッグは9インチなら最大で6個までOK。家族でのお出掛けはもちろん、接待ゴルフなどでも大活躍することでしょう。
3位「キックス」いざというときは雪道もOKな万能型
●275.9~286.9万円 ●全長4290mm、全幅1760mm、全高1610mm
アウトドアとなればSUVのホームグラウンドとも言うべきシチュエーションですが…そうなると当然、キックスにも出番がやってきます。FF車なので4WDよりも悪路に弱い印象がありますが、「e-POWER Drive」と呼ぶ機能を使えば、アクセルペダルを離すだけで強めの回生ブレーキが働くのでスリップするような路面でもキッチリ減速します。
また、キックスは最低地上高が170㎜とコンパクトSUVではトップレベルのサイズになっているので、大きな砂利がゴロゴロしているような道や深い轍のあるような道でもスイスイと走っていけるので、車が傷つく心配もありません。運転に自信がなくても一安心ですね。
さらにうれしいのがラゲッジスペース。大人4人が乗ってもラゲッジスペースの容量は423Lと大きく、通常サイズのスーツケースなら4つ乗せても大丈夫。後部頭上のスペースも広いので荷物を詰め込んでもギュウギュウになった感じがしないのでストレスフリーで楽しめますよ。
その他のおすすめしたい日産車
ここまで「ファミリー向け」「カッコよく乗る」「アウトドアの相棒」という観点でおすすめの日産車を選んできましたが、惜しくも候補から漏れた日産車たちをピックアップ。いずれ劣らぬ魅力を持つ車ばかりなのでこちらもぜひチェックしてみてください!
「フェアレディZ」日本の自動車史に残る名車
「カッコいい日産車」のカテゴリーで紹介するか最後まで迷った1台がフェアレディZ。日産を代表する車であり、根強いファンが多いモデルではありますが…いかんせん、7代目となる最新モデルがまだプロトタイプのみの発表だったため、泣く泣く今回は選外とさせていただきました。
現在販売されている6代目は先代モデルからエンジンの排気量を200cc増加させ、ロングノーズを表現するため、ホイールベースを100mm短縮したデザインが特徴。フェアレディZならではの流線型のボディが美しい一台です。
「リーフ」おサイフにやさしい電気自動車のパイオニア
ややサイズが小さいため、「ファミリー向けの車」の選考から漏れたのがリーフ。現行型は先代から航続距離が飛躍的に進化。40kWh駆動用バッテリーを搭載した標準モデルは1充電での航続距離が322km(WLTCモード)に。62kWhバッテリーを搭載したe+なら1充電での航続距離が458km(WLTCモード)に達します。
ちなみにリーフは国産車では初となる本格自動駐車システムの「プロパイロット パーキング」を搭載。車が駐車可能位置を認識した後にプロパイロットパーキングスイッチを押し続けると、アクセルやブレーキ、ハンドル、シフトの操作まで自動で行い、駐車が完了するとパーキングブレーキも自動でかけてくれます。バック駐車が苦手というママにもうれしい存在です。
「デイズ」初マイカーにはピッタリの万能選手
最後に紹介したいのが軽自動車のデイズ。今回は小さな車をおすすめできるカテゴリーが少なかったので選考漏れしてしまいました。デイズは日産(と三菱の合弁企業)の作る軽自動車だけあって、小回りが利いて運転しやすいという軽自動車の利点に加えて、静粛性の高さや内装の作りは軽自動車離れしています。この点では日産(と三菱、そしてホンダ)はさすが登録車中心のメーカーだなと感じます。
もちろん先進安全装備も充実しているので免許を取りたての方への初マイカーにもピッタリ、一方で遠出に便利な先進運転支援の「プロパイロット」も選ぶことができるなど万能選手としての顔も持ち合わせています。
用途に合わせて個性豊かな日産車をチェックしよう
家族で乗るにも、カッコよくキメるのにも、キャンプに役立つなど、個性的なキャラクターを見せる日産の車たち。あらゆるシチュエーションにバッチリとハマる車が揃っているので、用途に合わせて車を探している時は日産の車をぜひチェックしてみてください!
<ここからは定額カルモくんからのお知らせです>
人気の日産車にお得に乗る方法
近年人気を集める、車の新しい持ち方があるのをご存知ですか。自分が選んだ車に毎月定額の料金を支払って乗る、車の「サブスクリプションサービス」「カーリース」と言われる方法です。
カーリースなら、初期費用が不要な上に、残価設定によって車両価格が抑えられるので、カーローンの想定よりも価格の高い車に手が届くことも。
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*調査方法:インターネット調査 調査期間:2021年2月12日~15日 調査概要:カーリース10社を対象にしたイメージ調査 調査対象:男女、全国、18~69 歳、運転免許保有、(1)(2)週1回以上運転するファイナンシャルプランナー176s、(3)カーディーラー勤務者297s 調査実施:株式会社ショッパーズアイ 比較対象企業:「カーリース」Google 検索9社(2021年1月29日10 時時点) 広告、まとめサイトなどを除く
※記事の内容は2020年12月時点の情報で制作しています。