クラス唯一のディーゼルエンジンとスタイリッシュなボディを持つコンパクトカーとして人気のマツダデミオ。そんなデミオの全てのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
自分の好きな色を選んでいいの?ボディカラー選びは重要!
せっかくの愛車、誰だって自分の好きな色のクルマに乗りたいはずです。しかし、そのボディカラーによって手放す時に損をしたくないというのも正直な気持ちでしょう。それでは、売却するときに損をしないボディカラーというのはあるのでしょうか。今回はスタイリッシュなコンパクトカー・マツダデミオの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がオススメするカラーなどを紹介します。
マツダデミオの人気カラーランキング発表!
まずはカルモマガジン編集部がマツダ広報部に独自取材を行い、判明したデミオの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはデミオのカタログモデルに加えて、2018年11月現在販売されている特別仕様車を含んだものとなっています。
デミオに設定されているボディカラーは非常に多彩で、カタログモデルの全モデルに設定されている10色をはじめ、ベーシックグレードにのみ設定されているアークティックホワイト、そして特別仕様車にのみ設定されているセラミックメタリックを含めた全12色となっています。 豊富なカラーバリエーションのデミオですが、果たして人気No.1のボディカラーは一体何でしょうか。
人気第1位となったのはソウルレッドクリスタルメタリックです。
コンパクトカーでは白(パール)やシルバーなどが1番人気となるのですが、デミオではマツダらしい、ソウルレッドクリスタルメタリックが1位となりました。この色は+5万4000円の有償色となっていますが、圧倒的な人気となっています。
続く第2位はソニックシルバーメタリックです。
明るいシルバーで、特別仕様車のノーブルクリムゾンとモータースポーツのベース車両となる15MBを除く全グレードに設定されています。
第3位はスノーフレークホワイトマイカでした。
このボディカラーは+3万2400円の有償色ですが、その名前のとおり雪のような純白が多くの人に支持されているようです。この色は特別仕様車を含めた全グレードに設定されています。
マツダらしい美しいイメージカラーが圧倒的人気!
コンパクトカーのデミオからSUVのCX-8まで、流麗なスタイルが自慢のマツダは、色に対してもこだわりが強く、特にイメージカラーのソウルレッドクリスタルメタリックはその美しさに定評があります。絶対に社用車には見えないこのカラーがデミオの圧倒的1位となりました。
デミオのカラーバリエーションを全紹介!
ソウルレッドクリスタルメタリック
デミオで人気ボディカラー第1位に輝いたのがソウルレッドクリスタルメタリック。2017年11月の一部改良時にソウルレッドプレミアムメタリックに変わって登場しました。マツダの塗装技術「匠塗」ならではの生命力に溢れたエネルギッシュな強さと鮮やかさ、そして濁りのない深みと艶感を進化させています。+5万4000円有償色ですが、デミオユーザーの圧倒的な支持を集めています。ベーシックグレードの15Cを除く全グレードに設定されています。
ソニックシルバーメタリック
デミオの人気ボディカラー第2位となったのが、ソニックシルバーメタリックです。デミオは2色のシルバー系のボディカラーを設定していますが、このソニックシルバーメタリックは明るいシルバーと言えます。特別仕様車のノーブルクリムゾンと15MBを除く全グレードに展開されています。
スノーフレイクホワイトパールマイカ
人気ボディカラー第3位となったのが、スノーフレイクホワイトパールマイカです。この色は+3万2400円の有償色ですが、デミオでは白(パール)系のボディカラーはこのスノーフレイクホワイトパールマイカが中心となっており、全グレードで設定されています。
マシーングレープレミアムメタリック
ソウルレッドクリスタルメタリック同様にマツダの塗装技術「匠塗」により、まるで職人が手塗りしたような高い質感を実現したのが、このマシングレープレミアムメタリックです。深みのある濃いグレーはまるで鉄の塊から削りだしたようなリアルな金属の質感が特徴です。+4万3200円の有償色で、全グレードに設定されています。
エターナルブルーマイカ
薄いブルーのボディカラーです。特別仕様車のノーブルクリムゾンと15MBを除く全グレードに設定されています。
ディープクリムゾンマイカ
鮮やかな赤のソウルレッドクリスタルメタリックに対して、落ち着きのある濃い赤となるのが、このディープクリムゾンマイカです。この色は全グレードで選べます。
ダイナミックブルーマイカ
深い海のような深みのある青がダイナミックブルーマイカです。カタログモデルの全グレードに設定されていますが、ノーブルクリムゾンやミストマルーンといった特別仕様車には設定されていません。
ディープクリスタルブルーマイカ
3色用意されているブルー系のボディカラーの中で、最も濃いのがこのディープクリスタルブルーマイカです。特別仕様車のノーブルクリムゾンと15MBを除く全グレードに設定されています。
チタニウムフラッシュマイカ
濃い金色というのが最も近い色がチタニウムフラッシュマイカです。特別仕様車のノーブルクリムゾンと15MBを除く全グレードに設定されています。
ジェットブラックマイカ
デミオでは当てはまりませんが、一般的には人気色の黒がジェットブラックマイカです。習字の墨のような光沢のあるブラックとなっています。この色は全グレードで設定されています。
セラミックメタリック
セラミックメタリックは光沢のないマットなグレーです。特別仕様車のミストマルーンとノーブルクリムゾンにのみ設定されています。
アークティックホワイト
写真はありませんが15C、15SおよびXDといったベーシックグレードにのみ設定されているソリッドな白です。受注生産のため、納期は時間がかかるようです。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全12色用意されているデミオのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」、「気取らないカラー」、「クールなカラー」、「個性的なカラー」という4つの視点でオススメのボディカラーを選んでみました。
「売るときに有利なカラー」
一般的に人気色である白(パール)、黒、シルバーとリンクしやすいのですが、デミオはその法則にあてはまりません。マツダの塗装技術を結集した人気第1位のソウルレッドクリスタルメタリックやマシーングレープレミアムメタリック。そして定番のスノーフレイクホワイトパールマイカを挙げたいと思います。
「気取らないカラー」
ジェットブラックマイカ、ソニックシルバーメタリックあたりの定番カラーならば、街で見かけますし気取らず乗ることができるのではないでしょうか。
「クールなカラー」
特別仕様車にしか設定されていませんが、セラミックメタリックをまず挙げたいです。マットなグレーは人気の高いデミオの品格を向上させる効果もあります。そして有償色ですが、マシーングレープレミアムメタリックの金属感はまさにクールな印象です。そして、エターナルブルーマイカの薄いブルーもクールなカラーにあてはまるのではないでしょうか。
「個性的なカラー」
通常ならば赤のボディカラーは個性的と言えるのですが、ソウルレッドクリスタルメタリックは一番人気。そこで、濃い赤のディープクリムゾンマイカを挙げてみました。そして、あまり見たことのない色ということで、チタニウムフラッシュマイカも挙げたいと思います。
パーソナルユーザーの多いデミオは赤を選んで正解!
赤いボディカラーが人気第1位というのは、デザインにこだわっているマツダらしい現象ではないでしょうか。ボディカラーの人気上位に有償色が多くランクインするのもユーザーがメーカーのこだわりを理解して購入している証拠といえるでしょう。一般的に赤いボディカラーなどは普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあります。
※記事の内容は2018年12月時点の情報で執筆しています。